Le chienZ



僕がマッサージで見たこと

March 19, 2011

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃま気の毒だね。


今週1日っきりも痛くない日がなかったのだあもの。炎症で酷く腫れて熱も出ちまった。きっと血行も悪いのだろうからってマッサージを勧められたよ。

お初に其処のマッサージハウスへ行ったのは2年っくらい前だったね。2度目にドアーを開いたとき、お姉ちゃまギャッと叫んだの。

幾つか並ぶベッドの皆様が振り向かれたよ・・・ 恥ずかしいね、恥ずかしいね。僕小さくなったけど、お姉ちゃまは関西のオバチャンだからね。思った事ズケズケ言っちまうんだの。

"先回にクラシックがかかってたから楽しみにして来たんだけど・・・此の曲なら悪いけど帰るわネ。"
いやいやいや、僕は止めたけどね・・・ 

だってブルゴーニュ君、リラックスしに来る処でリラックスできないなら、場所を替えるか曲を替えるか以外に方法がないでしょうって言われっちまった。うへっ

僕ね、辛抱するって方法があるでしょう? って思った。お姉ちゃまきちんとしたワンコ学校出てないから辛抱の方法を教わってないんだね。

環境音楽をちゃっかりモーツアルトに替えて頂いて満足して横になったのだったよ・・・。僕のお姉ちゃまがごめんね、ごめんねって僕いっぱい謝った。

それっから何故だか、お電話で予約のとき音楽予約もすることを勝手に決め込んじまったんだの・・・


あ〜あ〜ご迷惑だね。

ごめんね、ごめんね。


13時にマッサージとバッハの予約をして僕らはお出掛けしたんだよ。


**


うんとこさ寒くってね雪がちらついてた。スーパーマーケット前で包丁の行商をしなさってたおじさんに、"寒いネ! 雪降っちゃったわね。" って大っきいお声で言いながら通り過ぎた。

知ってる人? って問うと、ううん知らないって答えた。

次にはお店のドアーにお顔をこじ入れた。和風小物のお店なんか入ったことないんだのにね。御用事かなぁ・・・

"外の看板、風で倒れてるヨ。" ってドアーの隙間から言って同じ歩みに戻った。また知らない人に話してるよ・・・

他にも色々と出会う人たちに いちいちお話しながら過ぎた。知ってるお人も知らないお人もね・・・

僕んちの辺りってば それほどに下町じゃあないんだ。だのにお姉ちゃまったけ下町のオバチャンみたいなの。僕は山の手風な女の人が好きだけどね・・・仕方ないんだ。


**


マッサージじゃあ うつ伏せになりながら注文を言ったね。

"ねぇね、先刻のトッカータもう1度聞かせてくれる?
ああ違う、もう1つ進んで。そう此の曲♪ "

マッサージハウスの使い方も間違ってる。



僕が聞いた怖いCD

March 12, 2011

僕、ブルゴーニュ。

地震、大変なことになっちゃったね。


お姉ちゃまもお友達と連絡が取れないんだ。代わりに今日は僕が書くよ。僕ね今怖い思いをしてるの。

せんに中学校ん時のお姉ちゃまの仇名のお話書いたっけね・・・

  ?僕が知ってる恥ずかしい仇名
  ?僕が知ってる "いじょう"

"いじょう" なんて呼ばれっちまってね・・・ ヤンキー君たちにドン引きをされっちまってね・・・ 恥ずかしいね、恥ずかしいね。

今のごとく音楽家さんってご商売してる分だと、多少のこと異常でも構いやしないみたいだけどね。おうちん中じゃ やっぱ普通がいいなあって思う。


**


先月にCDプレーヤーを買いなおしたの。

  *日々。

お姉ちゃまってばケチんぼをして安いの買ったね。選んだ1曲をリピートすることができないプレーヤーだ。1枚のCD全体をリピートする機能っきりなんだ。

なんでも6月に弾きたい曲があるとか言ってね、CDに入ってる1曲を何度も繰り返し聞いてたよ。終わるごとボタンを押してね、その曲っきり幾10回とね。フェティッシュだなあ・・・

僕はそろそろ曲に厭いてきた。お姉ちゃまはお仕事の手を止めてはボタンを押すのに厭いてきた。そして良い考えを思いついたと言ったね。


CDをパソコンへ取込んでね、

1曲だけの焼き増しボタンをね・・・


クリック・クリック・クリック・クリック・クリック・クリック・クリック!!

うわうわうわ、怖い怖い怖い怖い・・・ 

1枚に隅から隅まで1曲だけが繰り返される怖いリピートCDを作り、おまけに嬉々として全体のリピートポタンをかけた。わ〜わ〜変態さんだ。怖い怖い怖い・・・ 

僕ね、僕もう幾100回聞かされてね・・・ 弱ってるんだ・・・
同じ曲が幾100回鳴ってるとね、僕ちょっと吐きそうになってる・・・

お姉ちゃまは感動しながら幾100回を平っちゃらで続ける。
きっと頭ん中がお利巧じゃないんだね・・・



僕が見たモクモクとヤマシギ君

March 08, 2011

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃまたちモクモクしてる。


僕が見た合わせのことさ。

12月お初にお目にかかってから蝶番君ってお人、しばしば見えるね。僕もう幾度も会ったよ。大阪って街から通ってくれるんだ。ご苦労様だね。それでもって普段にしてる合わせとまるで違ってるんだ・・・

しじみちゃんとはキャッキャって一杯おしゃべりしてた。それでもってお姉ちゃまのドレスをしじみちゃんが着てみたり、ケーキ食べたりしてたよ。蝶番君との合わせは もっと静かなの。

何十曲を黙々と弾いてんの。モクモクってね。1曲を弾き終わるごとお姉ちゃまウンとかフムとか呟いて、七並べのようになってる床に譜面を置いてく。モクモクしてる。

お姉ちゃまの中では メイン軸になる曲・他のと組み合わせる曲・保留の曲・・・など仕分けをしてるらしいの。モクモクして大量の譜で七並べやってんだ。変態さんみたいだ。

蝶番君はお姉ちゃまの七並べを黙ってご覧になってる。それでもって時々、其の曲あっちへ置いたんですねってニッコリしなさる。不思議な独特の方法だ。どうして此んな方法が始まったか僕は知らない。


**


合わせの様子は変わってて

お初に見る感じなの。


うんとこさ気に入った曲があったんだよ。確か古代ギリシャ詩とか教わったっけね。お姉ちゃま是非コンサートでやりたいと食いついたね。

けど隙間なく奏しなきゃあなんない曲で、終わると蝶番君ハアハアなってた。お姉ちゃま、此の曲は蝶番君が大変だよ、気の毒だよ、ハアハアしてるよ。

それでも蝶番君、いいですよ、こういうの得意ですからとハアハアを押し殺してニッコリ答えなさった。できたお人だなあ! それに引き換え僕のお姉ちゃまなんか頭ん中がお利巧じゃないからね・・・

"絶対弾きましょうね。この曲が1時間くらい続けば良いのに。終わらなければ良いのに。" なんてうっとり楽譜を抱き締めてから七並べに加えた。ガクッ。1時間も此んな曲が続けば蝶番君死んじまうよ。

僕のお姉ちゃまがごめんね、ごめんね。変態さんな分量をモクモク弾きまくるのにお付き合い下さらなくて良いからね。ご迷惑だよね。それに時刻だってもう遅いしね。20時半だよ・・・

だのに蝶番君ってば、終電に間に合えばいいだけですから もうちょっとやりませんかとか言っちゃってんの。ガクッ。終電ったってさ、午後っから弾いてるんだのにね。

兎に角モクモクしてるんだ。


**


モクモクに大きな興味を持って、

合わせを見たがったお人が居た。


ヤマシギ君だ。僕ね、ヤマシギ君のはっきりした事情は知んないの。何のために見にくるかも僕知んない。

お姉ちゃま、勿論いいわヨってお答えした。合わせの邪魔にさえならなければ いくらでも聞いてって、とね。

僕はね、事情を知らないからよくわかんないけどね、ヤマシギ君ってお姉ちゃまがやりたい放題してるだけのお友達かと思ったらば違うみたいだね。

  ?僕が見た明け方のメール

ヤマシギ君ご親切に、何か持って行きましょうかって問いなさった。
"何かって? リードとか?"

お姉ちゃまってば〜。どうしてリードなのさ。意味わかんないよ。美味しいオミヤに決まってるじゃあないか。合わせの日にはリードの事っきり頭にないんだ。お昼をお持ちくださって一緒にどうかと仰ってるんだよ。

"ヤマシギ君1人で食べてから来てください。合わせだから。"

うへっ。其んなにピシャリと言わないが良いね。僕のお姉ちゃまがごめんね、ごめんね。

お姉ちゃまが食べ物断るなんて、それもヤマシギ君が持ってきてくれる美味しいモノ断るなんて10数年来お初だ。仲良しのヤマシギ君とお話しながらご飯食べる楽しい時間を止すのも10数年来お初だ。

合わせのモクモクな空気をとても気に入ってるんだ。だから見てらっしても良いけれど1対1の音楽世界にガッツリ集中したいんだ。美味しいモノも要らないんだ。変態さんだ。

其れっからお姉ちゃま "電車で来てね。合わせだから。" ってまたピシャリと付け加えた。うへっ。普段ならヤマシギ君のアメリカのスポーティカーを大好きなくせにさ。

合わせのモクモクな空気をとても気に入ってるんだ。だからガレージを開いたり閉じたりするのさえ止して1対1の音楽世界にガッツリ集中したいんだ。変態さんだ。

僕ね、僕またすぐ書くよ。今日僕ヤマシギ君と蝶番君ををお出迎えしなきゃあなんないからね、忙しいんだ。それにしてもヤマシギ君何しに来るのかなあ・・・



僕お医者様ではぁはぁなった

February 24, 2011

僕、ブルゴーニュ。

僕お医者様で見た。


お姉ちゃま、骨髄炎の加減が此のところ良くなかったんだよ。気にしてなかったのは当人だけだ。周りはハラハラしていたの・・・ だのにお姉ちゃまってばうんとこさ元気なんだあもの。

僕たちおもてを掃き掃除してっと、お向かえのカピバラママが出てきて心配しなさった。桜ちゃん調子どうなの? ってさ。お姉ちゃま、元気よってお答えしたんだ。

"痛みはないの?"

