Les gateaux ⅩⅡ



林檎のブランデーケーキ

October 07, 2019

ブランデーがたっぷり入ったお林檎のケーキ。


アニマル・プロテクションと地球環境保護の目的でバター不使用です。

代わりにクルミオイルとココナッツオイルを使ってますよ。


いい香りがしてきてブルゴーニュ君も思わずペロン。


夫が風邪気味だったから、さっくりタルト生地よりも柔らかめのパウンド生地が嬉しいんじゃあないかな? と思って。

やっぱりとっても喜んでくれた。


大変美味しかったけど、見た目は難しいわね~


煮てクタッとした薄いお林檎は扱いづらくって。

手前から見ればなるべく綺麗に並べたつもりでも
所によってカラメルにお林檎を押し当てる圧が違っちゃった。


表面のカラメルの中にうまく沈んでくれたのや、そうでないのができたみたいなの。


もぉなんだか全然わからない模様になってガッカリ。

いつものように 夫は、これはこれでスゴク美味しそうだよ と慰めてくれますが・・・


もっと練習しなくちゃね。


見た目はまたそのうちリベンジしましょう。

ふっくらブランデーが浸みた甘いお味に風邪ひき夫がご機嫌だから、今日のところはヨシとします。



クッキーとお沢庵

September 28, 2019

3日間、加減が悪い時間帯が長い。


特に夜中・・・汗でぐっしょりになるくらい具合が悪くなる。

一晩に幾度もだからよく眠れず、夫も起きては ウミガメ を取り替えに行ってくれたりスポーツ飲料を持ってきてくれたり。


夫のほうが寝不足になるのが気の毒で、
せめて大好物のおうち菓子を常備しようと思う。


昨日はクッキー。
色よく、良い具合に香ばしく、口中でホロンとほどける。

夫好みにできたと思うけど、彼の感想からは読み取れない


前日は似たような配合の薄焼きサブレ。


棒状に作って薄くカットした見た目ってば、干し沢庵のようじゃあない?

細めで皺っぽい梅漬けのお沢庵。このままコリコリ食べたくなる。


やわらかなミルクサブレは優しい感じに焼きあがった。
冷ましてるところばかりじゃあ絵が全然綺麗じゃないね。


明日は久々に病院以外で少しだけ外出する日。
体調は波があるから、またすぐ戻るといいな。
予定の時間帯目指して調子を整えましょ。



プリンタルトとニーチェ像

September 23, 2019

強風でよく眠れなかった夜でした。
暴風が始まる前はキッチンに居た。


'何タルトにする? プリンタルトなんかどう? '
パートシュクレを作りながら夫に言った。

夫は、"ププ、プリンタルト! そんな美味しそうな言葉が他にあるでしょうか。それ以上の言葉を聞いたことないです。" と変てこな応答をした。プリンタルトに決まった。


パートシュクレは薄めで焼き締め系にしましたよ。


上のプリンが水分多めだものね。しっかり焼いてサクサクに仕上げたい。材料はミルクは使用せず豆乳を使ってます。

相変わらず下手でフチの形が悪いところがあるわね~
おうちで夫と食べるだけだから、これでいっか... と適当です。


タルトを食べてバシュラール を読んだ。この度も素晴らしいオピニオンに出会った。


《歩く人ニーチェと泳ぐ人スウィンバーンという二人の文学的主人公を選ぶことにしよう。》

と始まるニーチェ像に震えます。

  《ニーチェは山中の長い歩みと頂上において風をいっぱいに受けた生によって、忍耐強くおのれの権力への意志を鍛えあげた。

  山頂で彼は
 野生の岩石の嶮しい神聖
 (原注:"この人を見よ" の '詩' アンリ・アルベール仏訳P183)
  を愛したのである。


これは風の中の思想だ、しかも彼は歩行を戦いとした。さらに歩行は彼の戦いなのだ


ツァラツストラの精力的なリズムを与えるのは歩行にほかならない。ツァラツストラは腰を下しては話さないし、逍遥学派 (訳注:le péripatéficien アリストてレースが散歩しながら哲学を説いたという言い伝えから、一般にアリストてレースの学説を信奉する一派を指す。) のように散策しながら話すわけでもない。

エネルギーに溢れて歩きつつ彼はおのれの教義を示すのだ。彼はそれを空の四方八方の aux quatre vents du ciel 投げ出すのだ。》

       ("水と夢" より 小松俊郎様・桜木泰行様訳)


哲学者の輪郭をくっきりと描出するのは、哲学者としてのバシュラール の姿勢。


素敵だナといつでも心を動かされる。


■ニーチェ関連リンク

*2012年3月
*アンサンブル色々
*私の財宝
*ハマります、ニーチェ♪
*2012年4月
*本然の
*ファゴットのお気に入りグッズ
*薔薇の季節 -- 救済
*誠実な戦い



ついでの頼みについて

September 14, 2019

古いケーキモールドの幾つかとお別れした。


昔のものは内側に金属の継目があって、生地が中に入り込んでしまってとても洗いにくいの。

つるんとしてて、くっつかない加工もしてある最近のを使うようになってからも、自分が生きたのと同じくらい月日が経ったモールドを手放し難く、棚の賑わいに一緒に重ねて取り置いてた。

何台もお菓子を焼いてきて幸せに古びた姿だから。


最後にと久しぶりに棚から下ろし オムレツを焼くのに使って 綺麗に洗ってお別れしました。


物は比較的大事に扱うほうで手放す時も後悔を残さない最後にしたいと思うが、人間相手だとその範疇ではない場合が多い。

その措置もやはり「後悔を残さないため」なんだと思う。


20年も昔、だいぶ年上の女性歌手に僅かな量の音楽資料を、"ついでに訳してもらえないか" と頼み込まれた。


歌手は既にベテランで、若かった私にとって仕事でお世話になった人・・・否お仕事させていただいてる最中のお願いだったカナ。

だから先方は頼みやすかったんだと思う。

私は秒で断り、それは何のついででもないし、ついでというのは頼むほうじゃなく受けるほうが言う言葉ですと返答した。

赤の他人に物を頼む時 'ついでに' と言う甘えの構造は、モールドの継目に入り込むお菓子生地くらい面倒くさいから断った。


正当な頼み事じゃないと知っているが、'ついで' と言えば強引に進められると思ってる。'ついでに頼んだ' と思うことで自分が不当な要求をした罪悪感も消える。

そんなグダグダの甘えを一発目に出してくる人相手にたとえ簡単でも翻訳なんか受ければ、次は別の 'ついで' が付いてくるのは必至。そのどれもこっちにとっては 'ついで' じゃない。

そんなループに陥るのは真っ平だ。初っ端で断る。


それによって仕事が気まずくならないか、または今後の仕事に影響しないかの2点について0.4秒くらい考えた上の返答でした。


私側は気まずくない。やりたくないことをやりたくないと言っただけで気まずい理屈にはならない。やりたいことをやりたいと言うのと同じだ。

気まずいとしたら相手側で、
'ついで' というワードが効き目を成さず断られたことによって「不当な頼み事をしてしまった」事実が本人に跳ね返るから気まずいかもしれないが、自分で蒔いた種なので此方の知ったことじゃあない。


今後の仕事に関してはもし彼女が、不当な頼みもきいてくれる便利屋を使いたいなら、そうした考えの人とずるずる関係を結ぶのはとても後悔するだろうから選ばなかった。


断って、この女は小間使いにはならないんだなと知った上で一緒に仕事がしたいかどうか決めてもらえば良いと思った。

結果その後も何度かお仕事をご一緒する運びになり、ほぼ仕事期間中だけの関わりながら気分の良い関係も築けた。南のほうへお引越ししてしまわれたのを思い出して、他愛ないお話を書いてみた。


■ナニガシについて関連リンク

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  *使えない音楽
  *本と想像の隙間



R嬢のタルト・ハッポウの胡麻菓子

September 08, 2019

父の軍用ハンドパンを使わなくなって久しい。
1942年の刻印があり持ち手が劣化してる。


ミリタリー用品らしい機能美を、使うより飾って愛でてきた。でもキッチンの様相が徐々に変化してメタリックな品はそぐわなくなった。傷んだ1つを手放した。

それからレンジや冷蔵庫の中と外を拭き掃除して除菌してからタルトを焼いた。


お米を錘代わりにオーブンに入れる前の写真。
気温が高いと生地がすぐクニャっとなって形成しづらい。


隅や縁を満遍なく均して空気を抜く。面倒な作業をする時に決まって浮かぶR嬢のお顔をまた想った。

R嬢は律儀に誠実に形成するんだろう。その姿を想像すると、今これができることに感謝しなければと怠け心が引っ込む。


楽譜貼りやラザニアの生地重ねや、地道な作業中いつもR嬢のことを考える。


見えないところに接する際の彼女の実直さが私の最も好むものなんだなと、自分の心が趣くのは何であるかを認識できた。


大好きな人や物が、自分が愛するものの方向を教えてくれることは多い。一方大嫌いな人や物も同様に写し鏡として判り易い存在だと思う。


ミセス・ハッポウにぞわぞわし続けている夫と私は、何故彼女が2人のツボに入るほど厭なのか時々話し合うが、結論を急ぐあまり一緒に彼女のブログを開いてしまった。


タルトが焼きあがり、粗熱をとってる時間だった。

意味もない行為だし不快になるだけと知りながら、厭すぎて、厭なモノの正体を探りたくてならなくなった。

タルトの写真に目が止まった。


丁度作ってる最中だから視界に入ってきたんだと思う。ミセス・ハッポウがしょっちゅうタルト写真を出してるのか、たまたまかは分からない。


生地部分は買ってきたものだった。底にへたばりそうなフィリングをなすりつけたのがハッポウの手による作業だとか。

それを見た時に起きた私の感情には カルチャーショックの例に洩れず 何の正当性もない。ただ厭だという拒絶だけだった。

小さいサイズの市販タルトの底にフィリングが張り付いた様子は、スーパーで試食用カップにおばちゃんが形なんかお構い無しにチビッと入れて並べてくれてるオカズしか連想できなかった。おばちゃんはオカズは美味しければいいのよと頑張ってるから構わないが、ハッポウはその物体を「ステキ~」と信じてるようだった。

