Vaguement \



ムービーの事故

October 18, 2016

ランドリーバスケットのお隣に居るワンコ。


脚が頼りなく細くって自立できないからワインクーラーを支えに立たせてあげることにしました。

この子も先週洗われて石鹸の匂いがする。


リサイタル後は毎年数ヶ月を経てから動画をupしてた。


終わってすぐには見る気持ちになれなくって、客観的に聴くことができるようになるまで間を空けるのだけど多分それが原因でデータがなくなっちゃいました。

SDカードは操作ミスで消えちゃうのが怖いからムービーカメラ本体に録画して、終演後に撮影できてるのを2,3人で確認済み。

誤操作がないようクッション内包の専用ポーチに2重に入れて持ち帰り、そのまま私のお部屋のクロークに入れました。見ようって気分になったら開けましょう・・・って。


  はい。
  データ飛んでました。
  試し撮り・第1部・第2部の3シーン計約105分が跡形もなく。

リサイタル記録のためだけに買ったビデオカメラはまだ3年が経ってなくて、2年半強で5回使用。まさかでした。電源を入れずに仕舞ってるだけで動画が無くなるのは通常ではまずないってメーカーさんも仰るけれど、長い間置いてたのはいけなかったワ。


第20回記念ムービーは無くなっちゃったけど、そしてもう同じ曲を同じ並びで聞いていただくことは生涯ないけれど、そうした儚さも含めて '時間の流れと共に消える音楽' というものですね。

確かドビュッシーが書いてたナ。
詩と音楽は時間の流れとともある・・・って風な意味のコト。

  切り替えて次、頑張ろ。



早い朝の呟き

October 14, 2016

ミントの香りの多肉さん、プレクトランサス・アロマティカスを食卓に飾った。


ふっくら肉厚でほわほわした産毛が生えた丸っぽい葉がお庭で増えてくれて嬉しい。


素焼きヴァーズはテーブルが湿りそうだから平らなラヴィエを敷いて、クッションを風に当てて、階段のお掃除をして一休み。


いつも朝は元気。熱が上がるのは大抵午後からで、午前は体調も気分もすごくいい。


お洗濯機を回しながら、昨日は封を切る時間がなかったタピオカちゃんのお手紙を読んだ。


途中でお部屋に流れてるデュパルクの歌詞が聴き取れないところが気になってボードレールを開いて歌詞を追った。

詩がデュパルクの語り口に乗った曲をお初に聴いたときは衝撃的だった。旅への誘いの詩をなんにも解ってなかったなって反省した。

文学のお勉強を特に修めてない私は、作曲家の感性を通した楽曲に詩を教えてもらうことがよくある。作曲家による訳詩のようで、自分で読むと得られないような発見がある。


本とお手紙を畳んでお洗濯物干し。
午後いっぱい合わせだから家事を済ませておかなきゃネ。


それからプチコリドーへはみ出して伸びてきたアメジストセージを幾本かリビングルームに活けた。


緑の香を楽しんで充電はバッチリ。
さあお稽古。



思い出の中の今日

September 23, 2016

カーテンにフェイクの蝶々。


6個セットのプチプラな割にはまあまあリアルです。
クリップになってるから色々に使えて楽しい。

カーテンを洗い替えて、台風のあとのエクステリアをお掃除。
拙宅は土部分が少ないほうだけれど、それでも大雨のあとにはやっぱり泥撥ねが気になります。

掃いたりお水を流したりバタバタお掃除。
プランターの泥汚れを拭いたら、多い雨量でクタッとした草花を仕立て直した。

風に当たって黄ばんできた葉をカットして咲殻を摘んだら1時間以上経ってしまってた。


ハウスキーピングって体力と時間を思い切り消費するけれど
手をかけた空間には独特の清涼感が漂って心楽しい。


実際は気温や日射しの条件が厳しいことも多いし、疲れで泣きそうになりながら鞭打ってる日もあるけれど

  そんな時おまじないみたいに使うのは
  今を思い出の中に閉じ込めるやりかたなんです。

汗だくで土篩いをしてて厭な蚊がプ〜ンなんて時には
暗い冬 '今日' を眩しく思い出す場面を想像してみてた。
凍りついた空気の中では、うだる暑ささえ恋しくなることでしょう。


現在から未来を見て "今頑張ったら後できっと・・・" って一生懸命自分を励ますよりも何だか楽に思えるの。


遠く過ぎた日となる今日を未来からどんな風に見るでしょうって空想のほうが、しんどいなって時間を甘やかに感じさせてくれる気がしてるんです。


この方法で今日もお稽古頑張ります。
コンサートが終わって曲とお別れしなきゃならない切なさの中で、'練習ばっかりで疲れたよ〜' ってぼやいてる今日が幸せだったってきっと思うのだから。