-- 平気よ〜、強い座薬入れちゃえばあんまり痛くないヨ。

"えっ! そんな事になってるの?! "

-- あらずっと前からそうヨ。前よりマシって思うワ。

お姉ちゃませっせと箒を動かしながら おしゃべりした。カピバラママとっても不安そうに問いなさったよ・・・

"此れからも長い間治療していかなきゃいけないの? "

-- さあ知らないけど、まあもう少しすれば治る気がするヨ〜。

お気楽に塵をとるのを見て、カピバラママは皆様お定まりの言葉を言ったよ。"貴女本当に強い人ね。" お姉ちゃまは、普通ヨ、なっちゃったものはしょうがないじゃない? ってご返事をした。


**


厭きても行かなきゃあなんないお医者様でのことだよ。


骨ん中に細いチューブを入れた先生、"うわっ" って思わずお声を出されたの。

麻酔で少し痺れてるお姉ちゃまに、だいぶ出血してると仰った。膿もかなり出てるってさ・・・。気の毒だね気の毒だね。僕すっかり悲しくなっちまった。先生も悲しそうに仰ったの。

前よりも出血や化膿が少なくなってれば良いけれど、必ずしもそうと言えないって。其ればかりか、割合動いた週は確実に酷くなるって。

"どうしますか・・・ いつ終わるともわからないで、血液と膿を出して薬を入れ続けても辛過ぎるんじゃないですか? "

僕ね、僕、泣きそうになった。そうだよね、後幾度で終わりますってお話じゃあないのだあもの・・・ 先生だって、いつ終わるの? って不安に思われるよね。ところがお姉ちゃまお膝に置いてた分厚いダンテの神曲をバタッと閉じ、いきなりブチッ切れたの。

あのねぇっ!! 10回20回で終わらないからって それがどうしたの。次は良くなるかもしれないでしょう。建設的じゃないことを患者に言って何か生産性がありますか? 私はまだ頑張るって言ってんのよ。

うわうわうわうわうわ・・・

     うわうわうわうわうわ・・・

すっげ〜・・・ イラッてきたら途端ぶちっ切れるんだあもの。いけないね、いけないことだね。僕先生に申し訳なくってはぁはぁなった。

先生はドン退きから一生懸命に立ち直りなさってから、仰った。

" それでも炎症で麻酔も奥まで届かないようになってて、此んなの辛いでしょう。僕はさぞ痛いだろうと思って気が気じゃないんです。また生産性がないって言われるかもしれませんけど、いつになったら終わるんだろうと悩みませんか・・・。"

優しいね、優しい先生なんだね。お姉ちゃま、ほら謝んなきゃあならないよ。僕促したんだのに "もし悩んだら悩んだ時に言いますよ。" とケンもホロロに言って再びにダンテを開いた。うへっ

わ〜わ〜いけないね、いけないことだね。僕のお姉ちゃま、ひ弱い言葉かけられるの大嫌いで すぐぶちっ切れちまうんだあもの。きっとさ、お医者様とパワーバランスが悪いんだね・・・

僕、僕のお姉ちゃまがごめんねごめんねってペコペコしなきゃあなんなかった。お姉ちゃまは悪いものの治療後ピンピンしてチョコレートを食べはじめた。

僕、くたびれたから朝寝しようと思う。
お姉ちゃまは今日も元気そうだよ。



僕が見た明け方のメール

February 19, 2011

僕、ブルゴーニュ。

また嘘っこだね。


"ギリシャから2度目のオミヤ。ゴゾ島の酢漬けと山羊のチーズ。"
なんてさらりと書いてる・・・ 僕ちょっとどうかと思う。

  *シャッフルCD

お姉ちゃま嘘っこばかりを書くんだ。嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。

  ?嘘っこと赤い実
  ?嘘っこと肉食
  ?僕が見た火垂の墓

昨秋ヤマシギ君にギリシャのオミヤを頂いてから、ずっと騒いでたんだ・・・ ねえもうゴゾへゆかないの? ってね。

強い山羊ミルクのチーズはハーブと唐辛子に漬け込まれびっくりなくらいおいしいんだって。それでもってなんと言ってもケッパーが凄いんだって。ケッパーの観念を覆しちゃった、って言ってた。

ピクルスにしたゴゾのケッパーの蕾は大きくて噛むとプチンとはじけ、爽やかな酸味がジュッと出るのだって。

再びにヤマシギ君のギリシャ行きが決まったとき お姉ちゃま即座に問うた。


"ゴゾへ行く? チーズと、お野菜の燻製と、ケッパーの酢漬けと・・・"


いやいやいや・・・ 注文が多いね。お荷物になるしね、ヤマシギ君はオミヤ買いにご旅行ってわけじゃないのだからね。楽しんでらして下さいって言うが良いよ。


**


ヤマシギ君が早朝の便で発つ日、眠ってたお姉ちゃまは明け方にふと目を覚ました。日付に気づくと急いで携帯を手に取ったんだ。

やっぱヤマシギ君のこと心配してあげたんだね。優しいね。お気をつけて行ってらして下さいってメールするが良いね。お忙しいのに眠らぬまま発たれるのだろうからね、労わってさし上げるんだよ。

お姉ちゃま数文字だけメールを打つと 再びぐぅぐぅ眠っちまった。

あれ・・・? なんか短くない?
僕、見たんだ。いけないって知ってるけど、お姉ちゃまが打ったメール見ちまった。

   チーズとケッパー

短かっ! 此れったけなの?!
お頼みするならばせめて "お手数ですがもし買ってきて下さったら嬉しいです。" とかね、言い様ってものがあるよ。

お姉ちゃまはワンコ学校を出てないからお行儀を知らないんだ。気の毒だね気の毒だね。


**


帰国と共にチーズと先回より大きなケッパーの瓶が届いた・・・
さらりとアップするのは嘘っこだ。嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。



お姉ちゃまの失敗

February 15, 2011

僕、ブルゴーニュ。

いっぱい雪降ったねえ!


酷く寒いバレンタインだったね。ハート型のささみクッキー食べてお部屋で温まりながら、僕悩んじまったよ。

事のはじめはお姉ちゃまのお電話だよ。お友達の植木職人さんにお電話したの。秋色紫陽花を届けてくださったお友達だヨ。

  *僕が知ってるジャングルジムの底

オリーヴを間引いたら頂戴ナってお願いをしたんだ。ドライにしてお部屋の彼方此方に飾りたいのだって。数を問われ多いほど嬉しいワって はしゃいでお答えした。欲張りんぼだね。

ズワイガニ姫の洋芙蓉も欲張りんぼをお頼みしたばっかだのにね。

たくさんのオリーヴ枝は翌々日に運びこまれたヨ!
シートに包まれた立派な枝がね、畳3畳半分も積みあがったんだ。すごいねっ♪ お姉ちゃま良かったねっ♪


置かれた倉庫中、木の匂いがいっぱいした。


僕すっかり嬉しくなったよ。植木職人さんも僕のこと撫でながら嬉しそうに笑った。

"此れが欲しかったんやろ? "
お姉ちゃま、ええそうよって静かに微笑んだ。

"此れだけでいいか? もっと要るか? "
お姉ちゃま、充分ヨありがとって静かに言った。

植木職人さんは、また欲しい枝があったら何でも言ってこいと満足そうに帰ってった。お姉ちゃま何だか静かにお見送りした。


**


僕はね楽しい気持ちになって枝の周りをくるくる歩いたの。お姉ちゃまも一緒に歩こうよって振り返ると枝のお山を見つめてぼんやり呟いた。

"白くって円っぽい葉がついた植物のことオリーヴって思い込んでたの・・・ 私まちがってたみたい。オリーヴじゃなかったんだわ・・・ それにもっとうんと小さい筈だったの・・・"

いやいやいや・・・ 間違ってお願いしちゃったの?
底辺が畳3畳半もあるお山を?
どうすんの? ノコを使わなきゃあゴミ袋にだって入りやしないよ?

お姉ちゃまは黙ってお山を眺め続けた。
僕は困ってお耳を掻いた。


**


お姉ちゃまがお願いしたかったのは何だったかって?

オレガノだってわかった。小っちゃなハーブでリースになるんだよ。それったからたくさん欲しいって言ったんだ。100本あっても一抱えになんない細っこいハーブだあもの。

それだのにやって来たのったら凄い枝のお山だったんだ・・・
間違ったんだ・・・ 何もかもね。



僕がヘアサロンで見たこと

February 05, 2011

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃま髪を切りに行った。


僕たちワンコはね、ワンコサロンへゆくと思ってること上手に伝えられないものなの。

シャンプーでどこか痒いところないですかって問われても、お背中! とか お耳! とか言えない気がするの。ノミなんか居るワンコに間違えられると困るしね。

お湯の温度とかちょっと熱いカナって思っても、丁度良いですってお答えするのが躾のいいワンコって思うしね・・・

人間は違ってるんだね。人間は自由だなあって思った。
人間はシャンプー中、ちょっと冷たいワだの 後ろ側をもっとよく洗って頂戴ねだの自由に注文するんだね。

頭皮マッサージなんかも僕見てたけど、わぁ気持ちいいからもっとしてほしいナってお願いしてさ・・・ "ねぇねホットタオルも好きよ、あとで出てくる? " とかお尋ねしてるしね。


人間ってさヘアサロンでノーストレスなんだね。


シャンプーするうち、お首のタオルが湿けってきたから取替えて頂戴と注文つけた。気持ちよく替えて下さりホットタオルも当てがってもらったらばご機嫌な鼻歌をふんふん歌った。プーランク歌曲だ。

それでもって喉が渇いたとペリエを頂いてさ・・・。人間は自由でいいなあ。僕たちワンコとは違ってるね。

今日はどんな風になさいますか? って問われ、お姉ちゃまペリエのストロー回しながら発表したの。

"蒼井優ちゃんみたいにしたいナァ・・・"
いやいやいや・・・ ムリムリムリムリ!

