Vaguement Z



プロポーズとゴッドファーザー

November 30, 2014

"一緒のお墓に入ろう。"
夫のプロポーズの言葉はちょっと変わってたのでした。


それは所謂お墓問題とは違ってた。
自分達の骨っていう肉体の欠片が残ったとして、私たちにとっては意志も意識も持たない肉体の残片の置き場は重要じゃあなかったのだ。

夫がいう "一緒のお墓" は
人生に同じ歩みを備えて、同じお方を仰いで
同じほうへ向かって生きて死ぬ事の象徴でした。


結婚のお披露目コンサートだったラクロワではフォーレ "墓地にて" を2人で特別な想いで演奏し・・・

その後夫は一緒のお墓に入る準備・・・一緒に生きて死ぬ準備をしてた。プロポーズの言葉を完成させるためでした。


初聖体が決まって、前2つの式も日程がまとまった。


式で大事な役割を担うゴッドファーザーを、夫は本人承諾もないまま決め込んでた。そろそろお願いしますネくらい言わない? って促したのは11月の教会バザーの日。

バザーのためにお気楽にヤキソバを焼いてる人にいきなりお父様になってくださいって頼んでる夫。あ〜あ〜毎回のパターン・・・

急に神父様の処へ行って率直過ぎる言い回しで個人指導を申し込んだり、何の予兆もなくプロポーズしてきたり。黙ってて突然にやりたいように進めちゃうあのパターンだわって思いつつ見守った。


ゴッドファーザーはヤキソバのコテを片手に動じもせず、夫の肩をがしっと抱いて "そうか、喜んで! "。


極めてシンプル〜に承認終了。"細かい事はさ、この人に聞いたらいいからね。" って私を顎で指してヤキソバに戻った。

どうでもいい事をこまごま言わない大きな懐が、常々夫が求めるファーザー像だった。夫の大好きな神父様も・・・

  *マフィンとデート

何月何日? って質問さえないのは、どんな日で何があっても来てくれるってことなのだ。


大いに安らぎを与えられ寛いだ表情でバザーを見回ってた夫。


私はゴッドマザーに大変恵まれて幸せだから
夫もそうなると良いなって願う。

初聖体までの事を記念にちょこっとずつ記してゆこう。



2014年11月の休日

November 24, 2014

アトリエお掃除中の暖かな日射し。


空気がぬるんだ2日間だった。


今日は自分のお稽古は多分夜に少しだけ。
月末のコンサート準備に夫と半日ババール合わせの日なのです。


一般公開のコンサートじゃないのでお知らせもしてないけれど
小曲を並べたお話つきプログラムを作ってた。

一緒にお稽古する前に家事を済ませよう。


サンルームで乾ききった薔薇蔓を撤収してアトリエに持込み


  *サンルームと暗い森

ここ数年活躍中のココロボちゃんを走らせながら窓桟など拭いて


油絵の裏側、キャンバス枠にも埃発見。
こういう所って見落とすのよね〜・・・


お洗濯機を回しながら、毎朝すごく楽しみなお掃除タイム。無心で手を動かすだけって凄く休まる。帰宅後辺りを見回して小さく変わった様子を眺める夫の楽しみにもなるって思うと力も入る。


生徒ちゃんのレッスンもナシ。
お昼前に届け物に一瞬だけ立寄ると連絡があった予定だけ。


合わせまで説明原稿を確認して、1時間だけ自主練しましょう。
合わせとお稽古の休日。たっぷり音楽時間の休日。嬉しいな。


*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月



ガス温風ヒーターはじめ

November 17, 2014

フランスのキャニスター3兄弟。
大振りでたっぷりした存在感が好きです。


出窓に1つ。

寒くなって家内にお花もない時期だから
ちょっとだけ華やか気分になるものを窓辺へ・・・


ダイニングルームに1つ。


此方はお菓子入れ。


サニタリーに1つ。


ドライが少なくってしょぼしょぼしてる。

**


冷える夜、夫と一緒に小さいガス温風ヒーターを出した。
エアコンだけじゃ寒くってポイント暖房。

屋根裏の季節もの家電を置いてるコーナーへ取りに行って
また同じ季節が巡ったのが何だか楽しくて・・・


小さ〜いヒーターでしょう?
だのになかなか強力なのです。


冬の終わりに綺麗にして仕舞ったのに置いてるだけでもちょっと埃がついていて。2人でキュッキュッと拭きながら

  "一緒にストーブなんか出してると
  家族って感じがして嬉しいね" って夫が微笑んだ。

一緒に使って一緒に仕舞ったヒーターを
また一緒に使う幸せを噛みしめる冬のはじまり。
そして・・・


ラクロワの時の想いが再び巡る。

  *悲恋 9.23 ラクロワ・プログラム

前年一緒に使ったヒーターを今年哀しみのなか1人で出さなければならない人が居る。いつか夫か私も其うなるのだ。

2人で居られる時がたとえ50年続いてても、それでもたったの50年。短い短いかけがえのない時間なのだと思う。
悔いのないよう精一杯、今側に居る人を愛そう。



ご不浄とピン頭

November 16, 2014

今朝1番のお掃除はメインご不浄から。


サニタリーカーテンと同じ生地でも此方はフラット仕立てだから襞ボリュームはありません。

タンク上は可愛くしたいけれど万一の水没を考えちゃったりして・・・微妙なところの折衷案が此んな感じ。


壁はアンティーク本のページとアンティーク手袋で遊んでます。
今朝はぜんぶ外して壁拭きでした。


壁の孔が小さくてすむ虫ピンはピン頭がとっても小さいから紙類がするんって抜け落ちそうでハラハラ。思いついて紙粘土を小さく丸めてピン頭にポチンとつけてみた。今のところなかなか良いみたいです。


床には本類をあまり多くならないようにぽつりぽつり。
アイボリーと茶色の音楽書を並べた。


お師匠様に頂いたサティ、タピオカちゃんに先週貰ったマルグリット・ロンのドビュッシーピアノ曲、古書のベートーヴェン。

他のお水周りへステップがとってあるからお掃除機はちょっと不自由。代わりに拭き掃除が楽な床です。


フランスのヴィンテージトランプを頂いたので壁に・・・


楽しいお掃除時間は終わっちゃった・・・お稽古しなきゃ。



結婚その後

November 08, 2014

アナスタシアが1番花を終える。
風が1日1日冷たくなってきた。


すっかり日が短くなって外灯の点灯時刻を早めた。


混合種セイミッキーも風に煽られて少し寒そうにしてる。
もう少し咲いててねって液肥を遣った。


お庭のお花色も霜が降りる頃にはなくなってしまうから・・・


明るい色の葉っぱたちを増やそうと、ヘリクリサムコルマのお隣にクローバー・ティントワインを植えつけた。


植えたばかりでまだしょぼしょぼしてる日の画像。今は根付いて少し増えてきました。


ベビーサンローズの葉の縁が淡いピンク色に染まった日
帰宅した夫がお玄関で言った。


"うちゴミ当番みたいだけど、ネット畳まなくていいの? "