リオ・オリンピック

August 23, 2016

リオオリンピック、2種目くらいだったけどぽつんぽつんと観てました。


観戦したのはボルト選手が出場されるようになってから世界選手権含めて観てきた男子短距離走と、女子レスリングでした。

夫が吉田沙保里選手を大好きだから彼女の試合は近年一緒に観るようになって、私もとっても好きになってた。


好きな女性とか、好みの女性って話題になると
必ず夫の口に上る吉田選手。


そういえば夫が女性のどんなところに興味があるか改めて聞いてみたことがなかったナと思って問うてみた。

一意専心。一貫性があってストイックに積み上げる人が好き。物凄い努力家なのに努力してますって前に出さないところ。それから強さが支えてる明るさがすごく好き・・・ってベタ褒めです。

吉田選手を見倣って、夫好みの人にちょっとでも近くなりたいなって思った。



古いノート

August 17, 2016

断捨離って言葉には、はじめに発表なさった方が籠められた意味があって


私がしてるお片づけは、多分元の意味の断捨離じゃあないかもって思う。だから別の呼び方のほうがいいのかな。

  昔々のノートとお別れしながら
  色んな気持ちを拾い出していった。

お花のスクエアのノートを大事にしてたナ、黄色いノートは中のページも真っ黄色で、変わってて好きだったナ、とか。


お小遣いを貰って文具を自分で買いに行くって形がほぼなかったから、ノートは殆ど両親に与えられたものだった。どれも気に入ってたナって思い出した。

  逆に言えば見るまでは思い出さなかった。
  目にしなければ思い出さない物を私たちは取置こうとする。

忘れたくないからだろうか?
自力では思い出せないくせに、忘れたくないって感じてるんだろうか?


何を忘れたくないんだろうか?
物と一緒にあった思い出の時間を?


其の思い出の時間は、こうして物に頼らなければ頭を掠めもしないでいたのに?

再び仕舞っておいて数年後にもっと薄れた記憶で、或は再構築した間違った記憶を重ねて今のような感じで思い出したいんだろうか?