お年も考えずに何言ってんだろう。お姉ちゃま蒼井優ちゃんに憧れてるからね。無茶な要望だのに美容師さん懸命にお世辞を仰った。
-- 緩〜い癖毛の感じが、ちょっと似てらっしゃいますね。

あ〜あ〜無理しなさってる! 美容師さんのお立場は全然似てないって言えないものね・・・気の毒だね気の毒だね。だのにお姉ちゃま嬉しそうに食いついてんの。"ほんとう? そう思う? "

いやいやいや・・・ お世辞だってば! お・世・辞っ。どうして都合よく本気にするんだろ・・・。人間って自由すぎるよ。

蒼井優ちゃんみたいに毛先を重く揃えてもらってふんふん鼻歌を歌いながら帰った。優ちゃんになったつもりで歌ってたに違いないよ。恥ずかしいね恥ずかしいね。



僕が聞いたボヨボヨ

January 31, 2011

僕、ブルゴーニュ。

こう寒くっちゃかなわないね。


ワンコミルクが霙のように凍りかけっちまったのだあもの。僕ワンコ肌ほどにちょっぴり暖めたのが好きだなってお願いした。少ぅし暖めるとワンコミルクってば うんとこさおいしくなるんだよ。

みんなも飲んでみると良いヨ。ワンコミルクおいしいからねっ!

僕がワンコミルクに舌鼓を打ってるうち音出しが始まった。お姉ちゃまたちはタンゴを選曲し始めたの。手合わせしながら お姉ちゃま問うたよ。

"此処のボヨボヨ、どんな感じでいきます? "

いやいやいや、記号はボヨボヨじゃあなくてフラッター奏法っていうんだよ。僕知ってる。音にムラを作ってはためかせるやり方なの。ボヨボヨなんて言わないがいいね。頭ん中がお利巧じゃない風だあもの・・・

外国のカッコイイ音楽用語を使ってほしいよ。僕はね、僕のお姉ちゃまがお利巧そうに見えるのが好きだのにね。


ま、大概は

うまくゆかないけどね・・・


お姉ちゃまダチョウ君と同じ風な考えだからさ・・・
音楽の指示用語は音楽のための語句じゃあないってね。

日用の言葉の意味の1つを音楽へ転用したのだから、元っから音楽用語としてだけある風に扱うのは本末転倒だし意味理解を狭めるとかってね。難しいコト言い出すんだ。うへっ

本来の意味に立ち返ったのちに用語に戻らなければ理解が平面的になるとかさ、作曲家の表記習慣と楽曲に応じて読み取るのが音楽の始まりだとかってさ。

  *プーランク "エディット・ピアフに捧ぐ"

少ぅしはお利巧に考えた末お馬鹿さんの風なボヨボヨを選んでるか何か知らないけどさ・・・。僕正直いうと僕のお姉ちゃまがお馬鹿さんらしく映るのって嬉しくないんだ。

ボヨボヨはナイよねぇって思った。


**


蝶番君さぞ戸惑われたに違いないのにね、"うんボヨボヨはね。" って答えてくださった。できたお人だなあ。ごめんねごめんね。お利巧なかたまでボヨボヨとか付き合って下さらなくて良いんだよ。

それでもって "此うボヨボヨしますよ。" ってボヨボヨ鳴らしてみせてくださった。あれれ・・・僕にもボヨボヨって聞こえた。



僕クモノスにやられた

January 25, 2011

僕、ブルゴーニュ。

僕へこんでるの・・・


クモノスにやられたんだ。酷い思いをしたんだよ。

僕んちのお庭では蜘蛛一家が大切にされてる。

  ?僕のお庭の変テコ

蜘蛛一家と一緒にクモノスって生き物も住んでる。
お姉ちゃまはフランスのクモノスなんかを集めててね、クモノスを好いているみたいなの。

  *フランスのクロモスとビュヴァー

お庭のクモノスは普段のとおり じっとしてた。動物達は冬に太ってゆくのにクモノスは夏よりも小さくなった風に見えたよ。だから声かけたの。


クモノス痩せちゃってるけど病気なの? ってね。


親切を言いながら近づけば、ふいにお顔に飛び掛ってきたの。向こうがその気なら僕だって黙っちゃいられない。僕を脅しにかかってるクモノスを前足でグイって引っ掻いてやったんだ。

したらさ、したらクモノスのやつ僕のお顔を引っ掻き返したの! 僕がお顔のクモノス引っ掻くと同じくらいの速さで僕のお顔に引っ掻き傷ができたのだあもの。

親切を言ってあげたのに此れような仕打ちはないって思った。僕、本気出してクモノスどやしつけてやろうと喧嘩になった。

僕とクモノスは取っ組み合ってお庭を転がったんだ。力一杯お顔のクモノスと戦った。それでもって僕負けちったの・・・


僕お鼻んとこにもお耳んとこにも傷を負ったの。


お庭でへこんで腰抜けた格好のまんまに泣いてお姉ちゃまを呼んだよ。

お姉ちゃまね、へこんじゃった僕を立たせてシャワーんとこへ連れてってくれた。それでもってお湯でお顔洗ってもらった。お顔拭いてから擦り傷に ちょこんって塗り薬をつけてもらった。

抱っこしてもらって撫でてもらって、ようやくブログ書く元気が出た。
僕もう2度とクモノスなんかに親切を言いに近寄らないって決めたよ。

僕のお庭のクモノスは白っぽい半透明な生き物だけどね、なんでもフランスのクモノスって色つきなんだってね。

  *クロモスと布額

お姉ちゃまが言ってた。



僕が見た合わせのお客様

January 16, 2011

僕、ブルゴーニュ。

僕頭がくちゃくちゃになった。


僕忠告したんだよ。今日の合わせこそはきちんとしなきゃあならないよってさ。お初ではお姉ちゃま、塩梅が良くなかったからね。会っていきなりお茶ジャ〜したしね。

  ?僕が路上で見たこと

今度は道にお座りしてちゃいけないよって 僕言い聞かせたの。

PJライブが終わると4日間で新しい楽譜をたくさん揃えて、候補曲を仕分けして、音源をダビングして、テンポパターンを研究して、およその譜読みをして、バッチリだね。本人以外はね・・・

  *合わせのお客様


本人は、

またやっちまったね・・・。


今度は四つん這いだ。道でお座りのほうがマシだった。どうして僕のお姉ちゃまは四つん這いなんだろうって考えこんじまった。僕のお友達の飼い主さん達は此うじゃあないもの。

楽譜は確かにいっぱいに広がって、綴じていないコピー譜も散らばって、蝶番君のパート譜も混じってね。その中で楽譜読みと楽譜探しに没頭してたに違いないけど、限りが過ぎるって思う。

1つ始めると他はまるで気がつかなくなっちまう。演奏者さんってば大概そうとしたものだけどさ・・・ コンサート中に弦切ってもお姉ちゃま最後まで気づかず弾いてたとかお人から聞くと 僕頭がくちゃくちゃになる。


音楽に嵌りこめば

合わせも没頭するばかりさ・・・


蝶番君はさぞ戸惑われたに違いないのにね、一緒に四つん這いになってくださった。できたお人だなあ。ごめんねごめんね。

お姉ちゃまと共演すると一緒に路上でお座りしなきゃなんないとか、一緒に床で四つん這いしなきゃ済まないとかじゃないからね。

お姉ちゃまの変テコ、1つずつ丁寧に付き合って下さらなくていいんだよ。放っておいていいんだ。放っておけば勝手に這って見つけて勝手に立ち上がって弾き始めるからね。

お姉ちゃまワンコ学校を出てないからさ、躾がなっちゃいないんだ。気の毒だね気の毒だね。僕ね、僕はワンコ学校優等で卒業したけどね。其れはもう何度か言ったっけね。



僕が聞いたオコゼの夢

January 12, 2011

僕、ブルゴーニュ。

毎日寒いねえ。


僕ね朝お寝間でまったりするのが好きなんだ。お姉ちゃまが起きだしたあと暖ったかくなってるお布団でさ。今朝は眠くって仕方ないや。

何故って夜中に起きっちまったからね・・・


**


お姉ちゃま昨夜泣いていたんだよ・・・眠りながらね。僕すっかり気の毒になって、どうしたの? 悲しいの? って起こしてあげた。

僕も悲しいお夢を見たことあったしね。ほら、あん時の鹿君のお夢さ。
  ?僕が見た物貰いの夢

悪いお夢を見た時は起こしてあげるに限るからね。お姉ちゃまお夢だよ、大丈夫だよって僕一生懸命慰めた。


何のお夢を見てたの? って

心配して問うたの・・・


"ドビュッシーと新宿アルタへ行ったの。"
ガクッ。

ドビュッシーさんがアルタへ何用かは知らないけれどね・・・ 僕はお姉ちゃまに逆らわないことにしてるから黙って聞いてあげたんだ。

アルタの通気孔のなか変テコなものが動いていたからドビュッシーさんが取り出したのだって。見ればオコゼだったのだって。シュールだなあ。ああわかった、オコゼが怖くて泣いていたの?

呼吸ができなくなってヒレを右へ左へと動かし弱っていたのだって。気味が悪いね。ああわかった、オコゼが陸で弱るのが気味悪くて泣いていたの?