ノラちゃん達がゴミを散らさないよう近頃ゴミステーションにネットを被せることになったんだった。お当番は集荷時に外されたネットを畳むことになってる。

わ〜、お当番忘れてた! って急いで履物を出そうとすると夫は
冷えるから出なくていいヨ、僕畳みに行ってくるヨって踵を返した。

此んなとき茫然とするんだった。

町内ゴミのお当番まで気を回す家庭人になるなんて
結婚前はぜんぜん想像しなかった。


1等好きな人、ってだけで結婚した者には
結婚生活を想像してみる考えもなかった。


  *結婚の条件

    結婚条件がないんだから
    結婚生活にも条件がないのは
    自分の中では当たり前だった。

家事はほぼ趣味だからお家のコトを手伝ってほしいと求めてもなかったし、恋人時代の夫は到底家事好きには見えなかったのだ。

**


お夕食を済ませたあと脚立の上の夫を見上げながら
いざ結婚してみるとまるで違ってるなあってぼんやり思った。

私の手が届かない換気扇周りの壁を拭いてくれてたのだ。
ありがたいなあ・・・


今日のおうちは何処が変わった? って報告を促されて、
今からお風呂に入ったら見られるヨって答えた。


毎日のお掃除の間に思いつきでよく小物を入替えるから
帰宅後夫は新しく変わった場所を楽しむのだ。

エアプランツ達も冬期準備で、陽当たり良いバスルームにお引っ越しさせたのだ。防カビスプレーを吹いた糸でエアプランツを弛く束ねた。


お家大好き夫が喜ぶ空間作りはやっぱり楽しい・・・。
夫がお家ごとに熱心なのも同じ気持ちなのかもって思った。

感謝しながら冬を迎える。



アトリエと思い出の品

November 06, 2014

若い頃に着た、膨らんだドレスから外したパニエ。


アトリエの中から見た写真は、
踊り場を挟んでお隣のクチュリエが写っちゃってます。

夫が初めて手渡してくれた思い出の紙切れをドア裏にピン打ち。
屑のような紙切れでもやっぱりずうっと宝物です。

  *はじめてのプレゼント


パニエを外したドレスの他にも古くなってもう着られないドレスって結構あって、窓辺に掛けたのはドレスの裏布・・・(汗)


思い出深くて捨てられないんです。
ドレスを飾っちゃうのはナンダカだけど裏地だけならアリかも? って外してみた。フレアーのボリュームが大きくって外すのに肩こった〜


壁には青い空ちゃんからのカード。
ノートルダムが描かれてて可愛いのです。


なんちゃってアトリエといっても置く物もないので

  *アトリエ

お友達からの品々で嵩増ししてみてるところ。


空ちゃんカードを貼った壁から奥まった脇の壁は


夫のドイツ時代の学生証と
亡くなったお師匠様の奥様からのカード。

革命時のバスチーユのカードはお師匠様の遺品だから持っててねって、お葉書代わりに使って下さった。お師匠様の思い出と奥様のお気持ちを側に飾りたくて


ブライダルベールのお花も最後になった季節に。


なんちゃってアトリエも少しずつ進化するといいな。



文房具と夫とのやり取り

October 05, 2014

昨日のメインお掃除は自分のお部屋。

此処もあんまり物がない。


テーブルチェアセットと、小物用の低いシェルフ。
アクセサリーチェストと、ドレッサー。
本箱と、ライティングデスク。
Macデスクと、小さいプリンタ台。

其れから結婚前に使ってたベッド・・・今はデイベッドスタイルのソファ代わりにしてるだけ。


こちゃっとさせたいって言い続けてるくせに物がないから
文房具でも出してみてる。


ミニ封筒の箱とか・・・
小さいメモカードや栞とか・・・

とうの昔に棚を失ってしまった引き出しがBox代わり。
古びた物ばかり。


テープシールを入れてるシャビーな陸軍物の容器とか・・・
よく使う小さいスタンプを入れたミニバスケットとか・・・


拭き掃除しながら結婚講座のことを思い出してた。
教会で結婚式を挙げる前に義務化される講座に2人で参加してたんだった。


幾つかの質問が書かれたプリントに記入して、結婚前の相手と交換して互いの回答を話し合う形式があった。


目を留めたのは、"男性と食事をしてほしくない" って項目。
夫は2番目に強い4のマークを記してた。

面白く感じて、"えっそうなの? " って笑いながら問うた。

  恋人時代の夫は遠慮がちで
  独占欲を見せることは少なかった。
  だから、こんなところでの主張が意外だった。

結婚後は個人的に男性と2人でお食事の機会なんてないけれど
今後お仕事の打合わせや、ステージが退けたあと共演者とテーブルに着くのが皆無とは言えないんじゃないかしらって思って聞いてみた。


"もちろん、仕事関係はいいよ。" って夫が答えた。


続く問いに
"友達? アサリ君とか、ああいう人達がダメなわけないよ。"
とも。

私は男友達が少ない上に、僅かな男性知人ったら専門的なおしゃべりに終始するばかりの人々って知ってるのだ。

  じゃあどういう場合が厭?

先々夫にとって厭なことをしないために憶えておこうと尋ねた。
考え込んだすえに結局 "そうだねぇ厭だと思うような状況は来ない気がするね。" って笑った。


あれから1年以上が巡り、結婚後初めての機会がやってきた。
打合せ件お食事の機会が訪れたのだ。


"カタツムリ君と打合せがあるんだけどね" って問うた。

"打合せはお茶で済むような簡単な内容だと思うけど、久しぶりに会うからご飯も食べてきちゃ厭? 2人きりなの。"

  カタツムリ君? 可愛い人だよねって笑った。
  夫の中で彼は我が家のクマと変わらないみたい。
  いいよ、行っておいでよ。よろしくね。

"でね、帰ったら主人のご飯作るから夕方4時とかに会って早い時刻に解散したいって言ってあるの。お仕事の帰りにご飯食べてるお店にお迎えに来て? 一緒に帰ろ? "


そんな経緯で結婚後はじめてのご飯。
続きはまた今度に・・・



コンサート後に

September 29, 2014

昨日、美術館アトリエにてお目にかかれました沢山のお客様、
お運び下さいましてどうもありがとうございました。


安藝先生はじめコンサートを支えて下さった美術館の方々、受付スタッフのお姉様方にも深く感謝致します。

楽屋は和気藹々。
出演者皆さんの素敵なキャラクターやおしゃべりも心から楽しませて頂きました。


リハーサルに到着するとまだ調律中。


ピアニストにとって大事な存在の調律師さんにご挨拶しようとドアーを開けてみたら、あらら〜♪

ピアノ弦に向かってたのはミスターBでした。
20年見知ったお顔に緊張が少しほぐれた。


終演あとは・・・


オケの練習前にコンサートを聴きにきてくれてた夫が、
ファゴットを担いでるのにドレスバッグや頂き物など荷物を全部回収していってくれたのでした。有難いです。


夫のお陰でお気楽にバッグ1つで打上げ参加になりました。
安藝先生、ご馳走様でした!

打上げでユゴーが話題に上ったから、1830年〜1846年と1847年〜1848年の "ユゴー見聞録" を読み返そうと取り出してみてる。


此れから朝日が射す逆光のピアノ室で、昨日までお稽古してた譜面を整理して・・・


レッスンもない今日はじっくり次の曲を譜読みする日。



下らない闘争記(5)

August 19, 2014

水道代が下がった。


春夏のお庭は引きも切らずにお水遣りが必要で
毎年使用量が増える時期だった。

紛争を繰り広げた撒水がどれだけ水漏れしてたかわからないが
工務店Dが修理してくれたあと水道料金が下がったのだから笑える。

  けれども其れだけではネタになりはしなかった。
  まさかNo.5を書くことになろうとは。

園芸店Aと縁を切り、道で会ってもヤンキー的接見を変えないまま月日が経つかと思ってた。

  此れまでのお話

  *下らない闘争記(1)
  *下らない闘争記(2)
  *下らない闘争記(3)
  *下らない闘争記(4)


夏のある日、朝8時前に携帯が鳴った。
はあ? と感じ悪く言って出た。


本番当日じゃあない限り音楽関係でまず8時前の電話はないし
身内の緊急ならば登録名が出る筈だし
親しい人の他番号だったらばアラごめんなさいで済む。

8時前にかけてくる知らない他人の電話は碌でもないでしょうって見越して応答したところ、胸糞の悪い人物Cだった。疾うの昔に着拒だったが、また違う番号からかけてきたのだ。


人物Cが名乗るや否や、用件の前に非常識な時刻にかけてきた事を突っ込んだ。

あれだけ胡散臭さ丸出しの悪質工事をしておいて、今更朝7時台に電話してくる緊急用件なんてある筈がないのだ。


人物Cの言うところは
"お金をですね、払ってください。" だった。


何の金じゃ?!
今頃になって弁償する腹括ったっちゅー話かいっ!