買った事に悪い点は微塵も無い。
買うためにタルト生地は売ってるんだから。


お菓子づくりと一口に言っても半ば義務的なケースも沢山あり、そんな時はいちいち作っていられないもの。


子供たちとママ友さんたちのお付き合い的なホームパーティーは、忙しくても出来合いばかりは気がひけるから工夫して手作り感を出したいって場合も多いし、

夏休みに娘さんがお菓子を試してみたがれば、少しでも作った気分になって楽しんでほしいってママさんの思いやりもある。

彼氏さんについお菓子作りが得意と嘘をついてしまったら、若い殿方なら一目で市販品と見抜けないから買ったタルトを渡したって構わないじゃあないか。

おうちでフィリングやクリームが余った時のための賢い買い置きの場合だってあろう。

市販品を取り入れるのは当たり前だと思う。


私たちがぞわぞわするのはソコじゃあない。


生地は市販のですと言うことができず、手作りと市販を織りまぜてわざわざグレーゾーンを作り出し、こんなの作れるの~素敵~と思わせたい奇妙に濁った欲求が匂うところだ。

それは「タルトを作れるのはステキ」って昭和な発想がハッポウの脳を離れないことも示し、ぞわぞわポイントは数限りなく散りばめられてると少し理解できた。


それからやっと、ミセス・ハッポウの何事にも誤魔化しが潜む胡麻胴乱は、大好きなR嬢の律儀さと正反対のものなのだと気がついた。


■病理組曲関連リンク
*病理組曲

  事の名を呼ぶ人々
    *ほくろぶた
    *空の青
    *自然な枯れ姿?

  アルマンド
    *自己紹介のパトロジー

  クラント
    ?僕が聞いた言葉遣い

  サラバンド
    *仕事、何してる人?
    *入口・出口

  エール
    *小鼻と受容

  ガヴォット
    *

  ロンドー
    *水色

  ラ・サノミユーズ
    *ラ・サノミユーズ

  優しく辛辣な女と、田分けた男
    *アルブレヒト
    *森の霧
    *優しく辛辣な女と、田分けた男

  思慮を着込む出会いと、知を脱ぐ別れ
    *パノラマ
    *留意を着込む出会いと、知を脱ぐ別れ
    *夢のお話(2)キャンディプールと後悔
    *ムンクの震慄

  パスピエ
    *一片の雲
    *'ふと' とボードレール
    *パスピエと雲とシフォンケーキ

  トロワイヨン
    *ボードレールの挑発と真意と音楽
    *夏の恐怖体験
    *トロワイヨン
    *模倣者についての補足

  八方夫人、またはお化け
    *ミセス・ハッポウ
    *音楽の本を読んでないお話
      *本と想像の隙間
    *使えない音楽
    *閉じる・開く。トライアル失敗
      *和は360°
      *未決のままお茶を飲む
    *隠す・見せる。トライアル失敗
    *影法師

    *ポジティヴお化け
      *本棚
    *幸せお化け
      *嘘とお庭とホース
      *錆びた日の答      
    *八方塞がり

  木端微塵、またはブーケ
    *テレーズ再読後のメモ
      *クラッカーと読書
    *ブーケと紫陽花クラス

  ラ・フォリア
    *招かれざる客
    *カルチャーショックというもの


(今後のピース)
  *腹巻FP146
  *乎Paris1岩風呂のドミノの中に
  *チラシ写真の大きさ



好きなヴァイオリニスト

August 21, 2019

2日間しんどくて午後何もできなくなってしまったので、ゆるい感じでケーキを焼きました。


カップ計量 (グラムを計らず、カップを目安に比率だけ守る計り方ネ) で楽をして、座ったまま混ぜて作った。


近年ヴァイオリンソロを聴くのがあまり好きでなくなってる。
多分ね身体が大変になったせいかな。


弦で擦り上げてくる発音は、演奏の仕方次第では聴くほうに対峙することを要求されることがあるでしょう? 聴く側もエネルギーがないとしんどいと感じるようになった。

静かにお休みしたいお部屋でヴァイオリンソロっていうのは今はもう疲れちゃうので選ばなくなっただけ。

オケナカのヴァイオリンは自然に聴いてるし、対峙を要求してこないタイプの楽曲はあり、そうした楽曲を選択する感覚の奏者様の演奏は変わらず好き。身体が弱った時にも聴きたい音楽とそうじゃないものとがありますよね。


そんな日々でしたがCD断捨離兼ねて色んなのを聴いてるので久々にヴァイオリンも・・・


こんなのあったかしらと手に取ったフレンチ・ヴァイオリンソナタ集。パスカル・ドヴァイヨン氏のピアノってことで昔買ったのかな・・・ジャケットも綺麗ですね。

冒頭曲ドビュッシーソナタの1楽章と2楽章頭まで聴いて終えた。それなりに楽しんだのにやっぱりすぐにしんどくなって無理だった。


で、ディスク変更。
パラディアン・アンサンブルにしました。


1等好きなレイチェル・ポッジャー様ご参加のCD。私の中では2位3位に埋め難い差をつけるダントツ1位のヴァイオリニストです。

このCDはバロックヴァイオリン。癒されるな~



造影剤でアレルギー

August 15, 2019

造影剤でアレルギー症状が出てしまい、点滴を打ってました。


抗アレルギー剤の常で眠気に襲われ、夢うつつでステロイド剤が2回入ったな~って思いながら徐々におさまってゆきました。

点滴に含まれてる眠剤でふらんふらんだけれど一刻も早く帰らなきゃね。台風で電車が止まる前に帰り着かなきゃ、もうダブルパンチ過ぎます~


検査を終え、再び血圧を測ってる時の小さなくしゃみを看護師さんが見逃さなかったお陰で、直後に発症した症状に即対応していただけた。感謝です。


以前1度だけMRIの造影で血圧が下がってしまったことがあったけれど、それも後の機会には平気になってた。今回はCTだから大丈夫なことを検査前にドクターが確認してくださり、私もCT造影のほうはこれまで大丈夫でしたと口頭で申して確認しあったばかりでした・・・

今まで何ともなかったものに急に症状が出ることがあるのね。
慌てさせちゃって申し訳なかった~


ドクターも何回も来てくださり、看護師さんもまたまたよくしてくださった。


でもね造影剤がきびしくなってしまうと今後の検査に影響するのが困るワ・・・

色んな病院で提示するピンク色の '副作用カード' を持たされて帰ってきました。あ~あ


昨日は大事に使った昔々のベーキングシートなどキッチン用品の幾つかとお別れした。


クッキー型やクリームの口なども使用頻度が低いものを破棄して、型物だけを入れてるシンク上は此んな感じ。

今日は検査だけだから、お菓子を焼いてお茶にしましょうって予定はすっかり無理になっちゃった。

キーボードを打つのも間違えちゃうくらいふらふらだからまた眠ります。お休みなさい。


*無形に出会う
*ガラスと花
*古い型・古い本
*病気が治ってくること


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会
  *難しいこと


  *行きたいな
  *つまらないお出かけ写真
  *貧血と熱でぽ~っと・・・
  *2017年クリスマス
  *熱とおままごと
  *熱と眠りとm&m's
  *元気が出ない日
  *酷く疲れた日
  *ちょっと後悔


  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日
  *不協和音だらけ
  *汚いこと


  *地球と散歩
  *監獄・アンチつるつる
  *メレンゲとエンゼルフード
  *からっぽ
  *2019年2月の通院


  *本と想像の隙間
  *シネマ記録(34)パリ20区 僕たちのクラス
  *お茶のあいだに
  *疲れちゃった
  *釣り人
  *病院と井戸の改良
  *月と窓

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*震えるワンコ
  *雪の日の病院
  *病院のあと
  *ワンコのフレームと願い
  *焼き芋
  *ハノンとワンコ写真
  *病気の休憩
  *お掃除機動画
  *胃の不調と、泣くワンコ
  *mollの1日
  *エフがゴネる
  *靴下と:日々のこと

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*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント
  ?僕が見た鼻血
  *歯医者さんに行けました
  *眠ってます
  *桜の花と難所
  *2018年3月最終の通院


