Vaguement ]



ダメになる

October 20, 2017

ダメになってるブルゴーニュ君。


体温調節がうまくゆかない飼い主のためにエアコンを入れてるのに、1等満喫してるブルゴーニュ君です。

エアコンはおろか吹きさらしで何年も過ごしてきたのだものね。
ブルゴーニュ君にとっては考えられないくらい快適なのね。

手編みのショールを掛けてやると気持ち良すぎてダメになってる図です。


ブルゴーニュ君の避妊手術から1月近く経ったので昨日は混合ワクチンを頑張ってきました。


(去勢避妊手術は先住犬が居ないなど家庭条件に関わりなく、一定の保健所引出しの場合は譲渡の誓約条件です)

避妊手術でちょっぴり痛くて不安な思いもした場所なのに、嫌がらず落ち着いてトコトコ診察室に入ってくれてお利口にワクチンを受けられました。


お医者様にもワクチン帰りに寄ったお店でも、会う人みんなにお利口って褒めてもらってドヤ顔のブルゴーニュ君。


人を見て足がすくんでしまうことも少なくなって、自分から近づいていけるようにもなった。

とっくに成犬になった子が毎日成長してる。
引換え人間の日々の成長具合はいかに怠惰なグラフの線を描いてるかと思うと我ながらうんざりする。



私たちの連弾

October 08, 2017

連弾?


大切な楽器を引っ掻いたりしないブルゴーニュ君だから、お膝に乗せてそうっと手を置いてみました。

普段はピアノの傍のクッションでじっと耳を傾けていますヨ。


うちに来た頃は手足に糞尿が原因と思われる、洗っても落ちない着色があったの。


ずっと茶色のまんまでもいいのよってブルゴーニュ君に言い聞かせてた。この子の歴史の色だから、私も特に汚れを落そうとしたこともなかった。普通にお風呂に入れて普通にブラッシングして、ふと気がつけば此んなに綺麗になってました。

季節的にも冬毛に生え変わってゆく時期だからかもですね。
お指の間はまだ着色がたくさんあるけれど私たちはこれで充分。


そうそう病院帰りに靴下を見つけました。


ブルゴーニュ君色でしょう?
これ履くとペア感が増すかも。


むふっ。


靴下はよく見えないけど本人たちはペアルックに満足です♪


?僕が間違えた道
?僕のお名前
?僕らの月日
?僕らの分かれ道
?きくらげの寄り道
  ?きくらげのコト
?僕らの十字路
  ?はぐぬまJて
?僕らの道のり
  *ワンコとの日々
  ?僕らがまた会えた朝
  ?僕が見たフードの食べ方
*涙と針路
  *振り返るワンコ
  *2年半分のプレゼント



不協和音だらけ

October 04, 2017

不具合だらけ。不協和音だらけ。
心なしかブルゴーニュ君も凹んじゃってるかな・・・?


今日は病院をお休みするはめになった。
病気を療す病院を体調不良でお休みって変な感じね。

そんな時でもブルゴーニュ君がお膝に乗っかると体温がじんわり伝わってきて幸せになれる。


ブートキャンプに不具合が起きた一件は


  *貧血と熱でぽ〜っと・・・

エラーナンバーはインストし直しを要求するもののようだけど、作業する気力体力がなくって数日放ってる。

代わりに身体を休めながらブログに本のお話を書こうと思った。


マルティン・ブーバー著 "我と汝" という宗教哲学を読んでます。


引用しようとバッグをさぐっても無い。 不協和音だらけね〜
昨日病院に忘れてきちゃったかしらってお電話したけど届いてないんですって。

こんな日はプーランクの小品をゆっくり弾いて慰められよう。
楽曲の不協和音の数は今日の私の1日ほどはないから。



貧血と熱でぽ〜っと・・・

October 02, 2017

Mac側に救い出せたフォルダより。前に写してた駄菓子です(汗)


昨日急なエラーでブートキャンプに入れなくなって
Win側ソフトがみなまでも使えなくなってるみたい。
まるで今日の私の身体のようですよ・・・

デジカメさえ持たないでiPhoneで写すだけの拙ブログの写真は
もともと接続詞代わりに使うだけだから何だって良いワ。


赤血球ってはじめ大きな細胞になってて、成熟すると小さくなってゆくのですってね。知らなかった〜


あまり耳にしない貧血になってしまって説明を受けました。お初に知ることだらけでした。

今日はジゼルで長い時間外出した後遺症の発熱2日目。

  *ジゼル2017

数日寝込むのは覚悟の上。行けて良かったなあって思い出しながら、午後までもう1度おやすみなさい・・・



振り返るワンコ

September 23, 2017

ブルゴーニュ君が振り返る。

後ろからお友達が呼んでくれたからです。


お友達を待って、ご挨拶して並んでお散歩できる幸せを味わってるブルゴーニュ君。此んな平和な風景は1等初めからじゃあなかったの。


過酷な2年半を過ごしてきたブルゴーニュ君は前を見てお散歩できなかったのです。


常に追われたり苛められたりしてたのか、5秒に1回後ろを振り返ってた。何もないのに振り返っては怯え、葉っぱ1枚散る音にも躰を震わせた。

その度に撫でて抱きしめて大丈夫よって伝えてた。
根気よく何回でも。たとえ5秒に1回でも。

すると、飼い主と一緒なら大丈夫って思ってくれて、段々振り返らなくなった。


しばしば脚が触れ合うほどピッタリと寄り添って
飼い主の体温を感じて歩くようになりました。
ヵシヵシヵシ・・・って可愛い足音を立てながら。

今のブルゴーニュ君は道で優しいお声に呼ばれ、撫でてもらうために振り返る幸せを知りました。


昨日から再び発熱してしまった。病院がない週末ってホッとして疲れが出るのかな〜。2日間ゆっくり過ごします。



涙と針路

September 18, 2017

治療も手術も痛みも、まあまあ我慢強いほうだった気がする。


身体の辛さも筋力リハビリも生活を整えることも、頑張ったほうだって思う。

その間泣くことは少なかったのに、ブルゴーニュ君が来てくれてから堰を切ったように感情が溢れ出るようになった。


ほわほわしたコートでお膝に乗ってくる仔の重みが愛しくて
ミルクティー色の優しい手触りに慰められて
何だかよく泣くようになった。

治療のための我慢や、自分で決めた義務や制約や、
思う通りにならない身体や、できない事が沢山ある現実や、
可愛いワンコの前でいろんな感情を洗い流すようによく泣いた。


ミルクティー色のブチ模様はどんどん流れる涙を全部受け止めてくれて、やさしい手触りは心を癒してくれた。


今日でブルゴーニュ君2世が来てくれて丁度ひと月になります。

  ?僕が間違えた道
  ?僕のお名前
  ?僕らの月日
  ?僕らの分かれ道
  ?きくらげの寄り道
    ?きくらげのコト
  ?僕らの十字路
    ?はぐぬまJて
  ?僕らの道のり

  *ワンコとの日々
  ?僕らがまた会えた朝


思い立って、ひと月の記念にと問い合わせをしてみた。


ブルゴーニュ君のルーツは、保健所からの引出しが決まって以後しか知らないのだ。

低予算の保健所の環境、その中でも何とか沢山の子が引出しに繋がるよう御尽力くださった方が所内外に居らっしゃったこと、一斉に行われたノミダニ駆除を受けたことなどは教えて頂いてた。