朝だろうと夜だろうとカーっとくればガラ悪スイッチは一瞬で入る。電話口で大声を出しながらピアノ室へ急いだ。8時前にキッチン辺りで絶叫は憚られるので防音室に入った。

  金銭がどうこう言ったのですぐ電話内容を録音し始めた。

人物Cは、
拙方の都合がつかないと言い渡してあったにも関わらず '(自分が建てた)ポールを抜くのに何の工具が要るかわからないから見せてくれ' と唐変木を言い言いごり押しで来た1度目と、
工事日も約束しないままチャイムを押して居なかったからと泥棒紛いに勝手に入り、何の修理もせず蓋だけ開き放してトンズラこいた2度目の、
迷惑極まる2度のスカタンに対して園芸店Aに大苦情をぶっこんだところの、訪問2回分の代金を支払えと言うのだ。


そらもう民事で決めてもらおか。
アンタの無免許も詐欺も曝け出したらええがな、なあっオッサン!
こっちも賠償支払ってもらったほうがええし上等じゃ。

そう言うと無言で電話を切った人物C。

遅出だった夫がとうとうぶっ切れて、園芸店Aに電話をかけた。
お宅が雇ってる人物Cが金銭まで要求してきたと。


人物Cの此の愚劣な為業ばかりは園芸店も驚いたらしく絶句し
慌てて謝りに来たがお引き取り願った。


夫の苦情は電話を止めさせるためであって謝罪の要求ではない。
人物Cの荒唐無稽を謝罪することで少しでも園芸店A自身が常識的であるかのように錯覚させることは望まないからだ。雇い人の浅短にかこつけた謝罪の前に扉を開くと期待してもらっては困る。

一旦縁を切ったら其処までだ。
終わりは終わりだ。軟化はない。



風邪でお休みの日

August 12, 2014

一昨日のずぶ濡れで完全に風邪ひき。


日曜は夕暮れには台風も逸れた。前の道に濡れそぼって散乱した葉っぱを取りあえず掃き掃除してバタンでした。そのまま熱が下がらなかった。

台風前に避難させてたクマたちやプランターを戻したり、割れたものを片づけたり、倒れちゃったハンギングポールを出勤前の夫に立て直してしてもらったり、後片付けの間も休んでばかりで何も捗らなかった月曜日。

  風邪でしんどくてならない時間は
  お部屋内を綺麗にして目から休みたい気分になる。


ペールグリーンにほんのりモーヴ、
ドライ直前の紫陽花の色差しは魅惑的です。


マダム・ビスコッティに頂いたトルションがカトラリー籠にぴったりで、其んな小さな事が嬉しい。


夫が麺棒でお洗濯機の蓋周りの窪みを綺麗にお掃除してくれた。
冷蔵庫やポット、電子レンジなどキッチン周りは重曹を使った麺棒掃除を始終するけどお洗濯機にはしばらく手が回ってなかったのです。恥ずかし〜

お夕食のお支度をする間に夫は此んな細かな事をよくしてくれる。気持ち良くなったお洗濯機をあり難く思いながら回した。


朝のゴミ出しはびっしょり濡れて風で飛んできた葉っぱ類がいっぱいで重たい筈だった。
でも倉庫のゴミバケツには何もなかった。夫が出してくれてた。


倉庫までちょっと動いただけで熱が上がりそうなグダグダの体調。熱のせいか耳が塞がれたような不快感。風邪薬でまた1時間ほど眠った。


帰宅した夫の顔を見ると、ちょっと調子が戻って元気になった。
風邪ひきでも幸せな1日だった。



おもてなし

July 21, 2014

焦げ茶色の薔薇。
昨夜青い空ちゃんより頂きました。


置いた瞬間から周りのものと溶け合って、ずっと其処にあったみたいな表情。とっても気に入ってしまった。空ちゃんありがとうね♪

かねてからお約束の青い空ちゃんとガリバー君が来てくれた昨日は、7月中のバタバタが一段落してゆっくりできる夜でした。


今回のおもてなしは、幾日前から早々と無農薬のお野菜予約を入れたこと。


それから風が涼しく通るように、予めのお水遣りでグリーンのほか岩や石畳にもたっぷりお水を含ませたこと。

お庭食卓周りに灯すロウソクを色々用意したこと。

到着時刻に具合良く炭火が回るよう夫が時計と睨めっこで炭起こしをしてくれたこと。


カーポートから楽しいようにって、古くてとてもボリュームのあるブロカントのホースリールを飾ったこと。


結末はおしゃべりしててロウソクが燃え尽きたのに気づかずに取り替えなかったし、濡れたグリーンの香りの風はお肉が焼ける匂いに消された。

ホースリールに至ってはガリバー君の自動車を入れたら見えなくなっちゃった。

相変わらず全然行き届かないおもてなしです。
写真をまだupできてないからご飯記録はまた今度に。


夜夫とお片づけして、夫と揃って歯磨きしたり髪を乾かしたりしながら捲るいつもの細切れ読書タイム。


前に読んだルソー "社会契約論" が "民約論" とされてる古い訳を発見したのでした。

旧字で読み難いと自然にゆっくり目を落とすことになって、反芻しながら微々たる理解をしてく。すると読後の味わいが深い気がして不得意だけど旧字出版物って好きです。



古いものがたり

July 05, 2014

昨年頂いたテトラゴナの実と一昨年のアナベルのコンビ。


朽ち色のニュアンスがちょっとずつ違う新旧のドライを合わせるのが好きです。

ダイニングルーム入り口のテーブルで、招くように枝を形付けてみた。


父の眼鏡と本。


中身は私には難しくって読めないくせに使い込んだ表紙の表情が好きで飾ってるだけ。夫が時々捲って、あまりにチンプンカンプンなのを可笑しがる。内容はおろか何について書かれてるかも私たちには判らないのだ。


秋色紫陽花はコンサートの差し入れだった。


もう閉めてしまわれたアンティークショップで求めたレースクロスと。好きなお店だったのに新旧の移り変わりは此処にも・・・


お友達が昔パリの住まいへ宛ててくれたお手紙。


カリグラフが上手な人で宛名文字まで美しいから、色気のないFax機に立てかけた。クラシカルとはゆかない機器を隠してみてる。


裏口に置いた、結婚式当日の小さい写真。


お御堂前にカメラを向けるのは憚られるし、私たちは特に写真を希望せずカメラのお約束もしなかった。ほんの数枚のうちの1つ。この写真も幾十年かして古い記念になってゆくのかな。

**


古いものがたりが好きだ。

本を読んで18、19世紀の主人公に想いを馳せ、また、
物語世界と同じ風に当時の文学界にもドラマがあると知る。

どれもが遠い過去の出来事で
失われてしまった世界の人々が私たちと同じに懸命に暮らす。

愛し、憎み、煩い、画策し、勉学に励み、情を見せて、
騙し、騙され、生活に苦心し、恋に喘ぎ、歌を聞く。
今世紀に生きてはいない命と、今尚生き続ける思いが
ページの間に気配を忍ばせるようで


音楽を奏でるのは、古い物語に触れる気持ちと


とても似てるナ。



季節と蝿

June 30, 2014

月日が過ぎるのが早すぎて哀しい。
違う、私が遅過ぎるんだって思い直す。


ドクダミのお花が終わったあとは皐月の季節だった。


植物の寿命ってどれくらいなのかな。


此れはとてもとても古い株で


お庭で遊んでるぜんぜん可愛くない子供と、優しい顔した相方ワンコの後ろに咲いてるのと同じ皐月・・・


幾十年の古株です。イクラ学級の頃の写真。


有機的な姿の蕾の観察に熱中した雪の下が終わって


今はラベンダーの2番花。


移り変わりの早さに怖れをおぼえる。


 見過ごしたお花の顔
    遣り残した未完の事柄
      持ち越した思考
        表しそびれた仁愛

過ぎてゆく日々はとどめられず
できなかった事を悔い
次には悔いる間にお稽古するほうが建設的だと
後悔さえ捨てる。

悔いの更始を実行するための時間は
過ぎる日々に持ってゆかれる。


見過ごした事と、し残した事の隙間に
落っことしたままになってるものは
どれほどに多いんだろう?