  *始まって終わった
  *喉と赤いお食事
  *咽頭ファイバースコープ
  *元気色
  *ゼリーの境界


  *悩み、寝込み、望み
  *入院を考える


  *この夏最後の海の家
  *良くない結果
  *いい時間。お掃除の嬉しさ
  *身体の異常。そして安静
  *安静にする1日?
  *連続CTの後


  *気胸
  *2日間の日記
  *消耗。火災の日


  *2018年10月の引き篭り
  *今週の3日間
  *吐きたくない
  *2世ちゃんのぬいぐるみ
  *炎症と再発見


  *ゆるいゴールデンウィーク
  *お散歩と血圧
  *寒いです
  *病院と丸い地図
  *モノトーンの力
  *夏の通院とガラス類
  *通院と安静とアイス

____________

*怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡
  *ただいまとスヤスヤ

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*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
  *こんなお出かけ
  *ヴルスト先生


*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ
  *居場所
  *怪我の功名
  *伸びとビーズバンド


*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って
  *アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

  *人より遅れるということ

____________

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  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に
  *幸せなピアノ時間
  *アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート
  *1日だけピアニスト
  *自由なピアノの日
  *どうぶつお迎え日
  *斜め者のやすらぎ

  *ピアノリハビリとお掃除記録

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*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭
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  *微風
  *長いひと月
  *スイカ
  *ちっちゃなスイカ

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*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
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  *哀悼
  *四十九日

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  *降格
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  *回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ


*病棟の朝
  *学生ホール
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  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・


*ベッド周り
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  *病室の天井
  *合わせ目
  *モチクリーム


*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
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  *病院の前後
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  *いいですね

  *詐欺の電話
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  *ギャップ

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影法師

August 07, 2019

冷えた瓶詰めマンゴを盛っただけの、工事のおやつ。


メンテ中のティールームとアトリエは、穴からもピアノ室からも遠いから、始まってみれば工事はあまり気にならず楽に済みそうって気がついた。嬉しいナ

職人さんたちは皆好きだけど、工事をすれば家内の空気はバロック音楽が流れるような... とはゆかなくなる。当たり前ね。

よくその変化にダメージを受けてた。
私の極大の弱点です。


ううん、工事中だからっていうのはぜんぜん正確じゃあない。


毎日お人の出入りがある機会ってところで工事期間に目がいっただけで... むしろ工事中なら物理的な要因があるから止むを得ないって思うことができるんだワ。

おうちの中に音楽からかけ離れた異質な空気が入ってくることに対して極端に脆いのであって、だから、

物理的理由なく当人に備わった品と節度だけがものを言う場面で、風情が掻き乱される時に最もメンタルが破壊される。


野良っこを長くやってて、お屋根がある建物に入ったこともなかったブルゴーニュ君さえ、踏み入る先の様子をデリケートに感じ取って其処にあるトーンを壊さない素晴らしい弁えを識ってた・・・


住人として歓び迎えられた彼女はそんな気遣いをする必要は全くなかったのに。

どうして人間なのにできないの... という鬱念が生じたが最後、
ドスドスっぷりに、不祥の物音に、耐え難くなる。


誰でも、勿論自分も、此れまでの人生で身に付けた気配を影法師のように纏っており、脱ぎ捨てることはできない。


でも、脱ぎ捨てられないって自覚は大層重要で、自覚は
ババア紐おやじ の行為に至らないよう配慮を授けてくれる。


ところでいつもの職人さん達や、元気な工事人さん達は影法師を巧く背中側に押しやっておくことに手慣れてて、彼らの影法師は、運び込まれる大きな材料以上には場を乱すこともない。


それに私は彼らの仕事上の怒鳴り声が少々ガラがよろしくなくてもダメージを受けない。ワッと出して、用が済めば終わる怒鳴り声は何も汚染しないから。


デリカシーに乏しいのはミセス・ハッポウの影法師だ。

そう。工事の音を遠くに聞きながら考えてたのは、ガサツさで神経組織に襲来し汚染してくるミセス・ハッポウのことだった。



病気が治ってくること

July 25, 2019

合併症も大分良いようです。
詳しくは今月末から来月3週目くらいまで続く検査を経たらわかるかな。


状態が悪い時って、昨日と同じ容体を保つのが精一杯で
幾ら頑張っても昨日より悪くなる日々もたくさんあって

そのうち加減の悪さに耐えるのが精一杯になって
頑張りの全部を使い果たしても現状維持できなくて

'良くなる' ことなんて考えられないまま、
’悪くならない’ で居ようとする努力だけで力は尽きる。


そんな時の頑張りは結果に表れないどころか
工夫しても努力しても、目に見えるところは悪くなる。


そのうち、維持できるだけで上等って図式に慣れてくる。


私はそれが1等怖かった。

病気や死は誰でも通るところだからあまり何ともないけれど
昨日と変わらなければ御の字って気持ちが自分の中に芽生えてるのが怖かった。気持ち悪かった。



僅かでいいから昨日より1歩多く、ってずっと望んできて...


1歩遠くへの歩みにならなくても、1歩多く努力できるようになっていたいと幾十年思い続けて生きてる時は、しばしば信条通りには努力できないことが大きな苦しみだったのに

昨日と変わらぬ努力しかせず、その自分に苦い思いさえ持たない日々を受け入れざるを得なくなったことが、何よりの恐怖だった。


治療でしんどい日々が続いたり、抗癌剤が一旦終了すると治療が変わってまた別の苦労があったりして、そんな間はちょっとしか動けなかった。


改善されてる時期に努めてたのは、

最低限に縮小してた日々の家事を余分に広げること。
リハビリと思って、家事で運動を増やすこと。
落としてしまった筋力を戻すべくピアノをコツコツ頑張ること。

できなくなってたことをもう1度試みること。

亀の歩みでそれをこなすだけだった。ブルゴーニュ君とお花 (これも以前のようにはゆかなくて、お手入れを怠ることが増えてました) を育てるだけで、自分自身は成長しなかった。


でも今みたいに合併症が軽減されてくると、
当たり前だった筈の '積み重ねること' が再び可能になる。


病気が治ってくるということは、病気に耐える以外のところに力を使えるようになるってことなのね。

'昨日より今日' がまた出来るようになりたいから、それにチャレンジしてゆきます。とりあえずね。


*無形に出会う
*ガラスと花
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  *2017年クリスマス
  *熱とおままごと
  *熱と眠りとm&m's
  *元気が出ない日
  *酷く疲れた日
  *ちょっと後悔


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  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
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  *不協和音だらけ
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  *監獄・アンチつるつる
  *メレンゲとエンゼルフード
  *からっぽ
  *2019年2月の通院

  *本と想像の隙間
  *シネマ記録(34)パリ20区 僕たちのクラス
  *お茶のあいだに
  *疲れちゃった
  *釣り人
  *病院と井戸の改良
  *月と窓
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  *病院のあと
  *ワンコのフレームと願い
  *焼き芋
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  *エフがゴネる
  *靴下と:日々のこと

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  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント
  ?僕が見た鼻血
  *歯医者さんに行けました
  *眠ってます
  *桜の花と難所
  *2018年3月最終の通院


  *始まって終わった
  *喉と赤いお食事
  *咽頭ファイバースコープ
  *元気色
  *ゼリーの境界


  *悩み、寝込み、望み
  *入院を考える


  *この夏最後の海の家
  *良くない結果
  *いい時間。お掃除の嬉しさ
  *身体の異常。そして安静
  *安静にする1日?
  *連続CTの後


  *気胸
  *2日間の日記
  *消耗。火災の日


  *2018年10月の引き篭り
  *今週の3日間
  *吐きたくない
  *2世ちゃんのぬいぐるみ
  *炎症と再発見

  *ゆるいゴールデンウィーク
  *お散歩と血圧
  *寒いです
  *病院と丸い地図
  *モノトーンの力

____________

*怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡
  *ただいまとスヤスヤ

____________

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
  *こんなお出かけ
  *ヴルスト先生


*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ
  *居場所
  *怪我の功名
  *伸びとビーズバンド


*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って
  *アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

  *人より遅れるということ

____________

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に
  *幸せなピアノ時間
  *アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート
  *1日だけピアニスト
  *自由なピアノの日
  *どうぶつお迎え日
  *斜め者のやすらぎ

  *ピアノリハビリとお掃除記録

____________

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭
  *結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい
  *微風
  *長いひと月
  *スイカ
  *ちっちゃなスイカ

____________

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち
  *哀悼
  *四十九日

____________

*出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ
  *降格
  *2度目の冒険
  *回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ


*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・


*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目
  *モチクリーム


*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"
  *慣れないこと
  *悪い癖
  *病院の前後
  *自分を大嫌いになるとき
  *下らない自慢話
  *褒められた自慢のアレが
  *いいですね

  *詐欺の電話
  *早期発見だったら?


*病人と香り
  *2人の看護師さん

  *針と採血
  *個人情報
  *血圧と台風
  *ギャップ

____________

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓
  *パンばっかり
  *体重戻そう
  ?僕が見た 'ナ' のつく食べ物
  *パンばっかり(2)
  *フィット
  *タンパク質
  *小さな副作用とプー
  *海で朝ごはん
  *夏のおやつと本
  *ジャスミンとイヴ
  *パンに逆戻り
  *消化
  *1kgと夢とムービー
  *2018年12月最後の日

____________

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き
  *歩く
  *カプチーノ
  *軽トラのシートベルト
  *たんぽぽ
  *ワンコの笑顔


*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ


*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します
  *諦めずに
  *過去の肺炎
  *コーナーアングル
  *Macへ行こう(19)未来を買う



クッキー缶と読書

July 23, 2019

ブルゴーニュ君のブラシやお爪切りなど入れて手元に置いてる缶。


半年ちょっと前からカナ? クッキーが入った缶が可愛くて目に留まり、模様のスタンドミキサーを2度見しちゃった。

イギリスのクッキーでイラスト上にもブリティッシュってあるから、スタンドミキサーはKenwood社のかなと思って見るでしょう? でもこのシルエットやビスの位置はキッチンエイド社のものに見えませんか?