でもそういえば入所日って伺ってなかったワって気がついた。


  昨日すぐにお返事を頂いた。
  6月22日に保健所に入れられたって書かれてた。

6月22日・・・


お庭にしょっちゅう生えてくる可愛いきくらげを飼おうとしてた私たちが、きくらげには既に飼い主が居るって気づいたのが6月21日だった。

  ?僕らの分かれ道

翌日、諦めてきくらげみたいなブチの子を探そうねって話し合った日に、ブルゴーニュ君は遠い島で保健所に入ったのだ。

何もかもが、こうして出逢うために。

保健所の檻に入った日にちさえ、真っ直ぐ針路を決めて会いに来てくれる準備であるかのようだった。誰よりもブルゴーニュ君を必要としてた私たちのところへ。


台風が去り、風は次の季節の匂いになった。
早々と秋口の毛布を出した。


ブルゴーニュ君ももぐって、包まって、嬉しそう。
一生分の辛い事はぜんぶ終わったのヨ、って腕の中のブルゴーニュ君の耳元で何度も囁く。



進歩

September 03, 2017

我が家へ来て数日のブルゴーニュ君は此んな感じでした。


自分の身に起きてる事がつかめずに、ハテナ? な表情でした。

綺麗に洗われブラッシをかけられると寛いでた。
だけれどもしかしたら・・・今までのようにまた住処を変えなきゃならないかと思っていたかもしれません。


会った日は写真のように皮膚が透けてしまうくらいコートが薄かった。


夏の暑さも冬の寒さも此んな薄いコートで耐え忍んできたのかと痛々しくて泣きました。

痩せ過ぎて骨が飛び出してて・・・


お背中の毛は栄養不良で揃わずモサモサしてた。


触るとビクンと身を震わせる癖があった。そうっと優しく話しかけながら、ずっと撫でてた。

ピカー♪
2週間後のコートです。


別ワンみたいでしょう。触り心地もホワホワ〜と柔らかくなってきた。人間のお肌や髪だって食物から摂る栄養がとっても大事ですものネ。

もう怖い目に遭わないってわかったら、怯えた格好もしなくなり
お胸も張れるようになったんです♪


美ワンにはまだまだ程遠いけれど、ブルゴーニュ君なりにゆっくり進歩してるね。

**


明日から病院がハードになる。長い1ヶ月を過ごします。
ブルゴーニュ君の回復&変身ぶりは励みになります。



悪い癖

July 13, 2017

身体が辛い時間も多いのに、人ってしんどさに慣れる。


慣れてくると脳が勝手に 'まだ頑張れる、まだ休んじゃダメ' って謎の指令を出し始める。悪い癖。

何十年も自らに下し続けたコマンドは、今しばらく引っ込めてなきゃいけないのに直ぐに忘れる。脳はつい以前の習慣通りに自分を操ろうとする。


放射線科の診察だけで楽な日だったのに体調が悪くなってしまってハッと気がついた。このごろ無意味にも頑張りすぎてたかも?


1番しなきゃならないのは治療と療養なのに、できることをできる限りやってしまいたくて動いちゃってたかも。

患者としてあるまじきことに寝不足だったし(笑)
もっともっとお休みしましょ。


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会

*微風
  *長いひと月
  *慣れないこと
  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち
  *哀悼

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント


*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に


 *出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ

*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・

*回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ

*降格
  *2度目の冒険

*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目

*怪我の功名
  *伸びとビーズバンド

*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ

*こんなお出かけ
  *ヴルスト先生

*結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭

*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"

*病人と香り
  *2人の看護師さん

*アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓

*コーナーアングル
*居場所

*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って

*Macへ行こう(19)未来を買う

*歩く
  *カプチーノ

*アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き

*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ

*諦めずに
  *過去の肺炎

*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します



哀悼

June 26, 2017

小林麻央さん、亡くなってしまわれましたね・・・


多くのフアンの方々同様に、美しくて優しい麻央さんに私も惹かれていました。

病棟の共同スペースや検査室のロビーなどにテレビがあって、待ち時間にみんな観るともなく目をやっていました。

闘病中の麻央さんのブログ記事についてお報せしてくれるコーナーになると皆なにか一生懸命観るんです。麻央さんの存在に希望を重ねる人が多かったと思います。


ステージが進んだ癌でもしっかりと生きようとする患者さんがいらっしゃることは大きな希望ですし、テレビやブログ記事でその姿に触れられるのは皆の力になっていました。


深刻な病に侵されると、誰かが助かるところを見たいって強く願うようになる人がとっても多いんです。

病気の人を自分自身に重ねて応援する患者さんって沢山いらっしゃるんですね。


助かった人が居ると、自分もきっと大丈夫って励まされたり
快復できない方を我身に重ねてくじけそうになったり。


そんな患者さんたちにとって、麻央さんは特別な存在でした。

皆がメディアから同じ情報を共有してるところは、まるで応援してる病棟仲間のような気持ちを抱かせました。病気との付き合いかたを学ぶ対象でもあり、治療への想いを共有してもいました。


麻央さんが特別に美しくて可愛らしいこと、その笑顔が内側から光ってるようにお綺麗なことにも私たちは癒されていました。


拙ブログは、有名なかたの生死・時事問題・スポーツの記録などについては殆ど述べてきませんでした。誰もが知っていて誰もが近い想いを抱く事柄を今更私などが記したところで・・・って思うからです。

麻央さんの場合は少し違って、
彼女が希望されたと伝えられているように彼女の記録は確かに私たち癌患者を励まし、力を与えてくれていましたと書き留めたくなりました。

哀悼の意を表します。


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会

*微風
  *長いひと月
  *慣れないこと
  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日

 *出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ

*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・

*回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ

*降格
  *2度目の冒険

*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目

*怪我の功名
  *伸びとビーズバンド

*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ

*こんなお出かけ
  *ヴルスト先生

*結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭

*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"

*病人と香り
  *2人の看護師さん

*アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓

*コーナーアングル
*居場所

*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って

*Macへ行こう(19)未来を買う

*歩く
  *カプチーノ

*アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き

*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ

*諦めずに
  *過去の肺炎

*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します



レッスン記録:転遷

June 05, 2017

ブラキカムが細い茎を揺らしてる。


ちょっと雨に当たってもクシュッとなりがちなので、花籠っぽい設えが可憐なお花を生かせるかな?

ちょっとだけ生徒ちゃんのレッスンをしてみました。1時間だけやってみて、また日を置いて病院がない日に1時間・・・そんな感じでちょっとずつ。

今日はまだ過去のレッスン記録だけど、新しい記録が書けるようになってくるといいな。


画集遊びの初めは、似てるもの探しでした。


  *レッスン記録:画集遊び

ひとくちに類似といっても色んな種類がある。
あるの物を見て、把握して、別のある物と結びつける。沢山の事柄・物をいろんな方向から自由に結びつけられるようになるための大切なトレーニングでした。

続けるうちにどんどん独創性を帯びてきていました。

  *レッスン記録:お水に映る

次段階では、


類似パーツを置くことはもはや目標ではなくなり
置いた物によって転遷させることを目指したんです。


たとえば上の "時は岸のない川" に生徒ちゃんは振り子を真似たパーツを置きました。多分形が似てるって理由で置いたのでしょう。だけれどじっと見ていると・・・

置いたことで、揺れる振り子が2重に見えるような印象になるでしょう?

  動く振り子1つで絵全体が動き出す。

ヴァイオリンを弾きたくなったお魚に普段は持っていない手が現れた。弾きたい気持ちが手になった。前には水族館チケットのように羽もなかった。空から皆にヴァイオリンを聞かせたい気持ちが羽になった。

どんなお話でも好いし漠然とで構わない。転遷の魅力を追うのがここでの課題です。


事例は次回にしてジンメル著を引用しますね。


《芸術がその実践・その観賞・その理解の点でこのようにあくまでもそれ自有の根柢に局限され、みずからの存在の基本的な線によって囲まれているとしても、それはけっして存在の他の力および領域からの、いわば生の全体性からの決定的な離脱を意味するものではない。

ではなくて、ここにようやく基礎が与えられたというべきである。基礎とはすなわち、芸術が、それから出発して確実に生へ組み入れられ、また芸術がいわばその上方または下方にある一切のものとの関係において承認せられ得るような基礎が。》

             (斎藤栄治様訳)


■お教室関連リンク

初期
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート

*レッスン記録:楽譜を作ろう!
*レッスン記録:上の音
*レッスン記録:痩せたメダカ
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
*レッスン記録:イチゴのタイ
*レッスン記録:指番号
*レッスン記録:音の実

*レッスン記録:復習とカメ
*レッスン記録:音ブロックで曲を弾こう
*レッスン記録:好きな曲を作ろう!
  *緊張するレッスン
  *泣いちゃダメ?
  *レッスン記録:下地(1)色
  *レッスン記録:下地(2)味


記号
*レッスン記録:ト音記号
*レッスン記録:臨時記号


音符
*レッスン記録:音符の長さを憶えよう
  *子供の絵、母の悩み
  *レッスンと色

*レッスン記録:十六分音符
*レッスン記録:床の五線
*レッスン記録:紙粘土
  *先生の真似

*付点音符を憶えよう
*レッスン記録:付点音符のサイズ


成長過程
*レッスン記録:記憶の拡張

*7ヶ月でカバレフスキー
*お庭レッスン

*レッスン記録:香りレッスン
*レッスン記録:ハーモニー体験


リズム
*レッスン記録:リズム解き
*レッスン記録:食べ物カード
*レッスン記録:楽語とリズム


暗譜
*レッスン記録:はじめての暗譜
*レッスン記録:楽譜の道筋
  *1年間のレッスン記録


トレーニング
*レッスン記録:音階練習
*レッスン記録:指遣いのカリキュラム
*レッスン記録:音階と和音


幼児期の聴音
*レッスン記録:はじめての聴音
*レッスン記録:寒暖の和音


アウフタクト
*レッスン記録:アウフタクトの導入
*レッスン記録:アウフタクト実践例
  *レッスンこぼれ話:ピンクのうさぎ
*レッスン記録:なめこぐま
*レッスン記録:はじめてのバラード
*レッスン記録:ぬるぬる


