Le chien \



僕が見た餃子

April 10, 2012

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃま嘘っこついてる!


お姉ちゃまのブログってばまた嘘っこだ。

  *チーズケーキと奏者の課題

お風邪が辛いふうで、このところ早く休んでたのは本当さ。
それでもってベッドでご本読んでたのも本当さ。

けどね、けどさ、その前の事ってば書いてないんだあもの。
嘘っこじゃないけど嘘っこなんだ。

**


お姉ちゃまお出掛けが詰んでいた。
ってコトは僕のお出掛けも詰んでたってコトさ。
僕はいつだってお姉ちゃまにくっついてっからね。

お風邪の加減が悪くてお熱が続いてたんだ。
他所で会った人たちが一目見て大丈夫? って問うほどに
血の気がなくて白っぽいお顔をしてた。
僕ね、僕はお風邪ひいても黒いお顔だけどね。

お仕事のご用事は仕方ないけど、お風邪でお熱ならデートは止せば良いのにって僕思ったよ。横になるより楽しい気持ちでいれば早く治るのとか言っちゃってさ。僕の忠告を聞きやしないの。

お出掛けだって電車で読む大学の重たい紀要論文などお荷物にしなきゃあ良いんだのにね・・・でも僕あまり強くは言えないんだ。飼い犬の立場ってものがあるからね。

**


待ち合わせの処へ行っても加減が悪そうだった。
歩きながらお鼻をかみ過ぎてお鼻の皮が剥けたと発表した。
僕、その情報は要らないんじゃないカナって思った。

ご飯を食べる段になったんだ。
お風邪で食欲ないよね、気の毒だねって僕心配になったよ。
僕もお風邪のときはちょっぴりしか食べられないもの。

道にまで餃子の濃い匂いが漂っているところで
お風邪でお熱のお姉ちゃまが発表した。

  "餃子食べたい!! "

餃子?!
僕たちワンコはお風邪ひくとお粥を少しばかり食べるんだよ。
人間ってすごいなあ。お熱でフラフラしてても餃子なんだね。

お姉ちゃま戸惑われても平っちゃらで、
熱々のものバッチリ食べたら元気になるって主張した。

それでもってオモムロに餃子2人前とカラアゲのセットに
スープがついたのを嬉しそうに注文した。うへっ

2人前ってのはお姉ちゃま1人で頂く分だよ。
餃子は1人2人前が基本だっていつも主張してるの。
何の基本か知らないけどさ・・・

人間ってすごいなあって改めて思ったよ。
食い意地とか、元気への執着とか、ハンパないね。
僕たちワンコは此うはゆかないんだ。

なにしろね、お腹いっぱい餃子食べてベッドに入ったくせに、
早い就寝で読んだアウグスティヌスとかだけ書いてんだ。

嘘っこじゃないけど、嘘っこなんだ。


  ?嘘っこと肉食
  ?僕が見た火垂の墓
  ?嘘っこと赤い実
  ?僕が30周年で見たこと
  ?僕が見たお別れとリスク



僕が聞いた立候補

April 08, 2012

僕、ブルゴーニュ。
そうそう。そうなんだよ。


  *上手くいかない人:色紙

お姉ちゃまってば泳げないんだ。気の毒だね。

泳げる♪ 5mくらいだけど。って主張してたけどね。やれやれ。
5mも嘘っこだしね。本当は4mのくせにね。

おまけに不思議を言ったんだ。
"昔に水泳レースに出たの♪ "ってね、発表したの。

  いやいやいや・・・
  泳げないんだよね?!

でも出たの、って言うんだよ。
意味わかんないよ。

泳げない人がどうして水泳レースに出るのさ? って問うてみた。
幾つかの学校が集まって対抗レースがあったのだって。
お姉ちゃま、学校のお教室で立候補したって言うの。

  立候補?!
  泳げない人が自らお教室で手を挙げたって?

  いやいやいや・・・
  ナイナイナイ・・・

"レースに出ることにすれば泳げるようになるかと思って。"

  は・・・?

僕、何が何だかわかんなくなった。
それで泳げるようになったの? って聞いてみたんだの。

"ううん。なんなかった。"

  えっ? じゃあさ、じゃあさ、
  レースはどうなったのさ?

"失格よ、勿論。"

お姉ちゃまお胸を張ったね。
張ってみても残念なお胸には違いないけどね。

"数mで脚をついて失格だけど、歩き着くまでずっとみんなが拍手してくれたの。次のレースがなかなか始められなくてご迷惑かけちゃった。"

  ムリムリムリ・・・
  あり得ないね。絶対あり得ない。

  泳げないのに幾校もあつまる大会に立候補して
  大観衆に見守られながら、お水ん中歩いたの?

僕ちょっと遠い目んなった。
僕のお姉ちゃまって、なんて恥ずかしいんだろう。

そりゃあ、レース失格したカナヅチの子がお水ん中歩いてたらば
拍手も貰えるさ。他にリアクションのしようがないからね。

さぞご迷惑だったろうね。僕のお姉ちゃまがごめんねごめんね。
僕、想像するだけで心臓が縮みそうんなった。

何考えてるんだろう・・・

僕、少し進言したい気持ちだけどさ、黙っておくよ。
飼い犬の立場ってものがあるからね。



僕が知ってるブログ名

April 05, 2012

僕、ブルゴーニュ。

おリボン、でかっ!


ドレスのおリボン大き過ぎやしない?
神戸市のHPで偶然発見した写真だ。
スタッフさんが上から撮りなさったんだね。

クリスマスん時の写真だね。
上から見ると何ておリボンだろう。
でかっ!

**


ブログに登場する人たちは僕が知る限り皆ブログ名に満足してくれてるねっ! お姉ちゃま、此処に出てくるみんなが好きで、愛情込めて特徴を拾ってお名前にしてっからね。

ブログを読んで自分の事だ! って察知してね、進んで使ってくれるお友達も多いんだ。

シジミちゃんはメールに "シジミですぅ" って書いてくれるし、
カカシ君はお写真登場したのを職場のお人にお話してくれたのだって。嬉しいなあ!

カタツムリ君はもしかして僕も加わりましたか? って遠慮がちに問うてたよ。タピオカちゃんは登場を毎日待ってるし、カモノハシちゃんはブログ名をコメント欄でも使うんだ。

ただ1人、蝶番君だけが不承だった。


**


前から聞きたかったんですけど僕どうして蝶番なんですか、
って酷く暗い面持ちで切り出しなさったよ。
ま、蝶番君は元々あまり明るい面持ちじゃあないけどさ。

それでもって、うんとこさ暗いコト仰ったんだ。
殆どみんな動物なのに、僕なんか動物ですらない、ってね。

  えっ?! そこ?

  いやいやいや・・・
  ネガテイヴだ。ネガティヴ過ぎる。

カカシ君だって動物じゃあないんだのにね。

お姉ちゃまも呆気にとられてた。
何故って一等上等でステキなお名前を付けたのだあもの。

僕知ってるよ!
蝶番ってお名前はさ、ババールの音楽の要だから付けたんだ。
蝶番がなければ何も動きゃしないからね。

お姉ちゃま言ってたもの。
ファゴットって楽器が通奏低音にもソロにもなるように、
開閉するものに合わせて必要な容量で動作する柔軟さを備えた貴重な存在だからヨ、ってね。

蝶番はあらゆる動作に不可欠で重要なカナメだわって、
尊敬込めて付けたんだあもの。

  一等かっこいいお名前だのにさ、
  僕だけ動物じゃないとかって凹んでんだ。
  気の毒だね気の毒だね。

ネガティヴ過ぎて冗談みたい、ってお姉ちゃま爆笑してた。

そしてね、お人と演奏はとても似てるって言ってた。

  *ツボなんです

"夢のあとに" のツボのように、音楽観がとっても興味深いって。
僕はよくわかんないけどね、またお姉ちゃまが書くと思うね。



僕が見た空母ネタの失敗

March 27, 2012

僕、ブルゴーニュ。

あ〜あ〜・・・


お姉ちゃまマジ?
恋愛ネタでマジで音楽解説したの?

  *一目惚れの理:ケクラン

そうじゃないかなあって思ってたけどさ・・・

  ?僕が思う靴下と階段

何でも音楽解説にするんだからね。恥ずかしいね恥ずかしいね。
今朝は僕が見た恥ずかしいコトを書くよ。

**


カタツムリ君とおしゃべりした時だよ。
読書のお話をしてたね。
カタツムリ君は空母のご本のことなど仰ったの。

  いやいやいや・・・
  ムリムリムリ・・・

航空母艦ナンテね、其ういった話題をお姉ちゃまにするのは止した方がいいよって思った。お姉ちゃま髪のカールを弄びながら、
へぇそうなんですネ、って小さなお声でお答えした。

  僕ちょっとハラハラしてしまったんだ・・・

カタツムリ君ね、戦艦プラモデルもお好きな風で、
扶桑や金剛や長門をお持ちだとか色々仰った。

  いやいやいや・・・
  ダメダメダメ・・・

僕ね、ちょっとどうかと思って一生懸命囁いたんだ。
空気読まなきゃダメだよってね。

  "金剛ですって!! "

お姉ちゃま突然大きいお声を出した。

  ほら〜!
  我慢しきれなくなったんだ!