そんな風に幾つか自問して・・・

古いノートたちとお別れした。


ノートに書かれてる大方の事は今の自分にとって重要じゃなくて
ほんの僅かな大事な事はノートを読み返さずとも自分の中にあった。

学童の拙い記録ノートには実存主義のお勉強なんて書き連ねてた。論も論を展開する精神も脆弱な代物だった。
美学哲学偏重の今の自分には完全に不要な思弁だと思った。


ノートの存在はc+だった。


  *物とお別れ

c+っていう存在の温かみを受け取った上で、時を経てaに変化していた事実を認めることができた。

物に対して感じることを探ってみるお片づけの、
断捨離と替わる呼び名はまだ思いつかない。


*赤い辞書
*手紙



髪ダイエット

August 09, 2016

暑くって木綿ばっかり変わらず着ています。


普段は逆さまにして裾をピンチで留めて干すワンピース。暑さでボーッとしてうっかり普通の向きで干したら裾がくしゅくしゅ巻き上がっちゃった。

こういうデザインと思えば(?)アリかしらナンテ・・・暑さが増すアイロン掛けを減らしたくて自分に言い訳。


ちょっと濡らしてビヨンと手で伸ばしてお茶を濁した。


  今朝は髪のお話・・・
  過剰に栄養を吸い込んだ太い髪のこと。

カットのときに鋏がたてる音が普通じゃないってヘアサロンでびっくりされる太さは、どんな髪型も似合わない。太り過ぎて可愛くないし扱い難いし、ずっと諦めて生きてきた。


先月美容師さんが、繰り返し染めると色素が入って余計に太くなってるかもしれないですねって仰った。


ヘアカラーしないでブリーチのほうが髪って細くなりますねって言葉を受けてブリーチしてみた。

諸説あるかもしれないけれど私の髪の場合はその通りになった。
まだまだ普通よりはだいぶ太ってるけど。


濃い目の髪色のほうが好きなのに
やむなく髪痩せ目的でブリーチしました。


結構きんきんな色・・・
まあいっか。



赤い辞書

August 06, 2016

びっくりしますよね・・・
なんだかすごい物体。


小学校にあがる年の春休みから使い始めた辞書なんです。

いくら1つの物を使い続けるのが好きとはいえ酷いかも。


辞書って新しいのは勝手が違いますよね。パソコンのOSが変わっちゃうみたいにしっくりこないんです。

ページも取れちゃいそう。


両親に新しく買いましょうって言われても、ソフト入替え式の辞書タブレットみたいなのが流行ったときも頑固にずっと此れでした。


お初に自分の辞書を持った日に、赤い色が嬉しかったナ。


何でもパソコンやスマホで調べられるようになってから使わなくなっちゃった。先々も国語辞典を捲る機会ってなさそうで先日お別れしました。


文庫本より小っちゃい辞書は、学童時代に自動車や電車でのお勉強にお供をしてくれた子です。


学校が退けてお稽古したあと毎夜レッスンや塾通いだと、学校のお勉強は乗り物の中で済ませちゃわなきゃですものね。いつもレッスンバッグに入ってた。

**


  2冊の辞書は安らかな気持ちで離れられるcプラスの子。

    *物とお別れ

  辞書と人間がお互いを保持しあった年月、
  双方が各自の役割を全うした気がする。
  ご苦労様でしたって言い交わした気分でお別れしました。


[アデュー] メンデルスゾーンOp.85-No.2
  *寝具
  *アデュー

[失われた幻影]メンデルスゾーンOp.67-No.2
  *失われた幻影

[葬送行進曲]メンデルスゾーンOp.62-No.3
  *葬送行進曲

[月の光]ドビュッシー
  *レッスン記録:月の光

  *レトロなワンピース
    *断捨離中です
  *物とお別れ
  *手紙



おしゃべりの日

July 21, 2016

綺麗なグラデーションを見せてくれる乾きかけの紫陽花♪
ドライ完成間近かな。


今はサンルームに紫陽花が沢山ぶら下がってます。

レッスン2件、お客様3件の珍しい日でした。


1日中声を出してたみたいで、おしゃべり酔いのような感覚をしばらくぶりに体験。

楽しく心地良い疲れでした。



手紙

July 20, 2016

今日手放すのはこっくりした色の年代物のワンピース。
これも母のお古を昔に譲ってもらったのでした。


  *レトロなワンピース

棄ててしまう前に写真なんかを残してみると、記憶に留められる安心感で思い切れる。其うしていつか写真も捨てられる気持ちになった時こそ、物の縛りを越えられるのかな。

それまで時々、古びて見苦しい整理品写真におつき合いくださいね。


ある種の品はいつまでも大事に持ってしまう一方で、お手紙は早々に棄ててしまう癖がある。


何故ってお手紙を書いた人は数年経って読み返す頃、もう其処には居ないと思えるから・・・ 書いてくれた当時のままの人物ではないという意味。

  誰もが成長する。
  誰も数年前と全く同じ考えを持ってはいない。
  送る側も受ける側もそれは同じ。

或る年に書かれたお手紙は、その時期の受け取り手にとって大切なものだった。

でも5年後の送り主は違った考えで書くかもしれない。
5年後の受け手も、5年前の内容を5年前と同じ想いで読むことは少ない。


お手紙の中の人は書いてくださった瞬間からとどまらずに成長を続けるという意味で、送り主だった人は存在しなくなってしまうって考えてるようです。


だから大多数のお便りは読めば捨ててしまう。
メールなんて昨日一昨日届いたものしか無かったりする。
文字で残す必要がない親しみ故でもある。

共に成長して年の経過で少しずつ関係や位置や親しさが変化するお友達は、10年前の発言なんて取置かれてもかえって困ることでしょうとも思える。

  其んな考えの自分がいつまでも大事に取ってるのは、
  年月に移ろうことのないお師匠様や両親の筆なんです。

  二者とも感情や条件に左右されることなく
  見返りを求めない愛と、より善くあれという願いの一手。


師はいつまでも師であるばかりか、年を追ってより強く師弟となってゆく。


若い時の頭の足りなさ故に弟子として充分に受け取ることができなかった教えが、年を経てこそ染みてくる。

この方の教えを乞いたいと願うお方のお手紙は書物のように、読み返す毎に新しく影響を与えてくれています。

後年の音楽の師や信仰の師以外に、人生最初の針路の師となる両親にも同様の思いで、幼児から変わらない口調で語りかけられる手紙を逐一保管してきたのでした。

  *輝いてる人

物の断捨離は躊躇い多しで駄目駄目。
お手紙だけは迷いなくスッキリ。

断捨離って考えの整理の機会にもなるんですね。


暑い・・・

July 08, 2016

きゅるんって爆ぜたように咲く紫陽花 '小町'。
山紫陽花を囲むように挿してみる。


仕上がりそうだったシャブリエを止して曲変更した。
すると元々のテーマを変えなきゃいけなくなった。
'これじゃない' って感じるのに 'これだ' と決定づけるものには行き着かない。

暑くて暑くて思考が止まっちゃってるみたい。


お稽古の捗りが悪いから読書で頭を整理しようと思った。


プラトン著 "テアイテトス"。
ソクラテスとテアイテトスとの対話型の認識論っていえば良いかな。

ソクラテスのお話の組み立ては大好きで、承服の気持ちで読む場合が殆どだけれど

感覚についての項目では、もしもソクラテスの時代以降に発展した種類の美学・芸術が当時に存在してたら彼は同じ論説を語るのかしらってふと思った。後世ならどんな認識論を繰り出すのか読んでみたい気持ちになった。

それにしても暑いですね。


サフィニアの色にまで熱を感じちゃいます。



2016年6月の植物

June 29, 2016

カーポートの紫陽花がひと雨ごとに色を濃くする。


ルーフで雨は当たらないのに、彼らは雨の日を知ってるようだ。
雨が降るたび地植えの子たちに倣って色の生育を遂げる。


ミリオンスターもお花の賑わいを見せた週、夫と出掛けた。


目的の用を幾つか済ませて、私たちの定番コースのお花屋さんへ廻った。


凍結した冬の日に根がやられちゃった代わりのポトスやハーブ苗を携えて、どこに置く? どこに植える? って相談しながら帰った。


翌朝、植えつけた植物の前で夫に甘ったれておしゃべりしてた。ちょっと早く到着した生徒ちゃんに気づかなかった。ニャフニャフした話し方を聞かれてしまった。

声を掛けて良いかわからなかった生徒ちゃんはしばしその場に立ちつくしてたみたい。

何事もなかったように "さあ始めましょう" ってシャラッと言った。

気まずい・・・


*2016年5月のある週
*2016年4月の薔薇
*2016年3月の色々
*2016年1月の呟き
*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月



