Vaguement ⅩⅡ



夢のお話(8)豚, と座・カウント7,8

February 16, 2019

ブルゴーニュ君のクッションを数えながら。カウント7と8です。


今週は連続の通院がきつくって、金曜には動けなくなりそうだった。

あと1日... って頑張って、終わった瞬間にヨロヨロになった。
そう遠くない距離を帰る間もぞくぞく・・・

気が抜けて、血液検査結果の悪さにガッカリもして熱を出した。

其うして夢を見ました。


お利口そうな表情のダチョウ達が、球根のようなものの仕分け作業をしてた。


先日夫と湯船に浸かりながら鳥についておしゃべりし、夫はダチョウやキーウィ達が特に好きと言ってたのが夢に出てきた。

ダチョウ達は個別にカートに入り、その中でお仕事をしてた。
頭の横に識別プレートをつけられてた。

識別用なら不自由や痛みを伴わない場所もやり方も他に有ろうに、愛情ない鑑別が痛々しかった。


ダチョウのすぐ側には見物する有料コースがあるようだった。


実践的なお仕事をダチョウに強いて利益を得て、次は其処へ入場する料金を取り観光ビジネスにする浅ましさに暗い気持ちになった。

一挙両得という考えは賢くも何ともないなと思った。
踏みにじられる生き物の存在が人の得に圧されてあるなら卑しいばかりだ。

得が他者(人間に限らず)の未来のためなら素敵だけれど。
それが智慧というものじゃないのか。


道を進むとコンクリートとガラスでできた無機質なビルディングが聳えてた。


道はビルの脚元をくぐるように続いてる。

豚コレラの始末が此処で行われ、もう蔓延はないから大丈夫と水先案内人が話した。

現実世界で先日、豚コレラの発生確認前後のニュースを聞いたんだった。

  *家族の風邪と畜産

ながらテレビのうろ覚えだし聞きたくないニュースだったから正確ではないけれど '豚に元気がない' という報告を上げたにも関わらず行政が動かずにいるうちに広がったというニュースと、数日後 '殺処分は全て終わったが処理方法は検討中' の後に '埋めるなどして処理予定' というヨタヨタの流れがレポートされてたと思う。


行政も、ワクチンを躊躇する向き(ワクチンを打つことによって伝染病発生が国際的に認定されるのをためらう)も不手際が過ぎると思ったが、それによって苦しみから逃れられないのは結局弱い命だと、人間として恥入ったのが夢になった。


水先案内人が言う '大丈夫' は何だ? 防疫できれば '大丈夫' なのか?
豚コレラの '始末' とは、人間の伝染病の際みたいな病原菌の始末じゃないのか?

夢の中で憤懣を抱いた。

密閉を謳う建物の中では、管理し切れなかった糞尿と血と遺骸が
一緒くたに折り重なり、饐えていた。


もし其の近未来的建物が腐敗や菌で侵されることがあるとしたら
驕った人間(特定の畜産農家ではなく行政も消費者も含む人間全般)の傲慢こそ病原体だと思った。


ビルディングの下をくぐる時、ピチョンピチョンと水音がした。

コンクリートのスカイスクレイパーを夢ではじめに見た時から怖いような想いがしてた。強さと技術力を誇示する建て方が慢心を表してた。破滅の匂いがした。

水音は豚たちの尿や血や、悲しみの涙や、怯えた唾液や鼻水だった。それをごちゃ混ぜで封じ込めようとしたのは人間だが、

施工には常道のごとく問題があり、
豚たちは人間の '想定外' の多量の涙を流して訴えた。

**


夢にちっともファンタジーがない。
今日は熱のせい。平熱のときは性格のせい。


*夢のお話(7)パンジーのタトゥ
*夢のお話(6)トイレの前後
*夢のお話(5)海老とアンコウ
*夢のお話(4)アジフライ
*夢のお話(3)シトデ
*夢のお話(2)キャンディプールと後悔
*夢のお話(1)ハミルとミンネ