潜水艦攻撃で撃沈したのを思い出したのか目が潤んでたね。
金剛型は一等美しい船だと拳を握りしめた。

"長門の耐震性や機能性は戦艦史の役割は大きいけれど自分としては少し違うんです。陸奥や長門のがっしりした6本マスト (注:主檣を合わせて7脚) は機能美で、でも私はね三脚マストの戦艦が好きなんです。(注:伊勢型までが標準) 特に金剛型で一番最初に沈んでしまう比叡の色香がたまらないんです。
一次改装の時から佇まいに悲劇を予感させるでしょう? 初めから、滅んでゆく者の悲しい姿をしてるでしょう? あの色気は他と比べようもないと思うんです。"

  あ〜あ〜あ〜・・・

カタツムリ君唖然としなさってたね。
まさか落合さんから此んな言葉が出てくるなんて、ってね。

だから僕言ったじゃないか。ちゃんと空気読んで、お姉ちゃまに其ういった話題は止したほうがいいってね。オタクさん全開んなるから僕困るんだあもの。

お姉ちゃまちょっとだけ戦艦オタクさんだからさ。

  *ソーイングクローゼット

基地を見に行く申し込みをしてるとか自慢しはじめてさ。
一般公開じゃない処だから連絡待ちなんだとかさ。
もう収拾つかないじゃないか・・・

僕ね、いつだって恥ずかしい思いをしているのだからね。
でも僕は飼い犬の立場とか色々あるし、お姉ちゃまの方式に
逆らわないことにしてるから何も言わない。



僕が見たピンポンとその後

March 20, 2012

(撮影者:えむきゅう様)


僕、ブルゴーニュ。
デュオ・ライブ中のお写真だ。

弾きながら蝶番君にザッツ出してんだ。うへっ
伴奏者ってさ、普通弾き振りのようなコトやるかなあ?

しかも折角お客様が瞬間を写して下さったんだのにね、
お転婆に見えるからって なかなかupしないのだあもの。
お転婆、隠したがってんだ。

お姉ちゃまってば情報操作ばかりするんだ。

  ?嘘っこと肉食
  ?僕が見た火垂の墓
  ?嘘っこと赤い実
  ?僕が30周年で見たこと
  ?僕が見たお別れとリスク

大人しやかに見える写真ばっか出しちゃってさ、
嘘っこじゃないけど嘘っこだ。

おしとやかって思われたいに違いないね。
無理だのにね。

**


週末にはお約束の通りピンポンを教わりにお出かけしたよ。

  ?僕らが買ったスニーカー

ツバメ君が先生で、カタツムリ君とシロハラインコ君も居たね。
お姉ちゃま運動を少ぅしもしたことがないけれど・・・

  運動をしていない人が運動が苦手とは限らないし、
  人は運動が苦手な理由で運動しないとは限らないんだ。

此ういった文体はディドロ哲学に多い風だけど、
お姉ちゃまは どちらかといえば運動が得手なほうらしい。

それでもって僕が見たところに寄れば、運動好きを隠したがってる風だった。おしとやかぶっても大分バレたと思うね。

  なにしろ皆とするピンポンは楽しくて、
  僕もお姉ちゃまもまたやりたいと思った。

**


ピンポンのあとはカタツムリ君と本屋さんへ行ったんだ。

ニーチェとデカルトとバルザックをしこたま選んだね。
それでもってお財布が心配になってカタツムリ君に言ったね。

  "お値段読み上げるので、ちょっと計算してくださいね。"

いやいやいや・・・
なんだよ、それ。

カタツムリ君は計算機じゃあないんだのにね。
僕のお姉ちゃまがごめんね、ごめんね。
自分ですれば良いのに、面倒がってんだ!
失礼だよと注意をしたけど、聞いちゃいなかった。

積上げたご本のお値段を勝手に読み上げていったよ。
僕はお姉ちゃまを恥ずかしい気持ちで眺めた。
ご親切に答えを教えて頂くと、お姉ちゃま言ったの。

  "ありがとうございます。
   私、足し算とかできないので。"

あれっ。
お姉ちゃま足し算できないの?
僕、知らなかったよ。
それならば、お人にお頼みしても仕方ないよね。

面倒がってるナンテ言ってごめんね、ごめんね。
人使い荒いなあとか思ってごめんね、ごめんね。

  僕たちワンコはデカルトを学ぶ前に足し算を教わるんだよ。
  人間は違ってるんだね。人間は足し算をあとに学ぶんだね。

そういえばババールの曲決めんときもやってた。
"今計った曲タイム読み上げますから計算してくださいね。"
って蝶番君にお願いしてたもん。

どこでも此れやってんだね・・・
早くお利口になって、足し算憶えると良いね。



僕らが買ったスニーカー

March 16, 2012

僕、ブルゴーニュ。

僕らピンポンを教わることになったの。


僕は運動してるけど、お姉ちゃまは運動を怠けているからね。
少し身体を動かそうってコトになったんだよ。
ツバメ君に教わるんだって。

日にち決めのメールにお姉ちゃまお答えしてた。

  "運動靴を持っていないので買わなきゃあならないんです。
  サイズが合う靴が見つかったら、ご連絡しますネ。
  そのあとで日を決めても構いませんか? "

ツバメ君からすぐ返信がきた。

  "普通のスニーカーで大丈夫ですよ! "

お姉ちゃまね、メール見てしばらくカタマったね。
そうして気を取直すと再びにお返事を返したよ。

  "スニーカーも持ってないんです・・・
  あの、スニーカーと運動靴は違うんでしょうか? "

気の毒に、何を買えば良いのかわかんなくなったみたい。

僕もよくは知らないけれど、兎に角スニーカーも運動靴も
肉球と違ってるのは確かだって教えてあげた。

**


そんなわけで僕ら三宮へお出掛けした。
スニーカーか運動靴かわかんない物を買うためにね。

駅前でお姉ちゃま、また少しカタマって聞いてきた。

  "ところでスニーカーって何屋さんに売ってるの? "

僕もよくは知らないけど、スニッカーズならば
お菓子屋さんにあったよって教えてあげた。

僕の意見はあまり珍重されなくって、
お姉ちゃま辺りのお店で問うたね。

  "スニーカーを売ってるお店は近くにありますか? "

それでもって急いで付け加えた。

  "あの、運動靴でも構わないんです・・・"

違いがわかんないから取りあえず両とも言ったんだ。

**


僕ら幸いにスニーカーのお店を見つけることができたよ。
お店の方に教わろうと問うた。

  "スニーカーがほしいんです。"

それでもってやっぱり付け加えたね。

  "あの、運動靴でもいいんですけど・・・"

どうしても違いがわかんないものだからね。
お店のお人は、何処で履かれますかと問われた。

  "何処って・・・"

気の毒にお初のお店ですっかりと戸惑ってしまった。
ご質問の意味もわからない風だった。
そこでお店の方が言い直して下さった。
どういった運動をなさいますか? ってね。
ピンポンだとお答えすると、体育館ですねと仰った。

  "体育館・・・? "

気の毒にまたご質問がわからずに戸惑った。
お店のお人もお姉ちゃまに戸惑い始めた。

  "ジョギングではないんですね? 室内で履かれるんですね? "

  "室内・・・かしら? なにしろピンポンなんです。"

ジョギング用とピンポン用は何か違ってるのかしらってお顔だったけど、今以上に恥をかきたくなかったようでお店の方の案内に任せた。

僕にはあれほどに、わからないことは誤摩化しちゃあならないと言うくせに、自分が恥をかきそうだと思い切り誤摩化してんの。

22cmの小さいサイズのお靴は、
天然本革のお品っきりだった。
お姉ちゃま僕に囁いたよ。

  "スニーカーって布でできてると思ってたし、
  もっとお安いと思ってたわ。"

思いの外お値段が張ったらしい。

  "僕の肉球も天然皮だからお揃いだよ。"

って慰めてあげた。

**


ピンポンのお靴が見つかって良かったね。
スニーカーか運動靴かはわかんないけどね。



僕が見たブローチ

March 10, 2012

僕、ブルゴーニュ。
何だよコレ?


ファゴットリードを偏愛して、とうとうリードでブローチ作っちまった。怖い怖い怖い・・・

僕ね、恥ずかしい思いをしてるの。
僕のお友達ワンコの飼い主さんは、どなたも使い古しのリードをお洋服にくっつけていないのだあもの。みんなは素敵さんなアクセサリーをつけてるんだのにね。僕、肩身が狭いんだ。

フランスアンティークのブローチや象牙のお花ブローチ付ければ良いのにって思うけど、お姉ちゃまが気に入ってるから僕は何も言わない。

絶対に変テコだって思うけどね・・・
でも何も言わないよ、僕。
飼い犬の立場ってものがあるからね。

**


リードブローチを見ずとも頻繁に問われる事がある。
此れ程までにファゴットを愛してるのに、どうしてご自分では演奏されないんですか? ってね。

"ピアノ弾きが共演する楽器として愛してるからよ。
どうして演奏しないって、女は女だから男を愛するもの。
男が好きでも自分が男になりたいとは考えないでしょう? "

  いやいやいや・・・
  もう少しお上品な喩え話にしてほしいよ。
  ともかく皆様は判り易い例だと納得しなさる。

お姉ちゃまのおしゃべりが恥ずかしいけど、僕はお姉ちゃまの方式に逆らわないことにしてるから何も言わない。

色々なファゴット奏者様についても問われる。
第一人者と言えるダグ・イェンセン氏をどう思われますか?
って問もよく受けてるね。

"素晴らしいと思うわ。CDも聴いていますヨ。どんなに難度が高い曲でも安定感たっぷりで、巧みで統率されてて素敵に構築的。"

  褒めてるね。褒めてるよ。
  そりゃあ超一流の奏者様だあもの。
  僕も一緒にCD聞いてるんだ。

"ただね私の場合はそそられないの。女心が動かされないの。
地位も収入も高い立派な男性を感心して眺めるような気持ち。
私の場合は彼のタイプに感心し尊敬し尊重し、恋はしない。"

  いやいやいや・・・
  だからね、もう少しお上品な喩えを・・・

"アッツォリーニ氏は悩殺してくるんだもの。セクシーだわ。
頭でも心でもない、身体に響く音楽だから愛してるの。"

  あ〜あ〜・・・
  やだねえ、もう!