コンサートの手拍子

June 27, 2016


色変わりする紫陽花に薄いピンクが差してきた。


今月は、よそ様より多分幾十年も遅れてお初に知ったことがありました。

色んなジャンルのコンサートに行かれてる方には当たり前の事かもしれないけれど、クラシック以外のコンサートに初めて行った者には目から鱗の発見でした。


時々テレビなんかでポップスコンサートが写し出されると
歌の最中にお客様が手拍子してる。


クラシックではまず無い光景を、ミュージシャンの音楽にノッてる聴衆のリアクションなのねって間違って思い込んでた。

本当に大間違い。

アズナヴールのコンサートで


  *最後の来日コンサートへ
  *パリとアズナヴール
  *凄いコンサートでした

Les deux guitares(二つのギター) の曲中、バックバンドの方が仕草で客席に手拍子を促しなさった。


すぐに応えながら、初めて手拍子を体験して知ったのでした。

私たちは貴方が大好きです、貴方の音楽を愛してます。此処に居てくれてありがとう! って気持ちをステージに届ける数少ない手段が手拍子なんだワって実感した。


ミュージシャンの音楽に対する 'リ' アクションじゃなくて
音楽を与えてくれるミュージシャンに対するアクションなんだ。


教養と無秩序

June 03, 2016

追加で頂いた一昨日の写真をupしながら。
プーランクのお話をしてるところです。


チェロソナタ譜面の表紙裏の、1940年に曲の素描ができていたと記してあるところを読んでるのかな。


ミルクたっぷりのカフェオレを飲みながらゆっくりした昨夜は、夫とマシュー・アーノルド著 "教養と無秩序" の事をおしゃべりしてました。


この本めちゃくちゃ楽しいです!

春までベルクソンを読んでて、今の自分にとっては何だか無理矢理な理解になったから、しばらくは好きな本だけって決め込んだのでした。

  *本選び

本書はギリシャ主義とヘブライ主義の相違の紐解き方がすごく面白い。

ソクラテス言行録

《最善の人間とは自分を完成すべく最も多く努力する者であり、最も幸福な人間とは自分を完成しつつありと最も多く感じる者である。》

             (多田英次様訳)
を引いて

此のように続きます。


《無智をなくすこと、事物をその實相において見ること、事物をその美しさにおいて見ること、について語ることは如何にも結構である。しかし、我々のすべての努力を妨げて臺なしにする或るものが在るのに、これが如何にしてなされ得るであらうか。

  この或るものといふのは罪である。そして罪が、ヘブライ主義において占めるところの空間は、ギリシャ主義における場合と比較して、實際巨大である。完全へのこの障碍が場面全體をみたし、完全はその背景において遙か遠くに、地上から立ち消えゆくかに見える。人間の完成への進歩を遂げるところの、かの自己を知り自己を克服することの諸困難は、罪の名のもとに、ヘブライ主義にとつては、人間に敵對する積極的な能動的な實在となる。》


ロマ書、アモス書、ゼカリアなどがしばしば引用されてとっても解り良かった。


《ギリシャ主義が、明瞭に考へることを、事物をそれらの本質と美において見ることを人間が成就すべき雄大な貴重な業績であると語るやうに、ヘブライ主義は、罪を意識すること、罪の意識に目覺めることを、この種類の業績であると語る。》

とまとめられるなど、聖職者のご子息にして詩人という経歴らしい幾つもの攻め方を以ての語りにすごく共鳴しました。

**


今朝は咲き終えて疲れた薔薇をすっきりカットするところから始動です。



輝いてる人

May 26, 2016

輝いてる女性・私も輝きたい、ナンテ言葉を時々耳にしてた。


  輝き続けられるように
    年をとっても輝いていたい
      私が輝ける場所e.t.c.