*カオスになってるお話
*地球と散歩
*僕のホームセンター記録
*脚の形
*
*がるー属と音楽



結婚式でイカる新婦

January 22, 2019

イチゴが並ぶブルゴーニュ君のニット、可愛いな~


前面のアラン編みはイチゴ色で、タグもイチゴ。ハンドメイド販売のお洋服です。

南の島の子だから寒がりさん。寒い日のお外ではお洋服が必要なのです。

**


先日、結婚式を思い出すきっかけがあった。
嬉しい思い出じゃないけど書いてみます。

結婚式は、夫に怒った日だった。
初めて彼の腕を抓り上げた日だった。


式の前、神父様のご説明を伺いました。


伺った内容を夫との間で確認し合う事項も幾つか。たとえば神父様が "奏楽がはじまったら2人でゆっくり歩いて入場を" と仰ったくだりについても。

デュオが多かった私たちにとって「出(で)」のカウントを打ち合わせるのは日常だった。

演奏する時の癖で夫もテンポ設定を正確にしたかったよう。扉の前でも夫は指をパチンパチンって鳴らして2拍子を示した。


扉が開いた。


夫は何故か相談してたテンポじゃなく、奏楽の速度に合わせて歩き始めたのでした。はあああぁぁ?!

え? どんな間抜けっぷりですか?

決定速度に基づいて出るピアニストと違い、夫は指揮者が示すテンポに添うのが日常とは言え、1度ならず相談し了解し合ったテンポと全く違うのはデュオとしてあり得ない。イラッっときて拘ってしまった。

  ヴァージンロードで立ち止まったろか?!

奏楽は歩く速度指示のための音楽じゃないから、合わせて脚を動かすと遅過ぎて進まない。なんじゃコリャ?


打ち合わせと違うテンポで出やがった! だけが脳内に渦巻いた。


コンサートでソリストが出遅れたなら幾らでもピアノで引っ張ることができるのに、新婦とは何と無力でつまらないのかと思った。

腹が立ってギュイイイーーーッと腕を引っ張った次の瞬間。


奏楽はフレーズ終いにリタルダンド。
夫はなんと奏楽のrit.に足並みを合わせてしまったんです。

  阿呆か!!
  目ぇ醒ませ、ウスノロ。

心の中で悪態はつくが状況的に声出すわけにゆかないから腕を抓り上げながら歩いた。

メロディーが戻っても夫は相変わらず奏楽テンポでの~ろのろ。
次のフレーズ終いも夫の足取りはリタルダンドで...転んじまえ!!


祭壇前に着くまでの間、コイツと結婚するの辞めてやろうか? ってずっと思ってた。だってこんな間抜けな歩き方ってないでしょう? 3拍子の奏楽だったら3拍子で歩くんかい。


あとで聞くと緊張して思わず奏楽に合わせてしまった挙句
私がキリキリ爪を立てて腕を無理矢理引っ張ってくるのは
緊張して必死で掴まってしがみ付いてると思ったそう。

目出度い奴。んなわけないでしょ! ヴァージンロード歩くだけで何を緊張するのよ? ハタチの女子かよ! と怒り心頭で脅した式の後。


記念日嫌いで式の日にちを憶えてないけど(秋でした。10月か11月) 'テンポが違う' でカーッとなったままで式内容もしっかり憶えてないところが多いなぁって気がつきました。