僕のお姉ちゃま、ちょこっとはお利口なところもあるんだよ。
ところが最後んトコは酷く動物的だ。ハレンチを言うんだ。

**


音楽は、作曲時の肉体的な生命もみな演奏時にえぐり出す生々しさが不可欠じゃあないかしらってお姉ちゃま言ってた。ハレンチを言う言い訳と思うね。

ジャック・ラカンやソシュール(共に近代フランス哲学) の記号概念の回復と解体のパラドックスとか僕一緒に読まされながら聞いたよ・・・

  音楽には此ういったパラドックスがないって。
  音楽は過去のなまの人間の生命を
  現在に生々しく映すものなんだって。

  沈静だって抑止だって 愛や性と同じ風に
  皆なまの臨場なんだって。

ちょっとだけわかるナ。
僕も生タイプのワンコフードが好きだからね。
お値段が張るからって毎日は買ってもらえないけどね。


*PJにて。ファゴットの魅力
*試奏の記録
*恋した音楽
*ファゴットリードのお話
*ブール・ド・ネージュ



僕が見たお別れとリスク

March 02, 2012

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃまのジーンズだ。


僕はクリメーヌみたいな女の人に憧れてるんだのに、お姉ちゃまおうちじゃあジーンズばっかだ。お出掛けん時っきりワンピースを着ていない。

それだのにブログへupするお写真はワンピースん時ばかりだから、いつもお洒落さんしてるって思ってもらえてんだ。
情報操作ってものじゃあないの?

大体お姉ちゃまのブログってどうかと思うね。
ワインをお持ちした日の事も、本当を書いてないのだあもの。

  *ケクランと叙情

ケクランなんかに紛らせて涼しいお顔だ。
僕ね、なんて言われたか聞いてたんだよ!

どなたもご存知ないワインでね、とってもお詳しいお方も
Le Bergerac est un vin connu mais personnellement je n'ai jamais entendu parle du Prince des mousquetaires.
此うと書いていらっした。

お姉ちゃまね、ボトルを差出して言ったの。

  "美味しい予感はするんだけど、わかんない。
   大当たりか大ハズレか、どちらかの筈。"

したらね、わ〜落合さんらしいワインだなあ! って
可笑しがられてしまったんだよ。

お姉ちゃまらしいって? と、
僕らきょとんとしていたらば、お話し下さった。

 -- 素晴らしい可能性もあるけど、非常にリスキー。
  大きなリスクを侵して賭けてみるところが貴女らしい。
  絶対無難なワインとか選ばないんですね〜(笑)

ガクッ。

僕なんだかとっても恥ずかしい気持ちになったよ。
僕のお姉ちゃまがやる事、リスクだらけって言われっちまったようなものだよ。

お姉ちゃまは都合の悪いことは書かないんだ。

**


昨日のブログだって何さ?
僕が知ってるお別れのあとのお話を忘れてるよ!

あの時、お姉ちゃまのお友達は入院をしてた。
癌病棟でまだ生きててくれてた。
お姉ちゃま、電車から病室にメールを送ったんだ。
デートの後さよならしたばかりで悲しいとね。
あと6日会えないとね。

  いやいやいや・・・
  6日だって?!
  長の別れの雰囲気かと思ったけどね。

だいたい癌患者さんに何言ってんのさって僕は注意をしたけれど、お姉ちゃまはお友達が亡くなるまで ずっといつも通りに普通のお話をしてたんだ。

音楽のコトでしょう、お菓子のコトでしょう、恋のコトでしょう、それでもって僕のコトもね!

お姉ちゃま病室のお友達に言われっちまってんの。

"面白過ぎる!!
恋する乙女やってるなんて想像もつかないよ。
桜少年がどんな顔になってるかと思うと笑えるね。"

あ〜あ〜・・・
長年のお友達は此ういったリアクションさ。
恋なんか似合わないって知られっちまってるの。
気の毒だね気の毒だね。

**


兎に角お姉ちゃまは都合の悪いことは書かないってわけさ。
僕だけが知ってるんだ。



僕が思う靴下と階段

February 23, 2012

僕、ブルゴーニュ。

あはは! 靴下だあ!


お姉ちゃまね、薄いチョコレートの膜を焼いたの。
すっごくいい匂いなんだの。
チョコの膜をジャノワーズに被せてね、
それでもって上にクリームを乗せるのさ。

ポワンポワンの膜をお皿で冷ましてる時、
僕発見したんだ。

ルノワールの裸婦の靴下にそっくりだぞってね。

そう思って見れば見るほど靴下に見えてきた。
可笑しくて飛び跳ねながら、此の事ブログに書いていい?
って問うた。

"いいわよ。ルノワールなら丁度良いから、7月1日の
ムーラン・ド・ラギャレットを宣伝してね。"
ってさ。

何だか僕いっつも宣伝書かされてるなあ。
うへっ

7月1日はムーラン・ド・ラ・ギャレットっていう
ババールの楽しいコンサートがあるんだって。
演奏曲はたっぷりなんだって。
どんな風にたっぷりか僕は知らない。
今度お姉ちゃまが書くと思うね。

**


ところで僕、疑ってるんだよ。
階段の恋ってさ、ネタじゃないかなあ? ってね。
バックロ階段のため予めネタ振りしたのじゃないかなあ。

  *不思議な駅(1)想い出
  *     (2)階段の恋
  *     (3)見送り

ぼやぼやしてっと騙されっちまうからね、
僕この頃は疑り深くなってるの。

だってさ、やっぱあり得ないよ。
いくらお姉ちゃまでも逆ナンしないと思うしね。

  考えてゆくほどに
    頭がクチャクチャになるんだよ。
      どこまでが音楽ネタで
        どこからが本当かってさ。
          お姉ちゃまに問うたらば
        全部本当ヨって言うしさ
      けれども僕は
    階段のお人を見たこともないしね
  さっぱりわかんないの。

お姉ちゃまに問うた。
本当のコト僕にだけ教えてよってね。

  幻影か現実かもわかんないと
  不思議で、吸い込まれて怖い風な
  変テコな気持ちになっちまうからさ・・・

お姉ちゃま答えたの。
其れがフランス音楽よ、ってさ。

それでもってベルレ犬ってワンコの詩を教わった。

《詩法》

            ヴェルレーヌ
           堀口大學訳

心して言葉をえらべ、
さだかなる さだかならぬと
うち交る灰色の歌
何ものかこれにまさらん。

われら詩に色彩(あいろ)を求めず、
配合(ニュアンス)を、ただにかの配合 をのみ!
げに配合ぞ、夢を夢、
笛の音(ね)を角(かく)の音(ね)にこそ婚(めあわ)すれ。


**


ベルレ犬はお姉ちゃまのお気に入りのワンコみたい。

  結局バックロ階段の事は何もわかんなかった。
  お姉ちゃまバックレてんだ。


?僕が思うシューレア・クリーム
?僕が知ってるシューレア・クリーム



僕が見たお鍋

February 18, 2012

僕、ブルゴーニュ。

僕らお鍋にお呼ばれしたの。


正確にはお姉ちゃまがお呼ばれして僕はオマケだけどね。
細かい事は言いっこなしだよ! 僕だってお呼ばれしたのは確かだからね。

僕ら何処行くの? と問い、ミスターメジロ宅よって教わった。
僕その人知ってる? 会った事ない気がするって聞いてみたらば
ええ、私も無いわって涼しいお顔をした。

  いやいやいや・・・

人間って変わってるね。僕たちワンコは、お友達のお家へ遊びに行くと決まってるの。人間は違ってるんだね。知らないお人のおうちへお呼ばれするんだね。

お姉ちゃま、今年は引き篭らず社交的になんなきゃって決めてるけど、やっぱ社交の方法間違ってるんじゃあないかなあ。

  *僕が見たお誕生会

**


お玄関で僕、一生懸命お姉ちゃまに言い含めたの。
お行儀良くしなきゃあなんないよ、お初にお目にかかりますと丁寧にご挨拶してね、ってさ。

僕のお話は終わっちゃいないのに、お姉ちゃまドアーが開くと、手を振りながら "コンニチハ〜♪ " と言い、"お邪魔しまぁす♪ " と満面の笑顔でお靴を脱いだ。

  違うったら!

お見受けする限りずっとお年上のお初のお方に手を振ってどうしようってんだろう。僕のお姉ちゃまがごめんね、ごめんね。お姉ちゃまきちんとしたワンコ学校出ていないから、ご挨拶の方法を知らないんだ。気の毒だね。

僕が謝っているのに お姉ちゃまお部屋へ入るなり何かを目にして "にゃあ♪" って言った。

  にゃあ♪ じゃないでしょ!
  お姉ちゃままた間違ってる!