輝くって言葉が更に頻繁に使われるようになって、'私も輝かなきゃ駄目なんだ' って強迫観念みたいに思い続けて辛くなってるお人さえ居る。


辛がってる知人の気持ちはずっと気になってたけれど、実際此んなオタクには無縁の世界の '輝いてるかどうか' なんて話題は興味薄でスルーしかなかった。


  それよりお手紙箱を整頓したかった。

1日のすべき事が終わって眠る前にちょっとずつ整理事をするのが楽しいのだ。

  時々チェックして家電保証書の期限切れを処分したり
  保存書類が1つ増えたら年度の古い1つを破棄したり
  常備薬を検めたり、保険の更新を確かめたり。

軌跡を感じて生活を見詰める時間は、少しもロマンチックじゃないし輝いてもいないだろう。それが私には大事な時間なのだ。


お手紙箱も定期的にチェックして整頓したくなる。


くださったお人別に仕分けた薄い箱を、本のように立ててある。

**


整頓中、父の手紙が入った箱を手に取って2,3通読み返した。
11歳の誕生日に書いてくれた手紙が目に留った。

此んな文で終わってた。

《周りの人を輝かせることができる女性になってほしいと、パパは願ってる。明るい明るい、ママみたいな女性に。》


初めて読むような気がした。
受け取った当時は幼くて、よく理解してなかったのだろう。


輝く人に成長するよう望むより、誰かを輝かせられるようにとは如何にも父らしいと思った。娘に自分の妻のようになってほしいと言うところも父らしかった。


手紙の内容は憶えてなかったけれど、輝く人で居るかどうかってそんなに重要かな? って近年話題を耳にするたび感じてしまってたのは、育った家庭の影響かもしれない。


手紙を読み返して改めて思った。


誰かを輝かせる役割はとても魅力的だ。
いつかできるようになれたら、どんなにいいだろう。



日々後悔

May 20, 2016

疲れ過ぎって思いながら放ったままに、また週が変わった。


  *2016年5月のある週

いよいよ階段を昇る脚が上がらなくなってきたから昨日は動かずできる事をする朝に決めた。

毎日合間の時間に大急ぎで済ませる咲き殻詰みも、昨日は屈んですることにした。


咲き終えた花殻を毎日取って所々切り戻しを続けていたら、サイネリアもまた満開になってくれた。

お花のお手入れをしてると丁度、此の株をくれたポニーテールちゃんが通り掛かった。彼女のおうちは近くではないけれど、ワンコのお散歩にいつも拙宅前を通るのだ。


たくさん蕾を上げたミニ薔薇も、弱ってきたから花首をカット。


葉も軽く剪定して、次期の花芽の準備をしてくれるよう陽当たり良いところへ出した。

マチルダの花びらがカミキリムシに食べられてた。
幼虫用はお薬があるけれど成虫の駆除は難しいらしい。

諦めて家内へ戻った。

  送られてきた楽譜の製本を始めた。
  捲り箇所をスムーズにする調整は音出しをしながらになる。
  昨日はざっくりページを繋げるところまで貼り合わせた。


お洗濯機を回しながら拭き掃除の普段のコースを終えると正午を少し回った。


午前をお庭のお手入れとお掃除だけでゆっくり過ごせて、体力は少し回復。

**


時々考え込んじゃう。受験生のタイムテーブルみたいなコト。

誰でも4、5日なら連続して頑張るのは容易だろう。
私の場合1週間経つと、そろそろ一杯だけ飲みたいな〜って身体がリラクゼーションを求めはじめて、

でも1週間を折角頑張っても夜の数時間を遊んじゃったら元の木阿弥、効率が悪過ぎる! と振り切ってもう少しだけ踏ん張る。

10日・・・まだ半日休むのには罪悪感がある。
2週間でほぼほぼ辛い。

自分を騙せる限界は大体20日。
でも毎年3、4月はお稽古が詰むせいで、開放された5月は決まって力尽きるのが早い。

もうちょっと集中期間が続くようになりたいよね・・・
雑念なく沢山こなせるようになりたいよね・・・

ナンテ、昨朝ゆっくりしちゃったのをやっぱり後悔してたりして。



2016年4月の薔薇

April 30, 2016

昨年鉢上げしてカーポートに置いた小手毬。


セミ・シェイドの場所のお花も徐々に開きはじめた。

亡くなった友人のモッコウバラも咲いた。


枯れてしまったときのために挿し芽をして増やした赤ちゃん株が此んなに大きくなった。

彼を失ってもう何年も経つんだな。
最後にお見舞いに行ったのは、結婚前の夫と一緒にコンサートのあと病院へ立寄った日だった。


薔薇が咲くたび鮮やかに甦るたくさんの思い出。


色んな人、色んなものを失いながら年を経て
思い出を携えたものたちが一層愛しくなる。

今日の日もいつかは、過ぎ去った一コマになってゆく。
心を照らすものを刻みながら歩こう。


*2016年3月の色々
*2016年1月の呟き
*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月



足腰

April 27, 2016

手が届かない所に咲くクレマチス。
う〜んって両手を伸ばして背伸びして写したらブレブレだわ。


つま先立つとグラグラする足腰になってきて、年を実感。


ならばと地面を撮った。


プチコリドーのグランドカバーに植えたらば、もりもり繁殖してくれた可愛い多肉さん。


初夏のようだった日中に
紫蘭が両手を伸ばし、つま先立ってた。


この子たちはグラグラしてない。
いいなあ。



病欠

April 23, 2016

コリドーのアーチにクレマチスが少しずつ咲き始めた。
まだ葉も繁ってなくってひょろひょろしてる。


インターホンケーブルが入ってる白いスチールのパイプモールが現実的で色気ないこと・・・だから此処へクレマを咲かせてモールを隠したいんです。

夫が盲腸で練習を病欠しました。
ご迷惑をお掛けしました皆様、本当に申し訳ございません。


盲腸ってわかってすぐに色々なご連絡。


オケの代表のかたや室内楽メンバーのかたへコールして、練習の病欠連絡と本番に代役を立てていただく件などなど。

申し訳なく緊急で慌ててもいるのに、ご連絡内容とは別に馬鹿嫁は、不謹慎にも心のどこかで片寄の妻でございますって名乗るのを新鮮に思った。結婚後も殆ど旧姓を使う場面ばかりだったから、珍しい時局を味わってしまった。