以来アンサンブル・テンポを任せるのを辞めましたってお話。



スマホの拙ブログ考

January 17, 2019

ブルゴーニュ君は毎月、うちの子になってくれた17日を月誕生日にしてる。でも1月だけは震災メモリアルの日を外してます。


今日は2度目のブログ考。

スマホで見てくださるお方はご覧になりにくいでしょう?
ごめんなさい。

ブラウザによって写真と行の詰め方や改行が大きく変わってしまうの。スマホモード閲覧設定が不十分なのです。


私はねMacBookで書いてて、スマホからブログをいじることってないのです。


老眼だからスマホ閲覧はちょっとした調べ物くらいで、決まって見るページもないし... 自分がスマホ仕様に興味薄なため、拙ブログは長い間PCモード設定だけでした。

その頃はスマホ普及率は今ほどじゃなく、ガラケーユーザーも一定数以上居らした。今もガラケーモード設定が別に存在してるみたい・・・開いたことなくて未設定です。


ある日管理ページにスマホモード設定があるって気がついてテンプレートを選択しました。


カスタマイズする情熱はないから自動配列ね。しかしテンプレはブラウザごとの細かな設定は無理みたい。

Macで書いてSafariで画面確認するのが自分のデフォルトです。写真ソフトなど使いにWinへ行きInternet Explorerでたまに開くと写真と文字の間隔が空き気味でがっかり・・・

ところがスマホのSafariだと反対に空白が全くないのね。写真と文字がギュッと詰まって読みづらかったり、よく分かんないタイミングでグンと空いてたり。う~ん


皆様綺麗に揃った画面を出していらっしゃるのに拙ページはスマホのSafari (他にも多分グーグル以外の未検証ブラウザも)だと読み辛くて申し訳ないです。


そのうち簡単に設定できるようになるかな~って放り出してから何年経つやら。

多分ねぇ今すぐ表示設定に時間と労力を費やしたって、閲覧者個々人様の環境設定・ブラウザでも変わってきちゃうから [確定の先に新たな不確定が起こりうる事に関して] 何もするまいと '激しく選択' してるの。


第二共和制を指してマルクスが、真理なき熱情(他)と説明して


《唯一の原動力がカレンダーであるような発展であり、
同じ緊張と弛緩が常に繰り返されるためにひとを憔悴させる》
って言ってるそう。

なるほどと思う。
スマホ設定に何か共通項を思い、放置のまま数年目を過ごす。


■ナニガシについて関連リンク
*お初のブログ考
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シネマ記録(29)アデルの迷路

January 12, 2019

見えるかな?


お出かけ先でブルゴーニュ君は光のオブジェになった動物さんの置物にご挨拶してるんです。

ぬいぐるみさんにもよくご挨拶に行く子は、お初に見るオブジェもお友達かと思ったのかな。

4歳を過ぎたっていうのに幼い仕草でオブジェのお耳を嗅いだり
そうっと下からお腹を匂いに行ったりしてました。


頑是ない子の写真は 'イルミネーション迷路' で写しました。


6回に分けて書いてきたアデル映画で、迷路のように感じる謎があるの。

  *シネマ記録(23)アデルの生涯
  *シネマ記録(24)アデルの気後れ
  *シネマ記録(25)アデルの門
  *シネマ記録(26)アデルの茫漠
  *シネマ記録(27)アデルのブルー
  *シネマ記録(28)アデルとティレシアス

監督のご出身地である過去のチュニジアと、アデルが周囲と自分自身の気持ちに翻弄されるのを重ねて観始めたけれど、決定的な謎はアデルという人物に対する監督の情を感じないところでした。


無論アデル・エグザルホプロスと仰るとんでもない才能の女優さんへの敬意は大きいのでしょう。しかし彼女の名を用いたフィルム内のアデルに対しては、それはそれは愚鈍な人物像の描出が重なります。


常に半開きの唇は、食と性という本能の欲求を量で満たそうとするかのように貪る人物の像を象徴するのかもしれません。

注意して見てるとアデルが常時半開きにしてる口をキュッと結ぶシーンもある。トマにセックスが良くなかったか問われて、良かったと軽い嘘をつくのを皮切りに幾度か出てくる。

ブルーのマニキュアの子に可愛さを褒められ、次に赤くなったと囃された時も。

嘘をつくには自覚が要る。
自分の中の本当は何か手繰り寄せられる自覚。
自覚が唇を閉じさせる・・・そんな風に見えた。

映画はよくわからない者の感想だから、女優さんの才能が
計算されたものに感じさせただけかもしれない。


基。


「何を探してるか自分でもわからない」アデルが「これじゃないのは確かだ」と、間接的かつ消極的な理解ではあっても何かを確かに理解し、理解故に自分の行動と抱いてる気持ちが相反すると自覚できた時によく口を結んでる。