僕のお姉ちゃまきちんとしたワンコ学校を・・・

僕必死でご説明しようと思ったらば、奥からはしゃいだ声が聞こえた。

  にゃあ♪ この子が7863ですか。
    おっ♪ ヴォーカルのコルク新しいですね。
      コルクいつ替えられたんですか?
        ハンドレストの形、素敵〜♪
          外していいですか?
        あ、塗りが浅い!
      此のキー後から付けてますネ♪
    いつオーバーホールされたんですか?
  ベルリングが象牙〜♪
  
お姉ちゃまが他所様に失礼しないか不安で一杯になって追いつくと、大はしゃぎでファゴットをいじってスゴイ勢いでしゃべりまくってた。

なぁんだ。ファゴット奏者様だったのか!
奏者様なら直接お顔を合わせていなくても、お互いの情報はタンとあるね。

お嫁ちゃんは美人さんなコントラバス奏者様で他にも数人音楽のお客様がいらっした。

  お姉ちゃまさ、お鍋にお誘い受けて、
  オールドスタイルの7863のファゴットを
  とても見たがっていたんだって。

お鍋を囲みながら、お姉ちゃまが知らなかったファゴット曲CDを沢山聴かせて頂いて、楽譜やファゴットカタログを見せて頂いて、実に6時間もファゴット談義ばかりを大はしゃぎで炸裂させっちまった。

僕らお先においとましなきゃねって段取りになった時だった。

  桜ちゃんって一体何処に住んでるの?
  独身? 結婚してるん? 何にもわからんよ。
  自分の事まったく話してないし・・・
  ファゴットをめちゃめちゃ愛してる事だけは
  物凄くよくわかったけど(笑)

6時間ファゴットの事だけをしゃべり倒して、
食べて飲んでひっきりなしに笑って
それでもって自分のお話忘れっちまったんだ。

おいとまする間際、お姉ちゃまやっと名刺を差し出した。

  "初めまして、落合です。神戸に住んでます。"

僕思うんだの。
お姉ちゃま社交の方法ぜったいに間違ってるよ・・・



僕らのバレンタイン

February 14, 2012

僕、ブルゴーニュ。

バレンタインデーだね!


お姉ちゃまはまずは義理チョコを幾つかお送りした。
お中元やお歳暮をしない代わり、前年お世話になった方々へお菓子屋さんから届けて頂くんだ。

二季のご挨拶は始めると辞め難いけれど、チョコならばもっとカジュアルに其の年々で多くお世話になった方に宛てておかしくないからってさ。宛先のご家族に誤解ないよう、一緒に食べてネってお嫁ちゃんも連名宛名にするの。人間って色々と気遣いが要るんだね。

今年は皆一律にアンリ・シャルパンティエのハートのマカロンとショコラ・プディングだってさ。

**


本命チョコはやっぱ手作りだった。
キッチンはチョコの甘〜い匂いが充満して、僕お腹が減ってたまんなかったよ。

  お姉ちゃまの持論なんだ。
  バレンタインはベタなのが一番ってさ。

お洒落でスマートなチョコは義理御礼っぽく思うのだって。
気持ちを伝えるチョコはダサくてもいいからベタな手作りで、如何にもバレンタインってのがイイ感じなんだって。

僕にはよくわかんない持論だけど、其ういったものなの?
なにしろガス台前でお鍋掻き回して頑張ってた。

チョコ、楽しみに待たれてるんだって。
お姉ちゃまは出来上がったチョコを、LOFTで求めたハートケースに大事そうに入れた。

パーシモンが齧りかけのワンコガム隠す風に、とっても大事そうに仕舞ったよ。

**


お姉ちゃまの体調どう?って僕よく問われるけどね、
なんかとっても元気みたいだよ!

忙し過ぎて急にちょこっと痩せたけどね、
今はまた戻ってきたよ!
目方が減ると疲れ易いから、またあと1kg増やして
コンサートまでにベストの40kgにするって。

何故ってさ、痩せっちまうとドレスがズリ下がるんだって。
お姉ちゃますごく気にしてた。
今度は肩ストラップがないドレスだから、
大勢の前でズッちまうと警察のお沙汰があるって聞いた。

ドレスだのにね、ワイシャツ罪っていうんだって。

なにしろ今日はハッピーバレンタインだ。
僕もワンコガム貰えるんだ。



僕が聞いたオレリアン事件

February 12, 2012

僕、ブルゴーニュ。

また事件が起きた。


夜にお電話が鳴ったんだよ。お姉ちゃまねココアのミルクを掻き回しててお電話に出られなかった。ずっと掻き回さなきゃあミルクに膜が張っちまうからね。

数回呼び出し音が鳴ったらば留守電に切り替わった。
なにやら良くない感じの沈黙が流れたよ・・・
それから女の人のお声が聞こえたんだ。

  "オレリアン・・・オレリアン・・・オレリアン・・・"

何これ? 僕らはお顔を見合わせたけど、お姉ちゃまの手はせっせとミルクを掻き回して、出来上がったココアをカフェオレのボウルに移した。

40秒ほどに設定した留守電は、お終いまでオレリアンってお名前を連呼して切れ、再びに鳴ったんだ。怖い怖い怖い・・・

  "オレリアン、オレリアン、居るんでしょう? 出て。
   オレリアン・・・オレリアン・・・"

うわ〜、何これ何これ?
お電話のお声は泣いていた。
パリ以外のアクセントのネイティヴだった。

  "オレリアン、お願い返事して!! "

僕びっくり仰天して怖くなってお尻尾が下がっちまった。
お姉ちゃまはハ〜って溜息ついて手鍋を置いて応答した。

  -- Allo, マドモワゼル、間違い電話よ。此処じゃないわ。

この一言でエライ事になっちまったんだ・・・

**


女の人は "アンタ誰よ! " って叫んだ。
オレリアンを盗んだって罵倒し始めた。

  -- 貴女、番号が違うんだったら。
   オレリアンなんて人は知らないし
   勿論此処には居ません。

女の人は殆ど発狂した。

  "よくも其んな嘘が言えるわね。
   じゃあどうしてペラペラフランス語しゃべるのよ!
   オレリアンの女なんでしょ! "

あ〜あ〜・・・こりゃマズイや・・・
違うと言っても女の人は叫ぶんだ。

  "ここ日本よ! たまたま間違ってかけた人が
   たまたまフランス語話すわけないでしょ。
   ぬけぬけと、此の嘘つき女! "

確かにね、たまたま間違ってかけた相手が たまたまフランス語で応対しましたなんてナイよね。状況が状況だから、とても信じちゃもらえまいね。

2人はしばらく揉めていた。
普通の間違い電話ならば切っちまえば良いけれどさ、
応答のせいで男女問題をややっこしくしちまったのだから、
お姉ちゃま責任を感じたんだ。

泣いている女の人が問題に誤解を重ねて、仲がめちゃめちゃになっちゃいけない、ってね。ご苦労様だね。

泣き喚く女の人にお姉ちゃま大きなお声を出した。

  -- 私はオレリアンを愛していません。

はあ? お姉ちゃま何言ってんの? って僕思った。
けどさ、良い方法みたいだったよ。何故って、知らないと言っても喚いて聞こうとしないからね、まずは愛してないって断言して静かにさせたんだ。

喚いてる女の人なんて僕どう扱って良いかわかんないけど、年の功だね。静かにさせてから優しく言った。

  -- 貴女のオレリアンはね、マドモワゼル、
   とても素敵でしょうけれど私は見た事がないのよ。
   残念だと思わない? "

女の人は冷静になって間違い電話だとやっと理解した。

  -- オレリアンが見つかると良いわね。
   もしそうじゃなくても失ったと同じ大きさのものが
   手に入るわ。救い主は貴女と共に。"

女の人は非礼を深く詫び、間違い電話の相手が貴女で良かったと泣きながら静かにお電話が切れた。

**


いや〜疲れた。
僕なにもしてないのに気疲れしちまった。
お姉ちゃまもフ〜って息ついてココアを飲んだ。

人間って色々あるよね・・・



僕が見たお誕生会

February 09, 2012

僕、ブルゴーニュ。

お誕生会へお出かけした。


僕のお姉ちゃま、確かにお出掛けが少ないよ。
昨日呟いてた通りに社交的じゃあないね。

  *反省

かと言って、
ありゃあ引き篭りとは
少し違ってるんじゃあないかなあ。


**


僕、お姉ちゃまとお紐で繋がって道路を歩きながら問うたんだ。

  -- 僕ら何処へ行くの? ってね。

移動中ご本に夢中になった後だから、お顔がぼ〜っとしてた。
メールでナビして貰ってる文字を見ながらお姉ちゃま、
"多分もうすぐじゃないかしら" って言った。僕続けて問うたね。

  -- 僕ら何しに行くの? ってね。

"わかんないけど、ご飯食べるみたい"ってお答えが返ってきた。
僕ご飯の匂い嗅ぐの好きだからさ、楽しみになったよ。
それでもってまた聞いてみた。

  -- 誰が来るの? ってね。

"1人2人っきり知らないし教わってないの"ってご返事だった。

う〜ん確かにね。
社交的じゃあないね。
けれども引き篭りとは断然違ってるよ。
何故って引き篭りのお人ってば、
知らない所で、知らないお人と、
ご飯食べないんじゃないかなあ。


**


着いてみればお誕生会だった。
いやいやいや・・・

お姉ちゃまね、お誕生会ってコト知らなかったの。それでもってお誕生日の主役さんのことも知らなかったの。お初にお目にかかるって言った。

いやいやいや・・・
なんだよ、それ。

僕が小さな声で注意をするとお姉ちゃま、私にもわかんない、お誘い頂いたから来ちゃったらお誕生会だったんだもの、と囁き返してきた。

ともかく僕らは知らないお人のお誕生会へお出掛けしちまったみたい。僕たちワンコはね、お友達のお誕生を祝うんだよ。人間は違ってるんだね。

なにしろ2人しか知ったお人が居ないお席で、普通にご飯を食べて、知らないお人のご誕生を祝ってハッピーバースデーを歌った。

ありゃあね、社交的とも違うけど
絶対引き篭りとも違ってるって
僕は思うんだの。
僕のお姉ちゃま社交の方法
間違ってるだけじゃないかなあ。


なにしろ今年の抱負は少し社交的になることだってさ。
みんなもお誕生会にお姉ちゃまがお邪魔してたらごめんね。
あまりわかってないからさ、気にしないでやっておくれね。



僕が30周年で見たこ

February 01, 2012

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃままた嘘っこついてる!