ウイリアム・ブレイク叙情詩抄より "蝿" が心に留りました。


《蝿》

小さい蝿よ、
お前の夏の遊びを
何心なく私の手が
ふとはたき退けてしまつた。

観ずれば私も
お前のやうな蝿ではないか?
或は又はお前は
私のやうな人間ではないか?

             (壽岳文章様訳)


此うした '時間が足りないバナシ' は実に格好悪いと思う。


素知らぬ顔で、余裕かまして、こっそり頑張って、カッコ良くこなしてゆきたいものだ。



記念日とか

June 06, 2014

入籍から1年が過ぎた。


夜一緒にお夕飯食器を片づけてると、ふと夫が言った。
"あれ? 今日って・・・"

其れだけだった。

"そうよ" って短く応じて片付けものを続けた。

  特別な事は何もない入籍記念日。
  記念日って何だか苦手だから何もしない。


思い出に残るコンサートで使ったリードを取っていたり、一緒に植えたお花をドライにするのが嬉しかったりするくせに、誕生日含めていわゆる記念日事は好かないのだ。


日時記念の予定を縛られる感が性に合わなくて
面倒くさい気分になるほうだ。

総じて日にち以外の記念が好きかも。


何でもない小さな幸せの中で過ぎてった1年目の入籍の日。


お隣さんが家庭菜園のお菜っ葉を手渡して下さって
夫が好きなお味付けで採れたてをお料理して
一昼夜続いた強風で折れたお花を救い出して
コントラのリードを試して
ピアノ曲の相談をして

満たされた日だった。



踏襲

June 05, 2014

暑かったり寒かったりで風邪ひいちゃった。


気持ち悪くて仕方なかったから、夫がでかけたあと一頻りのお掃除を終えると朝の時間一杯怠け者を決め込んで読書で休んだ。

雨降りの午前。


枕元のトルストイ、原卓也様の解説まで読み終わった。


《本書はわが国では古くから "人生論" という表題で親しまれ、わたしも誤解を避けるためにあえてそれを踏襲したが、今説明した成立事情からも明らかなように "生命について" と訳すのが、もっとも内容を正確につたえる筈である。》

一旦訳書が出されると混乱を避けるために踏襲しなきゃならない事項はタイトルにまであるのね。英語と違って原語を読める方が少ないロシア語の訳書なら尚、正す機会を作るのは困難そう・・・

楽曲タイトルも演奏も其ういったことって結構多いなって考え巡らせながら少し眠った。

お陰で今朝風邪はだいぶいい。



下らない闘争記(4)

May 13, 2014

此れまでのお話


  *下らない闘争記(1)
  *下らない闘争記(2)
  *下らない闘争記(3)

工務店Dは小雨の中、奇妙に変わる水位の原因を調べようと地面に這いつくばって頑張ってくれた。時間がかかり私は家内に入ってお稽古してた。1分でも惜しいリサイタル前だったのだ。


工務店Dの "あ〜あ〜" という声に呼ばれた。
工務店Dは、原因がわかりましたよ、見て下さいと地中の管を指した。


人物Cは後で嵌め付けないといけない水抜きを先に付け、しかも栓を止めたままポールを建ててしまってるから、本体に当たって栓が回らず水抜きの用を成していなかった。悪質な設置に加えて排水もポール内孔に入る形になってた。蛇口を捻る度にポール内に水が溜まり、漏れ出した水が地下コンクリート内に落ちぬまま意味もなく循環する。

  此れ建てた奴って一体何ですのん?
  どないなってますのん?

あのボケ! と歯噛みした。
どんだけイチビった事してくれんねん。

  支柱に水入れよったら冬は凍結して圧がかかるし
  そら蛇口も買い替えばっかりになりますわ。
  しかも鋳物やから中の摩耗で外まで白くなってきて。

トサカに来たなんてもんじゃない。
アホンダラどないしてくれんねん。


"こらアカン。すぐやりますわ。
もう園芸店Aが言った値段、5千円とかでしたっけ? もう僕らそれでええです。
1から全部やり直しますわ。


すぐ園芸店Aに連絡取ります。メーカーBで部品交換が数百円って園芸店Aが言ってるんですね? 園芸店Aに仕入れの伝票番号確認させて、メーカーBもついでがあるんで行ってきます。本体持って行った方が早いですから。"

工務店Dはハキハキ言った。
其うして素早くコンクリートを斫って支柱を抜き、差し当たってのお水撒きのために仮設置水道を設けて帰った。

私は関西人のシブチンで園芸店Aなら3000円でも高いが、馴染みで幾歳月数々の無理を聞いてもらってきた工務店Dに5000円で済ませる気は毛頭なかった。今は言う通り5000円ということにしておいて、振込時に1からの設置工務相当額を此方から呈示しようと決めた。


翌午前中、工務店Dから電話がかかった。
もうメーカーBと話してくれていた。


  伝票番号と共に園芸店Aの談をメーカーBに伝え、
  その返事に驚いたというのだ。

園芸店Aは "よくある事で、この間もメーカーBで部品を交換してもらったばかり。ほんの数百円です" と言うが、メーカーBではそんな事実は無いという。

メーカーBの方針として稀に初期不良の場合には完品と全交換するが、部品交換は例がないとのことだ。

では園芸店Aが扱った "この間もメーカーで部品交換してもらったばかり" の他所のポールには誰が何を施したのか、拙宅のポールも同じくメーカーBの部品交換と言って人物Cに持ち帰らせて何の処置をするつもりだったのかは与り知れない。

メーカーに出すと数千円で抜かれ、メーカーで交換したと数百円で返される形。そしてメーカーBは預かったことがないと言う。
工務店Dと私たちは多分同じ想像をして沈黙した。

電話の向こうで工務店Dが続けた。

  今水道屋が来て、支柱の中見ながら相談してまして
  もううちで修理もしよかって言ってるんっす。
  あんな園芸店に関ずり合っててもしゃあないわ。
  ポール内に断熱材を入れて、中の腐食を削いで、
  わけわからん孔も水道屋が何とかするって言うてますから。
  任せて下さい!