私が無知なのかなあ。他にこんな商品がイギリスにあるのかな?
不思議に思い興味を持って缶欲しさに買っちゃった。


でも実のところ・・・ 容器が欲しいようなタイプの、日持ちするよう作られたお菓子は概ね得意じゃないんです。


食べれば美味しいかもなのに食わず嫌いで夫にそ~っと出したりして。

代わりに作りたてを売る個人店さんには好きなクッキーが一杯。賞味期限が短いのは添加物臭も感じずいただき易い。特に夙川ミッシェルバッハさんのクッキーに相変わらず目がないです。ほんとうに美味しいよね~♪


読書はバシュラール "夢みる権利" を終えたあと "蝋燭の焔" を求めました。


《焔は心もとなく、しかも雄々しい。この光は、ちょっと吹くだけでも消えてしまう。ひとつの火花でまた点る。

焔は生まれるのも容易、死ぬのも容易である。
生と死とが、ここでは申し分なく並び立ち、そのイマージュにおいて、生と死は、たがいに恰好の反対物である。単なる論理のしらべで存在と無の弁証法を処理している哲学者たちの思索の遊戯が、生まれ死ぬ光の前では劇的なまでに具体的なものとなる。》


生まれるのも容易、死ぬのも容易だなんてバシュラールならではの着眼で、彼の此うした語りには【時間】の芽生えがある。

  焔が燈りそして消滅する2つの瞬間という時間を感じる。
  その味わいが本当に好き。


其れからこんな風に続くのです。


《しかし、より深く夢想する時、生と死とのあいだの想念のこの美しい均衡は失われる。蝋燭の夢想家の心に、消える s'eteindre (おのれを消す) という語はなんという響きをもつことか! 語はおそらくその語源を棄てて、違った生命、単純な比喩の偶然から借りた生命をわがものとするのだ。

消えるという動詞の最大の主語はなんであろうか?
生命であろうか?
それとも蝋燭であろうか?

隠喩性をもつ動詞はどんな不釣合いな主語をも生かすことができる。消えるという動詞は、物音であろうと心であろうと、愛であろうと怒りであろうと、なんでも死なせることができる。》

             (澁澤孝輔様訳)

フランス語の代名動詞あっての成立ちが見え、言語から生まれる思想というものを考えさせられました。

(訳者様のお名前の漢字が出版物によって異なる場合があるみたいですね。ここでは引用元の印字に従って記しますね)


■バシュラール 関連リンク

*本 -- バシュラール
*本と想像の隙間
*蕾、ワンコ、モネ
*錆びた日の答
*音の夢
*うたと夢
*感動した本の言葉
*プーランクと痛み
*弾き方はどうでもいい
*モノトーンの力



シュークリームと小さな異常

July 01, 2019

オレガノ・ケントビューティーを切り戻した茎を飾った。


ピンクパープルのお花がとっても可愛い。少しの間リビングルームに飾って楽しむことにしましょう。


ハヤブサ君が21時を回って突然やってきた。


以前からお仕事で呼ばれてよく北海道に通ってる彼は、お土産に北菓楼(キタカロウ)さんのシュークリーム などお菓子を買ってきてくれたの。

帰りに空港で買ってから見ると "翌日かと思った賞味期限が当日だった" そうで、飛行機を降りた足で届けてくれたのでした。


当日にせよ翌日にせよ... 北海道にはすごい種類のお土産物があるのに、どうして賞味期限を1等急ぐものを買っちゃったんだか。新千歳限定お菓子だからかな? 面白いな~


ついでに今年のおうちメンテナンスの時期を相談してお玄関先でお別れ。


室内では未だかつてないくらいよく音楽を聴いてます。


聴かなければいけないものが無くって聴きたいものだけ聴きたい順に手に取る日々が生まれて初めてで・・・ そのせいかな、発病前より音楽を欲するようになった。

このCDは自分の感覚ではミュージック・サクレとしては歌いすぎに思えた。でも曲が好きで聴きました。


病院は変わらないペース。
すごく良い体調で安心してたら小さな異常が見つかり、後日に検査が入った。



梅雨の嵐の日

June 15, 2019

サンタマンの少々粗い雰囲気のボウル。
昔男性が使っていたかも? って思わせる佇まいです。


粒の大きな葡萄も余裕で受け止めるたっぷりサイズ。
大きいボウルでフルーツどっさり頂きましょう。


大きな風音で眠れず少々寝不足をしちゃった。
睡眠のリズムがちょっとズレるだけで全身が重く調子悪い。ピアノもまだ弾けてない。


このところ体調が良いのを実感してるけれど、それは一生懸命リズムを守って漸くなのねって解った。

睡眠がホンの2時間減ったくらいでも変化にまだまだついてゆけない。過信は禁物・・・


明日は夫とブルゴーニュ君とお出かけ予定をしてたのが嵐で流れた。訪問予定先が悪天候でお休みになってしまったの。


残念だけど何処にも災害なく低気圧が通り過ぎるよう願いつつ、ゆっくり過ごします。

通院のない4日間。体重が増えて体力も随分ついた。来週はプチ外出予定も立てていて楽しみ。上向きにもってゆけるとイイナ。


さあ瓶を洗おう。
お昼に使い終わったピーナッツバターとジャムの瓶を洗剤に浸けてた。

分別ゴミの汚れがゴミ処理問題を大きくしてると聞いて、容器類を前より気をつけて洗浄するようになった。ピカピカで棄てるとゴミ置場の空気も気持ちいいネ。



早期発見だったら?

June 07, 2019

ドクターとお話した。
繰り返される合併症のことや、夏にかけての通院予定など。


そうですねぇ... って考えながらドクターが
"初期の癌で早期発見だったら良かったんですけど
そこそこの大きさになってましたからね" って仰った。

市区町村の癌検診はずっと受けてたの。でも検査は全臓器じゃないし、何事も100%はないものね。


一般的な検診項目に現れる時には原発部位が初期じゃないっていうのは、あり得ることでしょう。それでも結果的に定期検診がきっかけで判明したケースに違いないのです。


すごく大事よね、定期検診。

それはともかく、
ドクターが '早期発見だったら色んなことが違ってて、後々も楽だったかな' ってお気持ちをもたれることに、へえ~って思いました。

私はこの2年半、そう思ったことが1度も無かったから。

こんな言い方は感情異常っぽくて変かもしれないけど、ドクターの言葉が新鮮でびっくりしたんです。


そんなこと思いつくほど私は複雑じゃないのかも。


『今日どの曲を聴く?』と、

  *プーランクで麻酔

『今日どの曲を弾く?』の、

  *ピアノリハビリとお掃除記録

2つで気持ちが作られてて、

上手く弾けたかどうかでもなくて
座れて弾けるようになれば嬉しかった。

生きるか死ぬかは、もっと順位が下にあるお話に感じてきた。


すごく単純な構造だった。


変化する症状は疎ましく厭になるけど、だからって病気と向き合ったり戦ったりもせず、

書物と音楽に慰められ、これまでは病気を抱え込むことなくやってこられて感謝。またしばらく状態をみてゆく日々です。

今日は病院疲れしたから休みます。


何書いたかすぐ忘れちゃうから自分の覚書きにまとめリンクを下に設けたらば、ズラズラ長くなり過ぎてる...

記事が見づらくてごめんなさい、無視してね。
早期発見だったらリンク欄がもっと短く済んだかも。


*無形に出会う
*ガラスと花
*古い型・古い本


*フラット
  *与えられた中で
  *今の日常
  ?僕が思うヘアケア
  *それぞれの目標
  *薔薇の機会
  *難しいこと


  *行きたいな
  *つまらないお出かけ写真
  *貧血と熱でぽ~っと・・・
  *2017年クリスマス
  *熱とおままごと
  *熱と眠りとm&m's
  *元気が出ない日
  *酷く疲れた日
  *ちょっと後悔


  *アイボリーのリネン
  *チェリービー
  *抗癌剤のこと
  *グロッグ的熱
  *狭い世界
  *熱の1日
  *不協和音だらけ
  *汚いこと


  *地球と散歩
  *監獄・アンチつるつる
  *メレンゲとエンゼルフード
  *からっぽ
  *2019年2月の通院

  *本と想像の隙間
  *シネマ記録(34)パリ20区 僕たちのクラス
  *お茶のあいだに
  *疲れちゃった
  *釣り人
  *病院と井戸の改良
  *月と窓
____________

*震えるワンコ
  *雪の日の病院
  *病院のあと
  *ワンコのフレームと願い
  *焼き芋
  *ハノンとワンコ写真
  *病気の休憩
  *お掃除機動画
  *胃の不調と、泣くワンコ
  *mollの1日
  *エフがゴネる