こないだの写真ってば嘘っこだ!
お料理もりもりのお皿、隠してんだよ。

本当は此んなにも盛りあげてね。
お皿のフチまでお料理だ。お行儀が悪いね。
都合の良い風に写真載せっちまうんだあもの。

**


大体さ、カジュアルな懇親会かと行ってみればフォーマルだなんてね、お知らせを見ちゃいないのがいけないんだよ。

30周年記念パーティーって ちゃあんと書いてあったんだ。
お姉ちゃまだけ知んなかったんだ。

それでもって間違った格好してってお料理もりもり盛上げてさ。
恥ずかしいね恥ずかしいね。少しお利巧になってほしいよ。

僕ら、和装に幾つかのお言葉を頂いたの。

ご親切なお世辞には、謙遜に御礼を申し上げるがいいよね。ありがとうございます、痛み入りますってね。其ういった方法がお行儀良いことだってワンコ学校で教わったよ。

さ、お姉ちゃま丁寧にお答えしなきゃなんないよ。
お偉い先生方がたくさんだからね、大人しくするんだよ。

  "あ〜でもね、この下ユニクロのヒートテック着てて、
   暑いったらないの。"

いやいやいや・・・
そうじゃないでしょ!

僕のお姉ちゃま、きちんとしたワンコ学校出てないから受答えの方法を知らないんだね。気の毒だね気の毒だね。ユニクロは凄いって思うけど、発表しなくって良いんじゃあないかな・・・

飼い主の躾って難しいね。僕も苦労してるの。

明日はライブちらしを更新するんだって。
見てあげておくれね。



僕が知った昔の呼び名

January 22, 2012

僕、ブルゴーニュ。

偏執的だなあ・・・


バックロのお話ってば、いつまで書く気だろうね。
ちっとも面白かないのにね。

**


お姉ちゃまには昔、呼び名があった。
おばあちゃんが付けた呼び名だよ。

うんとこさ昔のお話でね、
昨年絵描きさんに道端で "気がふれてる" って言われたよりも
もっとずっと前さ。

  ?僕がいじめられるコト

中学校で不名誉に"いじょう" って仇名づけられた頃より昔に
その呼び方は決まりとなっていたんだ。

  ?僕が知ってる "いじょう"

お姉ちゃまが大好きなおばあちゃんがまだ生きてたときだよ。
孫娘のお姉ちゃまを可愛がったと聞くのだけれど・・・
そうかなあ? 僕ちょっと変わってるって思った。

おばあちゃんは美人さんで不良っぽく煙管を吸うのだって。

  *浅葱の灰落とし

おばあちゃんはね、お姉ちゃまに着物をこしらえて上げようと京都の呉服屋さんに連れ出したり、美味しいものを食べさせてあげようとお馴染みのレストランに連れ出したり、いっぱい一緒にお出掛けしてくれたんだって。

行く先々で紹介し歩くのだけれど、
おばあちゃん決まって言うんだ。

  "いつも話してる おキっちゃんです。"

**


お姉ちゃまのお名前と違ってるんだ。
意味があるのかな? って辞書を見たよ。

《甲州の言葉。キチガイじみた言動をする人のこと。》

  いやいやいや・・・
    いやいやいやいやいやいや・・・

お姉ちゃま身内にまで差別語の如くに呼ばれていたの?
僕泣きそうになって気の毒だね気の毒だねって言った。

物心ついたときから2つ目のお名前のように受け入れてたお姉ちゃまは、おキっちゃんと呼ばれてハイとご返事したし、うちのおキっちゃんですと紹介されてコンニチハとご挨拶してたってさ。
なんだかなあ・・・

なにしろ其ういった事情なんだ。
お姉ちゃまがバックロにちょっとくらい執着してても
あまり気にしないでやっておくれね。



僕が知ってるシューレア・クリーム

January 18, 2012

僕ブルゴーニュ。

なんじゃそりゃ?!


階段の恋って、僕聞いてないよ!

  *不思議な駅(2)階段の恋

ココんとこ僕、ブログ読むのお休みしてたの。
何故ってバックロのお話つまんないのだあもの。
難しくてぜんぜんわかんないしね。
まとめて読んだらばビックリ仰天だ!

一昨年にコイビートの人と別れてたって?
じゃあさ、じゃあデートにお出掛けしてんのは何さ?
僕てっきりコイビートの人とデートしてるって思ってたよ。

僕ぼやぼやしてて、すぐ騙されるんだの。

また会えたって書いてるよ・・・
一目惚れして逆ナンしたの?

いやいやいや・・・
  ナイナイナイナイ・・・

僕何にも聞いてない。
もしかして、またファンタジーなの?

このままじゃあお姉ちゃま、逆ナンのお人って思われっちまうよ?
僕そんなのヤだよ。書き直してよ。

**


僕が仰天して問うてるのに、お姉ちゃま涼しいお顔で "そのうちネ。" って答えた。それでもって涼しいお顔でバックロ、バックロって、またバックロのおしゃべりだ。僕は真っ黒だけどね。

ババール合わせでもしきりに演説ぶっていたね。

ブルゴーニュ、ブルゴーニュって幾度も言ってくれるものだからね、僕すっかり嬉しくなったんだよ。
僕のお話してくれてる! って思った。

よく聞けば15世紀のブルゴーニュ楽派だってさ。
ガクッ

**


なにしろお姉ちゃまが一目惚れしたのは本当らしいの。
どうせまたアレでしょう?
シューレア・クリームのネタでしょう?

  *フランス音楽(6)トーン変動

僕知ってる! 今度は騙されないよ。

  階段かどうかはファンタジーかもしんないし、
    本当かもしんないし、
      駅かどうかはファンタジーかもしんないし、
        本当かもしんないんだ。

      兎も角も一目惚れってトコが大事なんだ。
    そうなんでしょう?
  僕の謎解き合ってるよね?

シューレア・クリーム (Wiki) って方法は此うして "強度の高い現実" とやらを作り出すって聞いた。

2作目は僕もちゃんと付いてけるよ♪

  え? 今度はお小説じゃあないの?
  ただの恋バナ?
  ガクッ

*不思議な駅(1)想い出
*     (2)階段の恋



僕がカウントダウンで見たこと

January 06, 2012

(撮影者:青い空ちゃん)


僕、ブルゴーニュ。
大晦日PJへお邪魔した。

毎年のカウントダウンライブだね。
みんな楽しそうに浮かれ気味だったよ。

開始前PJオーナーが僕らの席へいらっした。お姉ちゃまをご覧になって "君メシ食ってんのか。" って言いなさった。
ぼわぼわマタニティ型のワンピースは目方少なに見えて心配しなさったんだね。

代わりに答えたのはお隣席のウズラちゃんと雀ちゃんだ。2人はお姉ちゃまを指しながら、昨夜も一番食べてました! って発表した。

-- 其んな、一番ってコトないと思う・・・
お姉ちゃまは反論したけど、ううん、一番食べてた! って断言されっちまった。恥ずかしいね恥ずかしいね。

それでもってウズラちゃんと雀ちゃんは、"ねっ。桜さん一番食べてたよねっ。" "うん、食べてた。ねっ。" って確信をもって頷き合った。

あ〜あ〜、お姉ちゃまいやしんぼするから僕恥ずかしいの。

**


お姉ちゃま乾杯の時っから、もうお鍋ガン見してたでしょ。
それでもって蟹が煮上がるまで待ち切れずに、副菜をいろいろと頂いたでしょ。

ズワイもタラバもどんどんお口に入れてたでしょ。
まだ取り皿が空いていないんだのに、欲張って積み上げてたでしょ。最低だなあ。

たらふく食べたくせに、最後の雑炊お代わりしたでしょ。
エビの味噌漬けのおつまみ、スナックほど一杯頂いたでしょ。

だのにお腹一杯になってないらしくって、雑炊の2杯目が終わっても、まだみみっちくお漬け物つついて次を待ってたでしょ。

お部屋移動して団らんになったらば、イの一番に烏賊の甘煮をお口に入れてたでしょ。
それからすぐ口寂しくなって、積んであるお蜜柑食べたでしょ。

ハーゲンダッツ・アイスのお箱が出て来たら立って行って、すっごい嬉しそうに種類を読み上げたでしょ。クッキー&チョコレートを確保しながら、"違うお味の人も、一口ずつ回しましょ〜♪ " とか発表して、全種類お味見したでしょ。

お紅茶が出ると、自分はミルクティーがいいとか言って牛乳一杯貰ってたでしょ。

苺が出るとコンデンスミルク所望して、もう食べ切れなくなった青い空ちゃんの苺も貰って全部食べたでしょ。

毎年リクエストするゴールドミルクで作るココア飲んで、その上にココアカップまで頂いちゃったでしょ。

おしゃべりの間にカマンベールチーズやスナックを ずっとお口に入れてたでしょ。

挙げ句の果てにシュトーレンも出してもらってたでしょ。

**


ハイ僕のお姉ちゃま一番食べてました、間違いないです! って僕も同意した。お姉ちゃまだけが "あら、そうかしらね? " って不承だった。意味わかんない。

なにしろ恥ずかしい発表で始まったカウントダウンライブだよ。

お料理が終わるとオモムロにお席立って お店のお方に伺いに行ってんの・・・
"ねえね、最後にケーキ出ない? "

いやいやいや・・・
僕のお姉ちゃまがごめんねごめんね。きちんとしたワンコ学校出てないから、お行儀を教わっていないんだ。気の毒だね。

お店の方は厨房に問うてくださったけれど、スイーツの予定はなかった。近くのお店で買ってきましょうかとまで仰って下さった。けれども大晦日の深夜だからね、ケーキ屋さんなぞ開いちゃいない。

お姉ちゃまお利口にしていてね。僕恥ずかしいからね。
僕が言い聞かせたってのに お姉ちゃままたお席を立った。

カウンター覗き込んでスタッフさんのオヤツのチョコレートを頂戴してんの・・・

はぁ・・・
僕、溜息が出た。

此ういったワンコ、時々居るよね。他所様に食べ物をねだるワンコがね。それでもって棚にまで鼻先を突っ込んで、食べ物がないかクンクン嗅いでね。躾が良くないんだ。

お姉ちゃま楽譜の上に頂いたチョコやクッキーの包みをすっかり散らかし、包みが空になると次は差し入れのお羊羹を頂戴しにお席を立った。

僕もう、どうしていいかわかんなくなってハァハァなった。

みんな僕のお姉ちゃまがごめんねごめんね。
ワンコ学校の躾の先生にご相談するからね。



僕が知った新年の習わし

January 03, 2012

僕、ブルゴーニュ。

新しい年だね!


