La visite ⅩⅡ



2019年2月の通院

February 15, 2019

ローダンセマム・アフリカンアイズが大好き。


手を伸ばしたような形のシルバーリーフに勢いがあって、花柄(かへい)が凛としてる。

白いお花の清純と野性味が合わさっててとても魅力的だナ。
強い草が大好き。


今週は病院が詰んでいて疲れたなぁ。
昨日木曜にはもうクッタクタでした。


弱音を吐くとドクターに "仕事だと思って来てください" って言われて通勤(?)しました。

ああやっと金曜日!
土日は疲労回復にうんと休養しましょう。


この頃副作用のむくみがすごくて・・・


病気の進行とかではないの。
治療初期から出てる人には特にある程度の割合であるようで、私の場合は途中から悪化してきたパターン。これも緩和に通ってます。

良いこともあった。本当に身体が辛いときの通院は体力が取られるのが怖かったけど、今は通院で体力・筋力がつくといいなって思えるようになったこと。


*無形に出会う
*ガラスと花
*古い型・古い本


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会
  *難しいこと


  *行きたいな
  *つまらないお出かけ写真
  *貧血と熱でぽ~っと・・・
  *2017年クリスマス
  *熱とおままごと
  *熱と眠りとm&m's
  *元気が出ない日
  *酷く疲れた日
  *ちょっと後悔


  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日
  *不協和音だらけ
  *汚いこと


  *地球と散歩
  *監獄・アンチつるつる
  *メレンゲとエンゼルフード
  *からっぽ

____________

*震えるワンコ
  *雪の日の病院
  *病院のあと
  *ワンコのフレームと願い
  *焼き芋
  *ハノンとワンコ写真
  *病気の休憩
  *お掃除機動画
  *胃の不調と、泣くワンコ
  *mollの1日
  *エフがゴネる

____________

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント
  ?僕が見た鼻血
  *歯医者さんに行けました
  *眠ってます
  *桜の花と難所
  *2018年3月最終の通院


  *始まって終わった
  *喉と赤いお食事
  *咽頭ファイバースコープ
  *元気色
  *ゼリーの境界


  *悩み、寝込み、望み
  *入院を考える


  *この夏最後の海の家
  *良くない結果
  *いい時間。お掃除の嬉しさ
  *身体の異常。そして安静
  *安静にする1日?
  *連続CTの後


  *気胸
  *2日間の日記


  *2018年10月の引き篭り
  *今週の3日間
  *吐きたくない
  *2世ちゃんのぬいぐるみ
  *炎症と再発見

____________

*怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡
  *ただいまとスヤスヤ

____________

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
  *こんなお出かけ
  *ヴルスト先生


*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ
  *居場所
  *怪我の功名
  *伸びとビーズバンド


*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って
  *アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

  *人より遅れるということ

____________

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に
  *幸せなピアノ時間
  *アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート
  *1日だけピアニスト
  *自由なピアノの日
  *どうぶつお迎え日
  *斜め者のやすらぎ

____________

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭
  *結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい
  *微風
  *長いひと月
  *スイカ
  *ちっちゃなスイカ

____________

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち
  *哀悼
  *四十九日

____________

*出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ
  *降格
  *2度目の冒険
  *回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ


*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・


*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目
  *モチクリーム


*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"
  *慣れないこと
  *悪い癖
  *病院の前後
  *自分を大嫌いになるとき
  *下らない自慢話
  *褒められた自慢のアレが
  *いいですね


*病人と香り
  *2人の看護師さん

  *針と採血
  *個人情報
  *血圧と台風
  *ギャップ

____________

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓
  *パンばっかり
  *体重戻そう
  ?僕が見た 'ナ' のつく食べ物
  *パンばっかり(2)
  *フィット
  *タンパク質
  *小さな副作用とプー
  *海で朝ごはん
  *夏のおやつと本
  *ジャスミンとイヴ
  *パンに逆戻り
  *消化
  *1kgと夢とムービー
  *2018年12月最後の日

____________

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き
  *歩く
  *カプチーノ
  *軽トラのシートベルト
  *たんぽぽ
  *ワンコの笑顔


*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ


*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します
  *諦めずに
  *過去の肺炎
  *コーナーアングル
  *Macへ行こう(19)未来を買う