お箱遊び
*レッスン記録:雪のパーツ遊び
*レッスン記録:お箱遊び
*レッスン記録:異名同音
*レッスン記録:異名同音 'として'
*レッスン記録:お箱卒業の日


画集遊び
*レッスン記録:画集遊び
*レッスン記録:ポムポム・キュビズム
*レッスン記録:ダリに参加する
*ダリとモチーフの引出し
*レッスン記録:ダリと創る
*レッスン記録:画集遊びと思考
*レッスン記録:ダリをお料理する
*レッスン記録:モチーフのイメージ
*レッスン記録:感得
*レッスン記録:お水に映る
*レッスン記録:最後のダリ


音の絵
*レッスン記録:鍵盤でお絵描き
*レッスン記録:太陽のトリル
*レッスン記録:お豆コロコロ
*レッスン記録:ぶどうポロポロ
*レッスン記録:イチゴのたね


*レッスン記録:お菓子パーティー
*レッスン記録:付箋を使う


*レッスン記録:色をつくる


■オトナのレッスン関連記事
*音楽史のレッスン
*ピアノレッスンの主張
*レッスン記録:Dur
*ラヴェル音源とドビュッシーのフェイント
*レッスン記録:月の光
  *僕が見たイケメン生徒ちゃん

*レッスン記録:ドレミ
*レッスン記録:カメラータ
*レッスン記録:モノディと公会議周辺
*レッスン記録:純正律
*レッスン記録:ピタゴラス音律
*レッスン記録:ビデオと地デジ

(スプレーン)
*レッスン記録:読み取り開始
*レッスン記録:記号の意図
*レッスン記録:フェルマータの場所
*レッスン記録:次回のピアノ課題

(月の光)
*レッスン記録:噴水
*レッスン記録:2冊目
*レッスン記録:人の文字
  *レッスン記録:衣装の絵
*レッスン記録:不離一体

(カッサンドル)
*レッスン記録:カッサンドル13
*レッスン記録:カッサンドルそして・・・
*レッスン記録:楽語

(グリーン)
*レッスン記録:君が眼に
*レッスン記録:感じがする



気持ちが折れる

May 30, 2017

夜11時にはベッドに入ってた。


今月夫が公演続きで朝が早いから、他の月より早い就寝になってる。

体温調節がうまくゆかない私は電気シーツで身体を暖めながらコトンと眠ってしまう。夜中に目覚めることは滅多にないのに昨夜は寝苦しかった。

うっすら目を開けるとまだ23h30。
30分しか経ってなかった。


うつらうつらするのに珍しく眠りに落ち切らず
そのまま1hを過ぎた。眠ろうとするのを諦めた。


夫は寝息を立ててた。
起き上がってベッドサイドのiPhoneを手にした。

大切な友達の訃報が入ってた。
ご家族がお報せをくださって僅かしか経ってなかった。

  *友達


ご家族にとって大変な日にお返事がお邪魔にならないよう、幾つかの言葉と、日を置いた後日に改めてコンタクトを取らせていただく旨をできるだけ短めに返信するばかりだった。


そして彼のことを私たちは今日もこの先も大好きだと伝える以外に言葉がなかった。

起き出して、顔が腫れるほど泣いた。


闘病中の誰もが治癒してほしいと願う患者としての気持ちと、大切な友達に笑っていてほしい気持ちの両方が一度に折れてしまった。


具合が悪いまま茫然と過ごしてしまってる。

早朝に共通の友人数人からもお報せがあった。
みんなが悲しい。
みんなに愛された友。


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会

*微風
  *長いひと月
  *慣れないこと
  *アイボリーのリネン
  *チェリービー

*友達

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日

 *出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ

*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト

*回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ

*降格
  *2度目の冒険

*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目

*怪我の功名
  *伸びとビーズバンド

*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ

*こんなお出かけ
  *ヴルスト先生

*結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭

*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"

*病人と香り
  *2人の看護師さん

*アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓

*コーナーアングル
*居場所

*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って

*Macへ行こう(19)未来を買う

*歩く
  *カプチーノ

*アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き

*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ

*諦めずに
  *過去の肺炎

*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します



好きな物に囲まれるとは?

May 21, 2017

小学生のころ仕立ててもらったピンクのスプリングコート。


娘時代は春秋用のマイクロミニワンピースになった。
Iラインを生かして上にマントを羽織ったりした。

ベビーピンクが顔色を明るく映してくれるのが嬉しい年齢になるとマイクロミニは子供っぽ過ぎて、ストレートラインのボトムスを合わせるジャケットブラウスになった。


着られなくなってからも壁に吊り飾ったり、畳んでお人形のクッションになったりしてた。


少ない数のお洋服をとことんまで着たい私にとっては、小学生から大人まで20年余り同じものに袖を通すのは珍しくなかった。

布が傷んでシミができて、浮いたシミを隠すコサージュ穴が空いて、とうとうc+のお別れになった。

見送る前にボタンを確保した。まだまだピカピカしてるボタンは、ピンクコートの思い出と共に別のお洋服の上で生きるんです。

日本女性が生涯に持つ平均的なお洋服数の10分の1も着ることがないのかも。


その代わりクローゼットに好きじゃないお洋服はないのです。

**


'好きな物に囲まれたい' って言い回しを聞く機会があった。

色んな場面で此の言い回しに遭遇してきた今までは、何となくピンとこないなって感じてた。其の欲求は自分にはないから解らないかもって勘違いしてた。

個人的に問いを投げられたことで初めてちゃんと考えてみた。
結果、これまでコンテクストを取り違えてたって気がついた。


好きな物に囲まれたいとは、好きな物がたくさん欲しいなんて意味じゃあないのだ、って遅ればせながら気がついた。


好きな物を持つことは可能でも、それだけじゃ解決できない部分を指してるのでしょう。

実際は '好きな物 [だけに] 側にあってほしい' の意に近いのかも。
いくら好きな物があったって嫌いな物の比率が多いと楽しめないよって気分なのかも。

すくなくとも彼女の場合は嫌いな物を消したいような気分が底にあって、その気持ちが '好きな物に囲まれたい' ってフレーズに変換されてる感じだった。

  それならよくわかる・・・
  少し理解できて嬉しかった。


好きな物に囲まれる幸せを感じたくなったら


好きな物を得るより、好きじゃない物を1つでも排斥するほうが目的の状態に近くなるかもって改めて思った。

'嫌い' が少なくなると自分の中の '好き' の位置付けが整理できて
'より好き' を選び易くなる・・・


とりあえず今日は、嫌いなアレの出現を阻止すべく
梅雨前に、おふろの防カビくん煙剤を炊いてます。



通院治療前・・・

April 21, 2017

熱が下がらない。


徐々に体調が上向きになってても、たまにドンって落ちる。

一時退院したらファサードにどんなお花を飾る? って
先月夫と話してた。

2人でお庭に座る日を心待ちにしてきた。


今後は主に通院での化学療法を受けることに決まってから
体調を整えておかなきゃって努めてたのに身体は思う通りにゆかないのね。


おうちに帰って・・・その後長く続く治療期間は、
入院中と同じほど狭い世界で暮らしたいと強く希望してる。


3枚目の写真は2年ほど前のプチコリドー。


この年、植込みスタイルを変更したくて小径を全部植え替えたんだった。転圧前で煉瓦が浮いてる・・・懐かしいナ。

ピアノの合間に軍手を嵌めて1つずつ煉瓦を運んで並べたのでした。植え戻しをして現在は再び草花でいっぱいになってます。

狭い所にギュって詰まった背の低い野のお花たち・・・


こんな小さな世界で静かに治療に向かいたい。


今は生きる場所が狭く閉ざされてるのが一番の願いなんです。

弱い苗が急に花壇に植えられると枯れ、小さなポットでやっと育つように、閉ざされた場所ほど疲労を感じにくいって実感する日々。

お見舞いの一切をお断りしてくれて望む接触以外は排除してもらえる病棟の生活は、その意味でも本当に楽でした。

入院仲間の幾人かが同じ発言をした。


病院を出ることで身体に負荷がかかるのに、
病院より広い世界に戻る負担ばかりか数多くの人間と接触する負担が加わるのが耐え難いと。

なあんだ、入院仲間はおんなじ風に感じてるのねって安心した。

みんな・・・部外者との接触をお断りする文言をいちいち自分で出さなきゃならないだろうことが大きなストレスなんだナ。わざわざ言わなきゃ気づかない無神経に触れること自体がしんどくて戦々恐々とするのだろう。