数年に渡る頻繁な修理費用、
中の水圧で買い直すことになった2万円弱の特殊蛇口と備品、
不良工事で穿たれたポール管の穴の修繕費、
総計は私たちにとっては高価だが、それはもういい。


悪質工事の証拠写真は、地中と管内故に撮れてない。
責任問題を問うために現場保存で置く不便は望まなかった。
花々の生育期にメイン撒水を止めて温存は無理だからだ。
下劣な猿知恵商売人との関わりを絶つことを数万円で買ったと思うほうがいい。

だから1円の弁償もなしに丸儲けのまま居れば良い。
私たちは豊かではないが、姑息さと出鱈目な仕業で汚れた金銭を返してほしいと思わないからだ。

代わりに園芸店Aは、住宅地区の園芸店にとって最も大事な信用を手放した。

最後に、此れまで悪質工事のクレームの度に部品不良をあちこちでふれ回られていたメーカーBには何の落ち度もなかったことを付け加える。



下らない闘争記(3)

May 12, 2014

品のなさ炸裂、先日からの続きです。


  *下らない闘争記(1)
  *下らない闘争記(2)


人物Cは繰り返した。"ですからね、チャイムを鳴らしてお留守だったので、これは入っていいものか迷ったんですけど、入って庭に・・・"

  迷う? 迷うか?
  チャイム鳴らして留守やったら迷うんか?
  普通入らんっちゅーねん!

もうブッ切れまくってた。
受けて人物Cが言うには、自分は此の日に行こうと決めていて
園芸店Aに伝えたとのこと。

  アンタが決めてどうすんねん!

園芸店Aから其んな話は聞いてない。電話連絡すると言った本人のアンタからは固より園芸店Aからも勿論電話はない。大体、言った言わないではない。日を決めるのに園芸店Aは関係ない、アンタと私の折衝やろうが! 予め伝えてる留守日に "行こうと決めてた" ってアンタの脳味噌どないなってんねんっ!


怒鳴りすぎで声が嗄れそうだったけれど止まりません。


  来たら来たで側溝は開けっ放し、庭門も開けっ放し、
  戻って来るか来ないかもわからん、誰が来たかもわからん、
  舐めとるんか。

人物Cの答は揮ってた。
"留守宅に入るのでビクビクしながらで、慌てて出てきたものですから、そうですか、開いてましたか。"

  オッサンほんまもんの泥棒か?!
  チャイム鳴らして留守と判ってビクビクしながら入って
  慌てて帰ったらアンタ、頭おかしいでは済まへんで。

人物Cとの電話のあと、口もききたくない園芸店Aにも大クレームをがなって切った。


次いで更に2日のち。
工務店Dの訪問日だった。


私たちは園芸店Aと人物Cの非常識と無責任に激怒してた。
ケタックソ悪いので私は直接接触しないことにした。
別の者を介して、園芸店Aの言う形の通りメーカーBへポール運送と部品交換の手続きだけしてもらうことにした。それは園芸店Aの責任内で進めてもらわなければならないところだ。

ポールを抜くまでの作業は工務店Dに頼むと決めてた。
点検口から予定の天井裏確認をしてもらったあと庭へ案内。

管内部を開けた工務店Dが "なんじゃこりゃ?!" と声をあげた。

  なんでポールの中に水が溜まってるんすか?
  此処は水入れる所じゃないですよ。
  断熱のために砂か、断熱材を入れる所ですよ。
  うわうわ、なんやこれ?
  これ園芸店Aの人物Cがやったんすか?

あまりのことに目眩がしそうだった。


目眩がしてたのは工務店Dも同じなようだった。
"あり得へん・・・" を連発してた。


  何回くらい修理しました?
  そら壊れますわ。っていうか初めから壊してますもん。
  その度に継ぎ接ぎでテープ巻いてるだけやし。

メーカーBの不良品を疑ってた私たちは此の瞬間に、人物Cの不良工事が原因と知ったのだ。

数年前に撒水ポールを建てる工事を求めた私たちは確かに
建てられた物を引っこ抜いて確認したりはしなかったし
地面を掘り返して調べたりもしなかった。

ごく普通に地中は正当な工法が施してあると思い込んでた。
真っ当な工事に値する金額だった。安くはなかった。
住宅街住民を顧客にする園芸店として当たり前の仕事をしてると信じてたのだ。

             (続きは次回に)



下らない闘争記(2)

May 10, 2014

つまらないドタバタ劇、昨日の続きのお話です。


  *下らない闘争記(1)

拙宅の空き日から作業日を選んで、日取りが決まったら連絡してもらう約束で人物Cとの電話を終えた。

  2日後、園芸店Aから電話がかかった。
  2つのレッスンの間だった。

人物Cが今日行きたいと言っているとの旨。
あのなあ!

ムカムカしながら園芸店Aに説明した。
空き日は既に報せてあってその中で擦り合せることになってる。
今日都合が悪いのを人物Cは知ってるのにボケも大概にせえ。

電話を切って5分経たずに2度目がかかった。
今日どうしても寄りたいというのだ。


どうして此処まで苛立つやり取りなんだろう。


施主の都合がつかないと最初から言っている日に無理に "どうしても" なんて聞いたこともない。何考えてんねんと怒り露に言った。

電話の向こうは人物Cに代わった。
ポールを抜く時どんな工具が必要かわからないので、工事前にちょっと見せてほしいというのだ。

'自分が建てたポールを抜く' のに '何が必要かわからない' と言ってる奴と1秒も長く話したくなかった。

  与太話を断るのも面倒くさくなってしまった。

レッスン途中で手が離せない時刻だけれど、数分間ただ見るだけなら門の鍵を開けておくと答えた。

'何の工具が必要かわからないから見た' 2日後。


作業日を決める電話を相変わらず待ってた。

  しかし人物Cから連絡はない。
  代わりに園芸店Aが言ったのだ。

"ポール直ったんですってね。"

  どんな寝言じゃ。阿呆言いくさって。

施主が都合悪い日に工具のためにただ見に来るボンクラを働いただけで、もとより作業をしてない。

ところが人物Cは園芸店Aに《修理完了》と言っていた。

  ああそうでっか。
  コイツら、もう終わったな。


折りも折り工務店Dから連絡があった。


キビキビ小気味良く動く若い衆を束ねる代表がずっと若い頃から、長い間住まいの事を頼んでる良心的な工務店だった。冬場に施した防水工事の後点検に来る電話だった。

  *僕が見た馬鹿嫁

天井裏から梁まわりを点検して水の入りがないか確認してくれる日を決めることになった。

大掛かりな工務を任せてきた人で、普通ならば近場で足りる撒水ポールの小さな作業はわざわざ呼び立てる事でもなかった。でも折角訪問があるならついでに見積もりを取ろう。

"撒水ポールですか。いいっすよ! 水道屋を連れて行きましょう。"
ハキハキ応じた工務店D。

防水点検と同日に下見を決めた。
下見すれば後はほどなく数パターンの見積もりと工程がFaxされてくるのだ。撒水ポールを巡って久しぶりに真っ当な会話をした。

工務店Dに任せるのが1番と決めた。


翌日のこと


お水撒きをしようとテラスに出ると撒水下の側溝蓋が開いてた。
大理石の重たい蓋。泥棒さんは撒水側溝を漁らない。

  あのドアホ、ボケた事しくさって!

園芸店Aに並びもう2度と顔も見るつもりがなかった人物Cに電話をかけた。もう金切り声だった。

"はあ、約束はなかったですけどチャイムを鳴らしてですね、いらっしゃらなくてですね、だから入らせて頂いてですね、"

  アンタ約束もない留守宅に勝手に入るんか!
  そら別の職業と思われてもしゃーないな。
  これ非常識とかいう範疇ちゃうな。警察行こか!