漁港へ

February 05, 2019

先代ブルゴーニュ君1世がお誕生日を迎えました。


お風呂に入らなくていいワンコになっても、お誕生日は繋がりの記念。生まれてきてくれてありがとうってお祝いしました。

1世記念の日、いつものようにブルゴーニュ君1世と2世を乗せてお出かけした。

向かったのは長田区の漁港。暖かい夜。
それはそれは間近に係留されたお船を見ることができました。


トプントプンと波が打つ音。
リスボンみたいな光景。

海の町の夜は不思議。
今と過去も、道と海も、あらゆる境界が不明瞭になる。


漁港はお魚の匂いがするかと思ってたら、そんなことはなく
綺麗にお片づけされてました。


市場のほうでは夜まで働いてらっしゃる方々が沢山。
見たこともない形をした事業用車輌が、目的がある風に同じ道を行ったり来たりゴトゴト走ってた。多分・・・。

もしかしたら見たこともない四角な動物が餌を探してたのかも。


読んだばかりの下記の文を反芻した。


《街路はこの遊歩者を遥か遠くに消え去った時間へと連れて行く。遊歩者にとってはどんな街路も急な下り坂なのだ。

この坂は彼を下へ下へと連れて行く。母たちのところというわけではなくとも、ある過去へと連れて行く。この過去は、それが彼自身の個人的なそれでないだけに一層魅惑的なものとなりうるのだ。》

  ベンヤミン著 "パサージュ論3都市の遊歩者" より

             (今村仁司様/大貫敦子様/高橋順一様
             塚原史様/三島憲一様/村岡晋一様
             山本尤様/横張誠様/與謝野文子様訳)


短いお出掛けも身体にひびいて翌日は日中も長く眠ってしまった。未だ疲れが取れない現実。でもやっぱり格段に体力が上がってるのを感じます。


*~*~*~*~*

■ベンヤミン関連リンク
1巻
*本欲しいなあ
*ミュゲとパリの始まり
*地球儀と室内と解放
*カラビナ・日常・本
?僕んちのどうぶつ達
*息詰まるフリーク
*1919
*
*楽譜のページの向こう
*ステップ
*監獄・アンチつるつる
(1巻のご紹介に際しまして訳者様の今村仁司様と高橋順一様のお名前に文字の誤りがあったと後に気がつきました。大変申し訳ありません)

2巻
*夏のおやつと本
*ボードレールの挑発と真意と音楽
*'ふと' とボードレール
?僕のホームセンター記録
*トロワイヨン
*少年の本当と嘘
*調和と追放
*ダリア
*人間
*リビングのお掃除

3巻
*炎症と再発見

■ダダ関連リンク
*ツァラ、にぎやかな絶望
*プレイ
*ダダのお寿司ネタ
*ダダとプーと苦いコーヒー

■ちょっとだけアラゴン
*パノラマ
*優しく辛辣な女と、田分けた男



ポートアイランド

January 24, 2019

影が3つ。


向かって右のほうに人間2人、ママと手を繋ぐ子のようにリードでしっかり結ばれたブルゴーニュ君の影。

先週リンパの機能障害が出て、痛さと不自由さでくさくさして参ってた。病院のあと此んなお散歩コースへ寄りました。


ココは神戸学院大学の付近。


この2年ポートアイランドへ来る目的は、統合前の先端医療センターや癌センターなどで、楽しい気持ちで歩くことがなかったの。

それってもったいないなあと思った。

折角気持ち良い場所だからお散歩で来て、暗い思い出を塗り替えたかった。


ブルゴーニュ君2世ちゃんの笑顔が、彼女自身の喜びを表すより
飼い主の心を温かくするために投げかけてるみたい。


キュンとなってお散歩中に屈んで抱きしめる。

この道の先はウォーターフロントで、お船が沢山見えるのよ。
ブルゴーニュ君はもう海の香を感じてるかな。


強い炎症が起きてしまう直前で、多く歩いた。


帰ってドアーを開くとピーって2つのマシーンの音がした。
丁度なタイミングでタイマーを掛けてたお食事ができ上がったのでした。

何につけ 'ぴったり' が大好物な私は気を良くしてご飯時間を楽しみ・・・ 無理したつもりはないのに翌日から寝込むことになりました。

それでも病院往復だけにせず満ち足りた時間を持てて良かった。



細道と光の道

January 10, 2019

うっとりと光を見つめてる。
何を感じてるのかな?