細い茎を揺らしてるブラキカム・ホットキャンディを眺めながら思った。


幸い私は負担な人間関係は少なくて・・・(厚かましさに面倒を感じれば即スルーにしちゃう結果、気持ち良い関係しか残らないだけかも) みんなほどの息苦しさは感じてないかもだけれど

なににしろ誰もが好ましい距離感の人たちに囲まれていますように。

其してプチコリドーから繋がる小さなお庭がフォーレ作品106のような "閉ざされた庭" として守られるよう願った。



レッスン記録:最後のダリ

April 19, 2017

街の名前を冠した "カダケス" がダリ課題の最後でした。


CDのお水を見せてくれた生徒ちゃんは、

  *レッスン記録:お水に映る

人の気配と温かみを感じさせる家々に目を留めたようです。

木製のおうちを置いたら


粘土のおうちも登場しましたよ。


"見えない人物たちのいるシュルレアリスム的構成" で作ったおうちです。

  *レッスン記録:ダリをお料理する


  そう。"カダケス" の課題は
  1つの物を2種類のマテリアルで表現すること。

音楽の情景表現・感情表現の下準備です。
表現のイグザンプルは数限りなくあると遊びの中で知っていってほしい。


印象的な低木の葉は深緑色の粘土で作ってきてくれました。


伸ばした粘土を折り曲げて葉を作る工夫が良いですよね。

秀逸だったのは松ぼっくり。


写真を撮る角度を間違えてしまいましたが、松ぼっくりを上から見ると笠の1つ1つはダリが描いた葉っぱの形のようですものネ。

私は考えつかなかったワ。素晴らしい気づきだと思います。


輪ゴム束ねた葉っぱも考えてきたのネ。


宿題は2種類のマテリアルだったのに自主的に3種類目を披露してくれました。

考えつくと嬉しくなるから次々に考えて、
思いつける自分をヨシ いいぞ!って好きになってる。
新しい発想を毎回見せてくれるようになりましたよ。

画集遊びの目的はたくさんあった。中でもこの子が、心に浮かんだアイディアと自由に遊べるようになった事が1等嬉しい。


■お教室関連リンク

初期
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート

*レッスン記録:楽譜を作ろう!
*レッスン記録:上の音
*レッスン記録:痩せたメダカ
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
*レッスン記録:イチゴのタイ
*レッスン記録:指番号
*レッスン記録:音の実

*レッスン記録:復習とカメ
*レッスン記録:音ブロックで曲を弾こう
*レッスン記録:好きな曲を作ろう!
  *緊張するレッスン
  *泣いちゃダメ?
  *レッスン記録:下地(1)色
  *レッスン記録:下地(2)味


記号
*レッスン記録:ト音記号
*レッスン記録:臨時記号


音符
*レッスン記録:音符の長さを憶えよう
  *子供の絵、母の悩み
  *レッスンと色

*レッスン記録:十六分音符
*レッスン記録:床の五線
*レッスン記録:紙粘土
  *先生の真似

*付点音符を憶えよう
*レッスン記録:付点音符のサイズ


成長過程
*レッスン記録:記憶の拡張

*7ヶ月でカバレフスキー
*お庭レッスン

*レッスン記録:香りレッスン
*レッスン記録:ハーモニー体験


リズム
*レッスン記録:リズム解き
*レッスン記録:食べ物カード
*レッスン記録:楽語とリズム


暗譜
*レッスン記録:はじめての暗譜
*レッスン記録:楽譜の道筋
  *1年間のレッスン記録


トレーニング
*レッスン記録:音階練習
*レッスン記録:指遣いのカリキュラム
レッスン記録:音階と和音


幼児期の聴音
*レッスン記録:はじめての聴音
*レッスン記録:寒暖の和音


アウフタクト
*レッスン記録:アウフタクトの導入
*レッスン記録:アウフタクト実践例
  *レッスンこぼれ話:ピンクのうさぎ
*レッスン記録:なめこぐま
*レッスン記録:はじめてのバラード
*レッスン記録:ぬるぬる


お箱遊び
*レッスン記録:雪のパーツ遊び
*レッスン記録:お箱遊び
*レッスン記録:異名同音
*レッスン記録:異名同音 'として'
*レッスン記録:お箱卒業の日


画集遊び
*レッスン記録:画集遊び
*レッスン記録:ポムポム・キュビズム
*レッスン記録:ダリに参加する
*ダリとモチーフの引出し
*レッスン記録:ダリと創る
*レッスン記録:画集遊びと思考
*レッスン記録:ダリをお料理する
*レッスン記録:モチーフのイメージ
*レッスン記録:感得
*レッスン記録:お水に映る


音の絵
*レッスン記録:鍵盤でお絵描き
*レッスン記録:太陽のトリル
*レッスン記録:お豆コロコロ
*レッスン記録:ぶどうポロポロ
*レッスン記録:イチゴのたね


*レッスン記録:お菓子パーティー
*レッスン記録:付箋を使う


■オトナのレッスン関連記事
*音楽史のレッスン
*ピアノレッスンの主張
*レッスン記録:Dur
*ラヴェル音源とドビュッシーのフェイント
*レッスン記録:月の光
  *僕が見たイケメン生徒ちゃん

*レッスン記録:ドレミ
*レッスン記録:カメラータ
*レッスン記録:モノディと公会議周辺
*レッスン記録:純正律
*レッスン記録:ピタゴラス音律
*レッスン記録:ビデオと地デジ

(スプレーン)
*レッスン記録:読み取り開始
*レッスン記録:記号の意図
*レッスン記録:フェルマータの場所
*レッスン記録:次回のピアノ課題

(月の光)
*レッスン記録:噴水
*レッスン記録:2冊目
*レッスン記録:人の文字
  *レッスン記録:衣装の絵
*レッスン記録:不離一体

(カッサンドル)
*レッスン記録:カッサンドル13
*レッスン記録:カッサンドルそして・・・
*レッスン記録:楽語

(グリーン)
*レッスン記録:君が眼に
*レッスン記録:感じがする



レッスン記録:感得

April 05, 2017

ダリの画集遊びを終える前に前のレッスンを振り返ってみる。


"ラファエロの聖母の最高速度" を題材にした初期は、イメージよりまず形が捉え易かったみたい。形が似たものから先に置くのが常でした。


目で見て単純にお揃いの形を見つけたあとは
此んな融合にも目を留めるようになりました。


絵画の球体と他の物体が合わさったみたいな玩具。いいですネ。
動いてるように見える絵の2つ以上の部分を融合した感覚的な類似を捉えてる。

ダリのように変位するかに見える絵で行う画集遊びは、絵画作品のモーションをキャッチする眼も育ててくれるのカナ。


球を囲む円。


ダリ作品の中では1つだけ描かれた円が、生徒ちゃんの心の目には複数に見えてる1コマ。

音と音符を掴み、掴んだものが自身の発意になってゆく感得へのルート。とっても大切ですね。


■お教室関連リンク

初期
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート

*レッスン記録:楽譜を作ろう!
*レッスン記録:上の音
*レッスン記録:痩せたメダカ
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
*レッスン記録:イチゴのタイ
*レッスン記録:指番号
*レッスン記録:音の実

*レッスン記録:復習とカメ
*レッスン記録:音ブロックで曲を弾こう
*レッスン記録:好きな曲を作ろう!
  *緊張するレッスン
  *泣いちゃダメ?
  *レッスン記録:下地(1)色
  *レッスン記録:下地(2)味


記号
*レッスン記録:ト音記号
*レッスン記録:臨時記号


音符
*レッスン記録:音符の長さを憶えよう
  *子供の絵、母の悩み
  *レッスンと色

*レッスン記録:十六分音符
*レッスン記録:床の五線
*レッスン記録:紙粘土
  *先生の真似

*付点音符を憶えよう
*レッスン記録:付点音符のサイズ


成長過程
*レッスン記録:記憶の拡張

*7ヶ月でカバレフスキー
*お庭レッスン

*レッスン記録:香りレッスン
*レッスン記録:ハーモニー体験

リズム
*レッスン記録:リズム解き
*レッスン記録:食べ物カード
*レッスン記録:楽語とリズム


暗譜
*レッスン記録:はじめての暗譜
*レッスン記録:楽譜の道筋
  *1年間のレッスン記録


トレーニング
*レッスン記録:音階練習
*レッスン記録:指遣いのカリキュラム
レッスン記録:音階と和音


幼児期の聴音
*レッスン記録:はじめての聴音
*レッスン記録:寒暖の和音


アウフタクト
*レッスン記録:アウフタクトの導入
*レッスン記録:アウフタクト実践例
  *レッスンこぼれ話:ピンクのうさぎ
*レッスン記録:なめこぐま
*レッスン記録:はじめてのバラード
*レッスン記録:ぬるぬる