____________

*病状経過
  *通院治療前・・・
  *FBのお庭の扉
  *入院前とメッセージ
  *お招き
  *今年初めてのお客様
  *お茶と紫陽花イベント
  ?僕が見た鼻血
  *歯医者さんに行けました
  *眠ってます
  *桜の花と難所
  *2018年3月最終の通院


  *始まって終わった
  *喉と赤いお食事
  *咽頭ファイバースコープ
  *元気色
  *ゼリーの境界


  *悩み、寝込み、望み
  *入院を考える


  *この夏最後の海の家
  *良くない結果
  *いい時間。お掃除の嬉しさ
  *身体の異常。そして安静
  *安静にする1日?
  *連続CTの後


  *気胸
  *2日間の日記
  *消耗。火災の日


  *2018年10月の引き篭り
  *今週の3日間
  *吐きたくない
  *2世ちゃんのぬいぐるみ
  *炎症と再発見

  *ゆるいゴールデンウィーク
  *お散歩と血圧
  *寒いです
  *病院と丸い地図

____________

*怪我と包帯とミルク
  *怪我の原因は鏡
  *ただいまとスヤスヤ

____________

*プーランクで麻酔
  ?僕が知ってる麻酔のオチ
  *こんなお出かけ
  *ヴルスト先生


*涙が拭けたら
  ?僕と回復とスカウサギ
  *居場所
  *怪我の功名
  *伸びとビーズバンド


*強弱
  *内視鏡の苦痛と歌
  *意識が戻って
  *アッパーシェルフ
  *動物と人間と不安
  *MRIのイメージング
  *出張

  *人より遅れるということ

____________

*ピアノを弾いた日(1)
  *ピアノを弾いた日(2)
  *2017年5月3日
  *副作用のこと(1)1日半の悩み
  *副作用のこと(2)ピアノと共に
  *幸せなピアノ時間
  *アンサンブルをありがとう
  *いったん最後のコンサート
  *1日だけピアニスト
  *自由なピアノの日
  *どうぶつお迎え日
  *斜め者のやすらぎ

  *ピアノリハビリとお掃除記録

____________

*幸福 -- 重なり
  *幸福 -- 家庭
  *結婚したい
  *ずっとご飯を作りたい
  *微風
  *長いひと月
  *スイカ
  *ちっちゃなスイカ

____________

*友達
  *気持ちが折れる
  *友達の夢
  *旅立ち
  *哀悼
  *四十九日

____________

*出戻りです
  ?僕が聞いたポッキリ
  *降格
  *2度目の冒険
  *回診用メモ
  ?僕が見た回診ごっこ


*病棟の朝
  *学生ホール
  *動物広場
  ?僕が聞いた楽しいコト
  *細い人って・・・


*ベッド周り
  *ピンク・ピンク
  *病室の天井
  *合わせ目
  *モチクリーム


*院内生活
  ?僕が聞いた踵のお話
  *すみません
  *オペカン
  *"綺麗ですね"
  *慣れないこと
  *悪い癖
  *病院の前後
  *自分を大嫌いになるとき
  *下らない自慢話
  *褒められた自慢のアレが
  *いいですね

  *詐欺の電話

*病人と香り
  *2人の看護師さん

  *針と採血
  *個人情報
  *血圧と台風
  *ギャップ

____________

*お食事のこと
  *セルクル・ド・ブフ
  *あり合わせシノワーズとお掃除跡
  *ボルドレーズ
  *ピールサラダ
  *治療中のお食事
  *ある日の食卓
  *パンばっかり
  *体重戻そう
  ?僕が見た 'ナ' のつく食べ物
  *パンばっかり(2)
  *フィット
  *タンパク質
  *小さな副作用とプー
  *海で朝ごはん
  *夏のおやつと本
  *ジャスミンとイヴ
  *パンに逆戻り
  *消化
  *1kgと夢とムービー
  *2018年12月最後の日

____________

*生きたい理由
  *死にたくない理由
  *今日の続き
  *歩く
  *カプチーノ
  *軽トラのシートベルト
  *たんぽぽ
  *ワンコの笑顔


*病者の秘跡
  *病者の塗油
  *ブルーシェルフ
  *祈る朝に
  *イースターうさぎ


*病気
  *夫が怖かった
  *病気が判った日
  *お祈りを感謝します
  *諦めずに
  *過去の肺炎
  *コーナーアングル
  *Macへ行こう(19)未来を買う



2019年5月の生き物たち

May 27, 2019

大好きなドクダミ。匂いも好き。


香料がすっかりダメになってちょっとした残り香でも気持ち悪くなるようになって久しい。

ボディソープなどは密閉空間で使うからまだ無香料しか駄目だけど、広い場所に置く固形石鹸の淡い匂いくらいは大丈夫になってます。

香りでのダメージが減ると生活するのが楽になりました。


慣れたとはいえ当然大変さを感じる今も、ドクダミの強い解毒臭だけは変わらず大好きなのです。


土の匂い、ミントやパセリなども全く大丈夫。
人の手が加わってない自然な香りは平気みたい。


体調は、力が湧くとまではゆかないけれど、静かに過ごしてる分には調子は悪くない。辛くないことを本当にありがたいって思います。


半月前にお屋根から落っこちた金魚が毎朝やってきます。
他の金魚より小ぶりで随分細身な姿から容易に見分けがついた。

  *金魚が落ちた


我が家のお庭のすぐ側の、件のお屋根に止まり、此方を向いて何か訴えてくる。

金魚が小さく (金魚にしては小さく) 鳴くたび、近くに居れば此方も小さく '金魚?' と応じてみる。

幾度か声のキャッチボールをすると金魚は得心し、'それじゃあまた明日' と言い置いて近くのアンテナまで去る。


金魚とは距離が縮まった気がするのに、タニシとは喧嘩が多い。


タニシは焼餅焼きで、家主が金魚ばかり気遣うのが気にくわないらしく、反抗的な調子で反撃措置に出た。

門扉からアプローチ壁まで数メートルもの細長い罠のような巣を徹夜で仕上げ、家主が引っかかって '話をしよう' と言い出すのを待ち構えてた。

よく光る糸が煌めいたために先に気づいて罠を箒で絡め取った。

昨日夫が帰宅して開閉した後に、門扉を開始地点にしたタニシは当然、門が開けば罠が壊されるのを知ってた。抗議のための罠だからそれで良かったのだ。

壊す前提で片方を門扉に掛けた糸に、タニシの住人としての愛やら照れやらが現れてるとしたら可愛過ぎる。


ブルゴーニュ君のクッションを洗った。
おうちの 新幹線 でネ。


それから私たちのお布団も1枚洗いに出かけた。
寝具は断然お洗濯派だから、ダブルのお布団が洗えるランドリーへ行きます。

大きいお布団が好きで1人1枚ダブルのお布団に包まるから、後日もう1往復が待っている。

夫が運んでくれて、ロバをランドリーのパーキングで待たせ、
食材などのお買い物。乾燥まで少し時間があったから一緒に観る映画DVDも借りて、お布団を回収して帰る・・・

ふっくら乾いてぷくぷくになった気持ち良さを味わいながら、来秋まで屋根裏でお休みしてもらいます。


お布団って汗など水溶性の汚れが多く思えるから (正しいかどうかは知りませんが)、ドライクリーニングよりザブザブ洗いが気分良いのです。


愛用のヨーク&ラーセンのダンフィルは、アレルギーフリーで洗えてすごく好き。

残虐に羽を毟る羽毛布団は、ダウンジャケット同様持ちたくありません。首を落とす屠殺より何倍も残酷な苦痛を与えた末に死に至らしめる方法が多い商品を使おうとは、とても思えません。

今色んなメーカーさんが虐待にならない人工の羽毛や洗える寝具を出してるから、消費者が「商品としての製造過程の前は何であったか」を見つめた購入の仕方が広まるといいな。

病院帰りにダラダラ書きました。


象 *2016年8月のおうち避暑
  *お掃除部隊登場
  *お野菜の呟き
  *2019年元日


トナカイ *トナカイの呟き
     ?僕が見た立場と実力
     *つがいのトナカイ
     *人間
     *お買い物とお掃除記録
     *口が堅いトナカイ