昨日の迷い道の続きです。


ロバから降り掛けに頭を巡った習慣の整理・・・

変な人と居合わせた時に、日本では目を合わせちゃいけないっていいますね。だけど欧米では目を逸らせちゃ狙われるから、絶対に視線を外すなと教えられる。


自分は日本生まれなのに、相手がどう出るかわからない時 (ちょっとした日常の遣り取りでも) 相手の目に強い視線を当てて離さない癖があるって自覚してます。


気がついた時は努めて外すよう心掛ける。でも昔から染みついた動作を無意識にやってるんでしょうね~。

それも含めて「今の状況」に合わない習慣を一瞬間だけ省みて整理しました。


「今の状況」とは、相手がどんな方だとしても指名手配の過激なギャングではないってこと。多分ね。それに地方都市の山中はブギ・タウンじゃあないって言い聞かせた。


そう意識的に心に留めないと、こちらから防御のための攻撃体制を取りそうな自分が常時居るからです。

平和に生きてきたし、砂漠を歩いてるのでもないのに何故なんでしょうね。


声を掛けに行った。
山中の暗闇で色んな予想が巡ってましたが日本人でした。


私たちより少しだけ上くらいの中年のご夫婦で、この辺りはよく来てるのに今夜何故か迷ってしまったと話されました。

そして私たちと同じくナビがこのあり得ない道を直進と示したって仰った。やはり神戸市内にもタマゴ攪拌装置が眠る場所があるのね。

  *僕が知ったタマゴ島


ご夫婦も、今更バックは不可能とご判断なさってて


一時的に片輪ずつを高さが違う所に乗せながら車体を少し横倒し気味にして、其処を抜けるしかないと決められたようでした。

その後の地理はお詳しいように伺ったから、後ろをついて行かせて頂くお約束をしてロバに戻った。

ロバに素早く逃げ込まなきゃならなくなる場合を考えて半ドアにしてありました。そうする必要が何もなかったのは、たまたまラッキーだったと思う。


大変ご親切で、土が出た路面の悪さに速く進めずにいると前で待ってくださり、広い道に出たあと信号に阻まれて遅れてしまった時も追いつくまで止まっててくださった。


おまけに私たちの目的地近くまで廻ってくださったばかりか、わざわざ車を降りて走ってこられて "あとはこの道を真っ直ぐですよ" と示してくださってから去られた。

心から感謝です!