お箱遊び
*レッスン記録:雪のパーツ遊び
*レッスン記録:お箱遊び
*レッスン記録:異名同音
*レッスン記録:異名同音 'として'
*レッスン記録:お箱卒業の日

画集遊び
*レッスン記録:画集遊び
*レッスン記録:ポムポム・キュビズム
*レッスン記録:ダリに参加する
*ダリとモチーフの引出し
*レッスン記録:ダリと創る
*レッスン記録:画集遊びと思考
*レッスン記録:ダリをお料理する
*レッスン記録:モチーフのイメージ

音の絵
*レッスン記録:鍵盤でお絵描き
*レッスン記録:太陽のトリル
*レッスン記録:お豆コロコロ
*レッスン記録:ぶどうポロポロ
*レッスン記録:イチゴのたね


*レッスン記録:お菓子パーティー
*レッスン記録:付箋を使う


■オトナのレッスン関連記事
*音楽史のレッスン
*ピアノレッスンの主張
*レッスン記録:Dur
*ラヴェル音源とドビュッシーのフェイント
*レッスン記録:月の光
  *僕が見たイケメン生徒ちゃん

*レッスン記録:ドレミ
*レッスン記録:カメラータ
*レッスン記録:モノディと公会議周辺
*レッスン記録:純正律
*レッスン記録:ピタゴラス音律
*レッスン記録:ビデオと地デジ

(スプレーン)
*レッスン記録:読み取り開始
*レッスン記録:記号の意図
*レッスン記録:フェルマータの場所
*レッスン記録:次回のピアノ課題

(月の光)
*レッスン記録:噴水
*レッスン記録:2冊目
*レッスン記録:人の文字
  *レッスン記録:衣装の絵
*レッスン記録:不離一体

(カッサンドル)
*レッスン記録:カッサンドル13
*レッスン記録:カッサンドルそして・・・
*レッスン記録:楽語

(グリーン)
*レッスン記録:君が眼に
*レッスン記録:感じがする



2人の看護師さん

March 18, 2017

甘味料の甘草スティックとひなげしのフェーブなどupしながら。


咋朝から風邪をひいてしまいました。風邪の熱のせいでお薬の飲み合わせも一時的にぐちゃぐちゃになってしまってる週末です。ひ〜ん

ただ座ってることしかできない午前を過ごしちゃった。横になると患部が痛くて、座るのが1等楽なのです。何もできないからせめて熱でぼんやりした頭でも書ける記録を1つ更新しましょう。


入院までの検査期間は通院をしてました。
今年1月のことです。


複数の検査予約が毎日のように詰め込まれてた。
病気が見つかって以降、治療方針を探る詳細検査を先生が急いでくださった結果の過密スケジュール(?)だった。

あらゆる検査予定がバーコードで一括管理されて、患者は表示された画面通りに色んな検査室へ行きます。


稀に当日空きが出た検査が先になるなど順が変わることがあった。


そんな時は検査場所や順序を、近くに居る看護師さんに検査項目を見せながら確認した。

偶然居合わせた方に廊下でお尋ねするような事だから、うかがったのは大した内容じゃあなかった。


次の検査場所で待ってると先刻の看護師さんが足早に近寄って来られた。先生に確認しまして大丈夫だそうですからご安心ください、ってわざわざ言いにいらしたんだった。

通りすがりの患者の次の検査室を記憶し、答えた内容を今一度確認してから忙しいさなか伝えに来てくださってびっくりした。


似たようなことは2度目もあった。


検査や診察が終わってお会計を待ってたら、少し前に質問した看護師さんがロビーまで探しに来てくださったのだ。

大規模な病院。外来患者は日に2千名を超えるのに、1人が口にした次回検査に関する単純な質問のために追いかけて来てくださったのだった。

次の検査室にもう居なかったからお会計ロビーかと推察して来てくださったみたい。見つかって良かったですって走ったあとの息をされてた。


看護師さんの誠実な行為に安心感を抱かせてもらった出来事でした。



怪我の功名

March 10, 2017

病床で時々塗ってみる色つきリップクリーム。


中学生頃、お洒落を始めたかった年頃にこっそり塗っては学校で叱られたものでした。


昨日も寝返り練習。背臥位から片方へヨイショと体重を移し、側臥位に近いところまで傾けることができました。90度まではいかないけど75度くらいできるの。

もう半身は筋肉も切ってしまってるから、寝返りはまだ先です。

今の目標は自分で横になること。
元気な部分をうまく使って、電動ベッドの力を借りずに一人で横になれるようになったら大分進歩なんだけど難しいです。


ところで今朝、パイナップルを受けつけないって10年ぶりに思い出しました。


殺菌とシロップ漬けでクタッとなった缶詰の欠片がゼリーに入ったりくらいは平気。でも生は刺激がきつくて吐いてしまうんです。そのことをすっかり忘れてて・・・

他のアレルギー物質みたいに病院のお世話になった経験はなく、ただ受けつけないだけだから忘れてた〜。朝食に出たジューシーな6切れのパインを嬉しく美味しくパクパクっと食べた後が大変。

1時間半の間にドクターが2度、看護師さんは3人が出たり入ったりしてくださってご迷惑をかけた。入院時のアレルギー報告の時もコロっと抜けてて我ながら頭悪すぎです。


気分が悪くて苦しんでる最中のことです。


座位のままズルズルと身体の格好が崩れ、横になれてたんです。電動ベッドの力を借りなくても平らな所に自分の力で横になるコツを憶えました! 嬉し〜

苦しかったけど怪我の功名でした。



涙が拭けたら

March 06, 2017

現在写せる物が少なすぎて画像が一層つまんないですよね。
Macの中の断捨離写真を整理がてらupしますね。


長く使って傷んだバッグは、コンセルヴァトワール時代のレッスンバッグでした。安物で金具のメッキもはげて中の白色が出ちゃってるけど大好き。四角っぽい全形の3点に輪っかが付いてて縦横斜めと好きな形で持てるのが便利だった。


ICUで身体の角度を変えるために使われてた変形三角柱のクッションを見て連想したバッグ写真です。


手術直後は耐え難い痛みだった。


声が出せずに口を少しだけパクパクするのが精一杯の意思疎通の仕方だった。

時間経過とともに口がきけるようになって、単語で伝えられるようになった。
'ナ・ス・コ・ル' が最初に絞り出した言葉だった。

ナースコールのボタンハンドルを握らせていただいてても、ちょうどボタンのところに指が当たってないと鳴らせなかった。私の身体の中で一番よく動くはずの指先が、たった1つの円いボタンにかけることさえできなかった。

掠れた単語を聞き取って頂けて、ナースコールを握り直させてくださった。頼れるただ1つのボタンを落とさないように一生懸命握りしめた。


お水などは60分に1度は必ず看護士さんから尋ねてくださるから言葉を発せなくても大丈夫だった。


じきに短い文章が話せるようになった。
お水を飲ませに来てくださった時、涙を拭いてくださいとお願いした。

痛くて痛くて涙が流れても、自分で涙を拭うほど動くなんて到底無理だった。涙を流すより、拭けない方が辛いと感じた。

ICU付きの非常にきめ細やかで行き届いた男性看護師さんは様子をよく頭に入れててくださって、その後は様子を見に来られるたび何度でも涙を拭いてくださった。

今はもし泣いても余裕で涙が拭ける。
それに痛さで泣くこともなくなりました。


そうなると夢が膨らむ。

次の夢は寝返りを打てるようになること!
歩行練習より寝返りのほうがずっと難しい。人それぞれ状態によるのでしょうね。柵に掴まりながらでも良いからできるよう練習中。


*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
*ヴルスト先生
*病者の塗油
*こんなお出かけ
*与えられた中で

*結婚したい
*ずっとご飯を作りたい
  ?僕が聞いた踵のお話
*いったん最後のコンサート
*ピンク・ピンク
*幸福 -- 重なり
*院内生活
*今日の続き
*MRIのイメージング
*お祈りを感謝します
*祈る朝に
*長いひと月
*病人と香り
*ブルーシェルフ
*内視鏡の苦痛と歌
*意識が戻って
*出張
*アッパーシェルフ
*コーナーアングル
*居場所
*強弱
*Macへ行こう(19)未来を買う
*死にたくない理由
*病気が判った日
*歩く
*アンサンブルをありがとう
*生きたい理由
*病者の秘跡
*諦めずに
*夫が怖かった
*病気



与えられた中で

February 23, 2017

薔薇を編んだみたいなロザリオ。
病院へ持ってくるお荷物に最初に入れたものです。


きっと時間がたっぷりあるでしょうからロザリオの祈りを始終唱えることになるかな? って想像したのに、結構忙しくてびっくりです。

キルティングのバッグも、ロザリオと一緒に普段からよく持ってる物。

ピュアル・セ・シン(PUAL CE CIN)神戸店で7,8年前に買ったんだったかな。何回もお洗濯していい感じにクタッとなってる。

周囲の物だけじゃなくて食べ物も赤やピンクを口にしたくなる。
目にするだけでも身体を温めてくれる気がしちゃうからかな?