マンモス *歌わない歌
     *犯人は誰?
     *疲れとワンコとマンモス


金魚 *金魚
   *標題音楽
   *金魚とワンコ
   *金魚が落ちた


タニシ *2017年5月3日
    ?僕が見たタニシ


クマ ?クマが来たよ
   ?子グマが生まれたよ


ライオン ?ライオンが来たよ


きくらげ ?きくらげのコト


アンコウ *ポスト

霜トカゲ *閉じる・開く。トライアル失敗


*2019年4月のお休み
*2019年3月の日々の物
*2019年2月の通院
*2019年元日
*2018年12月最後の日
*2018年10月の引き篭り
*2018年9月のお掃除記録
*2018年8月の果実やお野菜
*2018年6月のワンコの選択
*2018年5月のパラコード
*2018年4月のワンコ
*2018年3月最終の通院
*2018年元日
*2017年11月のミニチュア
*2017年10月のソファーで
*2017年8月ムーミンの悩み
*2017年7月の梅雨ご飯
*2017年5月3日
*2016年12月のシュトーレン
*2016年10月のお花
*2016年9月の蝶々
*2016年8月のおうち避暑
*2016年7月の充電日
*2016年6月の植物
*2016年5月のある週
*2016年4月の薔薇
*2016年3月の色々
*2016年1月の呟き
*2015年12月の編み物
*2015年11月の友人たち
*2015年10月の顔面
*2015年8月の家
*2015年7月の溝掃除
*2015年6月の生活お茶会
*2015年5月のグリーン
*2015年4月のおうち風景
*2015年3月の朝
*2015年2月のお洗濯物
*2015年1月の合わせ
*2014年12月の休養
*2014年11月の休日
*2014年10月の使い回し料理
*2014年8月のはじっこ
*2014年7月の紫陽花とガムテープ
*2014年6月のサニタリー
*2014年春の食卓
*2014年5月リサイタルの日に
*2014年3月と1年間
*2014年2月のベリー
*2014年1月の楽しみ
*2013年年末間近
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年10月のキャネット
*2013年9月のガラス掃除
*2013年8月の音楽生活
*2013年7月の家事
*2013年6月はじめ
*2013年5月初旬の1日
*2013年4月のカーテン
*2013年3月のシーツ
*春、副業、代り映えナシ
*2013年2月のデスク
*2013年1月とお針ごと
*年頭2013
*2012年12月の反省
*2012年12月のクローゼット
*冬の予定など・・・
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*2012年10月のベッドルーム
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年9月のペンキ塗り
*PJバーベキュー2012と8月末
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*2012年8月の本番翌日
*2012年7月のリビングルーム
*2012年7月冒頭
*2012年6月
*2012年5月末
*異常食欲、2012年5月
*ちょこっと凝集
*2012年4月
*2012年3月
*2012年2月
*2012年1月
*年頭の記録2012
*2011年12月





May 22, 2019

ジャムをとってもよく使います。


パンやクラッカーにつけたり、豆乳ヨーグルトやオートミールにも頻繁に。

ブラックチェリーのジャムにしばらくハマってました。ケーキにも添えたり2瓶連続消費でした。


昨日の おたまじゃくし動画 ってね


ムービーと音源がわかりやすい第1ネタに見えると思います。
おたまじゃくしが泳いでるお池とモーツアルト小曲。

でもそれは自分にとって要じゃあなく・・・


1番の目的は動画前の注意喚起に使った絵だったんです。


見たくないムービーがお目に入るといけないから頭にご注意の呼びかけをと思い、お花にしようかしらと一瞬迷ってジャン・ベローの絵に決めました。

画集は持ってないのでプルースト関連本から拝借しましたよ。


100人が100人ご存知のトゥールーズ=ロートレックのような存在じゃあないかもしれず、だからパッと見てお判りのお方が幾人か居らっしゃったら楽しいなって。


本題のように見える事柄から外れたところでそっと共有できる楽しさが、自分にとってはブログのメインでありテーマでもある。

別楽章に出てくる主題みたいにネ。


前の方の楽章またはピースから 'もち越して、そしてのちに現れた主題' が、


後で '受ける側の楽章またはピース' 上に見留められた時に、それこそが楽曲の [肝] のひとつだって気づく音楽みたいに書けたらイイナ。



未決のままお茶を飲む

May 15, 2019

お友達にお手紙を返す。封筒に小さいオマケを入れて。


こうして限られた人とは無論たまにおしゃべりするけれど、
それ以外はなかなかネ・・・ 溜まったお返事をなるべくGW中に返す目標 ナンテ真っ赤な嘘になっちゃった。

プライベートのメーラーはひと月近く開いてなくって、上のほうのトーク履歴から落ちたLineも未読のまんま。

電子も封書と同じに アンコウの胃袋 処理が苦手です。


開けないと受信フォルダ内でお便りは腐ってるのじゃあないかしらん? っておかしな想像と共に、未読のままごっそり棄てたりして・・・


冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限が切れたからとパックを開けずに捨てるかのよう。冷蔵庫は年に1度くらいの失敗だけれどメールのパックごと棄ては頻繁かも...

駄目よね。でもまあ用があればまた送られてくるでしょうって感じです。

物を増やしたくない考えと共通する理由があるのかな?
それとも選抜して読書したい感覚かな? よくわかんない。


時折訪れる公園の外周を歩くと群れ咲いたツルニチニチソウが目に留まった。


公園内の径からは見えないフェンス側・・・
外からしか見えない場所に咲いてるのね。

それは客観の意味を教えてくれるようで写真に収めたくなった。


三思しても実のところトロワイヨンとミセス・ハッポウの違いが明確にならない。明確じゃないから重ねて書いてみても未決のまま・・・


時に2つの人物像は同一なのかって自問したりもしました。


私自身非常に不明瞭なままではあるけれど、同一人物じゃあなさそうって考えています。

  *閉じる・開く。トライアル失敗

トロワイヨン (コンスタン・トロワイヨンその方を指すのではなく、ボードレールの眼に寄る一つの人物タイプの総称として) のほうは欲望に忠実で、目的がはっきりしており、体裁を繕うより名誉欲の赴くままに行動する・・・

近くの人間にとっては迷惑極まりない阿呆でも、単純なだけに誰にでも阿呆の具合が見えるところには可愛気があるように思えます。


その点でミセス・ハッポウ像はトロワイヨンと比べると捻れてるって言えるかな。


頭脳明晰で感情豊かな方の複雑さじゃなく、浅薄さや 本棚 等を隠そうとして絡まり巻き付いて外れなくなった紐のように込み入ってる。

ガヴォットで使った紐 のモチーフ。丈夫だが汚れた紐?

病理って点では今までで1等根深い気がして興味深いのです。何故って文学のモデルみたいなんだもの。時間をかけてちょっとずつ考えてみましょ。


摘みのある陶器はティースプーン入れ。


今から2本を取り出して、遅いお茶の時間です。

ブルゴーニュ君は玩具を2つ抱えたまま、ねんね中・・・
私も何も考えが進まないままです。


■病理組曲関連リンク
*病理組曲

  事の名を呼ぶ人々
    *ほくろぶた
    *空の青
    *自然な枯れ姿?

  アルマンド
    *自己紹介のパトロジー

  クラント
    ?僕が聞いた言葉遣い

  サラバンド
    *仕事、何してる人?
    *入口・出口

  エール
    *小鼻と受容

  ガヴォット
    *

  ロンドー
    *水色

  ラ・サノミユーズ
    *ラ・サノミユーズ

  優しく辛辣な女と、田分けた男
    *アルブレヒト
    *森の霧
    *優しく辛辣な女と、田分けた男

  思慮を着込む出会いと知を脱ぐ別れ
    *パノラマ
    *留意を着込む出会いと、知を脱ぐ別れ
    *夢のお話(2)キャンディプールと後悔
    *ムンクの震慄

  パスピエ
    *一片の雲
    *'ふと' とボードレール
    *パスピエと雲とシフォンケーキ

  トロワイヨン
    *ボードレールの挑発と真意と音楽
    *夏の恐怖体験
    *トロワイヨン
    *模倣者についての補足

  *ミセス・ハッポウ
  *音楽の本を読んでないお話
  *本と想像の隙間
  *使えない音楽
  *閉じる・開く。トライアル失敗

  *嘘とお庭とホース
  *本棚
  *和は360°

  *錆びた日の答

(今後のピース)
  *腹巻FP146
  *乎Paris1岩風呂のドミノの中に
  *チラシ写真の大きさ



金魚が落ちた

May 12, 2019

季節が終わったビオラ。
残ったお花をキッチンで数日楽しみましょ。


葉の裏も茎もお野菜のようにしっかり洗ってからアンティークボウルに活けました。

釜は違うのに絵付けがよく似たボウルでお茶にしました。


夕方、咲殻を除いてお花のお手入れをしてると裏の御宅の屋根あたりで低く大きな音が反響したんです。


聞きなれない音に驚き顔を上げると、1匹の金魚がゴトンゴトンと大きな音を立てて、直ぐそばの屋根の斜面を転がり落ちてるところで・・・

初めて目にする光景に固まってしまった。


普段おっとりした性格でゆったりゆったり過ごしてるブルゴーニュ君が、異常が起こってる方へ疾走し、飼い主を守るように小さな身体で立ちはだかった。


これには事件以上に驚愕しました。

ふわふわのタンポポの綿毛のように儚くて愛らしい、抱っこして守るべきワンコが、すごい勢いで私の前に飛び出した状況が理解できなくて唖然としました。


大棟を葺き下ろす大きな切妻屋根にかかる黒い釉薬瓦は急勾配になっており、其処を躰の大きな漆黒の金魚が、踠き引っかかっては反動で撥ねながらゴロゴロ転がってゆく。


一緒に屋根に居た別の2匹が不安そうに大きな声で鳴いてた。

屋根の上で具合が悪くなったのかな・・・ 死んじゃうのかしらと恐怖で汗を握りつつ、よそ様の敷地で高低差も大きく拙宅からはどうすることもできなかった。


地面に落ちた金魚がその後ノロノロと拙宅のフェンスを掴んで登ってこられたことに気づいたのもブルゴーニュ君が先でした。


お尻尾をピコピコ振って、君大丈夫? って駆けて見に行った。

怪我して動けないようなら治してやれるかしら・あの仲間たちに警戒して襲ってこないでねと伝えられるかしら... 等思案してるうちに金魚は仲間のところへゆっくり帰ってゆけました。