お陰様でブルゴーニュ君は光の道に辿り着けました。


イルミナージュの可愛さをわかってるみたいなお顔で、各コーナーの展示を楽しんでました。


それにしてもホンの少しの非日常要素で普段は眼を当ててない自身の内面が見えたりするのも面白いことだなあと思いました。



迷い道

January 09, 2019

ブルゴーニュ君を連れてきたかったんです。


私は横になってる時間が長くなってしまってる。身体は様子見。
病院がない日、ギリギリまで休んでエネルギーを蓄えてロバに乗り込みました。

人がいっぱいでワイワイした場所が大好きな子だから神戸イルミナージュ(12月の神戸ルミナリエとは別のものです)へ。

だけれどこの地区へ行くのはお初で、夜のお山に迷い込んでしまったんです。


'ここからは入場できません' って看板や 'Uターン' の矢印に気づいた時、道は細くなってて・・・


夫も首を捻ってる。もう少し進めば開ける場所もあるかしらと話してました。

Uターンし易い所まで進む間もナビは明らかに直進を示してて、遠く前方に1台の自家用車が見えました。前の車はスピードを落とさずに走ってる。

この時はあのタマゴ島ミステリーが市内でもあるって思ってませんでした。

  *お山ミステリー
  *僕が知ったタマゴ島


道は更に狭くなりました。
バックする選択をもっと早くにすべきでした。


その時にはもう山路にありがちな急カーブと曲がり角を数えきれないほど越えてたからバックで戻れる状況じゃあなかったんです。

街灯が存在しない闇の1本道をたった2台だけで何分も走る時
前の車は心強くもあり、怖い存在でもあるものです。

武器も携帯してないしねぇ・・・って少し後悔しました。


変てこな一本道に入り込んで戻れなくなったことより、武器になる物を持ってないのを後悔してる自分に気がつきました。


見もしないのに襲撃への対抗を算段するって農耕民族的じゃあないなあ... って迷い道と全然関係ないことを考えた。自分は割と其うした感じで生きてるのかもなあって。

通常生活に於いても、人と結果的に仲良くなれれば嬉しいけれど其うじゃなくても構わない。自分にとって友好は偶然であり前提じゃない。

睦じい関係を結ぶのを前提とするお人の場合は、前提を得るための努力をしなさるけれど、人は偶然ってものに対しては努力する術がない。


そんな事をつらつら考えるうちにも景色は変わり、雑木林と荒れた畑跡に挟まれた道はギリギリの幅しかなくなりました。


伸び過ぎた枯れ草がロバの屋根を打つ。飛び出た枝が脇腹をこする。窓にススキの波が覆い被さってくる。避けようとすれば道を踏み外しそう。

前の車のスピードが落ち、止まった。
前方は既に舗装が割れ落ちて、道は車幅より狭くなってた。

片輪は舗装道、片輪は削り取れた土道。斜めになっております。
あ~あ~・・・

進むとすれば我々も、あすこを行くのね。おまけに、進む以外の選択肢がない。


止まった車のドアーが開き、人が降りてきた。


そう尖ってはないけれど傘があったワって気がついて取り敢えず手に取りながら見てると、車両前方に道があるか確かめておられるご様子。

彼らも道なき道に困惑してる感じだった。

夫にブルゴーニュ君のリードを渡した。
"私聞いてくる。何があってもブルゴーニュのリードは死守して"

ええっ?! 僕が行こうか、と夫。
でもねぇ... 私はこういう時に出しゃばっちゃうのよねえ・・・

可愛くしてられなくて、若い頃はモテない女の典型だった感じよね。


"こういうのは女のほうが都合良い場合もあるから私行く。


変な相手だった時のために動画撮りながら行く。
そっちは何かあったらすぐ通報できるように準備しろ。よく見とけよ。ブルゴーニュ絶ッテェ離すな! "

と命令調 (結構使い慣れた命令調。その方が早いから) で言い置いて、真っ暗闇の細道で独り車を降りました。イヤでしょ~、こういう女。モテない感満載よね...

結果優しい方で助かった、という結末を先に書いておきますね。
続きは明日に。



美しい町

December 17, 2018

人やワンコが多い場所が大好きなブルゴーニュ君2世ちゃん。


2017年8月から9月にかけては、後ろから追われてないか何回も振り返って確かめなければ歩けない子だった。

  *振り返るワンコ

ちょっとした物音を恐れて震える様子が可哀想で、過去の過酷な日々の記憶を全部幸せ色に塗りかえてあげたいと思った。


気がつけば街が大好きな子になってた。


ロバのエンジンがかかるだけでピョンピョン喜んで
ブルゴーニュ・シートに自分で跳び込んでお出掛け準備。

近くをスケートボードやキックボードが走っても平っちゃら。
近寄ってきたワンコは優しく迎え、信号待ちできちんと座る。


神戸はたいがい都会とは言えない所も多いです。
首都と比べたら外国からの美術展の日数や点数も残念だしネ。


それでも人工と自然の配分だけは割合気に入ってる。

実にマイルールの定義になってしまうけれど故郷と意味を違えた '田舎' とは、自分の中では自然が多い所じゃなく、自然を活かし切れてない所を指します。


その定義だと自然豊かなタヒチや沖縄も、中世からの古い村も、
存在を肯定されて住人が其の場所を謳歌してる限り '田舎' の表現に当たらない。


人口密度が低くても、利の便がどんなに悪くても関係ない。

人と生き物たちにとって馴れ合いの執着じゃなく、新しく愛しなおせる場所である限り其処は '美しい村' になる。


2世ちゃんは「2世ちゃんにとっての否定的な意味合いの」田舎で
ノミやダニに侵されてたせいか草叢や泥を嫌ってタイル敷きや石畳を好むんです。


夫はもっと「所謂よく使う否定的な意味合いの」放置され寂れた田舎に住んだ経験から、大の田舎嫌い。だから、

多数決により3人のお散歩コースはお人で溢れる所になるんです。


草叢がトラウマの2世ちゃんは、フランク・ゲーリー作 "フィッシュ・ダンス" の前で、僕此処が好きって訴えかけてきた。


飼い主にピタッとついて歩く得意気な背中で、お洋服のポンポンがぴょこぴょこ揺れる。

寛ぎとワクワクに満ちた夜のお散歩ストリート。
2世ちゃんにとって此処はきっと 'とても美しい町' なのです。


*明るい朝
*人工の庭
*人工と自然
*自然な枯れ姿?