病状はごく軽く済んで心配ないようです。
此のコンサートに関わられる方々に重ねてお詫び申し上げます。



コリドーの花びら

April 10, 2016

あ〜ん、また発熱。


はじめインフルエンザかと思っちゃった。
喉から首まで酷く腫れて歯が浮いちゃう感じになった。
それから骨髄炎真っただ中の時ほど骨の痛みが襲ってきて。

2日後の昨日原因不明の熱。風邪っぽくないし結局インフルエンザでもなかった。

元々完治の可能性は低いながら一応おさまってる骨髄炎のぶり返しじゃないことを願いましょう。


今はお稽古の手は止められないから騙し騙し頑張ってみよう。

お庭へ抜ける小さなコリドーに桜の花びらが雪みたいに降った。


結婚前、夫がお手紙に桜の花びらを貼ってくれたのを懐かしく思い出した。今も大切にピアノ室に飾ってる初めてのお手紙。

どうしてあんなロマンティックなことしちゃったの? ってふざけて聞いてみた。すごく特別な人だったからだよって真顔で答えられてしまった。熱上がりそう。


置き忘れたスコップの上にも花びらが積もった。


お花の短い命の欠片を捨ててしまうのが可哀想で
花びらが乗ったスコップを今朝も仕舞わないままにしてる。



ただの慌ただしい朝

March 26, 2016

休みたいな、たっぷり寝たいな、その前になんにも考えずに座ってみる時間がほしいな・・・って切望するうちに1週間が終わる。


朝の隙間時刻にビオラの花殻をささっと取ってお水撒き。
それから、初めてコンチェルトをお勉強する生徒ちゃんのレッスンをしてた午前でした。


12時半終了。


"桜ちゃんのレッスンが終わるまで居るからね" って言ってた夫に会いにファゴットルームへ・・・

夫は丁度リードを作り終えるところでした。出勤前にちょっとの時間でも顔が見られて嬉しかったな。


今朝はチャイコフスキー先生の前でプレ・コンサートです。今日こそマシにできますように。



2016年3月の色々

March 09, 2016

近くまで出るときチョンチョンと塗り足せるように、お玄関に口紅を置いてる。


事務用品を買い足しに走ろうと鏡を覗いてちょっと薄いかな? って口紅を手に取った。

塗ろうとして、手に持ってるのがハンコだって気がついた。
はぁ〜疲れ過ぎね・・・

ばたばたと雑務を終え、レッスンまでの30分でペンキを塗ってしまいましょうって倉庫へ行った。

  *倉庫前と模様替え

植替え作業の他ペンキ塗りなんかもしてる作業場です。


すると門から少し離れて女性が此方を見てる。
"何か? " って声を掛けたら、久しぶりにお顔を見るお友達だった。


レッスンまであと25分。バタバタ中でよかったら入る? って招き入れて僅かな気分転換。また来てネ。

**


レッスン後は関西電力さんの予約訪問でメーター取替えでした。
でも何故かメーター番号が混乱してる・・・何なの〜

電力自由化に伴って移行した他社で入力漏れがあったみたい。
色んな変わり目は企業さんもバタつくのでしょうけれど電話会社移行の時といい、馬鹿馬鹿しい2度手間3度手間があまりにも多過ぎるワ。

  *あかんやろ

再訪問を余儀なくされた。フランスではこんなの茶飯事だなって思い出してちょっと可笑しい。

日本の企業さんもいい加減さはフランス並ならばと、此方もフランス並の剣幕でクレームを入れた。ぎゃんぎゃん。


*2016年1月の呟き
*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月



夕方のお買い物

March 06, 2016

ピゼイ樽傍らのミニ薔薇が育ってきた。
暖かい日が続くと葉っぱが急にグリーンを増す。


早く帰るよって言ってた夫に見てもらいたくて、ビオラやマーガレットの花殻も念入りに除いた。ちょこっと手をかけるだけでお花は活き活きしてくれる。

ラナンキュラスは可哀想に花びらの縁に黒ずみが出てしまった。


根の状態が良くないかな。お花が終わったら球根を堀上げて土を換えよう。

  うんと暖かい午後だった。
  夏の様子を思い出して眩しいような気分になった。

2階の夫のお部屋付きバルコニーまで這い上がってた朝顔は今まだ冬ごもり中。気温が上がった昨日マルチングを外した。


帰宅して一頻りお花を眺めた夫は買い物に行く? って言った。


お夕食のお買い物も下ごしらえも済んでたけれど、重量がある物は夫が進んで買い出しにつき合ってくれる。

私は骨髄炎後ずっと骨の異常が続いてるからだ。先週もふとした加減で鎖骨が奥に入り込んで肩のほうから別の骨が飛び出し、病院へ行ったばかりだ。夫の申し出に有難く甘えた。