数少ないそんなシーンだけが [確かなアデル] だった。
人として独立した女が浮かび上がる時だった。残念ながらその瞬間は彼女の人生時間に対してうんと短い。

常日頃の唇半開きの彼女は、社会運動デモまで参加者の様子に左右される。

論意じゃなく感情で加わってる彼女は、慣れた仲間との行列では自由に振舞い、初めて列に加わった性差別に関わる行進ではあやふやな気分で様子を見つつ、傍のエマを真似ながら徐々に慣れてゆく。

  ここでも意思じゃなく
  [慣れた事柄か否か] が問になる。


習慣に沿って単調に行動する家庭 --- それは [習慣] だと家族内では考えられてるが、事の是非を問うのを怠った惰性と言える習慣 ---
に育ったアデルの根源的な惰性。


人々の中で慣れを感じるかどうかは、アデルにとって受け入れられている安心感らしい。受け入れられてると感じられれば彼女は楽しめる。

それは美しい心理構造とは言い難いが仕方がない。彼女はそうなのだし、美を求めてもない。求めてれば万事が惰性に陥らない。


彼女にとって必要だったかどうかわからない性差別デモも、恋人が参加するから加わってみる。そこにいるのを受け入れてもらえたから徐々に楽しみ始める。


自分の誕生日さえ同様のスタンスだった。

集まった友人知人の前で少し気恥ずかしく戸惑い、しかしダンスが始まりしばらくすると調子がついてくる。

意味を考えず、連帯感を楽しんでた。
その時々で何によって結ばれ連帯してるかは検証しないまま
連帯してることを悦びにし、テンションを上げる。

彼女はずっと半開きの迷路の中だが出ようとは試みない。


こんなアデルを見てると、彼女が受けたアンティゴネの授業中に先生が "悲劇から逃れられない" と説明した言葉が重なってしまった。


ギリシャ悲劇のアンテイゴネをヘーゲルが家族意識を用いて説明したが・・・

ヘーゲルは国家の体現のように家族が存在するような書き方だと思うけど (あまりにもザックリ過ぎて哲学系の方々に叱られそう。目的はフランス映画観賞ノートゆえご容赦ください) ならばアデルは、アデルの両親の在り方を準えるのだろうと思わせるシーンが散りばめられる。

張り巡らされた哲学への迷路が面白くてならない映画です。
まだ続くヨ。


*シネマ記録(28)アデルとティレシアス
*シネマ記録(27)アデルのブルー
*シネマ記録(26)アデルの茫漠
*シネマ記録(25)アデルの門
*シネマ記録(24)アデルの気後れ
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*シネマ記録(23)アデルの生涯
  *映画DVD
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*シネマ記録(16)セラフィーヌの庭
*シネマ記録(15)フランス組曲
*シネマ記録(14)ブルゴーニュ?
  *怒られるわ
*シネマ記録(13)赤と黒・他
*シネマ記録(12)パリは燃えているか・他
*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*シネマ記録(10)アデルの恋の物語
*シネマ記録(9)カミーユ・クローデル
*シネマ記録(8)ミッドナイト・イン・パリ
*シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
  *フロレットという女性
*シネマ記録(6) 愛と宿命の泉Part.1
*シネマ記録(5)たそがれの女心
*シネマ記録(4)カラヴァッジョ 天才画家の光と影・他
*シネマ記録(3)エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々・他
*シネマ記録(2)宮廷画家ゴヤは見た
*シネマ記録(1)モンパルナスの灯・他



ただいまとスヤスヤ

January 11, 2019

内科受診日でした。


飼い主が居ない間寂しくて眠れないブルゴーニュ君は、ただいまをすると安心してドッと疲れが出たように眠りこけるの。先代もそうだった。

さて、足の怪我は思ったより治りが早くて助かったのですが

  *怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡

変なループに入っちゃった・・・


まだ少し痛む足を庇って歩いたせいで背骨を痛めたみたい。
骨や関節は元々強くないから、すぐ影響が出ちゃうのかな。


昨日急ぎ、木曜でも空いてるところに飛び込んだけど合わなかったよう。ちゃんとした病院へ行き直します。

でも今日は背中を庇いつつ内科の予約を果たさねばならず、形成外科か何かを廻る余力は無かったワ・・・


病院の後また病院って気分が塞ぎそうで...