新しい年には新しいリードを作るのが習わしって聞いた。
ホントかなあ・・・
ピアノのお弾き初めをして、新しいリードに期待を寄せたりするのが元旦の行事なんだって。

**


年末訪問したコンサートのお話の続きだヨ。

  *僕が客席で見たこと

蝶番君は当日朝に削ったばかりのリードを使われてたよ。
お姉ちゃまねコンサートで音を聴きながら言った。

"リードが長いか、ポイントが下目なんじゃあないかしら。"

僕にはいつもと同じ長さのリードに見えた。お尻尾が長いワンコは見れば知れるけれど、リードがどう長いかは知らないんだの。
 
後で蝶番君にお尋ねしたらば、お姉ちゃまが言った通りだった。長めのリードでしたよ、ってお答えなさったの。それっから続けて仰った。

  多分28mm あると思います。

いやいやいや・・・
長いって、ミリ単位のお話だったの?

1mm 以下の違いをコンサートで聴いて "長いワ。" って言ってんの? 怖い怖い怖い・・・

**


2012年もきっとファゴット騒動が続くに違いないね。

お姉ちゃま年末にハンドレストの事を言い出したんだ。
僕がお写真パチリした黒い変テコな形のやつさ。

ハンドレストの材質でも音が変わると知って、お姉ちゃま同じ場所条件で異なる材料で違いを聴いてみたいとか言い出した。

蝶番君の黒檀のハンドレスト以外の材料を、聴き比べたいんだってさ。うへっ

僕はね試奏会やハンドレスト詣でより

  *試奏の記録
  ?僕が見た試奏会

ワンコ公園が好きだのにね。

**


僕のお姉ちゃまちょっとだけ変わってて、ちょっとだけ変態さんだけど、今年もみんな仲良くしてあげてね。僕からのお願い。



僕が客席で見たこと

December 28, 2011

(撮影者:シティホールコンサート実行委員会様)


僕、ブルゴーニュ。
僕らね、コンサートへ行ったの。

相方さんがご出演なさるからね、ご招待頂いたんだよ。
お姉ちゃまってば、またかぶり付きファゴット前に座った。

此うなるともぅマニアだね。うへっ

  *僕が見たモツレク

1部が済んだ休憩時間のことだったよ。
お姉ちゃまのお隣席だった女の人たちが、ファゴットの噂をしていたの。

ファゴットって何処から音が出てるのカナ、だとかね
肺活量がすごく要るのカナ、だとかね。
近くで見た事なかったネ、だとかね。
口のほうについてる赤い輪っかは何カナ、だとかね。

カミュを読んでたお姉ちゃま、ムズムズして言っちまった。
  "赤いのはね、リードを留めてる糸なんですヨ。"

怖い怖い。急にしゃべりかけてくるオバチャンだ。

だのに女の人達はね、怖がらず嬉しそうに質問しなさったよ。
"リードがついてるんですか? "
"あれって片手で持ってるんですか? "

お姉ちゃまニコニコして ダブルリードのこと、楽器を支えるストラップのこと、本体のU字管のこと、管を延ばしたサイズのこと、必要な息の種類、等々を懇切丁寧に2部開演ギリギリまでずっと説明してんの。うへっ

あ〜あ〜・・・
変態さんみたいだからいい加減にするがいいね。
僕のお姉ちゃまがごめんね。

みんなも注意した方が良いよ。
お姉ちゃまの近くでファゴット話題をすると、解説が始まって休憩時間がなくなるからね。うへっ

**


終演後お姉ちゃまってば出演者様でもないくせに、お声がけ頂いて打上げまで参加させて頂いてんの。

それでもってファゴットリードのメーカーとか音の違いとか、語りたい放題に演説ぶってんの。あ〜あ〜変態さん全開だね・・・

来年はもう少しお利口になってほしいよ。
僕色々と恥ずかしいからね。



僕が本町で見たこと

December 26, 2011

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃまは酷い方向音痴だ。


昨日僕らは大阪本町へお出かけしたの。

御堂筋線を降りたよ。御堂筋本町11番以降の出口は随分と遠いね。地下道をうんとこさ歩くんだよ。

幾本も通路を過ごして改札機前に辿り着いたお姉ちゃまは首を傾げ、駅員さんに問うた。

  私は今 改札の中に居るんだったかしら?
  それともお外?

いやいやいや・・・
駅員さんお目めがテンになってるよ。

改札機を通るとお外へ出られるのか、はたまた駅内へ入るための改札かもわかんなくなったみたいだ。

僕のお姉ちゃま頭ん中があまりお利口じゃないからね、少し歩くと前の事をすぐ忘れっちまうんだよ。

お散歩のときだって始終道がわかんなくなる。それでもって僕に言うんだ。"さ、ブルゴーニュ君おうちに帰りましょ。" ってね。
自分が道がわかんないものだから、僕に前を歩かせて知ったフリをしてる。

**


やっと駅構外へ出た。僕ね、iPhone4sのマップナビがあって良かったネ! って思ったよ。行き先住所を入れてあるから、もう道に迷わないよネ。

パネルのマップにタッチするとWi-Fiで知らせてくれる現在地と 行き先住所2地点が地図上に結ばれる。凄いね!

お姉ちゃまはマップをしばらく眺めてから言った。
"致命的なコトに気づいたんだけど・・・。
マップが示してくれても地図の見方がわかんないんだったわ。"

いやいやいや・・・
iPhoneマップの意味ないってコト?

そうだった。お姉ちゃまは所謂、地図が読めない女なんだの。気の毒だね気の毒だね。

道行くお人にマップを見せて "此のマップはどっち向きですか? "
"此の画面の赤い印の場所へ行きたいんです。" などお尋ねした。
ちょっと歩くとすぐわかんなくなって、また道行くお人にiPhoneの画面を示した。

皆様ご親切に教えて下さってるけれどね・・・
でもさ・・・僕思うんだよね。

  iPhoneマップ差し出さないで、
  コンサート会場のお名前をお口で問えば早いんじゃあないの?

マップ使うのって、ソコじゃあないのに。
お姉ちゃま、もう少しお利口になってほしいよ。



僕がナガサワで見たこと

December 23, 2011

(撮影者:神戸生協様)


僕、ブルゴーニュ。
ねぇお姉ちゃま何処に居るの?

僕のお姉ちゃま見えないよ・・・
ピアノんとこのオツムがお姉ちゃまなの?


こっち側の隙間からヨイショっと。


あ! お背な見えた見えた。
お姉ちゃま居た居た。

**


ま、僕はリハーサルもその前も見てたからいいけどね。

リハ前にカッフェーで打ち合わせをしていたの。

お姉ちゃまショコラートに夢中んなってた。それでもってショコラートの生クリーム、お口の周りに付けっちまって相方さんに笑われてんの。あ〜あ〜、あんなのでちゃんと打ち合わせできたのかなあ。

ショコラートを飲み終わるとナガサワへ向かった。三宮の文具店さんだよ。ファゴット用譜面台がフレーム式だものだからね、楽譜が落っこちないよう台紙にする色画用紙を買いに行った。僕ももちろんついてった。

棚の色画用紙を繰りながら、お姉ちゃま言ったの。
"黒はナイですねぇ・・・でもほら、グレーがあったワ♪ "

嬉しそうに棚から引っぱり出したけどさ・・・其れってば画用紙のための台だよ! 売り物じゃあないったら!