ドビュッシーさんはオコゼを取上げて "アポリネールが書いたオコゼじゃないか?" と言ったのだって。
いやいやいや・・・

僕たちワンコはね、身近な子がお夢に出てくるものさ。人間は違ってるんだね。人間のお夢はドビュッシーさんとかアポリネールさんとか 其うも普通に登場してんだね。

アポリネールの動物詩集はみなまで読んだとお姉ちゃま、ドビュッシーさんに言った。


" 'たこ' や 'ざりがに' はあったけれど

オコゼなんてないワ。"


ところがドビュッシーさんは、アポリネールはオコゼを書き損じていたに違いないって意を通そうとした。書き損じたオコゼが 此んな所に挟まっていたんだってね・・・

僕、想像をしてすっかり怖くなった。僕も何か書き損じると生き物となってアルタの通気孔に挟まっちまうかもしんないってさ・・・
シュペルヴィエルの異次元現実のお書き物みたいだ。

  *海原の娘(1)虚構現実
  *      (2)幻想の意味
  *      (3)普遍性への問

ドビュッシーさんの間違いを打ちやってお姉ちゃまがオコゼをお水へ放ってやると、濡れたオコゼはゆっくりとアポリネールの姿へ変わった。

マジカルな様はトーマス・マン "選ばれし人" を読んだばかりだからってね。罪を悔い懺悔を繰り返した生き物が人間の姿へと変わりグレゴリウス教皇様へのぼる、原罪と恩寵の長編だ。

罪の重さだの懺悔の飛翔だのと読むから お夢でオコゼが変容しちまうんだ・・・ ああわかった、変容が恐ろしくて泣いていたの?

アポリネールさんは 自分はオコゼを書き損じてなどいやしないってドビュッシーさんと喧嘩をはじめ、いよいよ2人の喧嘩が激しくなったから泣いたんだって。やれやれ・・・


**


僕ね、僕は此んなお夢は勘弁してほしいな。ドビュッシー、アポリネール、シュペルヴィエル、トーマスマン、果ては教皇様まで勢揃いなんてさ、寝てらんないや。

お姉ちゃまいつも此れ様なお夢を見ているの?
僕はワンコらしい普通のお夢を見たいなあ。

*ソレントのトレイ



僕の新年

January 03, 2011

僕、ブルゴーニュ。

明けましておめでとうございます。


今年も僕のコトよろしくね。ついでにお姉ちゃまもよろしくしてあげてね。

暮れの僕のお仕事は、お年賀の写真を撮ることだったよ。毎年の大切なお勤めなの。うんとこさハンサムに撮れたね。

お年賀にはきっと僕のコト書いてくれるに違いないって思った。ブルゴーニュは13歳になりますとかね、ブルゴーニュは大層お利巧でかわゆいですとかね。


ねえ、どこに僕のこと

書いてあるの・・・?


問うとお姉ちゃま教えてくれたんだ。ちゃぁんと最後に書いてあるわよってね。

ああ! 此れかぁ!
http://blog.livedoor.jp/lasalledeconcert/

僕は日本語っきり読めないからさ。ブルゴーニュはハンサムって書いてあるんだって・・・!

早速パーシモンに教えてあげた。此処んトコに僕のことが書かれてるんだってね。パーシモンは尊敬の眼で見てくれた。


新年の僕のお仕事は、

雪の上で写真を撮ることだったよ。


お姉ちゃま春にドビュッシー作曲 '雪の上の足跡' ってプレリュードを弾くんだって。それったから僕が足跡をつけてあげたんだ。

早速パーシモンに教えてあげた。ドビュッシーは "雪の上のワンコの足跡" って曲を書いたんだ。僕のお姉ちゃまが弾くんだ、ってね。パーシモンは尊敬の眼で見てくれた。



僕が路上で見たこと

December 28, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕のお庭は変テコだ。


椿の蕾が赤く膨らんだトコへ朝顔が絡み咲いてる。見てっと頭がくちゃくちゃんなる。僕のお姉ちゃまも変テコだ。見てっと頭がくちゃくちゃんなる。

先週に蝶番君に会ったんだよ。仲介人はチャイコフスキー先生さ。先生ね、普段にはお姉ちゃまのソロをうんとこさ応援下さるんだ。それでもってババールを蝶番君と弾くお勧めを仰ったの。

蝶番君は技術も音楽力も感覚も優れて 海外の音楽経験豊富だから、きっとよく合って質の高いアンサンブルになるって仰ったよ。よっく褒めてらっしたね。お上手なかたなんだねえ。

会う寸法になり初めましてとカッフェーでお話をしたは良いけどね、お初っからお姉ちゃま酷い塩梅だったんだよ・・・

フォーレだかに夢中になる内、注文のお茶が来た。カップを持ったままお口をつける暇なくしゃべるものだからね・・・ テーブルにジャ〜とお茶を流しかけっちまった。

それでもお姉ちゃま気付かないんだ。曲のお話しながらジャ〜してんの・・・。やれやれ・・・。


言われてやっと気づいて大笑いしてた・・・。

てんでなっちゃいない。


普通のお人はジャ〜したら自分で気づくと思うんだの。お姉ちゃまは頭ん中があまりお利巧じゃないからね・・・。イデア論など読んでも、すぐにはお利巧になれるものじゃあないってわかったよ。

僕ね考えっちまったな。僕たちワンコはお初にお目にかかる時、少ぅしかしこまってね なるべく気取ってみたりする。お初のワンコとか僕、緊張するのだあもの。人間は違ってるんだね。人間は自由だなあ。


**


入ったカッフェーは午後3時に一旦閉店した。仕方ないから続きは他のカッフェーで話すがいいね。蝶番君も其うと思いなさったに違いないよ。
ところがお姉ちゃま、追い出された辺りの路上に座ったんだ。

いやいやいや・・・

人間は自由だからね・・・。地面で普通にしゃべり始めたね。蝶番君、戸惑われたに違いないのに一緒に路上に座って下すった。ごめんね、ごめんね、ご迷惑だね。


お姉ちゃまは頭ん中がね、

あまりお利巧じゃないんだ。


他のカッフェーへ行くとかね、思いつけないんだ。閉店でお外へ出されたから、出されたトコで座っちまったんだよ。

本格的に座った。お膝に肘をついて頬杖にしてさ、まったりと本格的なお座りってやつだ。それでもってルネッサンスだバロックだと熱心に話してんだ。

いやいやいや・・・

お庭じゃ本格的なお座りをよく見るけどね・・・
三宮の路上で本格的なお座りは、ちょっとどうかなあ。

僕ね、いっぱい心配になった。僕のお姉ちゃまが路上生活者に見られたらどうしようとかね、カッフェーじゃジャ〜してお外へ出れば道に座ってるピアニストなんか共演して下さらないんじゃあないかとかね・・・

僕が不安だらけになってるのに、お姉ちゃまは一頻りお話を終えると ごく普通にお洋服についたゴミをはたいて立ち上がり、ごく普通におしゃべりしながら三宮駅へ向かった・・・。

来年はもう少ぅしお利巧になってほしいよ・・・


**


今日はズワイガニ姫とのライブ合わせにお出掛けだって。
僕はね、1月8日のプログラムじゃあパイナップル・ラグって曲が好きだなっ。



嘘っこと赤い実

December 19, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕が載ってるお年賀、投函したヨ♪


毎年皆様に僕のお顔見ていただけるね。お得意な気持ちになってパーシモンに自慢した。パーシモン尊敬の眼で見てくれたよ。お姉ちゃまのお年賀のオマケってことは まだ言ってない。

お姉ちゃま、実や種が好きだね。実のコトいっぱい書いてるけどさ、
赤い実のブログは嘘っこだって思う。嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。

?嘘っこと肉食
?僕が見た火垂の墓

僕、見たんだ。南天をどの様に手に入れたかってね。

僕がお姉ちゃまをお散歩に連れてってあげた時の事だよ。お姉ちゃま急に大っきいお声を出したんだ。ねえ〜っ! ってね。生垣の上を見上げながらね・・・

"ねえ〜もしもし〜。おじさん。お・じ・さ〜ん!! "

どなたを呼んでいるんだろうって思った。知らないお宅で枝切りのお仕事をしていらっした知らないおじさんをね、呼んでんだ。大っきいお声でね・・・恥ずかしいね、恥ずかしいね。

"その南天の枝どうするの? 捨てちゃうの? "
捨てちゃうなら頂戴とか言ってね・・・ おじさんは快く枝を下さり、お姉ちゃまは喜んでオヤツのキャンディーを分けて上げた。

赤い実が好きで集めてると聞いたおじさんは、よっしゃ他の枝も貰ってあげよう、と色々実の枝を切って渡してくださったんだ。


いやいやいや、

貰ってあげようったってね・・・


おじさんってば植木屋さんでしょう? それでもって枝ってば雇い主さんの物じゃないかなあ・・・

何にしろお姉ちゃま拾い物ばっかするから僕恥ずかしいよ・・・

?錆とモグとカラス

此うして赤い実の枝を頂いて帰り、涼しいお顔でブログを書いた。ヘルマン・ヘッセがどうしたこうしたってね。うへっ。それでもって "自然からのお裾分けは何て豊かなんでしょう。" ってね・・・

知らないおじさんからのお裾分けのくせにさ。なんか違うんじゃないかなあ・・・。嘘っこじゃないけど嘘っこだ。

兎も角、今僕んちには赤い実がいっぱい飾ってある。



僕が栄町で見たこと

December 09, 2010

僕、ブルゴーニュ。

あの日曜の出来事だよ・・・


僕ね、街でお姉ちゃまの方法が合ってるか間違ってるか、たびたびわかんなくなるコトがある・・・ わかっているのはさ、お姉ちゃまが自分をとっても普通って思ってることだよ。

お姉ちゃまたちね、ごく普通にお話してたよ。普通ってのはね、お姉ちゃまがカミュを酷く熱心に語ったり、アサリ君がユダヤ正典から初期キリスト教を巡るご本を袋から出してきたりだ。

僕がよく見聞きするような感じさ・・・ お姉ちゃまが力を込めておしゃべりし、アサリ君がお姉ちゃまの興味ありそうなご本をゆうるりと取り出しては 下さったり貸してくれたりって寸法だ。


**


お姉ちゃまとアサリ君はお店見物に入ったよ。アサリ君は明治後期の建築の天井や手摺をゆうるり眺めて楽しみ、お姉ちゃまは酷く熱心にバルザックの風刺をしゃべり続けた。

普段どおりだったの。少なくともお姉ちゃまにとっちゃ普通だったね。
2人は間違いなく日本語で話してたし、2人の容貌は大変日本人らしかった。お店のマダムが満面の笑顔でお姉ちゃまに近づき、仰った。