気持ちを元気に保たないと今はやってけないから、今日のところは背中痛いよ~って言いながら休んでるほうを選びました。

もお何かしら、色んなトコロが傷んでくループは?! 悪循環に早く終わりが来ますように。


悪い事の中には良い事もあって


飼い主が病院を2つ行かなかったお陰でブルゴーニュ君はご機嫌です。私の指をチュウチュウ吸って赤ちゃん返りして甘えたら、スヤスヤ眠りに落ちました。

私もこの子と一緒に少し眠ります。
朝8時半から検査室に入れられてて疲労困憊。


*無形に出会う
*ガラスと花
*古い型・古い本


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会
  *難しいこと


  *行きたいな
  *つまらないお出かけ写真
  *貧血と熱でぽ~っと・・・
  *2017年クリスマス
  *熱とおままごと
  *熱と眠りとm&m's
  *元気が出ない日
  *酷く疲れた日
  *ちょっと後悔


  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日
  *不協和音だらけ
  *汚いこと


  *地球と散歩
  *監獄・アンチつるつる
  *メレンゲとエンゼルフード
  *からっぽ

____________

*震えるワンコ
  *雪の日の病院
  *病院のあと
  *ワンコのフレームと願い
  *焼き芋
  *ハノンとワンコ写真
  *病気の休憩
  *お掃除機動画
  *胃の不調と、泣くワンコ
  *mollの1日
  *エフがゴネる

____________

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント
  ?僕が見た鼻血
  *歯医者さんに行けました
  *眠ってます
  *桜の花と難所
  *2018年3月最終の通院


  *始まって終わった
  *喉と赤いお食事
  *咽頭ファイバースコープ
  *元気色
  *ゼリーの境界


  *悩み、寝込み、望み
  *入院を考える


  *この夏最後の海の家
  *良くない結果
  *いい時間。お掃除の嬉しさ
  *身体の異常。そして安静
  *安静にする1日?
  *連続CTの後


  *気胸
  *2日間の日記


  *2018年10月の引き篭り
  *今週の3日間
  *吐きたくない

____________

*怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡

____________

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
  *こんなお出かけ
  *ヴルスト先生


*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ
  *居場所
  *怪我の功名
  *伸びとビーズバンド


*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って
  *アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

  *人より遅れるということ

____________

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に
  *幸せなピアノ時間
  *アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート
  *1日だけピアニスト
  *自由なピアノの日
  *どうぶつお迎え日
  *斜め者のやすらぎ

____________

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭
  *結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい
  *微風
  *長いひと月
  *スイカ
  *ちっちゃなスイカ

____________

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち
  *哀悼
  *四十九日

____________

*出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ
  *降格
  *2度目の冒険
  *回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ


*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・


*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目
  *モチクリーム


*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"
  *慣れないこと
  *悪い癖
  *病院の前後
  *自分を大嫌いになるとき
  *下らない自慢話
  *褒められた自慢のアレが
  *いいですね


*病人と香り
  *2人の看護師さん

  *針と採血
  *個人情報
  *血圧と台風
  *ギャップ

____________

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓
  *パンばっかり
  *体重戻そう
  ?僕が見た 'ナ' のつく食べ物
  *パンばっかり(2)
  *フィット
  *タンパク質
  *小さな副作用とプー
  *海で朝ごはん
  *夏のおやつと本
  *ジャスミンとイヴ
  *パンに逆戻り
  *消化
  *1kgと夢とムービー
  *2018年12月最後の日

____________

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き
  *歩く
  *カプチーノ
  *軽トラのシートベルト
  *たんぽぽ
  *ワンコの笑顔