1分少々の距離のスーパーマーケットに手をつないで出掛けた。
日用品と重たい食材を買った。それだけなのに沢山笑った。

どうして笑ってばかりいたか思い出せないのも、いつも通り。
たぶん、笑う理由なんてなかったから思い出せないのだ。
一緒に居るのがただ嬉しいだけなのだ。



この頃の夜時間

March 05, 2016

暖かい午後に蕾をつけた花かんざしを小さなポォに挿した。
しばらく此処へ置いて、開きかけたら食卓に移そう。


この頃は毎夜少しずつコンサートリーフレット発送作業をしてる。
挟み込みで期日指定がある郵送先を優先して、個人様用はご案内状に一言書き添え・・・

お年賀状は極力枚数を抑えて少数だけれど、ご案内は割合に量がある。でも時間さえ取られなければ決して厭な作業じゃない。


来られる方もそうでない方も併せて近況のご報告を兼ねて
お年賀はお送りしてない宛先へ年に1度お便りできるのは嬉しいものだ。


しかし如何んせん時間が足りない。
お稽古を終えてお夕食の後始末が済んだ夜の時間に少しずつ進めてる。あともう1歩。



倉庫前と模様替え

March 01, 2016

今年はじめのミニ薔薇。


後ろに写ってる水色は倉庫のドアーです。
実際はもう少しくすんだ水色。

倉庫といっても他のピースと同じく物はごく少ない。

お休み中のプランターが並んでて、予備の土と幾つかのバケツを置いてたり。お花の栄養剤のバスケットと蔓用のポールとラティスがコーナーにあるくらい。

あとは隅っこにペンキが入った冷暗ブース、替えのタイヤ、替えのホース・・・ガランとしてる。

真ん中の大きい台がいつもの植替え作業場所。

昨日はコンサートリーフレット発送用のタックシールを印刷したり一覧を作ったり。


次から次へと出てくる細かい作業でくさっちゃって、気分転換にちょこっと模様替えをしました。大物運搬は夫が大活躍してくれた。

読書室の椅子を階上へ運んでティーコーナーを作ったりして・・・。家内も物が少ないからあっちの物をこっちへと入れ替えるっきりだけど気分が変わって楽しい。

働き終えたらまた発熱。
年に何回熱を出すんだろ・・・

しんどくてブログもぐだぐだ。



本選び

February 12, 2016

何年か前にいただいた小さな聖像は、カトリック教会の椅子の背を飾ってたものみたいです。


質感が似たフランスの黒いポットと並べてお玄関のコンソールテーブルに置いた。


ベルクソン著 "哲学的直観" で理解しづらかったところを、取りあえずって感じの再読・・・


ベルクソンが困難の内に長い年月に渡って示した功績には敬畏を払いつつ、今は時期じゃなかったなあって感じた。

最近、ある面倒の疲れが原因でスピノザやドゥルーズに繋がるポーションを持つものから遠ざかりたくなってしまったのだ。
折角の読書も、その意志を固めるばかりに終わって勿体ない読み方をしてしまった。