" Where are you from? "

いやいやいや・・・ まずいよ、それ。
絶対まずいって。

僕は慣れてしまって気づかないようなね、何か風変わりな様子だったに違いないの。お姉ちゃまもアサリ君も一瞬ポカンとなったけど気にしなかった。

ダチョウ君倶楽部でも同じふうに言われっちまってたね。気の毒だね気の毒だね。

其れっから別のお店も覗いたんだ。


**


古いフランスのお皿が入ったガラスケースに2人で張り付いた。


そして普通に謎解きを開始した。

ひげ様のお店にもあった此のお皿だヨ! 絵と字を組み合わせて文章を解くお皿さ。いっぱい種類があってさ、結構むつかしいんだ。

僕の考えでは謎解きを楽しんで帰ってく風なショップの使い方は間違ってるって思ったけれど、お姉ちゃまたちの普通なお顔を見ているとまた自信がなくなった。

お姉ちゃま、裏を見せていただけますかとガラスケースを開くようお願いした。何故ってお皿の裏に1枚ずつ解答文が印字されているんだよ。

2人は普通に答え合わせすると 普通にありがとうと言ってお店を出た・・・ 僕ますます自信がなくなって、あすこのショップさんは謎解き専門店かもしんないって思えてきた。

僕、お姉ちゃまにくっついてると時々自信がなくなってくるんだ。
正しい方法がわかんなくなるんだ。心の中で呟いてみた。

" Where are you from? "



僕が吉野家で見たこと

December 04, 2010

僕、ブルゴーニュ。

日曜にアサリ君と散策をした。


僕らははじめパン屋さんへと向かったんだ。お姉ちゃまが好きな元町サルヴァドールさんだよ。

お姉ちゃまね、レジでお願いしてんの。1つを別袋にして頂戴って・・・。あ〜あ〜、それ歩きながら食べるんでしょ。お行儀が悪いね。

僕の注意も聞かずにチーズカレーパンとかって重そうなのを食べ食べ歩ってるからね・・・ 恥ずかしいね、恥ずかしいね。だいいち先刻お昼を頂いたばかりでしょう?

アサリ君はオリコウだからね、お行儀の悪いことはしなさらない。お姉ちゃまはアサリ君のゆうるりした様子をチラチラ盗み見始めた。

チーズカレーだけじゃあ足りず もう1ヶ食べたくなったんだ。けれどもお昼のあとに女の人ったけパン2ぁつも食べるのは気が引けていたんだね。袋に手を入れたり出したりで迷いながらチラ見してんの・・・ 

もう辞めなよ! 食べすぎだからねっ。


古本がたくさんのお店など見に行ったよ。


2人とも本好きだからね。ところが読めそうなご本は1冊っきりもなかった。なにしろ背表紙さえも読めず、何の本だかアサリ君に教わんなきゃ解りやしないの。気の毒だね、気の毒だね。

-- 此れもドイツ語・・・?

古い飾り文字でアルファベットさえ読めやしない。うへっ
アサリ君はゆうるり教えてくれた。

"いえ、ドイツ・ゴチックです。新社会主義の先駆者の話みたいです。"

ドイツ・ゴチックだって! 僕すっかり嬉しくなったよ。
僕だってドイツ語チックなら なかなか上手いもんなんだ。

ダックスフント・ドーベルマン・シュナウザー♪
とまあ、ざっと此んなもんさ。


**


カッフェーへも入ったんだ。

お姉ちゃまってばアサリ君のマロンタルトを1ぉつ分けてもらったね。それでもってアサリ君の生クリームも頂いて、最後にゃアサリ君のお皿に添えられてたマロンもお口へ放り込んじまった。

いいの? えへへ・・・とか言いながらさ。躾がきちんとしていないんだ。ワンコ学校を出ていないからね。僕ね、僕は優等で卒業したけどね。

ワンコ学校で教わっていないから、拾い食いをしたり余所の子のオヤツ取ったりするんだね・・・ 其のようなワンコがたまに居る。


その後の事だった。

お姉ちゃま、思い切ったように切り出したね。


-- 私ね丼って食べたことないのね。天丼とかのお丼。

アサリ君はゆうるり頷いてた。

-- 吉野家の牛丼ってあるでしょ? 知ってる? 一度どうしても食べてみたいと思ってるの。牛丼・・・試したことないから食べられるかどうかわかんないけど、行ってみるって決意したところだったの。

いやいやいや、お姉ちゃま経験豊富なお人を羨ましく思うってお話、吉野家さんのことじゃあなかろうね? 僕ちょっぴり疑問が涌いたの。

自分も1回くらいしかないですと ゆうるり呟き、アサリ君は快く連れてってくれた。

-- 此れがきっと噂の紅生姜よ! 牛丼は紅生姜を乗っけて食べるって聞いたの。

何だか知らないけどさ・・・お初でどうかわかんないとか言ったくせに、美味しかったんだね。牛丼並とお新香をペロリと平らげた。それでもってメニューをチラ見し始めてんだ・・・ あ〜あ〜、足んないみたいだね。

牛キムチ・クッパ見っけてガン見だ。恥ずかしいね、恥ずかしいね。お昼食べて、パン食べて、マロンタルト食べて、牛丼並じゃ足んないなんてさ・・・

ワンコ学校でお行儀良い頃合の分量を教わってないからだね・・・。
兎に角お姉ちゃま、牛丼の経験ができて良かったね。



僕がケーキ屋さんで見たこと

November 30, 2010

僕、ブルゴーニュ。

ケーキ屋さんへゆくのは楽しいな。


いい匂いがすっからね。なるったけ逃さないよう吸い込むんだ。スーハーってね。僕、お外で待ってる間中スーハーしてる。

お姉ちゃまは打ち沈んだ様子に俯いて、そぅっとケーキ屋さんへと入るの。御店の方と目を合わせぬよう気をつけながらね・・・ 怪しい。酷く怪しい様子だ。

いらっしゃいませぇ! 明るいお声がかかると少しビクッとして、気まずそうに俯いたまま もぞもぞ会釈をした。

お姉ちゃまってば色々なお店でおしゃべりするんだのにね、ケーキ屋さんでは浮かぬ表情でコソコソとお品を指差すの・・・ なんだかお口をききたくないらしいよ。

お店の方、ハキハキ仰ったね。
"シュトーレンでございますネ。いつもどうもありがとうございます! "

お姉ちゃまは顰めっ面をして首を振り、包む間居た堪れない様子でおせなを向けた。


一体全体どうしちまったの?


問えばお口を曲げて眉間に皺を寄せた。あ〜あ〜、皺が増えるヨ! それでもって言うことったら揮ってる。

ケーキばっかり食べてるって知られたくないの、だって。知られたくないったってさ・・・ 無理と思うけど、お菓子などあまり食べてないフリしたいのがオトメゴコロってものらしいよ。

オトメなんか四半世紀前に済んじまったくせにね、まだ見栄があるんだ。うへっ

いつもありがとうございますナンテのを辺りのお人に聞かれると恥ずかしいってさ。そりゃあね、3日も連続して買ってくお人にゃ 御店の方だってお声を張り上げるってものさ。

其のとき再びに お声が響いた。
"シュトーレンお待ちの落合様、お待たせしましたぁ♪"

お姉ちゃまはまたビクッてなって、"な、なんで名前で呼ぶの・・・" と泣きそうなお顔で呟いた。まるで盗みでもしたようなコソコソ具合で受け取ると、逃げるようにお店を飛び出した。

オトメゴコロは複雑だね。

僕ね、僕またすぐ書くよ。



僕が見た火垂の墓

November 24, 2010

僕、ブルゴーニュ。

ありゃあ、また嘘っこ書いてるヨ。


火垂るの墓の訪問記さ・・・ 嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。お姉ちゃまのお話じゃあ "ご招待状が届いたときにはちょっぴりおマヌケしたけれど 此れ此のように感銘を受けました。" ってブログさ。

僕が見た様子は違ってたよ。

合わせが済むとお出かけ前に、幾つかプレゼントをお送りしたんだよ。ちょっと送り過ぎたね、元々少ないお財布には1000円っきり残らぬままに急いだの。


**


文化ホールはお客様うんとこさ入ってたね。
ご盛況だね。お目出度い事だね。

あ、新実先生だね。さ、ご挨拶してね。本日はお寝間着頂きましてありがとうございます、って言うんだよ。さ、丁寧にね。

手を広げられた作曲家先生に、お姉ちゃまは "せんせ〜" って駆けてった。演奏会場は駆けちゃいけないよ! お姉ちゃま知らないのかな・・・? 駆けないでご挨拶を・・・

"わ〜い! "
飛びついてハグしてんの。お行儀がまるでなっちゃいない。

僕がワンコ学校で教わった風なご挨拶ができていない内にね、ご親切に後の打ち上げへとお誘い頂いた。さ、辞退申し上げるんだよ。お財布殆ど空っぽだし出演者じゃあないのだあもの。


"あのね、1000円しかないの。ホラ。"


いやいやいや、お財布開けて見せなくっていいの。恥ずかしいね、恥ずかしいね。さ、丁寧に辞退させて頂こうね。お気持ちだけ頂くと御礼を・・・

"せんせ奢ってくれる? だったら行ける〜"
何言ってんの?! そうじゃないでしょう!