*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ


*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します
  *諦めずに
  *過去の肺炎
  *コーナーアングル
  *Macへ行こう(19)未来を買う



レッスン記録:ラムネアイス

December 29, 2018

黒の葉牡丹。
'光子ブラックスワン' っていうんですって。


黒やチョコレート色のリーフって大好き。
じんわり沁みる美し色です。

艶やかな黒リーフはハッとさせられるから好き。
'黒はダメになった葉の色' って思い込みを変えてくれる。


怪我した足のせいで読書時間が多い数日、夢中になってるのはポール・エリュアールです。彼の詩が今ほど心動かした日はこれまでなかった。


奥側の玉のような葉をもつのはユーカリ 'ポポラス' って品種で
エリュアールの詩みたいに表面はカサコソ音を立て、内に水脈を湛えてる。


今年失敗したレッスン課題を反省材料にupします。


'音の作文' 課題でラムネアイスを食べた作文を作ってきてくれたの。夏だったのでしょうね。


ご覧の通り素晴らしい出来栄えだった。

舐めて、溶けて、なくなってゆくアイスを下行音形で描いてる。
カリッと軽い歯ざわりのラムネが所々散りばめられてる様子は
ラムネアイスを食べたことがない私でもわかる。

装飾音がラムネ♪
ラムネアイスのラムネはフレーズの装飾音の役割なのね。
素晴らしいワ!


生徒ちゃんが素敵な曲を書いてくれたというのに先生がとてもいけなかったのが、2ページ目に顕れてる・・・


食べ終わりの感想の音もイイ。
溶けるアイスの下行と反行形で、気持ちは上行をとるのも素敵。

でも残念... 私の失敗が書かれてる。
前週、作文構造の例をあげて導いてゆく際、たぶん私はうっかり '爽やか' って言葉を使ってしまったのでしょう。

あくまでも質問の形だった筈。'甘ったるかった? それとも爽やかだった?' って風に。大失敗だった。


誘導では鍵になる言葉を使っちゃいけないと思う。
生徒ちゃんは限りなく素直で、すぐ先生の真似をしちゃうから。


ラムネの曲に 'さわやかでつめたくて' って書いてしまった。
小学校低学年のボキャブラリーじゃない。

彼女たちはアイスを食べて第1に '爽やか' とは思わない。
アイスに爽やかさを求めない。それは大人の感覚だ。

嘘を書かせてしまった。

  *少年の本当と嘘
  *ニュートラルなエリンギ

大人のちょっとした [ニュートラルな表現] は子供達にとって、そして音楽にとって、しばしば《嘘》である。
恥ずかしい記録だけど嘘を探ってゆく一例に役立てよう。


■お教室関連リンク

曲を感じる
*ある白い花
*ままならぬ恋の花
*2枚目の扉
*白い花の贈り物


初期
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート

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*レッスン記録:痩せたメダカ
  *失敗しました
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
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*レッスン記録:音の実

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記号
*レッスン記録:ト音記号
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音符
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*レッスン記録:床の五線
*レッスン記録:紙粘土
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*付点音符を憶えよう
*レッスン記録:付点音符のサイズ
*レッスン記録:小節に触る


成長過程
*レッスン記録:記憶の拡張

*7ヶ月でカバレフスキー
*お庭レッスン

*レッスン記録:香りレッスン
*レッスン記録:ハーモニー体験

*レッスン記録:ハンカチのしみの音楽

*レッスン記録:花めき
*お庭レッスン日和
  *こんなレッスン始まりました


ヒント
*レッスン記録:お菓子パーティー
*レッスン記録:付箋を使う
*練習カウンター
*メトロノームの思い出(1)
*メトロノームの思い出(2)

*ハノンと恋
*プー、スケールに泣いた日
*プレイ
*ステップ


リズム
*レッスン記録:リズム解き
*レッスン記録:食べ物カード
*レッスン記録:楽語とリズム
*レッスン記録:リズム聴音


幼児期の聴音
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*レッスン記録:寒暖の和音


暗譜
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*レッスン記録:楽譜の道筋
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*レッスン記録:音階練習
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*レッスン記録:音階と和音