あ〜あ〜、底の台を出しちゃって戻せなくなっちまった。お店にもご迷惑だしね。恥ずかしいしね。

**


コンサートは素敵さんな風に弾いたね。

ちょっと前にはお口に生クリームつけてたんだのにね、それでもってナガサワでスットコドッコイしたんだのにね、隠してるんだ。

僕だけが知ってるんだよ。



僕が見た恥ずかしいバイキング

December 19, 2011

僕、ブルゴーニュ。

12月21日クリスマスコンサートのちらしだよ。


12時10分から神戸市役所エントラスだよ。
僕のお姉ちゃまが弾くから聞きに行ってあげておくれね。

**


お姉ちゃまね美味しそうな物を見ると我を忘れる癖があるの。
躾が良くないワンコは時々そんな子が居るよね。

今パリィへ洋行にお出でのお友達が、ジャンボン・ドゥ・パリィってハムをブログにupしてらした。枯葉散る素敵な冬の歩道のお写真と一緒にね。

お姉ちゃま、なんにも考えずコメント欄に書き込んだ。

  "ジャンボンドゥパリを此の枯葉の数ほど食べてみたい♪ "

  いやいやいや・・・

恥ずかしいからね、其ういったコメントを書き込むのは
止すがいいね。

**


せんだってはコンサート後ノベルティ君と蝶番君と3人でお食事に行ったの。メインディッシュにお肉を注文し、サイドメニューがバイキングだったよ。贅沢だね。

お姉ちゃまが2人を引き合わせ、ノベルティ君と蝶番君は気があったようでお利口にベートーヴェンのお話をしていたんだよ。

お姉ちゃまは居なかった。バイキングに夢中になっちまって帰ってきやしないんだ。

両手のお皿にしこたまお料理乗っけて戻ってくると、何やら頬張りながらノベルティ君のお皿をガン見して言った。

  "そのお料理、何処にありました? "

伺って急いで取りに行った。

  いやいやいや・・・

お姉ちゃまはベートーヴェンのお話しないの?
次に帰ってくると、また何やら頬張りながら蝶番君のお皿をガン見して、

  "そのデザート、何処にありました? "

伺ってまた消えっちまった。

男性2人はベートーヴェンの "ロマンス" って楽曲のお話をしてたんだ。蝶番君は、情報が無い時代の演奏は、奏法の世襲ではなく自分がどのように曲に向き合うかがもっと見えていた筈だってお利口な事を静かに語ってた。

其処へお姉ちゃま上機嫌で戻ってきて発表した。

  "ねぇね、チョコレートマウンテンも見つけたぁ♪
  後で絶対食べましょ。
  マシュマロをチョコにつけるの♪ テヘヘ "

  いやいやいや・・・

僕のお姉ちゃまがごめんねごめんね。
コンサート終わったらお食事のコトっきり考えてないんだね。

お姉ちゃま頭ん中があまりお利口じゃないんだ。
ベートーヴェンとか知らないのかもしれないね。
気の毒だね気の毒だね。



僕が見た気の毒なコンプレックス

December 12, 2011

(撮影者:島様)


僕、ブルゴーニュ。
お姉ちゃま気の毒だね・・・

ドレスの評判が良くなかったね。

まあ確かにね。
飼い犬の欲目で見ても、良いとは言えないや。

**


お姉ちゃまは大層大きいコンプレックスを持ってる。
お胸の辺りがちょっとアレだからね。

いつも気にしててさ、ぴったりしたお洋服を着たがらなかったりね、お胸の辺りにコサージュ付けて誤摩化したりね、あれでも努力してるつもりなんだよ。

それでもってドレスには決まって大っきいパッドを入れたがるんだ。ピアノは真横から見られちゃうからって気にしてるの。

一度などパッドを入れ過ぎて酷いことになったんだのにね、

  *僕が見たドレス事件

まだ懲りないんだ。うへっ

**


お姉ちゃまは気に入ってたんだよ。懲りずにまたお胸が大っきい仕立てをしたドレスをさ。気の毒だね気の毒だね。

お胸幅をサバ読んだらば布がお背なにも余ってね、風船みたく膨らんでさ。体型も何もわかんなくなってさ。意味わかんないよ。


僕のお姉ちゃま、頭ん中があまりお利口じゃないんだ。
気の毒だね気の毒だね。



僕が聞いたiTunes

November 27, 2011

僕、ブルゴーニュ。

新しいお洋服だ。


お寝間みたいだなあ。ちぃとも新しく見えないねえ。

折り角に新しく求めるならもっと素敵さんのにすれば良いって思うけど、お姉ちゃまが気に入ってるから僕は何も言わない。

**


近頃お姉ちゃまよくMacのお話してるよね。
僕少し困ってるんだヨ。

Winの時はね、ババール曲の相手パートを身体に染み込むまで聴いて憶えるとか言ってリピートCD作っちゃってた。
お陰で僕いっぱい辛い思いをしたの。

  *僕が聞いた怖いCD

MacでiTunesを使い始めてみたらば、リピート機能があるじゃあないか。至極簡単に1曲をエンドレスで鳴らすことができるって、大喜びしてんの。

  ガクッ

僕、同じ曲ばっか聞かされて吐きそうになる。
それでもってMacから離れてキッチンへ行っても、キッチンじゃ同じ曲がiPhonesから鳴るんだ。

  ガクッ

iPhoneとの同期ってものだそうだね。
僕は動悸がする。

**


此ういった事でMacは僕には有り難くない。

叔父の曲も変態さんほども鳴っていて、僕厭きっちまったな。
え? 叔父じゃなかった?
ああオズィね。

楽譜屋さんで一目惚れをしてうんとこさ気に入ったソナタ譜を、蝶番君が買って下さったんだ。

音出しも素敵さんにまとまった。
最後の音を弾き終えたお姉ちゃま、嬉しそうに言った。

"良い曲ですよネ♪
オズィのソナタ全曲やりませんか? "


  ガクッ

ドビュッシー・プレリュードは次回で全曲になるんだって。
リストのコンサートエチュードも全曲したいんだね。
フォーレ歌曲はババールで全曲弾くとか聞いた。

  全曲が大好物なんだ。
  なんとなく変態さんっぽいって思う。

**


今朝は僕、サンサーンスをエンドレスで聞かされてる。
  ガクッ

iTunesが鳴止むと合わせでサンサーンスが始まるそうだ。
  ガクッ



僕が見たお金

November 23, 2011

僕、ブルゴーニュ。

お姉ちゃまのバッグだ。


ポッケにiPhone4S入ってるね。良かったね。楽しそうだね。

其の日、お姉ちゃまご用事がいっぱいあったんだ。ってコトは僕のご用事もいっぱいってことさ。なにしろ僕はお姉ちゃまにくっついてんだからね。

三宮ナガサワでマスキングテープを買ったね。楽譜を貼合わせるのに始終買い揃えておかなきゃあなんないの。

それっから神戸市インフォメーションへチラシをお預けに行ったヨ! 風見鶏クリスマスコンサートのチラシだね。お姉ちゃま載ってるからみんな見てあげてネ。僕は載ってないけどね。

それっから街でたっくさん雑用をした。
お人に会ったり、docomoを解約したり、予約入荷が叶ったiPhoneを引取りにいって契約したり長い半日だった。

途中お電話が鳴ったよ。
チラシを置いてきた神戸市インフォメーションからさ。

  お姉ちゃまお目々パチクリさせて応答した。
  "え? お金? お金って? "

ワンコはお耳が良いからね。お電話の向こうのお声も聞こえるの。チラシの中にお金が入っててどうしましょって仰るの。

  いやいやいや・・・

僕はチラシにお金がうっかり混ざるような生活なんて1度きりもさせてもらってないしね。それどころか、良い月にはビーフパウダーが掛かってたワンコフードが今月は味無しのに変わってんだ。うへっ

お姉ちゃまの懐具合は、僕のワンコフードが美味しいかどうかで判るってものさ。

  "え? 封筒に入ったお金? 封筒なんて私知らない・・・"

お電話は、とにかくお金を取りに来てもらえませんかってお言い付けで切れた。

**


2度目に駆け込んだインフォメーションで見た事ない封筒を渡されたの。

  お礼状とお金が入ってた。
  お姉ちゃま何コレ? ってお目々テンになった。

頂いた憶えがない封筒だけれど確かにお姉ちゃまのお名前で宛名がある。犯人は紙袋だ! 封筒はチラシを届けた紙袋に入ってて、間に紛れちまったんだよ!

紙袋の出所って言えば、お菓子でも頂いた袋に違いないね。それでもって はしゃいで食べたんだ。お菓子っきり見ちゃあいないからね、一緒に入ってたお礼状もお金も知らぬままだったんだよ。

それでもってお手紙もお金も気づかずに紙袋入れにお片付けしちまったんだね。

  いやいやいや・・・

  お姉ちゃま、インフォメーションで大恥かいた。
  恥ずかしいね恥ずかしいね。

臨時収入のお陰で来月は僕、ビーフパウダー掛けワンコフードが食べられるかもしれない。



僕が見たWinとのお別れ

November 15, 2011

僕、ブルゴーニュ。

家電屋さんへお出掛けしたの。


Macに替えた夏に、古いWin下取りの査定をしてもらえるチケットを渡されてた。

おうちでは止しておきなさいなって言われてたね。騒動してデスクトップPCを自動車に積んで時間をかけるよりは、数百円をお支払いして神戸市の引取りに出すがいいってさ。

だのにお姉ちゃま狸の皮算用をしちまってね・・・
是が非でもWinを売りたがったんだ。

僕はクリメーヌの風な女の人に憧れてるんだのに、お姉ちゃまはいっつもケチくさいコト考えては失敗をするの。

**


クリメーヌはPC売りに走ったりせず、静かに座ってお話してくれるに違いないんだ。僕クリメーヌが大好きなの♪

僕がクリメーヌの夢想に浸るうち、姉ちゃま買取りコーナーカウンターに乗り出してた。旧モデルで査定の対象になりませんとか言われたんだね。

"折角持ってきたんだから見るだけ見て頂戴。ねっ! ほらお掃除もしてあるもの。" ってゴリ押しを始めた。

  いやいやいや・・・
  ゴリ押し・・・

僕恥ずかしくなって気づかないフリしたの。
買取りには古過ぎるんだよ。けちけち使っていたからね。

それでもって身分証明証を出そうとエコバックに手を入れ、アラ? ってお首傾げながらお蜜柑1ケ取り出した。

  いやいやいや・・・
  お蜜柑・・・

スーパーマーケットでお蜜柑の安売りを買い込んで詰めた時にバッグの底に1個残ってたんだ。取り出さなくていいって。恥ずかしいね、恥ずかしいね。

身分証明と交換に番号札を頂いてお席に戻ってきたよ。それでもってオモムロにお蜜柑を剥きはじめた。

  いやいやいや・・・
  食べるの?