いけないね。いけないことだね。だのにうんとこさ過保護にされっちまった・・・ あまり甘やかさないほうが良いって思うけどね。

僕はね、なっちゃいないお行儀を注意するきっかけを失ったままに開演したんだ。


**


開演前には両のお隣席様とヒソヒソいっぱいおしゃべりしてた。僕、お知り合いなの? ってやっぱりヒソヒソ問うたらば、今日からお知り合いなんだって・・・

始まれば胸迫る組曲と仕上がってて、お姉ちゃまピーピー泣き始めた。ピーピー泣いてくしゅくしゅ鼻かんで、お膝の上ティッシュだらけにした。僕、ちょっとだけ他人のフリした。

終演すると、皆様ご一緒に歌いましょうってコーナーで唱歌を合唱したんだよ。


其ん時もまだピーピー泣いてんだ。


泣き始めたら何聞いても涙が出るワなんて辺りのお席へ訴えながら泣いてんの・・・。なんだか自由だなあ・・・


**


打ち上げは合唱団や太鼓の方々多人数で うんとこさ楽しそうだったね。いっぱい笑っていっぱい食べた。

それでもってupしてる打ち上げ写真、新聞記者さんに撮っていただいてご満悦になってんの・・・ あ〜あ〜

僕ね帰り道に問うたよ。
お姉ちゃまったら どうして大っきい花束を抱えてんの? ってさ。

泣いて笑って食べて騒いで、おしまいには花束まで頂いちまったの?

僕、ワンコ学校の躾の先生にご相談しようって思う。 



キッス失敗、血ぃ出た、わ〜わ〜

November 17, 2010

僕、ブルゴーニュ。

お仕事場って大切だよネ。


お仕事場でよそ事をおしゃべりしちゃあいけないよね。だから僕とお姉ちゃま、コイビートの人のお仕事場じゃあ うんとこさ気をつけてたよ。

御用ったけお伝えしてね、おいとまをしてた。僕ね、其れで良いよねって思うよ。お勤めんところだあもの。

それだのにね、気をつけたばかりに酷い誤解となったんだよ・・・。

コイビートの人ってば実のところ、お仕事場でお姉ちゃまと仲良し風で在りたかったみたいだの。子供君だなあ!

僕なんかいっつもお姉ちゃまに甘えんぼしてっからね。僕のこと羨ましかったのかなあ。仲良しったってお手できてないくせにね。僕はお手できてるけどねっ。

それでもって頭がくちゃくちゃになりそうな思いつきをしなさったんだ。お仕事場でお姉ちゃまがよそよそしいのは、コイビートの人のことお人に知られたくないのだろうってお考えになったんだよ。子供君だなあ!


にらめっこんときと同じだね・・・

びっくりだね、びっくりだね。


僕ら本気で驚いたね。お勤めのお立場がおありだろうと控えてただけなのにねっ。隠したい理由など何処にもないワって、何故そんな突飛な事を思いつくのって、お姉ちゃまガックリした。

コイビートの人ったら間違ってるよ。大時代風に釣り合いなどお考えを回した挙句に お姉ちゃまが隠したがってよそよそしくしてると思ったんだ。気の毒だね、2人とも気の毒だね。


**


"其れで桜ちゃんはなんて応えたの? 色んなコト気にしてないわよって、ちゃんと言ってあげた? "

問われてお姉ちゃま "いいえ" とふんぞり返った。
"もし気にしてないワって言えば、気にするような事だと認めることになるのよ。気がかりなんて初めから存在しないってスタンスで居たいワ。"

お姉ちゃま、また牛乳飲む格好した。僕其れあんまり好きじゃないなあ・・・かわゆいポーズと言いかねるもの・・・

《重要なのは論理の首尾一貫性》ってカミュの方法に影響うけちゃってさ。グイグイ口答えするんだ。

"それにね気にしない、って言い方は目上や対等の立場からの親切事よ。私は彼の目上でも対等でもありませんよ。"


あ〜あ〜、此っちも大時代だ。

頑固が過ぎるね。


僕はさ、正論ばかりじゃあ誤解は解けないって思うの。

お姉ちゃまがコイビートの人を恥ずかしく思ってるかも・・・って勘違いしちまったんだよ? 言ってあげなきゃならないんじゃないの? 言ってあげずに どうやって誤解を解くの?

僕問いながら、おねむになって眠っちまった。
誤解の解きかたなんて、お姉ちゃまは僕より先に思いついてたって知らずにクーカと眠っちまったの。


**


週が明け、僕ら御用にお出掛けした。

皆様居られるお部屋で少し言葉を交わすうち、ふいにコイビートの人の腕を引いた。お初の行動に、コイビートの人は "ん? " って問うお顔をされたよ。

げげげげげぇぇっ!!!

僕ね、僕お目々開けたまま軽く失神した。
お部屋にいらっした方々もお目々開けて失神してらしたよ。誰も居られないお部屋のような静けさだった。

コイビートの人も、げげげげげげぇぇっっ!!!!! ってなった。

何故ってお姉ちゃま、コイビートの人の腕ふん捕まえて無理矢理にキッスしようとしたんだ。唇に掠った瞬間、コイビートの人は泡食って後ろへ飛び退いた。キッス失敗だっ!! お姉ちゃま失敗してるっ!!

"???!!! ・・・□%#△&@x$!!! "

思い切り飛び退いた足元に大きいお荷物があった。
お荷物に躓いたっ。ドタドタドタってなった。

わ〜わ〜、パニックだっ。

お顔を上げたコイビートの人を見てお姉ちゃま、小さく悲鳴を上げた。
-- 血が・・・

わ〜わ〜、お顔から血ぃ出てる、血ぃ出てる。


お机かどこかにぶっつけたんだ。


人間ってすごいね。人間のキッスって転んでぶっつけて お顔から血ぃ出すんだね・・・ 僕たちワンコとは方法が違ってるね。

-- ねえ・・・血が出てるヨ・・・
"・・・?!"

お姉ちゃまプッて笑いながら、大丈夫? ってお尋ねした。コイビートの人は黙って腕でゴシゴシ血を拭いた。

お姉ちゃまは普通にバイバイを言った。コイビートの人も普通に、気をつけて帰れよと応えた。僕は腰が抜けてて、引きずられて帰った。

キッスしようとして飛び逃げられるなんてさ・・・
それでもってお相手が血ぃ出してるなんてさ・・・

だのに2人は普通っぽかった・・・


**


"お手にあれだけ時間かかっておいて、また突然衝動的な・・・"

お姉ちゃまちょっぴり叱られそうになったけどね、僕は一生懸命言った。衝動なんかであるものか。あんなの絶対狙い撃ちさ! ってね。失敗だけど、其こんとこは言いっこなしだよ。

何故って僕は毎日お化粧見てっから知ってるもん。此の日は口紅塗らなかったもの。絶対に計画的犯行だ・・・

お姉ちゃまは涼しいお顔でお茶を啜った。

"失敗したけど、此れで私がお人に知られたくないと思ってるなんて2度と言わないでしょう。それに会社で其んなにも言いたかったなら充分なネタになったでしょ。"

僕たちワンコはロマンチックなキッスが好きなんだ・・・ 僕はやっぱり血ぃ出たりしないのがいいなあ・・・。

お手は、まだできてない。ガクッ



錆とモグとカラス

November 14, 2010

僕、ブルゴーニュ。

変テコなもの拾ってきたね・・・


イーヨーのお山で見っけたんだ。お姉ちゃま錆びた金属が大好きなの。
"錆" が正しいのにね、shabbyなんて言っちゃってさ。訛ってんだ。シャビーじゃないよ錆だよって教えてあげたのにさ。まだ訛ってる。

お山のね、ゴミとする場所にあったんだよ。お姉ちゃまゴミ集めは止そうよ・・・

僕は苦手だナ。お坊っちゃまワンコだのに ゴミっきり拾えないワンコって人様に思われると困るもの・・・。恥ずかしい気持ちがするの。

カラスとお姉ちゃまは、僕とは考えが違ってる。平っちゃらでゴミを返して "此れ下さる?" って聞いてんだ。カラスだってちゃんと問うて持ってくよ。"K此れ K下さる? " ってのは大体カアカアと聞こえるけどね。 

土に埋めてモグを捕る筒なのだって。お姉ちゃまモグが好きだからね、まあ可哀想、モグは捕らないでやってと我侭を言い モグ捕りを持ち帰っちまったね。

正直、もっと別なお庭飾りがいいって思うけれど、お姉ちゃまが気に入ってるから僕は何も言わない。

?僕のお庭の変テコ



僕が思うヘクシー

November 07, 2010

*Mr.B 弦が切れました。高いほうから2番目のHの弦お願いします。

僕、ブルゴーニュ。

ヘクシッ! 風邪ひいたかな・・・


寒くなったからね。ヘクシッ!

そうだ、お姉ちゃまヘクシーってのを始めたんだよ。10つきっくらい前にね、入ってみたんだ。ヘクシーはインターネットのページと聞いて、僕覗いてみたね。

つぶやきコーナーで幾度もpao〜nって書いてんの見たよ。変テコだなあ。"何処其処のオヤツがおいしいの♪ pao〜n" とかね・・・ ちょっとお馬鹿のようで僕困った気持ちになったよ。

お友達もpao〜nってなあに? と問いなさったの。したらねpao〜nはババールっていう象さんの鳴き声ヨと涼しいお顔で答えるんだあもの。

10つき前と言えばデュオ・ババールってば始まってなかったのにねっ。かわゆらしい鳴き声を気に入ってるとばかり思ったらば、ババールのパズルピースだったんだねっ!


そういやブログじゃあ象さんのお話たくさんしてたね・・・


     *玩具博物館(6)ダサ可愛いがま口
     *象さんとポイントカード
     *スペインへの恋(1)火祭りの踊り

僕いっつもパズルピースに気付くのが遅れるんだの。反省だなあ。聞いていてもね、肝心な事を見落とすんだ。

紀元前ローマのキケロとかいう偉いお人なんかは言ってたそうだよ。


《各人が何を言うかだけでなく、何を考え、なぜ考えるかということまで見なければならない。》


ってさ。うへっ

僕さ、よっく見ずに勝手におしゃべりするの、止さなきゃあ。お姉ちゃまってば僕が間違ってても、おしゃべりするがままに放るんだあもの。だから僕あとになって恥かくんだ。

其れも此れもキケロに傾倒してるからに違いないよ。
キケロってば言ってたんだって。


《反駁なしには議論は成り立たない。》


ナンテさ。ヘクシッ!