桐朋の校章が印刷されてる同窓会誌をめくりながら会報と同じ色のダークチェリーも食べた。

今あたたかい応援をくださってる母校の人たちを思い浮かべて幸せ気分になった。


それから病気になったことも考えてみた。


とってもしんどくて身体が動かなくても、気のせいだとか怠けちゃダメとか自分に言い聞かせるばかりで、大病だなんて思わなかった馬鹿さを悲しむ気持ちが初めの1日2日はあった。

定期検診は受けてたけれど、それ以上のことをする熱心さはなかったナって・・・

時間を巻き戻せたら違うやり方をするかな?
年に2回も3回も病気探しに病院へお出かけする生活をするかな? って考えてみたらNOだった。


音楽を学んだり僅かでも誰かに伝えたりする時間を、もし精密で大きな検査に費やしてたらもっと早く病気を見つけられたかもしれない。だけれどその行為も拘り出すときりがないみたい。


どう生きても限りある時間。私の場合は行政がお知らせしてくれる必要な検診だけは済ませたら、音楽との大事な時間を過ごすほうを選んだ。そして音楽は、病気や死に対していたずらに怯えることなく向き合う心を育んでくれてた。

だからきっと多くのことに耐えられる。
今日も与えられた中で一生懸命生きよう。


*結婚したい
*ずっとご飯を作りたい
  ?僕が聞いた踵のお話
*いったん最後のコンサート
*ピンク・ピンク
*幸福 -- 重なり
*院内生活
*今日の続き
*MRIのイメージング
*お祈りを感謝します
*祈る朝に
*長いひと月
*病人と香り
*ブルーシェルフ
*内視鏡の苦痛と歌
*意識が戻って
*出張
*アッパーシェルフ
*コーナーアングル
*居場所
*強弱
*Macへ行こう(19)未来を買う
*死にたくない理由
*病気が判った日
*歩く
*アンサンブルをありがとう
*生きたい理由
*病者の秘跡
*諦めずに
*夫が怖かった
*病気



幸福 -- 重なり

February 15, 2017

ちょこっと模様替えした御不浄にフェーブも増えました。
これもお茶時間の足跡ですよネ。


仲良くギャレットを食べてフェーブを飾って・・・
暮らしって、点じゃなくて線だからこそ貴重で大切ねって思いながらフェーブを並べた日は、まだ自分の病気を知らなかった。

普段通りに夫とフェーブの位置を相談して迷って楽しんでた。


線はずっと続くと思ってた。
来年は此処にもう1つ増えるカナ? って想像して
どのお店のギャレットにする? って1年も前から話して。


ミニミニ・ミント缶のフェーブ、可愛いでしょう?


蓋がずらされてタブレットが覗いてる形が可愛くって大好きで、此のシリーズがもっと欲しいなって言ったのです。


来年の御公現祭を一緒に迎えられるって疑いもしなかった。
今は切実な願いになった。


本棚の上のお菓子箱コーナーには今週、
サメビタキ先輩に頂いたマカロンボックスが1つ加わった。


カラフルなボックスの取り合わせで飾って
また色んなお箱を積みたいねって見上げた。

  幸福の条件の1つは、重なりじゃあないのかな。
  過去の幸福な時間と現在の時間との重なり。


フェーブと同じようにお菓子箱も大好きで
食べ終わっても貧乏ったらしくしばらく取り置いてみる。


其うしてしまうのは楽しい時間の記憶がお菓子箱に詰まってるみたいに思えるからだと思う。

過去のお茶時間の足跡に優しい気持ちになって
思い出の日が今の暮らしの線に重なってる。続いてる。
それだけでとっても幸福なことだと思う。

未来の線とも重なれたらもっと幸福。


*幸福 -- お花
*幸福 -- 交感
*幸福 -- 時
*雨ふりの日
*ある一日
*幸福 -- 一致
*幸福 -- 冬準備
*四季



意識が戻って

February 01, 2017

気がついたら、麻酔をしたお部屋とは全然違う病室に居ました。
真っ白いシーツと機械に囲まれてた筈だった。


左手に点滴の針が入ってて
左指先で脈を取ってて
右腕はマンシェットが巻かれて血圧を定期的に計測されてた。
酸素マスクをしてて、風が冷たいなって思って
目隠しをされて

そこまでは憶えてて・・・
意識が戻ったら真っ白いお部屋じゃなかった。
上掛けもクリーム色で柔らかい色合いが目に入った。


私ベッドごと移動してきたんですか? って看護士さんに問うたら
車椅子だったってお答。え? 背を起こせたのかな?


しかも車椅子に乗る時に私の目が開いてたって仰るの。

う〜ん不思議ね〜って思ってるうちに再びフェイドアウト。

ちょっとした痛みや幾つかの場面が断片になって刻まれたのは
2度目に真っ暗になってからも実は幾度か目を開いたのかも?

身体を起こせる感じになって
しばらくお医者様のご質問に応えて
すぐお腹が空いてきて
モリモリご飯を食べました。

だけどふわふわと記憶が定まらない1日になりました。



半被

January 26, 2017

なにこれ? って感じの写真ですよね。
卒業生のお方は見憶えがおありかもしれないハッピ。


桐朋祭のハッピがちょっとした手違いで卒業後も手元に残ってしまったのでした。

フランスへ発ってからは東京へ出向くこともなくなって長い間気になってた。

学校のモノなのに間違えて持ってるんです、ってある年に教授にお話したら笑ってらした。


場所は遠いし、今更もういいんじゃないかなって感じで
優しい判断を下された拍子にふと仰った言葉。


  学校のモノは無いんだよ、
  学校は君たち学生のモノだからいいんだよ、

印象的な仰り様を今でも一句違わず憶えてる。

ハッピという物質のことじゃなくて、
教育、教育現場、音楽に通じる事の総体を仰られてる感じがして記憶に刻まれたのだ。

ほんの一言からも理念が伺える先生方のもとで過ごせた学生時代の喜びを、これからもっと生徒ちゃんに伝えたいと思った日。



夫が怖かった

January 15, 2017

病院から夫にLineを入れた。
お医者様が仰った悪夢を伝える短文だった。


おうちに帰ったらば取りあえずお洗濯をして、いつもより鈍い動きで干した。なんだかぐったりしてしまい、ベッドルームへ入った。

コール音で起きた。
夫は動揺してお電話の向こうで要領を得ない質問を繰り返してた。

仕事が手につかない、と言いながら帰宅した夫はショックから
頬がひくひく引き攣ったように動いてて怖かった。


普段穏やかな人だから、そんな険しい顔を見たことがなかった。

話してる間も夫の口元がいつまでもぴりりっぴりりっと痙攣みたいな反復運動を繰り返してて、受けたショックを物語った。見ていて不安になった。

**

夜が明けて雪が舞う1日になった。
粉雪だった。
静かに積もった。
真っ白なお庭を窓から一緒に見た。

景色って、受け止めるものだったんだ・・・って初めて知った。
そこにあるただの白い景色が、どっしりと重たかった。


*病気



病気

January 14, 2017

リカちゃんハウスのプールサイドの椅子は45年以上前の物。


リカちゃんの靴に、グリコのおまけの鏡。
近年お友達から求めたミニチュア古書。

本当のアンティークは、少しだけ写ってるパリ製のお帽子ケースのミニチュアだけ。チープなコーナーが愛嬌あって好き。


数年前に癌手術が終わるやいなや骨髄炎を患って、足掛け3年続いた痛みがようやく退いて喜んでた日々があった。
お医者様通いが少なくなるだけでも気分は違ったナ。

元のような演奏ペースは到底無理でも、少しずつ新しいお仕事もしてゆこうとしてた矢先でした。


  昨朝病院で、また大きな病気を知らされた。

再々度ブログが闘病記みたいになるのは厭だなあ
ナンテどうでもいいことばかり思い浮かんだ。



A.スミスのメモ

January 09, 2017

カラフルなぽっちが一杯。


母が編んでくれたニットが可愛くて、
長い間着過ぎてとうとう穴が空いちゃった。

いつもいつも新しい時には写さずに捨てる前に撮ってばかりね。
そのせいでupされてるお洋服は軒並みボロボロ。


ポケットも本体と通し模様にして裏地も縫いつけてくれてて
シック可愛いお花っぽいボタンが嬉しかった。


ロングカーディガンだけどワンピースみたいに着られて
レギンスやミニスカートを合わせたり、沢山楽しみました。

昨夜のバスルーム会議は大学でお世話になった藤江効子先生の論文でしたよ。


窓外の雨の音を聞きながら、紀要文を読んでおしゃべりした。

  *もし億万長者だったら

アダム・スミスの芸術論をシャフツベリらに遡って引用なさりながら書かれているものでした。昔読んだはずのアダム・スミスをあんまり憶えてないナって気がついた。

自分のメモがてら引用させていただきます。


《器楽は、声楽や絵画や舞踏が行なうように、快活な、穏やかな、あるいは憂うつな人間を模倣しはしない。

また、器楽がこれらの気分へと我々を導くのは、他人のそのような感情との共感 sympathy によってではない。

器楽はそれ自体で快活な、穏やかな、あるいは憂うつな対象 object となるのである。》


中略


《我々が器楽から感じるものは何であれ、オリジナルな感覚 feeling であって、共感的感覚ではない。それは我々自身の快活さ、穏やかさ、憂うつであり、他人の気分が反映したものではない。》