なんだかドラマがいっぱい。


象 *2016年8月のおうち避暑
  *お掃除部隊登場
  *お野菜の呟き
  *2019年元日


トナカイ *トナカイの呟き
     ?僕が見た立場と実力
     *つがいのトナカイ
     *人間
     *お買い物とお掃除記録
     *口が堅いトナカイ


マンモス *歌わない歌
     *犯人は誰?
     *疲れとワンコとマンモス


金魚 *金魚
   *標題音楽
   *金魚とワンコ


タニシ *2017年5月3日
    ?僕が見たタニシ


クマ ?クマが来たよ
   ?子グマが生まれたよ


ライオン ?ライオンが来たよ


きくらげ ?きくらげのコト


アンコウ *ポスト

霜トカゲ *閉じる・開く。トライアル失敗



アンティークとドビュッシー

April 25, 2019

カーポートにポンって放り込まれてた。


好きなフランジュールさんのクッキー缶はポニーテールちゃんの仕業でした。


ミュゲのアイシングクッキーの可愛いこと。
ありがと~♪


どんなお皿に入れようかな。
迷い選ぶ数十秒はとっても大切な時間だわ・・・


しんどいとアンティークを使う頻度が減ってた。


浸み入り易い陶質はお水に浸けておくことができないし、電子レンジは使えないから入替えなくちゃだし、脆いお品は洗うのに気を遣うしで、楽な現行品を手に取ることが重なった。

こんなジノリなんかも好きで有用だけども
使い勝手の良さは演奏技術のようなもので、演奏の深さはまた別のところにあるものかも。


緑玄米をカフェボウルに装った佇まいに今更ながら時に晒された物の素晴らしさを感じたナ。


はじき返してくる現行品の肌とは異なる柔らかな気配が放散されて、空間の水分量を変えるような静けさをくれるものだわって改めて感じ入った。


替えの利く量産品は清潔で気持ち良く快適で


だけどそこにはない幽趣佳境を日々に映し取ることと音楽は考え方として本当は繋がってる。

表面の貫入も繊細なこんなサルグミンヌが、病気をしてからは始終扱うのは厄介なときがあったけど、美しさのための厄介を身の傍に抱かない考えは間違いだったな。


'厄介でなければならない' ドビュッシーを連れてきてくれるのは
打音じゃなく鍵盤が指を離れる時の音の縒れに全神経を澄ませ、


音の捻れの弛やかな分岐、カフェボウルが空間に散り蒔いた見えない空気粒のような吐息を最大の美なる '厄介なもの' として掌に集めるみたいな、

つるつるしたものの簡易さと対極の '厄介な思想' を美の外皮だと諾なってこそのものかも。


■ドビュッシー関連リンク
*望みとドビュッシー
*音楽の表示
*たまゆらの
*花びらリムのシュクリエ
*ケクラン、ディドロ、ドビュッシー



ポスト

April 03, 2019

先月の写真より。


昨日久々にポストを開いた。
うちのポストはアンコウという。
待伏せ型で獲物を捕らえて捕食する。

流れ着く色んなものを丸呑みしちゃうので困る。
昨日も胃袋の中身がパンパンで慄いた。

広げてみると嵩の割に大したゴミは入ってなかったけど。
日曜日を挟んでたしね。彼は敬虔で安息日を割合に守るから。


主に平日にアンコウの口へ放り込まれる様々が億劫で、しばらく見ない時がある。


機械的に処理するものは楽だけどね。
市議会選挙の用紙とか温度がないものは。

ブルゴーニュ君の狂犬病予防接種フォームも、家庭犬になれた証拠みたいで嬉しかった。    

それでもこのペーパーレス時代に無駄なビラの多いこと。
壊れてもない水道修理の宣伝やら、癌患者が入れるわけもない保険の勧誘やら... 毎日各戸が捨て続けて良い紙の量じゃあない。


アンコウの消化不良の胃袋を片すのは環境保護の観点から気が重い。


取出す人間も消化不良の気分になる。アンコウの胃袋から屑入れに直行させる徒労を辞めたくなる。

アンコウの消化器官が弱ってるから体に良くない勧誘ビラなど与えないでくださいと、お外を向いてるお口を塞いでおいたらどうなるんだろ。

おうちのお掃除・整理は好きだのに、アンコウの胃腸内のお片づけはあまり好まない。


数日ぶりにペーパーを処理したから、今日は久々にメールを開こうかな...


スマホメールは2年以上前にキャリア側で止めちゃって、ユーザー側には何の到着サインも届かなくしてる。Macに着くものだけ。
宣伝メールは紙と違い環境を壊さないから平気なの。サクサク迷惑メールボタンを押す。

そして時々何でもない音楽のお話を見つけて癒される。


内容が詰んでフェティッシュであればあるほど楽しい。


唐突なほど、誰かにとっては身にならないものであるほど
矢も盾もたまらず音楽へ愛を告げてしまった様子であるほど
利益ないものほど、美しいと感じる。

うちのアンコウも其んなものだけ食べればいいのに。
磁石式宣伝カードをまた詰まらせるに違いない。


■ナニガシについて関連リンク
*お初のブログ考
  *スマホの拙ブログ考
  *顔が壊れる件について

*今日のコーデ?
*美人。どうでもいいお話
*お年賀と誕生日
*テレビのお話
  *好きな女優さん


*ソース論
  *ソースから実地

*音楽の本を読んでないお話
  *使えない音楽
  *本と想像の隙間



ある日のお茶

April 02, 2019

チアシード大好き。プチッとした食感が好きで、割と前から見つけたら食べてました。


数年前にスーパーフードとして紹介されたあとは商品も増えて嬉しいのです。

写真は群馬の下仁田物産さんのチアシード蒟蒻ゼリー。


他にもカップケーキなどオヤツを持って暖かい時刻にお庭へ出ました。


春の植物の気配に安らぎをおぼえながらミルクティを飲みました。ブルゴーニュ君はお椅子の下でごろごろ... 見えますか?

通院もなかった数日間、なるべく静かに充電してた。お外と隔たりをおいてポストさえ開かずにいると断然回復が早い感じがする。外界とのふれあいがどうしてそこまで厭なのって思われそうだけど 雑味 の多さに疲れるのかナ。


夜は春以降のお花計画相談に 生活向上委員会 を開いた。


拙宅のような寒地でも冬枯れが少ないペラルゴニウムが育てやすくて好きなのですが今後どのコーナーをどんな風に彩ってゆくか話し合った。

写真のペラルゴニウム・ピンカーベルはまだ咲き始めたばかり。


冬の凍結で割れることもあり半消耗品の植木鉢も選んでおきたいな。


鉢って苗の根の性質に応じた形であることは勿論だけど、質感や現物の量感も大事だから断然お店で購入派なのです。

だから見つけたときにコツコツ集めます。
鉢を見繕いに行く小さな計画を励みにしよ。



お茶のあいだに

March 19, 2019

グリーンのマカロンはオリーブとライムだったかな。
ピエがしっかり出たマカロンって写真でも判りますね。


マカロンのお味はバイオレット、オリーブ、ローズ、ピスターシュが好みの最上位にあります。好きなのばっかり頂戴して嬉し。


写真はお花屋さんへ連れてってもらった日のレモンカナリアちゃんのベゼオ車内。


スピーカーまでカスタマイズしたターボ搭載の新しいヴェゼルを、彼女はベゼオと呼ぶのです。小柄なカナリアちゃんと大きくゴツゴツした車体のミスマッチが見モノで、乗せてもらうのがより楽しくなった。


あの日はポニーテールちゃんとわんこクルミちゃんとブルゴーニュ君と私の4人がベゼオにお邪魔したのでした。


あれから6日が過ぎ、連続して起きてられる時間が長くなりました。それでも4時間くらいするとくたくたと潰れてる。


熱が下がると、潰れっ放しで何も成長しないのもね... って焦る気持ちが出てきます。


ぼうっとなってても楽しめるエリュアール詩を味わってます。
訳詩をされた方がお書きになったエリュアールの人生も。ダリやピカソとの友情を読み進みました。

お茶を飲み終えた。また休みます。



外気

March 17, 2019

ブルゴーニュ君の写真、小さなグリーンの蕾。


和やかな気分で熱いお茶を入れました。

前日までは調律が厭過ぎてたまらない気分だった。幾日も前から調律の予定が気持ちを逆なでしてきて疲弊してた。

  *調律の憂鬱

終了して人が退けるとすぐ窓を開け、ピアノ室の換気スイッチも入れた。


外からガサガサした空気が持ち込まれると一刻も早く排出したくなる。そしてもう一度ピアノ室を静かで清浄な、音楽を作る雰囲気で満たせるまで異質な空気は神経を侵し続ける。


排気に換わって音楽の空気を送り込むように、調律のために除いてあった飾り物を1つずつ戻してゆく。


味気なく裸になってしまったピアノ室にファブリックが戻り、布花が戻り、復旧するにつれて気分が上向いてくる。

ぜんぶをお片づけして弾いた音の心地良いこと。とっても快適になりました。


其うして改めて気がついたナ。


病院に居るのをちっとも厭と思わないのは、ガサツな事柄を排除した音楽のお部屋に似てるからかもしれないって。

外来より一段と静かで重病患者が多かった病棟は心も癒された。他患者様の痛みに障らないよう小さな声で話し、埃を立てぬようお互い配慮する張り詰めたような空気が好きだった。