?僕が思うジナイーダ
?僕が思うパリの風
?僕が思うシューレアクリーム



僕が見た粗暴な騒動

November 04, 2010

僕、ブルゴーニュ。

まただ。また嘘っこだよ。


昨日のブログってばまた嘘っこだねって思う。嘘っこじゃあないけど嘘っこなんだ。此うと書いてるじゃあないか。

-- お届け物があったのに。
-- 楽しみにしてたからうんとガッカリ。工事人さん達に訴えて発散する。

書いてるコトは嘘っこじゃないけど・・・ 僕が見た様子ったら、まるで違ってたよ。


**


屋台のハッチが閉じてるのを見ると、道端で座ってるお兄様がたにお尋ねしたんだよね。此処のお人はどうしたの? ってね。其処んとこは本当さ。けれども次を書かずに済ませたのは嘘っこってものだね。

お姉ちゃま訴え始めたんだ・・・ お届け物があるのにってね。お仕事ですか、書類か何かですかと問われ、ううんプレゼントなのとお答えした。それでもって手編みを取り出して見せてんの。

あ〜あ〜、知らない方々に編んだの見せてさ。
うふふホレてるんダ、なんて発表してるからね。


やることったら

オバチャンのように粗暴だよ。


僕お姉ちゃまにくっついてると時々頭がくちゃくちゃになるの。

待つ時間がないからポストに入れちゃおうかしらと見れば、屋台のアメリカ製ポストってば変わった形でお口が狭かったね。お姉ちゃま、おもむろにキーホルダーを取り出した。

"ああポストの鍵持ってはるんですか! " お兄様がたのご質問に涼しいお顔で答えたね・・・
-- ううん、此れ簡易ドライバー。此れで開かないかしらと思って。

わ〜わ〜、何言ってんの? そんなのダメだよ!
だいたい女の人がドライバー持って歩かないものだけどね・・・ 此処んとこに載ってるキーホルダーにドライバーつけてんだ。

開かずに苦心しているとお兄様がたの大将が手伝ってくれたの。皆様のね、お家の鍵やら自動車の鍵やら集めて下すってね、片端から突っ込み始めた。

わ〜わ〜、ダメだよ! ダメだったら!
お姉ちゃまが変テコするから、お兄様がたも変テコの影響受けっちまった。必死でポストを開く事にみな様集中してるんだ。

どうしてそうなるの? そもそもポストを開けるなんて間違った事なんだよって 僕泣きそうになった。お姉ちゃまは涼しいお顔で、もう少しなのにねぇ・・・なんて応援してるんだ。


どうしても開かないポストの前で大将言いなさった。


"時間ないんやったら預かりましょか? 帰ってこられたら渡しましょか? "
あり得ないご親切だね。大将も頭がくちゃくちゃだったんだね・・・

お姉ちゃま少し考えて、ポストの口から入れられるか試してみるワってお答えした。

そうだよ! お姉ちゃまやっと気づいたんだね! ポストってのはね、開いてるお口んところからお届け物を入れるんだよ。鍵んとこコジ開けて突っ込むのは間違ってんだよ・・・

ところが今度はもっと大変さ。何しろ手編みの毛糸ものだあもの、嵩がある紙袋じゃあポストのお口へ入んない。ラドレだかラデュレだかって紙袋から出しっちまってね、発表した。

-- ビニール袋が要るワ。
あのねお姉ちゃま。お初にお出会いした方々に これ以上ご迷惑をかけるの止そうよ・・・

目立った騒ぎを起こしているからね・・・ 関係ないビルの用務員さんまで出てきなさった。用務員さんもきっと頭がくちゃくちゃになってたんだって思う・・・

何故ってビニール袋からご自分のお品を地面へ出しっちまって "ほら袋だよ。" とご親切をしに出てきなさったもの・・・ 

結局のところお姉ちゃま、思い付きを押し通しっちまった。手編みも根負けして とうとう穴へ押し通された。くしゃくしゃの袋ん中で もっとくしゃくしゃになりながらね・・・ 其の上からラブレターを投げ込んだ。


粗暴だ・・・

粗暴に過ぎる・・・


お姉ちゃまは、やった〜! 入ったワとはしゃいでお兄様がたや用務員さんにありがとうを言った。それでもって何事もなかったように ズワイガニ姫のプログラム打ち合わせへ行った。

それでもってヴェルレーヌがどうした、ミケランジェロがこうしたと しゃべってんだ。


**


夜になって僕心配になったことを口にしてみたよ。ラブレターに封をしたっけ? 他のお人が開けちゃわないかな? ってね。お姉ちゃまドストエフスキーを読みながら涼しいお顔で答えた。

-- 手渡すつもりだったから封しなかったわね。別の人が開いて読めば、誰宛かわかるから渡してくれるでしょ。

僕そういう問題じゃあないって思う。お姉ちゃまは考えが粗暴だ・・・
それでもってかわゆらしいブログは何か嘘っこだ・・・

?嘘っこと肉食
?ぴちこちゃんの恋愛(5)自己紹介



コイビートの人が写真見たとき

October 30, 2010

僕、ブルゴーニュ。

ちらしのお写真撮ったんだね。


春にお写真迷った時、コイビートの人にお尋ねしたんだよ。刷り上ったちらしをお見せしてさ、いずれかお好みありますかってね。お姉ちゃま、コイビートの人がお好きなのをまた使いたいって思ったんだね。

選んでいただければ嬉しいしね、お好きな感じがどんなか伺えるチャンスだあもの。

僕ね、僕なんかは女の子ワンコの気持ちってものを知ってるからね。
パーシモンが写真を選んでとお願いに来れば ぬかりないさ。
僕なら此うと答えるね。

"此の写真は毛並みが綺麗だね。此っちは可愛いあんよが写ってて好きだな。それでもって其ちらは笑顔がかわゆいじゃあないか。" ってね。

大切なのは表し方だよ。パーシモンはコーギーだからあんよ短いんだ。ただ短いと言っちゃあいけないね。可愛いあんよと表すがいいって思う。

それでもって正しいお答えは、どの写真も良いねって言うことさ。パーシモンはね、そうした事が好きなんだ。


けれどもさ、コイビートの人のお答えは僕と違ってた。


どれが宜しい? って伺ったんだのにね・・・

コイビートの人はね、ちらしのはじっこを触ってみて・・・ こっちは高いなと印刷紙質のランクをそれぞれ言いなさった。
それでもって・・・ それだけだ。

僕は、ちらし用紙のお値段帯がいろいろとあるって知った。
それでもって・・・ それだけだ。

写真については何一つ仰らなかった。ガクッ

そればかりか写真をご覧にならぬまま裏っ返しちまった。裏のたくさんの曲目について感想を仰った。此れは裏が大事だな、裏のレパートリーを見なきゃなってさ。

いやいやいや・・・ 

なっちゃいないね。まるでなっちゃいない。パーシモンならばヒステリーを起こすね。パーシモンね普段女の子らしく振舞ってるけれど、肝心なときに可愛いって言い忘れるとヒスるんだ。


お姉ちゃまの考えはパーシモンと違ってるみたい。


なっちゃいないコイビートの人にお姉ちゃま嬉しそうにしてたよ。裏っ返されっちまったちらしにくすくす笑ってんだ。

お愛想の1つも言えない風に心が温かくなるってさ。裏のレパートリーの方が自分を表してるから嬉しいって言ってた。

そうかなあ・・・
僕は親切なお愛想を言ってあげるがいいって思うけどなあ・・・
ま、お人もワンコも好き好きってことだね。
 
お手は、まだできてない。ガクッ

?お姉ちゃまの考え
?マコトのコト



ノゴマちゃんバイバイ

October 27, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕のお庭に鳥さんが来たよ。


朝のご不浄へゆくと地面にねんねしてた。ワンコがよくするふうに伏せの格好して ねんねしてたの。

僕ね、こんにちはってご挨拶に行った。ご挨拶は大切だからね。だのに起きないの。お寝坊なのかなあ。

色々話しかけたよ。鳥さんって僕たちワンコとおんなじ風にペッタン伏せてねんねするんだね、とかさ。僕も鳥さんのような赤い模様になるには どうすればいいかな、とかさ。

お返事してくんないから お姉ちゃま呼びに行ったの。鳥さんお腹すいてるかもしんないしね、僕のワンコフード上げたらどうかな? って相談に行った。

お姉ちゃまはお庭へ出てキャッて言った。お姉ちゃまも見たことなかった綺麗な鳥さんは、ノゴマちゃんってお名前の渡り鳥なんだって。おうちのガラスにぶつかったんだって。

お姉ちゃまは僕に此っちへ来なさいって言って足早に一緒にお部屋へ戻った。僕ねお姉ちゃまの後へ続きながら、あの子まだお庭でねんねしてるの? って聞いたの・・・


ノゴマちゃんは渡り鳥で、

暖かいお国へゆこうとしてたって。


それでもって渡る所ちょっと間違って、虹の橋を渡ったんだって。

虹の橋の向こう側は暖かいお国? って聞いてみた。
ええ暖かいお国よって教わったから 僕安心したよ。

次にお庭へ出たら、ノゴマちゃんもう居なかった。
僕いっしょに遊びたかったんだのにね。
ノゴマちゃんバイバイ。虹の橋から戻ったらまた遊びに来てね。



僕が育てるエートル

October 24, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕よっく考えたよ。


エートルってやつの事さ。昨日もまた言ってるしね。前っからエートルエートルって言い過ぎだあもの。

     *エートルを愛でる
     *エートル
     *エートルが繋がる
     *エートルとプロセス
     *エートルとエグザゴン
     *内緒のエートルは黒田節
     *古いスクリーンはワンコのエートル

お姉ちゃまってば魚拓が過ぎるよって思ってた。けれどもね、川辺14のお写真眺めててわかったんだ。僕が考えていたより大っきい魚拓があったんだね。

無闇とお写真撮ってるお道具はパパのエートルかなって思ってた。本当はパパとコイビートの人のエートルなんだねっ?