*空の青
*青の深さ・青の無



窓を訪れました

December 13, 2018

美術館裏手、此の窓の辺で
ミュージアムコンサートの度に佇んでた。


初期に数回続けてあったソロコンサート。3度のババールコンサート。他所のコンサートメンバーに混ぜて頂いてソロを弾いたコンサート。

出番前に緊張して海の香りを求めて見た運河。


トマソンみたいに壁が途切れる。
途切れた壁なのに窓がある。


不条理はいつも音楽のテーマだわ。

12月はじめの、温かい日に行った。
生ぬるい風が年の最後の月と信じられなくて


霧雨と区別がつかぬような靄に運河の向こうの灯りが滲み


夜の水に映って波を照らす幻想風景を見てた。

コンサートのために此処へ来た日は、


同じ場所にブルゴーニュ君がいそいそと付いてくる図を想像しなかった。


あの頃君はまだ生まれてなかったものね。
私たちは君と出会えてなかった。
不幸な運命に落とされた犬たちが、未来を托して君を産んだ。

「犬を飼うなら第一選択を保護犬に」って私が書くよう
君に伝言を頼んで彼らはこの世から居なくなった。


君は美術館どころか高い建物の側へ近づいたこともなくて


私も病気になってコンサートをお休みしてる自分を思い描いたことがなかった。


ハイウェイの先で街の光が煌々と射し


運河沿いはあらゆる人がランニングで走り抜けいった。

広場からスケートボードを練習する音がした。


ぽつりと落ちた雨粒に夫が傘を広げて差しかけてくれた。


見れば1本しか持ってない。自分の傘はどうしたの? って問うと

'ああ忘れたね。いいよ、桜ちゃんとブルゴーニュが濡れなければ何でもいいよ' と夫らしい返事があった。

小雨はすぐに上がった。



ろくでもない日

December 02, 2018

ろくでもない日だった。
憂さ晴らしに須磨のマスト型時計台へ行った。


相当質の低い思考回路でしかありえない発言というのがある。
所謂アンテナが弱いが故のデリカシーを欠いた(多く備えてるのに使わない人は好きだが)発言とその根本の無粋な発想。

野暮な頭脳と鈍い感性を、人間は直しようがないものだろうと人生4万106回目くらいに悟った日だった。

よくあの小賢しいオバチャンが仕出かしては周り中に疎まれてたなと思い出した。

悪い場面でしか思い出さない彼女の厭わしいドタ足をうっかり重ね合わせてしまったくらい不快な日だった。


10代の娘さんが邪気なく無神経発言を繰り返したって成長の余地がある。


聞く方を和ませる可愛らしさゆえに、仮に失言をしても同時に放たれる魅力に触れたいがために同性でも情状酌量してしまう力があるお嬢さんも実際多く、

其うした方々はお若い場合に限り(今後悪癖も良い方向へ向く可能性が限りなく残されてる年齢の意)個人的には嫌いじゃない。

しかし、
可愛らしい女の子なら単なる物を知らないが故の非常識と寛容に捉えてもらえるかもしれない遅鈍な発想や不躾な発言も、60前だかのオッサンがやれば確実にアウトだ。

イライラのあまり昨日は死んだ。


週末というのに身内と病院に居る時だった。相手側の日時指定でのやり取りのため、院内の時間の隙間を使った果ての出来事だったので身内も巻き込んで皆で彼に対し相当苛立った。

感度が極めて悪い鈍性の頭脳回路と感性の貧しさを目の当たりにした。受け入れ難い種類の感受性の低さだった。

皆で不満をぶちまけ合ってもむしゃくしゃしたままで、身体の不調を顧みず夜にお出掛けをしたいと夫に頼んだ。

体調がより悪くなるほど厭な気分にさせられた時は夫とブルゴーニュ君とラブラブ出かけるに限ります。


文と一致しないスウィートな子がチョコンとお座りしてるのは、夫の提案で行った海浜公園。


海以外の所には行かないの? って感じですね。
色んな場所から海が見たいの。

右手のひときわ明るく写った街灯の奥に、赤いロケット型の建造物がうっすら見えるかな?

最終目的地の赤灯台です。


まったく無知でしたが観光協会のページに依ると


1884年(明治17年)に木造灯台だったものを改造したのですって。
ドビュッシーがローマ大賞に輝いた年ですね。

和田岬から移設されたのだそう。
それにしても可愛いですね。
鉄骨灯台では最古と書いてありました。

此処の周りの浜や通路の一部は、先の台風被害の傷跡らしき様子がお片づけできてなかったですが、真冬までに手が回るといいですよね。


夫が気を晴らしてやろうと思ってくれて
ブルゴーニュ君が何処へ行くのもトコトコついてきて


帰ったら作りおいたご飯が温めるばかりになってて
自家製豆乳ヨーグルトが楽しみで

ろくでもないことがあった日だったけれど、どんな時も家庭っていうチームがしっかり機能してると濾過作用は素晴らしく働く。


帰宅して忘れないうちに象たちの次の日の朝ごはんをお庭へ出した。


象たちは定住先は拙宅じゃなくてお隣さんの大きな木の枝だけど
彼らも一応チームのメンバーだから。




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