**


怒髪天を衝きガラの悪さ満載の記録。
もう少しだけ続きます。



下らない闘争記(1)

May 09, 2014

先週故障したお洗濯機の修理が終わった。


色々と要りようが多くって困るわねぇ・・・

  同じ頃にお庭でも事件があった。


購入以来ずいぶんと頻繁に不調を起こしてた撒水ポールがまた壊れた。
年に1、2度も修理してきた。


冬の凍結からのひずみは仕方ないとしても修理の度に数千円ってすごく無駄。機械でもない単純な撒水ポールが此んな頻度の修理は納得できない。

  6、7度目のトラブル。今回は水漏れ。

**


"いくら何でもおかしいでしょう。不良品じゃないの? "
ポールを見せながら説明を求めた相手は園芸店A。
  
園芸店Aは、商品メーカーBとの仲介店だった。

一般顧客の私たちは園芸店Aが勧める商品から選んで購入し、メーカーBとの間に入って仕入れてもらった形だった。


メーカーBは園芸店Aへ業務出荷し、
商品取付けは園芸店Aの派遣員的な人物Cだった。

**


購入経緯から自然に修理は人物C。
園芸店Aの弁では設置した本人が一番よく解るからとのこと。

弁自体には納得できたが顧客心情として私たちは人物Cに任せることを望まなかった。別の方にお願いしたいとはっきり伝えた。

しかし撒水にトラブルがある度に園芸店Aが派遣してくるのは人物C。彼の重症な仕事ぶりに血圧が上がり過ぎる。

  何度目かの訪問なのに場所がわからなかったと大幅遅刻をし
  遅れて来たと思ったら工具を忘れたと取りに戻り
  お水周り工事で斫った煉瓦を貼り直せば翌々日に落ちる。

いい加減にしてほしいと詰め寄ってきたのも馬鹿らしい。
要員教育は園芸店Aがすべき事。我々顧客にできるのは、まともな仕事をする人を寄越すよう園芸店Aに伝えることだった。

此の度の修理もまた園芸店Aとの話合いに始まった。


私たちは商品不良を疑い、メーカーBへの呈示を望んだ。
人物Cより、人物Cしか送り込んでこず仕事確認もしない園芸店Aの粗雑さに怒り心頭だった。

園芸店AはメーカーBが修理する旨を約束し、時々あることでメーカー部品自体は数百円だと言った。ただしメーカーに本体を届けるためにポールを抜く工事が必要だけれど、人物Cなら3000円ほどでしてもらえるし、コンクリート状態によって多くても5000円以内の範囲だから最大でも総計5千数百円で済むと確約した。

  また人物C?!
  
心底嫌気がさしてた。
けれども園芸店Aから人物Cに内容説明・依頼をするとのことで、"コンクリートを斫ってポールを抜くだけなら仕事に出来も不出来もない" と甘い判断の末、園芸店Aに任せた。値段の安さに踊らされた私の責任もままある。

  水漏れのこと故に早急な対処をと願い、
  園芸店Aは人物Cにすぐに連絡を取ると言い置き帰った。

待てども人物Cから連絡がない。どうなってんの!
園芸店Aに捻じ込んだ。もはや大声だった。


ほとほと疲れ、他所に依頼したかった。長年お世話になってる職人気質の気持ち好い工務店ならどんなにいいだろうって思った。けれども中を開けてみなければ設置した人物Cじゃないとわからない部分があるかどうかも不分明な段階だった。連絡が園芸店Aで止まっているのか人物Cで止まっているのか判断しかねるほど、両者揃って仕事姿勢が大問題なのが尚苛々とさせた。

  園芸店Aは人物Cにもう伝えたと答えた。
  人物Cの連絡が遅いことに関して責任がないと言い放った。

伝えたのだから自分の役割は済んだと言う、その文が終わらぬうちに戯けた無責任ぶりにブッキレて怒鳴ってた。

  ええかげんにせんかい! ふざけてんのか!

うちの誰も殆ど関西弁って使わないのに私1人だけは怒ると相当ガラが悪いほうの関西弁が出ます。こうなるともう止まりません。

沈黙の末、もう1度人物Cに伝えます・・・と園芸店A。

果たして人物Cから電話がかかった。


"電話番号がわからなくて、電話できなくてですね"

  阿呆んだら小学生の言い訳か、と思った。
  でも私はまだまだ甘かった。
  人物Cを充分わかってなかったのだ。

"それで電話番号がわからないので教えてもらえませんか? "
は? 流石のオバチャンも一瞬黙ってしまった。

  貴方、今私に電話してますよね?

"はあ。"

  貴方がかけてきてる番号が私の番号ですよね?
  他に何の番号を教えろっていうんです?

"はあこれですか・・・"

  なんなの其れ!!


4月某日、此うして撒水ポール闘争が始まったんだった。

              (続きはまた今度・・・)



2014年5月リサイタルの日に

May 03, 2014

本日午後2時から神戸芸術センターにて
ピアノリサイタルです。


だから当日宣伝に何か気取ったコトを書こうと思ったのに〜
生活感いっぱいの現実が・・・

昨日お洗濯をしたらばズブズブべちゃべちゃ・・・?
脱水がうまく働かないのです。
何かの不都合? ってやむを得ずもう1度お洗濯。
2度目もズブズブ・・・(溜息)

脱水のみのボタンも効かなくなってる。
コンセントを一度外して入れ直し。
まさかの3度目。
そしてズブズブ・・・
はぁ・・・

手絞りをしきれない厚物がいっぱいで滴が垂れまくり。
いつもの屋根裏には到底干せず・・・仕方ないナァ。
お水をたっぷり吸い込んだ重た〜い籠を担いで屋上テラスへ。

べしょべしょでも此処なら乾くカナ、って出てみると


卵。


  えっ卵?! 屋上に?
    鶏卵より少し大きい感じの卵が
      割れて黄味を半分流してる。

多分カラスなど大きな鳥がどこかの巣から持って来て
割って食べようとしたのでしょう。

ねえ、これって中身はいわゆる玉子だけ?
半分雛になってたらばどうしましょ。
やだ〜そんなのグロ過ぎる・・・

近づきたくない〜!
ズブズブに濡れて重いお洗濯籠を持ったまま途方に暮れた。
夫の帰りを待って処理してもらう他ありません。

濡れそぼったお洗濯物を担いで再びふぅふぅ言いながら移動。
階段下のベランダに干したのでした。


コンサートの必死のお稽古を巡って散々に駄目メンタルを吐露した末に当日ブログが此れって・・・


気を取り直して。


  午後2時より神戸芸術センター・シューマンホールにて
  お待ち申し上げております。



揺らぐ石

April 02, 2014

整理し残した記念写真をうっかり未整理フォルダに入れっ放してたみたい。


片づけがてらupしながらのおしゃべりになります。代り映えしない写真でごめんなさい〜。

せんだって夫とヴェルレーヌを開いた日に


  *春の日常

フォーレもドビュッシーも曲を添えた "そはやるせなき" を改めて読んだ。2つ目のパラグラフ後半に目が止まった。

Tu dirais, sous l'eau qui vire,
Le roulis sourd des cailloux.