これらごく当然の言は、前章で '模倣' と '類似' を解いたのちに絵画、彫刻、舞踏、詩、声楽など前述のものの中での '器楽の特殊性' を語っているところで、


1700年代の読者に新鮮だったのねって当時に思いを馳せた、
雨降りの夜でした。



お年賀と誕生日

December 23, 2016

キッチン壁にもキャバ蝶がとまった。


  *キャバ蝶

電気スイッチの上に貼ってたフランスのアンティーククロモと対になった。6個200円のキャバ蝶はクロモとは桁が違うお安さだけど2匹は仲良くなりそうです。


お年賀状は投函を済ませた。


アズナブールを聴きながら書いた。
2015年版のライブCD良いナ。

お年賀状はあまり抵抗なく毎年25日までにお出しする。

毎年末に顔を合わせるゆりかもめ君や、30,31と決まって会うノベルティ君が元旦にきっちりお年賀を寄越してくれるのは何だか可笑しくって笑みが漏れるが、
彼らが此ういったことをきちんと交わしたい気持ちは大事にしたいと思う。だから私も彼らの習慣に合わせて "もぉ。昨日も一昨日も会ったとこじゃん。" は無かったかのように、昨年はお世話になりましたと書く。

  此んな風にお友達同士受け入れ合うことは楽しいが
  無論お相手によっては攻防戦もある。

毎年少しでもお年賀状を減らしたいが故の攻防は
恐らく多くのかたがなさってるだろう。


もうお年賀のやり取りはしなくっても・・・って気分で御仕着せの文だけ届けたりもする。前年は当方のお年賀が届いてから書いたらしき感じなのを良いことにリストから外しておいたら、翌年元旦に届いてあちゃ〜なんてこともある。

せーの、でみんな辞めないかしらんって思うことも勿論ある。

  だけど年に1度くらいまあ良いじゃないっていうのが結論だ。


お年賀を止したい場合の理由の1つに


年に1度ただおめでとうとしか言葉を交わさない相手なら
それは必要あるだろうか、って気分も存在するだろう。

何を考え何を愛し何を憎んで生きてるか知らない相手と何を交わせるだろうって考えは理解でき・・・

  ただ私の場合その気分はお誕生日に向いてる。


唯一使ってるSNSはfecebookだが、誕生日欄は空欄にしてる。
始めた頃には載せてたが半年で辞めた。


身近な友人からのお祝いの言葉なら素直に喜べても、普段会話もない相手が年に1度とばかりバースデイメッセージをくれるのは居たたまれないからだ。

日常に話もしない私の誕生日なんて相手にとってお目出度くも何ともないのだから、お気遣いは申し訳ない。

意味のないやり取りと感じてしまう事を誕生日だからといってする気になれず、SNSで他人様の誕生日対話を目にしても退き気味になるところがある。


お年賀のほうを其ういった感覚で捉える向きもあろうけれど


新しい年を共に迎えられることは1人が対象のお誕生日と違って多くの人が共有できるところだから・・・

年に1度の対話を1つだけ選ぶなら、多くの人が各自のこととして祝う気持ちになれるお年賀を分かち合うほうが抵抗が少ないっていうのが今の考えかな。

お年賀は来年も書こう。
誕生欄はずっと空欄でいいな。



うさぎファー

November 04, 2016

生徒ちゃんが連れてきてくれたポテトちゃんは
家具彫刻の側が気に入ったみたい。


隅っこに居る感じで安心なのかな?
頑是ない表情がたまりません。

驚かせないようにそうっとそうっと、少しずつ仲良くなった。

  *僕が見たイケメン生徒ちゃん
  *お初のブログ考


ぽよぽよでホワホワの毛皮に感激して顔を埋めてると
ファー小物なんかもお好きですか? って何となく問われた。


  毛皮はね、私は絶対にイヤなのヨって
  突然大真面目に話してしまった。

昔からの生徒ちゃんだから個人的な気持ちをおしゃべりした。


動物の命を消費しなければならない人間が、食べるために貰った生命を無駄にしないため後に毛も骨も皮も余すところなく身体全部を使わせてもらう形ならロジックなのだと思う。

そんな民族は幾つも存在して、彼らは貰った命1頭をまるごと使って生きる。

昔々は商品になってる毛皮もそんな形でできてるって信じてた。


多くの毛皮がそうじゃないって知ってからフェイクファーしか買わないのよって・・・。


知らなかった頃に頂いた毛皮だけは、毛皮のせいで死んでしまった仔に貰ってしまったものだから捨てたりしないで謝意を込めてちゃんと使わなきゃって思う。でもこの先は毛皮ものは一切買わないっておしゃべりだった。


別の理由で死んでしまった仔の毛皮を商品にする良心的な会社がある一方で、痛みの緩和もしないまま残酷な方法をとる事業所もある。声帯がないうさぎは長い時間に渡って襲う痛みを声にすることもできない。


この冬もフェイクファーを身につけます。


ホンモノっぽいのも、いかにもフェイクって感じのも、この頃のフェイクファーは軽くてすごく可愛い。

毛皮は動物のもの。このぽよぽよホワホワはこの子のもの。
毛皮の代わりに人間はフェイクを作る技能を与えられてる。

フェイクファーは人間の良い智慧と心だと思う。



テレビのお話

November 02, 2016

小さいプランターになってるガーデンピックにビオラ苗を植えたカーポートより。


街でバッタリ会った彰タンが何故か、テレビ観ないの? テレビはないの? って尋ねてたからテレビ番組のおしゃべりしようかな。

テレビね、観ますよ。

お洗濯物を畳んでる時間は映画DVDを点けてることが結構あるし
番組は '人志松本のすべらない話' が好きで、数ヶ月に一度放映されるときには録画して観てる。

芸人さんは頭が良くって、尊敬する人が多いです。

テレビのおしゃべりって芸能人のかたとはいえ個人を指すおしゃべりになるからあんまりしなかったけれど・・・


夫は兵藤さんのフアン。
誰も傷つけない内容は後味が良くて、話術が巧みで私も好き。


でも芸人さんとしての好みは正反対のタイプの小薮さんかな。
誰彼なく傷つけまくろうと後味が悪かろうとお構いなしに毒を繰り出す切れ味が好き。

心臓の強さもしつこさも、まるで大好きなエミール・ゾラの小説みたいって感嘆するんです。

間合いは聞き手に預けず、こじんまり纏めることなく、止めなきゃならないところで止めないゾラ精神。そうすることによって談話のスタイルから逸脱しようとも、保険なんて要らない心臓がある感じ。

お人悪くほくそ笑み、毒あるお話さえ充分オブラートに包みましたよって雰囲気が大好き。フランス的よねって思う。


バカリさんは長い間フアンです。
お話の構成が好き。


怒りどころにも大きく共感するし、怒りの構造に1等共鳴する。
腹を立てて怒るってことじゃなくて、ここは言ってやるところだろっていうプリンシプルの部分。

Aの物事を進める時にAに関する問題とそれに付随するB問題が出てきたとき、Bに関わってもAを進めることには繋がらないから、BはなるべくスルーしてAを完了させようってお人もいらっしゃるところバカリさんはしばしば、俺にとって重要なのはむしろB問題だ、ちょっと待てい! 的な流れになって、
Aは置いといてまずはBだ風な怒りに共感できて楽しいです。


上のお2人はずっと好きで・・・


笑わせていただいた数的には宮川大輔さんの汚物系ネタが群を抜いて1番カナ。

シンプルでストレートな形の笑いを誘うって難しいことなんだろうな。大輔さんも、兵藤さんと同じく話し手のキャラをご自分で本当によくわかってらっしゃるんだなって讃称する気持ちで拝見してる。