お姉ちゃまがエートルに魚拓するのは コイビートの人がエートルだからなの? それともエートルの魚拓がコイビートの人を選ばせたの?
両方かなあ・・・


なんだか羨ましくなって

僕も真似っこしたくなったよ。


新しく気づいた事をね、パーシモンに話したの。エートルって育つらしいよってさ。

僕らも大好きなものを大切に育てようヨってね。そうすっと好きなものに大事にしてきた年月が加わって、変容しながら段々に不動のエートルとなってくみたいだあもの。

僕ら相談して、お花の種のように土へ植えるがいいって決めたの。
ジュニア用ワンコクッキーを植えたよ。なんたって僕らが食べてきたエートルだからね。

パーシモンは、育つと大きなクッキーになる? って目をキラキラさせた。大きくもなるだろうけどさ、大切なのは変容だよと 頭の良いワンコらしく教えてあげた。

ジュニア用ワンコクッキーはね、育つとシニア用ワンコクッキーになるに違いないんだ。

*川辺(14)家内
*育てる物
*HPお道具ページ

?ぴちこちゃんの恋愛(3)好きな品物
?僕が思うインテリア
?僕が思うジナイーダ
?僕が思うパリの風
?僕が思うシューレアクリーム



嘘っこと肉食

October 21, 2010

僕、ブルゴーニュ。

昨日のブログってどうかと思うね。


まるでゼリーなどを大人しく頂いてる人のように書いてんだ・・・

ゼリーはたくさん食べてたから嘘っこじゃないよ。嘘っこじゃないけど・・・ なんかちがう感じがする。

何故ってさ焼肉たらふく食べたあとにゼリーをたくさん食べたんだ。それだのにブログにはゼリーのことったけ書いてんだ。嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。

お姉ちゃま気の毒に今日また痛い治療をするからね、力づけにダチョウ君がご馳走してくれたね。


痛い治療は本当だけど

お食事の場は嘘っこのようだった。


お姉ちゃまはお肉ばっか食べるお人なの。メインにお魚とお肉が1品ずつあれば 両方ともお肉にして頂戴と、いつもいつもお願いすんだ。

アミューズ、マグロの頬肉のサラダ、季節料理のフォアグラを平らげたらばメインに鴨肉を食べ、もう1つのメインに子羊肉をペロリだ。うへっ

ダチョウ君もレストランのかたも 嘘っこを見るように目が点だのに、デザートにチーズとチョコレートケーキとアイスクリームまで食べたね・・・ あ〜あ〜

僕思うけどさ、お姉ちゃまきっと "最後の冷たいクリーム、美味しかったの。" とかなんとか書くに違いないんだ。嘘っこじゃないけど 嘘っこだ。

お姉ちゃまは涼しいお顔で朝ごはんおかわりしてる。ガクッ



僕が思うインテリア

October 18, 2010

僕、ブルゴーニュ。

前々っから思ってたの。


僕んちってば事件多過ぎじゃあないのってさ。
したらお次は誘拐事件だってさ。うへっ

川辺シリーズって恋物語にしちゃあ ちょっとヘビーじゃないかなあって思うけどね・・・ お姉ちゃまが気に入ってるから僕は何も言わない。

パーシモンちでは、そうも事件は起きないんだって。
せんに穴を深く掘りすぎて、底んとこで でんぐり返って後ろ足がお空を向いちゃった事件くらいって言ってた。

それでもって誘拐とかされたことないってね。僕ね、僕は子猫を誘拐したことあるけどネッ!

お姉ちゃまは幼稚園の寅とお馬のうえ、誘拐犯でもっと男の子君嫌いになっちまったんだね。気の毒だね気の毒だね。

これっからはお姉ちゃまが男の子君をいやがっても少しっぱかり許してあげなきゃって思った。非道が過ぎてイケナイねって思ってたけれど事情は気の毒だあもの。


兎も角僕に言わせりゃあ

色々と解明できてくんだ。


かわゆいピンクの胡蝶蘭とザイルが一緒に飾られてるのだって、ちょっと変わってるかも・・・って気になってたの。パーシモンちじゃあ見たことないからね。

女の人のお部屋にザイルなんて随分と変テコなインテリアだしね。救難のお稽古に使ってたって知らなかったんだ。其んなにも重たい事情が飾られてたの?・・・って驚いっちまった。


なんとなく、もう1つわかったよ。

お姉ちゃまが此うという理由さ・・・


《錆びた古やすりを捨てて、素敵なアンティークを買い飾るとしたら 私はとっても悲しい気持ちがすると思う。格好悪い自分のエートルを捨てて、素敵な他人様のエートルを持つことはできないのだから。》


ステキなインテリアに憧れててもザイルを巻いた側で過ごすのはさ・・・
物の1つ1つが自分を作ってきたと日々感じるのが お姉ちゃまにとっては大切って考えてるんだね。

僕ね、僕はワンコフードとワンコミルクとお姉ちゃまのスカートの裾で作られてる。だから僕も真似っこして 僕が抱っこしてもらうお洋服をお写真に撮るんだ。

*望郷とエートルとショパン
?僕の巣



スーパーの値札

October 12, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕、スーパーマーケットへ行ったヨ!


マーケットはね、夕刻になれば見切りのお品に赤札が貼られるんだね。売り切ってしまうためにね、お安くなるの。

僕ね様子を眺め見るたび、やっぱ此処は関西だねって思う。関西のオバチャンってば やりたい放題だあもの・・・

順々にシールを貼るのにお忙しい店員さんを囲んでね、お値引き前のお品など指すんだの。此っちは安くならへんのん? ってね。お行儀が悪いかもだよ・・・。


僕とは考えが違うナって思うの。

何故ってさ・・・


店員さんもお仕事の順序ってものがあるのだしね、貼って頂くのをオリコウに待つがいいんじゃないかなあ。

中には もっと強引なお人も居るんだよ。まだまだシール順が回ってこない別の棚からお品を持ち出してるお人さ。僕ちょっと信じられないって思った。

それでもってシール貼ってるお肩をちょいちょいと気安く叩き、"ねえねえ、此れにも貼って〜" って言ってるオバチャ・・・

わ〜わ〜、僕のお姉ちゃまだっ。
恥ずかしいね、恥ずかしいね。

僕ね、見なかったフリをするっきりなかったんだの。



げげげげぇっ僕は知った

October 06, 2010

僕、ブルゴーニュ。

げげげげげげぇっ!!


二番目の私って何かと思ったらば 酷いことになっちまってるじゃあないか。なんて大時代的だろう。川辺って此んな大時代なお話だったの?

僕お姉ちゃまに突進してごめんなさいをした。
ごめんなさい、ごめんなさい、僕わかんなかったんだ。お手できてないって笑ってごめんね。

いいお年のコイビートの人がお手一つできないナンテ可笑しいやって面白がっちゃったんだ。それでもってパリ〜な習慣のお姉ちゃまだのに コイビートの人の側へも寄れないって変テコだヨって思ったんだ。

大時代だ・・・とんでもない大時代だ・・・

僕知らなかったんだ。お姉ちゃまってば、コイビートの人が取り決めてる気持ちを壊しちゃうの、怖かったの・・・?

想いに答えてもらえば、コイビートの人を自己嫌悪で傷つけることになるの?

だからコイビートの人が自分自身で納得できるまで何年も何年も待ってるの? それでもってお姉ちゃまからもお手できなかったの?


大時代だ・・・大時代な事情ってやつだ・・・ 2010年だのにねっ


あれれっダイジダイって何かに似てるね。
そうだジナイーダだ! ダイジダイはジナイーダに似てるんだ。

僕また騙されたんだ。ジナイーダのこと《小説を最後まで読了した時、はじめてその本質を悟ることが出来る。》ってあったようにさ。

お手できないとか、2人の会話が変テコとか、ピースを思い込みで読み過ごしていたんだ。

1つったけ、僕にもわかったよ。
"彼の 'お父さん' がそのお道具を大切にするからよ。"
それってばさ、コイビートの人が仰る 'お父さん' ってばパパだよね?

僕、頭がくちゃくちゃだからね、また今度よっく考えて書くよ。
びっくりして疲れっちまったんだ・・・ 僕、どきどきはぁはぁなって大変なんだよ。

お姉ちゃまは涼しいお顔でレッグウォーマーを編んでる。ガクッ

*川辺(15)二番目の私

?僕が思うジナイーダ
?僕が教わったアイデンティティ



僕が思うジナイーダ

September 29, 2010

僕、ブルゴーニュ。

僕、ジナイーダのことを考えた。


お姉ちゃまが面白がってた "初恋" の主人公さ。ツルゲーネフのお小説なの。

ジナイーダを真似っこして氷水を飲みすぎるっくらいに面白がってたんだよ。それでもって冷たいお水のせいで軽度肺炎を引き起こしっちまってたね・・・。

魚拓なお人のやることは、わかんないよ・・・
好きとなると拘りが無闇なお人のこと、魚拓っていうんでしょう? さかなクンってお人も魚拓なんでしょう?

お姉ちゃまが魚拓したジナイーダは変わった女の人なんだ。お初の頃にはジナイーダってヤな感じかも・・・って僕誤解をしちゃったよ。誤解になるよう仕向けられたのかなあ。

自我が酷く強いんだ。男性なんか苛まれっちまってね、怖いんだの。
ところが翻訳者米川正夫様ってお人がジナイーダを此うと仰るんだの。


《小説を最後まで読了した時、はじめてその本質を悟ることが出来る。》


僕は第一印象を良くしたいからね。

はじめお行儀良くしておくの。


ツルゲーネフに魚拓してるお姉ちゃまは 考えがまるで違ってるのかもしんない・・・

お人ってものを最後まで読了した人だけが本質を知るが良いって考えなのかなあ? だからお姉ちゃまはパズル作りをするのかなあ?
此んな風にさ・・・

     ?僕が思うパリの風
     ?僕が思うシューレアクリーム

一見そぐわないピースを並べてね、ピースがたくさんになったらば絵が浮き上がるのが好きなんだね。

なににしろジナイーダは誇り高く、僕のパーシモンは埃臭い。
僕は両方っとも好きだな。 




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