堀口大學様訳だと

《君は言うらん、またそれは
流るる水の水底の、石の音なき揺ぎよと。》


に当たる場所。

水が渦巻けば、底の小石が揺らぐ・・・

日頃目にして気にも止めない光景。
日常の眼差しには水の揺れが反映されただけと判る。でも
詩人ヴェルレーヌの、また数々の作曲家・画家の眼には
石の揺らぎに見えたかもしれないナ・・・

子供のころに、お水に潜ってただ水底を眺めて厭きなかったような事も、大人になって忘れちゃってる感覚かもしれないな。


時間に追われて、し忘れてる間に習慣から消えたり興味を失ったり・・・色んな時代に置き忘れてきた感覚は直接音楽に繋がるかもしれないものだったのに。

  もっと心を遊ばせよう。
  不思議ね、綺麗ね、面白いねって
  葉の露にも、窓の雨跡にも、土の温度にも。

  時間がない、って済ませちゃうことを
  今以上には多くしたくないな。


今日午前はマネージの矢車草君と待ち合わせて、音楽ホール備品の打ち合わせ。


お昼からはフランスから飛んで来たフラミンゴちゃんとデートが楽しみな日。



春の日常

March 31, 2014

春はお花柄に目が行ってしまう。


メイク用コットンスワブもお花柄ケースが目に止まったり


ニッチの枝ものを外してドライ花にしたくなったり。


昨日は強風で縒れてしまった草花を手入れして、ガレージも春らしく模様替え。毎日少しずつ遅かった春に近づく準備です。


1930年フランスの引き出物用アミティエボウルとロイヤル・アルバートの月のお花シリーズなど、別々のお花柄をごちゃごちゃ合わせるのがマイブームだったり


お掃除などで努めてピアノの休憩時間を確保してる月末。
弾き過ぎ注意。今一等怖いのは疲労骨折だナ・・・

スーパーマーケットで 'アーモンド小魚' を買って食べたりして骨折の恐怖から逃れようって必死になってる。リサイタル前だけ唐突にカルシウムを摂って、終わっちゃうと忘れるのを毎年繰り返してるナ。


春の寂しい出来事でイースター後に遠い教会に異動される神父様へお手紙を書いてたり


オラトリオ準備中の夫と教会暦と教会音楽の成立ちをおしゃべりしたり。

夜はホトトギスの鳴き声をYou Tube検索した。
夫と一緒にヴェルレーヌ詩集を読んでたら "忍び音に" に行き当たって

  いづ樫の黒き幹より
  夕ぐれのおりも来つれば
  絶望のわれらがさけび
  時鳥(ほととぎす)名のりも出でん。

             (堀口大學様訳)

って最後が、今弾いているマハの鶯を思い出させて惹かれてしまった。


  こんな何でもない瞬間を重ねて
    穏やかに過ぎてゆく春の日々。



親戚付き合い

March 19, 2014

親戚の叔母からお手紙が来た。


北野町のアトリエでチョコレート色のラブラドールちゃんと一緒の写真が可愛い〜

お手紙内容は16〜17世紀の画家エル・グレコのことでした。
関東圏の親戚と一緒にグレコを観に出掛けた記録だった。

東京芸大でピアノを教えてた叔父とソプラノの叔母が美術館で夫婦演奏会をしたことがあったが、出演者ゆえ絵をゆっくり観られなかったって残念がっていたのだそう。もう1度観たいと北野に居る叔母を誘ったのでした。

夫は、親戚同士待ち合わせて美術館に行ったことなんてないって驚くけれど拙宅では昔から此んなことが多かった。私も親戚付き合いが好きなほうだ。芸術話題に終始して仲良しで、でもベタベタしない人たちは気持ちが良く、時々会いたくなる。


そう言えば此の叔母に結婚の報告ってしたかな〜ってお手紙を読みながら思い返してみた。


思い出せないってことはしてなかったカナ?

体式優先のお付き合いはしないから此方も忘れてしまったけれど、向こうだって聞いてもすぐ忘れちゃうだろう。絵とワンコにしか興味がなさそうな自由すぎるお人。
此んな人たち、大好きだナ。

**


先日の症状から何だか不調。

  *急病

急な目眩が多いけれどお稽古にはあまり影響なし。



急病

March 18, 2014

夫のお部屋にハンギングを作った。


普段と変わらない夜だった。
夫のお洗濯物を畳んで、其の日使ったばかりのコンサート衣装を掛けて・・・


クチュリエ天井と同じ要領で作ったばかりのドライを夫が吊るしてくれた。


新しい飾りつけに2人で満足しながら遅めのご飯をたっぷり食べてお風呂に入った。

**


翌朝。
先にベッドを出て朝の用意を始めようとした。
突然の吐き気と目眩に襲われた。

脂汗がボタボタ床に滴ってた。寝室に戻ろうと階段途中を這った格好のまま昇り切れなくなって夫を呼んだ。私の声色がおかしかったせいか、まだ睡眠中だったのに慌てふためいて転がるように駆け下りてきてくれた。

頭からお水をかぶったほどの汗が止まらず手足がワナワナして動けない。夫はオロオロ。闇雲に立ったり座ったりしながら、身体起こそうか? 起こさない方がいい? 触って大丈夫? 2階まで運ぼうか? 救急で病院行く? って矢鱈に質問してくるけれど私にもわかんない。

低血糖の症状に似てるけれど・・・ 骨髄炎の検診でも糖尿の気はまったくないから一時的な疲労による低血糖? って動けないまま考えた。とりあえずブドウ糖を、と階段でうつ伏せたまま願ってジュース瓶を取って来てもらった。ゴクゴク飲んで休んで、夫の介添えで寝室まで行くことができた。

  ちょっと横になってたらすぐにマシになって
  ふらつきながらお稽古したりレッスンしたりするうち
  数時間経つとケロっと治ってました。ホ。

何かあって1番に頭を過ったのは "練習時間が減ったらどう補うか! " だったけれど大丈夫でした。いつも此れだけが唯一最大の問題です。



休日に

March 13, 2014

お玄関口のラナンキュラス。


鮮やかな花色の頭は大き過ぎるようで少しアンバランス。球根の一部も茎も毛で覆われて、美しさの後ろに獣性を感じさせるところが好きだ。

  *フランスと動物臭
  *ラヴェル -- アリスブームです


ポストへの遊び階段にも1株だけ置いた。


夫がお休み日で私もレッスンがなかった昨日・・・
お稽古に煮詰まってた。
音色に拘り過ぎて曲想が乱れたのだ。
修正してると今度は暗譜が飛ぶ部分も出てきた。

キリキリしながらピアノに向っても進まず
気分転換に晴れた途を夫とお散歩に出た。

  街路樹の間に大きなピンクの蕾をつけた春の椿
    改装されたばかりの民家レストラン
      オープンしたてのヘアサロン
        自宅塾の看板

  寄って来たそうな視線を投げてくるお散歩中のワンコ
    神戸にたくさんある緩い坂道
      ベランダが植木でいっぱいのおうち
        通学路マーク

ぎゅうっと手を繋いで、景色を眺めながら歩いた。
少し歩いては止まり、道端で向き合って、また歩く。

冬に凍りついて傷んだホースを買い替えにホームセンターに立寄った。焦げ茶色のホース発見! 煉瓦前で浮かずに溶けこみそうな色。すぐに決めた。

**

帰ってファゴットルームとピアノ室に別れた。

  再び煮詰まって・・・

紅茶を入れに行ったキッチンは洗い物が済んでいた。
ゴミ箱が空いて新しいビニール袋が掛かってた。
少なくなってたコーヒー瓶には袋から足されてて
ポットにお湯が満たされてた。

心遣いがじ〜んと染みて幸せな気持ちでキッチンに佇んだ。



作曲家、物思い

February 08, 2014

サンタマンのお皿と、多分窯が異なるボウル。
お揃いじゃあないけれどよくセットにしてる。


この子たちは同じ持主さんのおうちから来たせいか空気が似てて
見てると2つを離さず使ってあげたくなってしまうのだ。

**


時事についてブログに書いてこなかった。
せいぜい世界陸上などを短く呟いたくらいだった。

19世紀から20世紀初頭のテーマと違った空気も少し苦手なせいで、大概何が起っても時事には触れず通してた。だから今日のも社会的な事柄としてじゃない。

  はじめはFaceBookだった。
  作曲家と偽っていた人の録音に
  知らずに携わったお友達の記事だった。

幅広く音楽事業をしてると大変よね、でも大丈夫よね? って願いながら読み流した。3日前はこんな騒ぎになるって知らなかったのだ。


夜に何気なく夫に話した。お友達がね録音に関わっちゃったんだって。
夫も何気なく答えた。ああニュースに出てたよ、アラガキさんって人が作ったんだって。


アラガキ・・・新(ニイ)垣君?!