アウフタクト
*レッスン記録:アウフタクトの導入
*レッスン記録:アウフタクト実践例
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*レッスン記録:なめこぐま
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■オトナのレッスン関連記事

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*ソナタ的お茶の日
*お散歩とテーマの変容
*メロディーに掛かる
*柘榴のポエジー
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*レッスン記録:ドレミ
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音楽史
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*レッスン記録:読み取り開始
*レッスン記録:記号の意図
*レッスン記録:フェルマータの場所
*レッスン記録:次回のピアノ課題

(月の光)
*レッスン記録:噴水
*レッスン記録:2冊目
*レッスン記録:人の文字
  *レッスン記録:衣装の絵
*レッスン記録:不離一体

(カッサンドル)
*レッスン記録:カッサンドル13
*レッスン記録:カッサンドルそして・・・
*レッスン記録:楽語

(グリーン)
*レッスン記録:君が眼に
*レッスン記録:感じがする



夢のお話(6)トイレの前後

December 15, 2018

スーパーへ行くたび相変わらずアジフライを見つめる。


アジフライは大きく開いた口をパクパクさせていないし
苦しんで口を開いてるのじゃないともわかる。
そもそもお尻尾の反対側は口じゃあないと頭は知ってる。

  *夢のお話(4)アジフライ

それでも何か恐ろしい気がして手が出せない。


アジフライのお隣にイワシの天麩羅と書かれた籠もあった。アジフライと同じく今までの人生で食べたことがないもの。試す勇気もない。


衣に阻まれ中が見えないと怖く感じる。
食の安全の観点と違う。巨大化したイマジネーションに本人がついてゆけなくなる馬鹿馬鹿しい構造。

迷いつつアジフライとイワシの天麩羅の辺りをうろうろして、やっぱり止した。

うろついた割にスーパーでの1コマは夢に反映されなかった。
そんなにお魚の夢ばかり見ないものだわネ。


夢の中で、小綺麗で新しめの建物の中に居た。
私立学校か少々お洒落系に整えた公共施設の雰囲気だった。


私は御不浄を探してた。
ドアーを開くとグレーのカーペット敷きの大きな会議室があり、御不浄はその奥にしかないって聞いてた。

室内に入ると名ばかりの音楽家大御所たちが一斉に振り向いた。
彼らの中には当たり前のように廃車ダイセンセーも居た。

  *夏の恐怖体験

会議をしてたらしい。お前らの会議が音楽の話だったことは1度たりとも無いよな? と失笑した。


この人たちの顔を見るとヤル気の着火を抑えるのに苦労する。


"トイレ行きまーす" と彼らの傍を通り過ぎた。
通過ぎ狭間にバッグを座った頭にぶつけてやろうかというアイディアを控えるのに苦心した。

あなたっ今会議してるのよっ! 後にしなさい! と、鼻の穴を膨らませて大仰にしゃべる癖のある固太りのごついババアが下品な声を出した。

御不浄に向かってスタスタ歩きながら私は大声で返答した。

"アンタ相変わらず耳と頭が悪いね~。行っていいですか、って聞いたんじゃないのよ。行くって言ったの。意味ワカル? " と吐き捨て部屋を突っ切り、御不浄の個室に入った。


入ってから、ドアーを開け放して用を足すのだったと後悔した。
会議室は廃車の掃き溜めなのだから排泄に適した場所なのにうっかり個室の扉を閉めちゃったぜと思った。


個室を退いた。
会議室へ入ったのと反対側の奥のドアーを出ると、見知らぬJKさんらが4,5人ずつ塊になってた。

  ババア、と声がかかった。

私が嫌いな年上をババアと呼ぶように、彼女たちも私をババアと指すのだと思った。

  ババア、トイレ近っ!

