Puisque l'aube



■ブログ解説記事
*"黎明燃え広がりて" 落合訳

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《黎明燃え広がりて》

                  ポール・ヴェルレーヌ
                  落合訳        


黎明燃え広がりて 曙の時
積日に失われた希望が戻る
私の祈りは聞き入れられ
歓びの全てが戻り来る


柔らかな情炎映す艶なる瞳よ、私を導け
未来を示せ、おお震える掌をとれ
真直に歩みたいのだ
苔むした路も
岩に石に鎖(とざ)された途も


遅々とした道程の慰めに
他愛ない歌を口ずさむ
煩いなく疑念なく
私の声に耳傾ける人が居る
此れ以外の天国など望まない




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