大きな声を出してしまった。夫はニュース記事の文字で読み方を間違っていたけれど作曲家でアラガキと読める人は、才能に溢れ律儀で謙虚で浮き世をどこかへ置いてきちゃったような、ただ1人しか浮かばなかった。

記者会見も見過ごした。お友達が江川紹子氏の記事を貼ってて把握しただけだ。

社会的なこと、音楽家としてではない外の部分のモラルのことは私にはわからない。ただ、音符のことだけ考えて生きてるような彼の大きな大きな才能と努力に影が射すことがないよう・・・
新垣君の未来が明るくありますようにと願ってやまない。



結婚してなくしたもの

February 04, 2014

結婚してなくしたもの・・・ナンテ悲しそうなタイトル。
失ったお話じゃあないんです。自らなくした日用品のコト。


ボディミルクのミニボトルはお泊まりセットの中身だった。
夫が独身時代に住んでたマンションに置かせてもらってた。


おうちではお徳用チューブを使うクリームも、お泊まりセット用に左側の小さいタイプを備えてた。


夫のお部屋にお泊まりがなくなった今はもう買わないサイズ。


夫のために拙宅に置いてたのは楽器メンテナンスのための極小ドライバー。


キーを調整するときに使ったサイズでボンボン缶に入れてピアノ室に置いてたナ。

リード用のサンドペーパーやヤスリも一緒にファゴット用の一式を楽しく置き飾ってた。今はそのままファゴットルームへお引っ越しした。


ものすごく古いファイルは何だか格好良く思えて、だぶったコピー用を仕舞ってました。


合わせの日に夫がパート譜を忘れて来ちゃった時のための予備に、他の楽器奏者さんとの共演で頂いた出版が異なるコピー譜や、伴奏編曲が違うバージョンなど実際には使わない譜面を取置いてた。

合わせの忘れ物はファゴットルームへ取りに戻ればよくなってからは、廃棄処分にしましたよ。

  お互いのおうちを行き来してた頃を振り返り・・・
  不便だったナ〜。
  どうして早く結婚することを思いつかなかったのかしら。
  頭悪過ぎました。

**

現在サービスルームを改造中です。
夜の時間にこつこつ少しずつ進めて・・・

これまで何となく捨てられなかった物も思い切って処分する気持ちになれたのは、残る人生のほうが少なくなってきたせいかな。それとも1番大切なものが側にあるせいかな。



マシュマロコーヒー

January 20, 2014

底冷えがする夜、夫は大阪でのコンサート練習で帰りが遅い日だった。


いつも通り帰り時刻を知らせてくれるメールでお稽古を止めて階下を暖めた。

凍るような夜の空気のなか帰路を急ぐ夫に、お玄関を入ったらすぐに暖かい飲み物が待ってるように・・・


マシュマロを熱くしてとろけそうになってる甘いコーヒーを夫が気に入ってる。
バニラを加えてお鍋でくつくつ暖めて・・・


出逢った頃の、ブラックコーヒーばかりだった人とは別人のようなバニラ大好きスイーツ男子ができ上がってるのだ。

ひと口ごとに美味しいって言いながらカップを持ったまま窓のほうへ歩いた夫が、桜ちゃんちょっと来てご覧・・・


仄明るく月を反射させて雪が積もってた。


マシュマロコーヒーと月の光と雪。
寒さも幸せに感じる夜。

**


写真は翌朝のもの。フェンスの影の他は一面真っ白だった。

お庭の配水管は寒波が来る前にと先月夫が新しいのに取り替えておいてくれてる。夫が建ててくれたアーチにも雪。



気の急く日々

January 18, 2014

ピアノの上のドライフラワー。
昨日はたくさんの時間を此の前で過ごした。


防水工事が完了して日中がせわしなく細切れになる日々が終わった。確認に呼ばれたり異なる施行をする職人さんが時間差でやってきたり、スケジュール的には大変だったけれど彼らと言葉を交わすのは楽しかった。

余分な事がなくって必要なことだけはっきり話す気質の工事人さんたちが一様に好きだ。
寒い寒い月のお屋根の上はさぞ冷えたことでしょう。工事中の1日は、雨のあとで凍ってしまって作業取り止めの日さえあった厳寒の週だった。


編曲仕事は大分進んだ。午後は編曲内容と寸法の電話打ち合わせ。


1日の中でタイプが違う編曲ものの空気からクラシック・ロマンに戻るのに苦労した期間は、本当にはソロプログラムのショパンやチャイコフスキーの世界が身体に入ってないのだった。各曲イメージが確立されてゆくと別のお仕事を手がけた直後も異なる2空間が移動し易くなってきた。

夫のコンチェルト用のオケ伴練習、フレージングの作り直し、ソロピースのベートーヴェンやストラビンスキーを話し合って、完了した防水工事のお代金振込へ行くと旧姓のままだった通帳の書き直しを余儀なくされ、いらいらと急かしながら手続きを終えたのちにキャッシュカードの書き換えも求められて、行員さんが悪いのでもないのにキレる・・・

お外に出る毎、早くピアノ室へ戻りたいとばかり思って気の急く日々。

彼方此方でキレ続けてるとき側に居た夫がとうとう・・・
笑った。
穏やかな人だから、何処でもガーガーと動物みたいに文句を押し込んでるオバチャンが可笑しいのだろう。いらちの関西のオバチャンの言い散らす様を反省。



2014年1月の泣きそうな日々

January 04, 2014

お野菜用の大きなバスケット。


お大根も悠々入る大きさがわかるよう懐中時計を乗せて写してみました。いつの間にかお野菜大好きになってる夫のためのストックが詰まってる。


根菜用の円いバスケットもたっぷりサイズ。


キッチン脇の田舎風コーナーで出番を待ってるネコヤナギ君作のお野菜たち。お野菜の形はどれも可愛くて、飾りながら仕舞って愛でたくなる。


ネコヤナギ君の畑から来た水菜はバスケットにも冷蔵庫にも入り切らずに小さい台へ。


撓垂れるボリュームの立派な葉。

**


先月から泣きそうだった。

二言目には時間がないないと口にするのは良くないって思いながらも、能力の無さと時間の無さに押し潰されて涙が出そうになることが多かった。

作業が多岐に渡ったリサイタル・リーフレットのゲラが昨夜遅くに上がって小さな区切りには漕ぎ着けた。先方の会社が開いて校正が届くまでに他の事を進められる。

リーフレットなんかできても肝心な演奏は間に合うのかしらって確証がないまま作るのは毎年酷く胃が痛む。ちらしだけできて演奏が間に合わない夢をよく見るけれど、現時点の現実ではちらしも演奏も間に合ってないのだから夢のほうがマシだわってまた溜息。

年末年始が事務で多忙になるからお年賀状は20〜21日に片づけてしまうべく今年も早々とプリントを終えてた。どうでもいい作業が多過ぎる。肝心の後援関連は年末の終業に重なって予定通りには進まなかった。最悪の事態にはカウントダウンにMacを持ってって、演奏してない時間はお仕事させて頂こうかと考えたほどだった。

きゅうきゅうして風邪を引いたまま年初めに上げた幾つかの作業。進んだら進んだで今度は、事務とお稽古の集中が両立しないのが悩みの種になる。

風邪が辛くて、神戸の百人色紙展の色紙の下塗りなど身体を使わない事を先にした。素人の下手な手ながら此れは楽しく取り組める。

お稽古は頑張ったが成果は低かった。6日から始まる拙宅の防水工事でバタバタする前に、編曲仕事に取りかかって目処をつけなきゃと思う。


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