若い頃は、思想哲学書に関しては好む方向にばかり偏らないように色々読まなきゃって思ってた。でもそろそろお終いにして良い年齢かも。


残された時間は沢山じゃないから、もう嗜好に忠実に居てもいいかなって気がしてる。


'好きな音楽' と同じ風に

  *好きな音楽

自分の中にある思想のエッセンスと同種のものを選び、噛みしめる悦びに没頭したくなった。



スケジュール・ミス

February 09, 2016

色気のない防火窓。現実的に過ぎるのが好かなくて、一生懸命見せないようにしてる場所。


火の気のない場所の羽目ごろしながら、耐性が欲しかった唯一個所を防火ガラスにしてあるんです。ロマンティックじゃないわ〜

  レッスンも雑事もなかった昨朝は比較的ゆったりしてて
  夫にコーヒー飲む? って声をかけた。

すると、
"合わせまだ始めないの? "  え...?
"今日僕ら合わせだよ? "  あ!! ごめんなさい〜

この頃特に記憶力が低下してます。

19日のコンサートの合わせを8日朝にしようねって前々から決めてたんだった。


大慌てでピアノ室へ。
開始が押したために休憩なしで詰め詰めの合わせになったけれど楽しかった。

夫がレクイエム練習に出勤した後は、1日の計画がくちゃくちゃになった穴を埋めるべく超特急作業。スタートを間違っちゃった混乱は夜まで尾を引きました・・・

おうちの中でのことだからってスケジュール帳に書かないのは駄目ですね。



2016年1月の呟き

January 30, 2016

1日中雨が降ってた。濡れた桜草の葉が緑を濃くしてた。


病院へ行き、急な用に追われ、出たり入ったり慌ただしく動きながら先の予定を頭の中で整理した。すべき事がなんにも間に合ってないわってがっくり。

久々に夫と一緒のお仕事はプログラムを決める時間も取れてない。明日でもご飯時間にプログラム組みをしましょうか。


主婦はお食事中サーブに徹してるから食卓に譜面を広げてじっくりお話ナンテ難しいし、おしゃべりするならリラックスできるお話をつい選んじゃって選曲が後回しだった。


1つずつ頑張ろ。
慌ただしさで日々の事が粗雑にだけはならないように、
瑣細な為業もぜんぶ音楽に繋がってゆくように・・・

頑張ろ。


*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月
*2011年11月



新年2016

January 01, 2016

明けましておめでとうございます。


無事に2016年を迎えられましたことに感謝です。

  とりあえずトリコロール。
    とりあえずクロス。
      とりあえずコンサートのご案内。

やる気なさすぎ・・・
お正月ムードに全力で抗うような毎年のお年賀状。


思想的理由で干支は用いませんが慣習的なご挨拶だけには則りましょうっていうギリギリの選択の形。


昨年は神父様が大層お好きと仰ってたイザヤ64章を小さくプリントしてた。今年は61章。

カトリックの伝統はアドベントから1年がはじまりますね。
クリスマスから8日目に当たる今日は聖マリア様の日。

12月31日から日が変わる零時を、教会の深夜ミサで迎えました。クリスマスの午前ミサと同じくアルフレッド神父様の司式でした。

穏やかなとってもいい年末だった。



いい時間

December 21, 2015

バレエに行きた〜い! ってお目当ての公演を早くから狙ってた。


レッスン調整を早くにはじめたのに、午後公演に合わせてやっと調節できた時には予算に合う座席が完売(涙)

バレエがわかってるわけじゃあないから観に行くっていうよりほぼバレエ音楽を聴きに行くばかりの感じになる私には、唯一残席があったS席チケットでは分不相応で勿体なさすぎるんですもの。

泣く泣く諦めたら数時間の余裕ができた。
年末の忙しさでクタクタだったから息抜き時間にしようかなって、お花屋さんへ行くことになりました。


シンフォニーホールにてお昼本番で早い帰宅だった夫が連れてってくれました。植えつけたばかりでまだひょろひょろの苗をパチリ。


昔お花を好きだったのは可愛くて綺麗だからだった。
今は夫と一緒に苗を選んで育てる暖かい時間に繋がってるからお花が好きって感じてる。

バレエに行けなくて残念だったけれど、夫とお花屋さんデートで一緒に過ごせた夕も幸せだった。


夜はピアノ室でともに過ごした。


夫がピアノを聴いてくれてると何を言うわけでなくても自然に演奏が変わってゆく。自分も夫の耳になって聴こうとするからか客観的な新しい音が作れる。

いい時間だった。



肌の匂い

December 10, 2015

窓辺のコーナーにユーカリテトラゴナとミニチュア古書。
ブルターニュの木片画のイエズス様。


'イヴの歌' を何回も弾いては譜を眺め、眺めては弾いてる。
"目覚めているか、太陽の如き私の香よ" は心情的に自分とはとても遠くって、だから興味深い。

短い詩に人称が3種類出てくる。
私とお前と彼。
驚くことに、親しげに呼びかける 'お前' とは自身の香なのだ。

  自らの匂いが意中の人を魅すると疑いもしない心とは
  どういったものだろう? って不思議に感じた。

其の上イヴの表現は無闇に所有格が多いのだ。
私の芳しさ、私の歩、私の薔薇、私の谷e.t.c.e.t.c.

  '私の' を被せなくても含んで顕せるところにも
  あえて所有格をつけて訳した。
  イヴの健康的な自己愛に注目したかったのだ。

それにしてもイヴの自由過ぎる自己肯定はピンとこないものだった。


人の肌の匂いは、愛する対象ならば愛しく受け入れても、
好かれるかどうかわからない事様においては自己否定的に消し除きたいものじゃあないかしら?


  って夫とカフェオレを飲みながら
  'イヴの歌' のおしゃべりをした夜。

どうしてイヴは自分の香りにまでも此れほどの自己肯定ができるんだと思う?

  夫は何でもない風に答えた。
  "ライバルが居ないからね。比較対象がないから。"

そっか・・・!
創世記!

そうでした。肝心なことを見落としていました。
イヴの他には世に女性は存在しない。
だから私たちとは比べようもないほど壮健なメンタルを得られるのかもしれない。

自己愛に見えるものは、ただ一人の '女' という存在への愛とも言えるのだろうか? イヴの持つ匂いは創世記の世にただひとつ存在する女の香りというものなのだから。


■パリの風 第20回リンク

*見る音楽
*パリの風の歩み
*パリの風の形態

*憧れの窓
*ボルドゥーとゴイェスカス
*グラナドス "窓辺の語らい" +Faure

  *"クリメーヌに" 落合訳
  *アヴェ・マリス・ステラ
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  *雅歌メモ

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  *フォーレ "九月の森の中で" 落合訳
  *人生の秋
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*ドビュッシー "マズルカ"


*ドビュッシー "喜びの島" 再
*ドビュッシー「喜びの島」(1)シテール
*ドビュッシー「喜びの島」(2)ホールケーキ

  *フォーレ "目覚めているか、太陽の如き私の香よ" 落合訳
  *創世記とフォーレ
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  *髪をほどく女
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