すべらない話は面白いけれど、
私がテレビのお話をしてもすべってるから、もうやめておこう。



お初のブログ考

October 27, 2016

可愛〜いポテトちゃんが段々にお部屋に慣れてゆく様子をupしながら。


定期的に閲覧させていただいてる2,3のブログ中に、数ヶ月に1度ブログ考を書かれるお方がいらっしゃるから私も真似て呟いてみよう。

**


広告が出るのがうっとうしいから数年前から月々数百円をお支払いして広告を消した。でもそれはPC閲覧にだけ有効な機能なんですって。

スマホ画面では相変らず広告が出ちゃうって知ってガッカリ〜。こんなことなら毎月の数百円をケチろうかしらんって思い、思った一瞬後すぐに忘れる。


ブログ自体には拘りはない。
拙ブログなんかは自由帳みたいな感じで文を打つだけ。


始めた日からバックもサイドバーも変わらない。
文字があまり見づらくなければそれで良いワと御仕着せのテンプレートから消去法で選んだ画面。


漠然とした構想の憧れがあっただけだった。


カテゴリー1つずつを横軸にしてメロディーをつくる風に、自由な音楽になってゆけばいいなって気持ちと、
カテゴリー同士の関係の縦軸が絡み合ってシンフォニーになればいいなって気持ちは何となく持っていて、

だから文字の語りにしたいと思った。
文字という音を繋げてフレーズにしたいから顔文字は使わない。


デジカメも備えずにiPhone撮影のまま幾年も経っちゃった。


ぎっしり字が詰まるよりは画像が挿入されてるほうが見易いかな? って入れてみるけれど、下手な写真は永久に上達しないみたい。


書くときに何となく気をつけてる項目は僅か。

1記事の話題をなるべく1テーマにすること。
曲のお話ばかりしてたい気持ちはブログ上では抑えること。
曲に触れてゆく背景である此のありきたりの生活が音楽への気持ちのベースなんだって自覚して目を向けてゆくこと。

それくらいかな・・・


ブログ考なんてタイトルつけちゃったけど結局普通でしたね。


おしゃべりしたいな共有したいなって思う間はい〜っぱい書くけれど、何かの記録でもなければ保存すべき大層な事もないから、いつか消してしまうことに残念な気分も感傷もない。

小さな人間の拙い思考の跡を、良い事も悪い事も紆余曲折も含めて一時的に留めてる自由帳。かな?



レッスン記録:異名同音 'として'

October 23, 2016

ぽつんぽつんと開いてるアメリカンブルーの側を通って
小さい生徒ちゃんがやってきました。


お箱遊びが異名同音に繋がってゆくお話をせんに書きましたね。

  *レッスン記録:異名同音

異名同音と同じ意味のことって、音楽だけじゃない生活のあらゆる瞬間に実は起ってます。

綿棒や歯ブラシを 'お掃除用具として' 転用する身近な行動も、ある日はオーブン焼きのメインを飾ったお野菜が別の日に温かい 'サラダとして' 存在する事も、異名同音の構造ですね。


此の構造は日常行為だけじゃなくって思想や精神部分でしばしば体験することでもありますから、単に同じ音が異なる読み方になりますってだけじゃあない魅力を漠然とで良いから初期に体験してほしいって願います。

  上リンクにある回・・・仮にaの回としますが
  水辺のものシリーズで使ったヒトデを、
  光るものシリーズで 'お星として' 扱いました。


お星と形を繋げてたエックスピースを、bの回では '別の扱いとして' お箱を作ってくるのが宿題でした。


  生徒ちゃんは '青いのものとして' 取り入れたみたい。
  色や質感の似たものが入ってますね。

そして緑の球では恐竜の卵を連想したのでしょうね。
それならばと、cの回で与えたテーマは卵です。

前作の中から先生が1オブジェをピックアップして、次の回で別の物に見立ててくる方法で続けてゆきます。

恐竜が産み落とした設定で、卵型シリーズになりました。


同時に進めるピアノレッスンで、異名同音は呼び方の違いじゃなく役割が違うことも曲の中で示唆してゆきます。

そしてdの回。
卵に見える物は他に 'どんな物として' 現わすことができるかな? が宿題ですよ。


卵だった玩具は 'ボールとして' 再登場となりました。


dの回は動くものシリーズですね。

動きがテーマのところへ体操で使うホイッスルが入るあたり、連想を広げるトレーニングも大分できてきました。

  動きのある鳥模様。
  鳥のお顔と繋がるお顔つきボールペンは電池式で
  中で光が動きます。
  エックスピースは他のオブジェの青との繋がり。


次のeの回用にピックアップしたのはボールペンです。


  '動くものとして' 使ったボールペンはビカンと光るから
  eの回は眩しいものシリーズになりました。

ボールペンと同じお顔をした鳥はeの回でもついてきたようですヨ。


ボールペンと一緒にお箱に入れてきてくれたのは


  お誕生日に貰ったばかりのキャンドル。
  掛けてられないくらいバチバチと光る電池式眼鏡。
  ホントに眩しい〜

眼鏡のAのロゴを見つけて、エイのピースが参入しました。

**

最初の頃は悩み悩みお箱に入れててなかなか決まらなかったそうだけど、今ではあっという間にオブジェからオブジェの連想ができるようになったのですって。

  
ところで後1回だけ最後の回を残して、充分に楽しんだお箱遊びは終了します。其うしてお箱よりもう1歩イマジネーションを広げる世界へと進むことになります。


■お教室関連リンク
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート

*レッスン記録:楽譜を作ろう!
*レッスン記録:上の音
*レッスン記録:痩せたメダカ
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
*レッスン記録:イチゴのタイ
*レッスン記録:指番号
*レッスン記録:音の実

*レッスン記録:復習とカメ
*レッスン記録:音ブロックで曲を弾こう
*レッスン記録:好きな曲を作ろう!
  *緊張するレッスン
  *泣いちゃダメ?
  *レッスン記録:下地(1)色
  *レッスン記録:下地(2)味

*レッスン記録:ト音記号
*レッスン記録:音符の長さを憶えよう
  *子供の絵、母の悩み
  *レッスンと色

*レッスン記録:十六分音符
*レッスン記録:床の五線
*レッスン記録:紙粘土
  *先生の真似

*7ヶ月でカバレフスキー
*レッスン記録:リズム解き
*レッスン記録:食べ物カード
*レッスン記録:楽語とリズム
*レッスン記録:記憶の拡張

*レッスン記録:香りレッスン
*レッスン記録:ハーモニー体験

*レッスン記録:はじめての暗譜
*レッスン記録:楽譜の道筋
  *1年間のレッスン記録

*お庭レッスン

*レッスン記録:音階練習
*レッスン記録:指遣いのカリキュラム
レッスン記録:音階と和音

*レッスン記録:はじめての聴音
*レッスン記録:寒暖の和音

*レッスン記録:臨時記号
*レッスン記録:アウフタクトの導入
*レッスン記録:アウフタクト実践例
  *レッスンこぼれ話:ピンクのうさぎ
*レッスン記録:なめこぐま
*レッスン記録:はじめてのバラード
*レッスン記録:ぬるぬる

*レッスン記録:雪のパーツ遊び
*レッスン記録:お箱遊び
*レッスン記録:異名同音

*レッスン記録:鍵盤でお絵描き
*レッスン記録:太陽のトリル
*レッスン記録:お豆コロコロ
*レッスン記録:ぶどうポロポロ
*レッスン記録:イチゴのたね


*レッスン記録:お菓子パーティー
*レッスン記録:付箋を使う


■オトナのレッスン関連記事
*音楽史のレッスン
*ピアノレッスンの主張
*レッスン記録:Dur
*ラヴェル音源とドビュッシーのフェイント
*レッスン記録:月の光


*レッスン記録:ドレミ
*レッスン記録:カメラータ
*レッスン記録:モノディと公会議周辺
*レッスン記録:純正律
*レッスン記録:ピタゴラス音律

(スプレーン)
*レッスン記録:読み取り開始
*レッスン記録:記号の意図
*レッスン記録:フェルマータの場所
*レッスン記録:次回のピアノ課題

(月の光)
*レッスン記録:噴水
*レッスン記録:2冊目
*レッスン記録:人の文字
  *レッスン記録:衣装の絵
*レッスン記録:不離一体

(カッサンドル)
*レッスン記録:カッサンドル13
*レッスン記録:カッサンドルそして・・・
*レッスン記録:楽語

(グリーン)
*レッスン記録:君が眼に
*レッスン記録:感じがする




Topページへ
Blogページへ