しかし彼女たちの言葉は年上への厭わしさというより
日常の鬱憤を通りすがりの個人に向けただけに思われた。


こうした時、日頃から無視という形の学びがあまり為されてなくて、何らかの言葉を発する癖があるが夢の中でも同じだった。


"そうよ。あなたたちさ、ババアになるとみんなどんどん浄化されて綺麗になっていくから (自分自身がババアと呼ぶ対象である鼻の穴膨らませ婆などへの皮肉) トイレにも行かないと思った?

それがね、行くのよ~。あなたたちと同じなのよ。
あなたたちは、あなたたちが憎む対象と同じなのよ。"


夢で声を張り上げスッキリ目覚めたのだが、普段から好意を持ってる下の世代にまくし立てたのは現実とは異なるところで合点がゆかなかった。

でも夢で口にした最後の行は、目覚めて考えるべき事のようだ。


*夢のお話(5)海老とアンコウ
*夢のお話(4)アジフライ
*夢のお話(3)シトデ
*夢のお話(2)キャンディプールと後悔
*夢のお話(1)ハミルとミンネ

*カオスになってるお話
*地球と散歩
*僕のホームセンター記録
*脚の形
*
*がるー属と音楽



映画DVD

November 24, 2018

肌寒い春にブルゴーニュ君とお出かけした写真の整理がてら。


初めて生えただろう冬毛をまだ残してる頃。
途中小雨が降ってきた。ブルゴーニュ君が1等残念そうだった。
凹む子を慰めながら雨宿りに急いだ日。


雨は残念だったけど、前年に比べてブルゴーニュ君がたくさん表情を出せるようになったのを喜んでた。


感じることを怖がらなくなった証だった。
感じたい嬉しいことが多くなった証明だった。

お出かけしながら夫やブルゴーニュ君の表情を楽しむ。
私はブルゴーニュ君に視線の殆どを費やしちゃうけれど、夫は妻が自分を見るよりもずっと妻の表情に心を砕いてるでしょう。

  海へ行くことより、家族一緒に行くのが大事。
  多くのご家族が感じなさる共通の想いでしょう。


目的地が大事なのじゃあなくて共に到着する楽しさのほうがずっと得難いもの。


ある恋人と別れて別の恋人を持った日にも思ったんだった。

若かったその頃、自分はまだまだ結婚なんて考えてはなかったけれど、恋人同士も家族も同じ定義だわって個人的な心うちを確認した出来事。

別れたのは、彼となら行先は何処でも良いって気分が薄れたと気がついたから。何処へ行きたいかのほうが大事になったから。

場所や事柄は仲立ちで、ただ一緒に居たくなった相手が新しい恋人になった。

我が家ではいつも夫婦で映画を観ます。
どちらかが1人で観ることはない。


お約束したわけじゃなくて自然にそうなってた。
DVDを借りて3,4日で少しずつ観るから、先が楽しみになる。

だけど1人で続きを観ることはしない。
自分的にはあり得ない。

続きが知りたいなら先に観たらと人に言われてびっくりした。
思いつきもしなかった。もしそう考える時は夫と別れる時だろうと思った。


映画観賞をしたいなら1人で観ればいいけど
夫婦で映画を観るって、そうじゃないよネ。


相手がこのシーンでどういう風に思うのかしらって、映画と相手を何割かずつ見てる。

夫はしょっ中上映をポーズボタンで止める。同じ瞬間に相手が見たものや感じたことを重ね合わせたくて、今の何? どう思う? って話してくる。大事な会話。

楽器同士を合わせるのと同じなのねと思いながら夫を見る。
3秒の音を2時間討議するように納得するまで話し
瞬間の音と映像を分かち合う楽しさに埋没する。


'早く続きを観たいね、楽しみね' ってLINEやお電話で会話して
一緒に焦れる。映画が楽しみなのか並んで食べるおやつが楽しみなのか、2人とも区別はついてない。


ただ楽しい時間であることは間違いない。趣味じゃない映画に当たったとしても。

夫と共に暮らしてるうちは1人で映画を観ることはないかも。
昔は映画が好きだった。今は2人で観る映画しか好きじゃない。

1人で観たらつまらないと感じるに違いない自分が居る。




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