大っきい家電屋さんの椅子でお蜜柑食べてるお人、見た事ない。
どうしていいか僕わからなくなった。

お蜜柑食べ終わる頃に待合番号を呼ばれた。
お姉ちゃまのWinはどうしても対象に入らなかった。やっぱり。

お姉ちゃままたカウンターで "じゃあこのモニターは? " とか "キーボードは新しいのよ。" とか懸命にねじ込んだ。
恥ずかしいから もう止してよ・・・

  僕らはゼロ円の査定書類と
  お蜜柑の皮を持って帰ってきた。
  ガクッ



僕が見た試奏会

November 11, 2011

僕、ブルゴーニュ。

雨振りの朝だネ!


  700円のバッグだよ。
  え? お姉ちゃま何? 750円? そう。
  750円だってさ。どっちでもいいけどね。

パリィの問屋さんで見っけたの。
横長の筒型バッグが好きなんだ。ずっと使ってるね。

両のはじっこにまぁるいポッケがあってね、ポッケの中に切符入れる布ポッケがあってね、後ろにはスナップ付きのポッケがあってね、中にはファスナー付きのポッケがあるんだよ。

750円のバッグってどうかなあって思うけど、お姉ちゃまが気に入ってるから僕は何も言わない。

**


僕お姉ちゃまにくっついて試奏会へ行った。
コンサートの打ち上げらしいよ。

打ち上げって、もっと楽しいものかと思ってたね。
人間の打ち上げは変わってるね。

なにしろリードを作ったり  ?お姉ちゃまファゴットを吹く
室内楽講座へ行ったりで  ?僕が見たお客様
お次はファゴットの試奏だね  *試奏の記録

ワンコ公園で打ち上げしてくれれば良いって思ったけど、お姉ちゃまの方式に逆らわないことにしてるから黙ってた。

**


試奏はすごく盛り上がってたね。僕以外はね。
お姉ちゃまは真剣にいっぱいお願いをした。

  上のDとESを出してみて下さいとか、
    此のリードで試して下さいとか、
      さっきのヴォーカルに変えてみて下さいとか、
    開放音吹いて下さいとか、
  ご自分のヴォーカルだとどうなりますか? とかね。


一体何が楽しいのか僕わかんなかった。
正直なところ僕にはどのファゴットも同じ風に聞こえたよ。

**


僕もう慣れてるし諦めるっきり仕方ないって知ってるけどね。
帰って書いた記録にお友達がびっくりしなさったの。

試奏の記録2ぁつ目んトコさ・・・

《音が一定に保たれ過ぎて、私ならば
5、6時間聴くと厭きてしまうでしょう。》



あ〜あ〜・・・
お姉ちゃま何にも考えずに書いたんだねって思うの。
ほんの僅か5、6時間ですぐ厭きっちまうって風にね。

お友達に指摘されて我に返ったのさ。
言われっちまったね。

喩えが変態過ぎヨ、ってね。
5、6時間もファゴットばかり聞く人は居ないワ、ってね。

尤もだ。自分のコト普通だと思って基準にしてんの。
僕のお姉ちゃま頭ん中があまりお利口じゃあないんだ。
気の毒だね、気の毒だね。

**


なにしろ熱心なファゴット&ピアノデュオさ。
12月16日は新曲がたくさん入るよ!

  結局また僕宣伝書かされてる。うへっ



僕が見たお客様

October 24, 2011

僕、ブルゴーニュ。

カッコいいシールだね!


アーティストのステッカーなのだって。
ギタリストの増井一友様に頂いたの。

お姉ちゃまは色んなお知り合いが居るね。
でも僕、あの方はちょっとどうかと思う。
ほら、ホトトギス君だよ。

**


ホトトギス君はPJライブ前半だけ覗きなさってね、お姉ちゃまに会うなり急に変テコな抑揚で言ったの。

"見つけたよ。"

  いやいやいや・・・

ババールライブに来れば、そりゃあお姉ちゃまは見つかるさ。
決まってるじゃあないか!

ホトトギス君ってちょっと変なお友達かもって僕心配になった。

したらね、したらホトトギス君ってば、見つけたよと言っておいて、次には自分で "何を?" って問うたんだ。

  怖い怖い怖い・・・

あまり賢くないお人かもしんないしね、
僕不安でいっぱいんなってお姉ちゃまを見たの。
ねえ、このお人ヤバくない?

お姉ちゃまは涼しいお顔でババールカードを配ってお答えした。

"永遠を。"

  いやいやいや・・・

なにそれ? 永遠がどうしたの?
僕ね、気味悪くなって問うたらば、
ランボーの詩なんだってさ。うへっ

何だか知らないけどババールのお客様ってば変テコだ。
それでもってババールの人達も変テコだ。

**


ライブ前日なんか午前からずっと合わせしててさ、僕ほんの少しもお昼寝できなかったの。

お姉ちゃまがフォーレ・パヴァーヌは74のテンポが決定打じゃないとか言い出して、75のテンポをしつこく話し出した。

  怖い怖い怖い・・・

変態さんだ。
74と75なんてワンコフード1粒しか変わんない。
けれどもお姉ちゃまはワンコフード1粒も違うと言った。


ではブルゴーニュ君はワンコフードが1粒少なくても構わないの? って凝視されると僕間違ってたかなって気持ちになったけどね。

なにしろせっせとパヴァーヌに精出していた。

**


前日が其んな風だから、リハーサルは済んだようなものだねって僕は安心してたんだ。お出掛けが遅ければ、僕お姉ちゃまとマッタリできるもの。

だのに蝶番君が午後2時からリハーサルをしようとか言っちゃうからさ・・・

  いやいやいや・・・

どうして2時なの? 7時半開演だよ?
僕の理解を超えてるよ。

疑問に思ったのは僕だけだった。お姉ちゃまは楽しそうに、そうしましょうと同意した。ガクッ

**


翌々日にはファゴットの室内楽講座へ行っちまうしね・・・

正直ワンコ公園へ行くほうが楽しいカナって気がしたけどね。
僕はお姉ちゃまの方式に逆らわないことにしてるから黙って講座へついてくっきり仕方ないんだ。

**


兎も角ファゴット騒動は今週で終わった。
さっきまでは其うと信じてたね。


お姉ちゃまに言われたの。
"31日のコンサートの譜面コピーしてるから、ブルゴーニュ君がブログ書いといてね。" ってさ・・・

  いやいやいや・・・

31日またファゴットみたいだ。ガクッ



スティーヴ・ジョブズ・カラーだって

October 20, 2011

僕、ブルゴーニュ。
明日のPJライブのドレスだよ。夜7時半開演だよ。


スティーヴ・ジョブズ・カラーとか言っちゃってさ・・・
お姉ちゃまお林檎Macの大フアンになって以来あっという間にジョブズ信者でね。

  ?僕が見たジョブズ信者

黒いタートルとジーンズがトレードマークのジョブズ氏を追悼して、ジョブズ・カラーにするとか言ってんの。それでもって蝶番君に黒シャツ着せて、濃紺のネクタイ貸し出してんの。

あ〜あ〜、ご迷惑だねご迷惑だね。
やりたい放題だよ。いいけどね・・・

ジョブズ氏の人生を讃え、ジョブズ氏の死を悼む方々は世界中に居らっしゃるさ。ジョブズ・カラーで演奏するミュージシャンも居らっしゃるだろうさ。

ただ僕が言いたいのは、お林檎Mac買って2ヶ月でジョブズ・カラーで追悼するクラシック演奏家は少なかろうねってコトだよ。
いいけどね・・・

**


ホント言うとさ、お姉ちゃまが僕以外のお人を好むとちょっぴり面白くない。僕が一等お姉ちゃまの側に居て、一等抱っこされてるんだからね。

僕だってジョブズ氏と同じ風に黒いタートル着てるよ。忘れてもらっちゃ困るね。それでもって僕のは本物の毛皮だよって付け足しておかなきゃあ。



僕が見た抽選会

October 18, 2011

僕、ブルゴーニュ。

ドラッグストアにお出掛けした。


風邪薬やなにかを補充して抽選券を貰ったよ。

お姉ちゃま、あら今できるの? なんて喜びながら玉が入ってグルグル回すお道具に抱きついて揺すった。

  いやいやいや・・・

其れ揺すっちゃダメだよ! って僕が注意したらば、お姉ちゃま、玉混ぜてみてるのって説明しながらまた一頻り揺すった。恥ずかしいね恥ずかしいね。

それでもってエイッて気合い入れて思い切り回したんだ。

  お店の方、静かに仰った。

  "反対回しです。"

僕ちょっと他人のフリした。僕が恥ずかしい思いをしてるのに、お姉ちゃまはお隣のレジに並んでらっしゃる知らないオバサンに "反対回しですって! きゃはは" って発表して笑ってた。

いいから早く回してよ。

お姉ちゃま息を吸ってまたエイッて思い切り回したの。
グリーンの玉が出たね。

"あっグリーンの玉! ほらっ!"
またお隣のレジの方へ発表した。

グリーンは4等だった。北海道カレーセットが貰えるんだ。と言っても大したことはない。オジャガと玉葱が幾つかとカレールーが入ってるだけさ。

だのにお姉ちゃまカレーセットのお箱を掲げてドラッグストア中に発表した。"カレーセットですって。嬉し〜♪ "

  はい、良かったね。
  恥ずかしいからもう帰ろうね。

促して早足でお店を出たの。

帰り道に出会ったご近所さんにもカレーセットのお箱を見せて発表した。

なんだかなあ・・・
関西人ってただで何か貰えると余程嬉しいのかなぁ。




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