反対にお見舞いの人々が廊下を歩く、元気で、だからこそ無神経になれる足音には猛烈に疲れたんだったな。


入院病棟で顕著だった '外気' への思い煩いというものは、病に沈むと得て元気になると手放す人が多数派なのかな。


自分は身体の加減は関係なしに、外気に抱く感想は遠い昔から変えることができてない。

何かを無目的に掻き回す粗さを含んだ空気への嫌悪と、あい対する雅への愛着。両方が強いことは面倒ではあるけれど、煩わしさを感じないよりもピアノに現れることが1つ増えるのは幸福だ。



シネマ記録(31)子供

February 09, 2019

とっても可愛いチョコを頂きました。
缶が布袋に入ってて何に使おうかなって迷う楽しみも。


ごく軽い淡いお味のチョコ菓子は平気になった。カカオマス含有が低い準チョコレートはほぼ大丈夫。

チョコを摘みつつ観たのはダルデンヌ兄弟監督作 "子供"。

日本公開は "ある子供" ってタイトルだったそうです。その方が据わりが良いわネ。自分の中でだけ、幼児性の意も含めて "子供" としておきたいと思いました。


アデルのおしゃべりが全部は終わってないけれど、どこかに共通項のある映画を挟むと双方の内容が整理できる。


アデルの世代... 10代から20歳くらいのカップルの無知無明な生活から映画がはじまります。

私は大好きだったナ。アデル映画より単純で、だから浅はかさが端的に描かれる。闇じゃなく、ただ愚かというところを徹底的に描く映画ってなんだか好き。


人が生きる上で永遠のアンチテーゼですものね。

古代ギリシャから、古典戯曲から、ロマンティックバレエの題材から絵画まで、人は人が何故愚かかを識りたいのかも。


音楽がないまま映画が始まります。


赤子の泣き声・電話の音・車の音など耳障りとされる音達が、アパートの階段や車通りの激しいブルヴァールの乾いたコンクリートにこすれる。

コンクリートの無表情に色んなシーンで出会うのです。

無表情で冷たく何も語らないコンクリートは、若いカップルにとって '世の中' だったり '未来図' だったりするのかな・・・


冷たい壁に光を宿し語らせるのは、自分の掌をもってするしか無いのだと知らない若者。


若年の愚行だ、と主人公たちを嘆く我々観客だって
自分の掌ですべきことを本当にはわかっていないのかも。

俗っぽく刹那的で知恵のない若者。
70歳になっても80歳を超えても人間はおよそ彼らと同じなのだろうかと、冒頭と等しく音楽のないエンドロールで考えました。


*シネマ記録(30)アデルに凍る
*シネマ記録(29)アデルの迷路
*シネマ記録(28)アデルとティレシアス
*シネマ記録(27)アデルのブルー
*シネマ記録(26)アデルの茫漠
*シネマ記録(25)アデルの門
*シネマ記録(24)アデルの気後れ
  ?僕が見た映画DVD
*シネマ記録(23)アデルの生涯
  *映画DVD
*シネマ記録(22)僕のおじさん
*シネマ記録(21)ゾラと失敗
*シネマ記録(20)ムード・インディゴ
*シネマ記録(19)大人は判ってくれない
*シネマ記録(18)あこがれ・アムール
*シネマ記録(17)ランジェ公爵夫人
*シネマ記録(16)セラフィーヌの庭
*シネマ記録(15)フランス組曲
*シネマ記録(14)ブルゴーニュ?
  *怒られるわ
*シネマ記録(13)赤と黒・他
*シネマ記録(12)パリは燃えているか・他
*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*シネマ記録(10)アデルの恋の物語
*シネマ記録(9)カミーユ・クローデル
*シネマ記録(8)ミッドナイト・イン・パリ
*シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
  *フロレットという女性
*シネマ記録(6) 愛と宿命の泉Part.1
*シネマ記録(5)たそがれの女心
*シネマ記録(4)カラヴァッジョ 天才画家の光と影・他
*シネマ記録(3)エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々・他
*シネマ記録(2)宮廷画家ゴヤは見た
*シネマ記録(1)モンパルナスの灯・他



カウント始め

February 04, 2019

愛媛の生産者さんの苺 'レッドパール' をいただいて、お初に食べました。


ハンドペイントのアミティエのアンティークボウルに入れると、大きな粒って伝わるかな。芯まで瑞々しくて爽やかな甘みでとっても美味しかった。甘酸っぱいものが好き。


以前にupしたブルゴーニュ君写真にナンバーを振った。


ナンバー1は穴でグースカ眠ってるところ。
番号はね、ブルゴーニュ君の好きな場所が我が家に幾つあるのかな? って数えたくなったから。


人間も使うソファなどの他にブルゴーニュ君だけの場所を入れたら、お休み処も多いような・・・?


安心できる場所をたくさん上げたいと願ううちに無意味にクッションが増えちゃった。


めちゃくちゃ好きなアンリ・ルソーを画集で頻繁に見てて


食べられてゆく白い馬が、彷徨ってた頃のブルゴーニュ君みたいで心に留まった。

彼らの弱肉強食の営みも植物に比べて小さく描かれる。

世界の片隅で、小さな命が大きなもの --- 肉食獣じゃなく残酷なすべての自然に・暑さ寒さに・濡れと乾きに・空腹と疲れに・寂しさと不安に --- に蝕まれてゆく。


白い馬の無力が過去のブルゴーニュ君に重なった。


今はもう無力じゃない。
飼い主を励まし、家族を慰め助ける力でいっぱい。

ナンバー2はリビングルーム。
ぽつりぽつりクッションを数えてみます。



マッハホー

January 31, 2019

ベッドルームに置いてるバスタオル・バスケットのお隣で
ブルゴーニュ君、もっと遊びたいよ~のお顔です。


ワンコはお利口にたくさんの言葉を憶えてくれるのに人間のほうは物忘れがひどくて困ります。

単語を音または主にリズムで記憶するから、時々クイズみたいな問い方をしちゃう。


'マッハホー' みたいなリズムの地名って何処だっけ? って聞くと


稚内かな? って答えてくれる夫。

彼自身も、正解できる日が来るなんて...って驚きつつ笑ってる。


よく聞く 'ほらアレ、アレよアレ ' の代わりなの。


リズムや子音や強弱が先に口をつくから音当てクイズと化してしまい、酷いときにはリズムそのものも憶えてないのに 'あの曲の出だしに鳴る、此々の楽器のリズムの筈' ナンテ言い様になる。


妙な問に夫は面白がって気長に付き合ってくれる。お茶の時間もまた楽し。


稚内を言おうとして飛び出したマッハホーはその後、Hi!とかHeya! ってニュアンスの、家内のご機嫌な挨拶言葉になりました。
マッハホ~!



炎症と再発見

January 23, 2019

イクラ先生お誕生日おめでとう。


久々の苺。
投稿の前日17日には出てた熱は上がったり下がったりしながら、21日から炎症を伴って留まり続けちょっと困惑。

発熱してても特別なしんどさはない。・・・と思います。
この頃もうしんどいのか元気なのか分からなくなってきた。

ただすごく長く深く眠ってしまう。


苺より深い紅のニットを着たブルゴーニュ君は、お散歩に出る前にきちんとお座り。


飛び出さない癖をつけましょうね~
車通りはごく少ないけれど一応ネ。

3人でゆっくり歩いてドラッグストアへブルゴーニュ君のしーシートを買いに行きました。


嬉しそうなお顔。


炎症の大きさから骨髄炎の再発を懸念してたのだけど、お散歩で歩いてみる感じではあの病中の骨に振動が響くような痛みはないから平気かな・・・

さすがに癌と骨髄炎のダブルパンチはメゲてしまいますよ。
ただのリンパ異常でありますように。(それもヤだけどマシよね)


お林檎はシナノゴールドや秋映。
王林の香りも好き。


ここ数日は喉や口内の炎症が痛くて、硬めのフジ林檎は食べてない。早く食べたいなあ。

それから焼き締め系のお菓子も。喉を通るときにザラッと痛いのに、栄養も多いしどうしても食べたくて無理に飲み込んでる。


プルーストを読んだ頃は元気だったから心に留まらず、ベンヤミンメモで再発見した箇所。文中にも '再発見' の文字が。


《プルーストは、ひどい疲労ののちに訪れる深い眠りの夜についてこう語る。

「それらは、我々の筋肉がその末端組織を沈ませてねじ曲げ、新たな生命を渇望している箇所で、われわれが子ともだったころの庭園をわれわれに再発見させる。

この庭園を再び見るためには、旅行する必要はない。
それを再び見出すためには、下降する必要があるのだ。

大地を覆っていたものは、いまではもう大地の上にではなくて、下に存在している。死滅した都市を訪れるためには、遠出すればよいというのではない。地下の発掘が必要なのである。」》

  ベンヤミン著 "パサージュ論3都市の遊歩者" より

             (今村仁司様/大貫敦子様/高橋順一様
             塚原史様/三島憲一様/村岡晋一様
             山本尤様/横張誠様/與謝野文子様訳)

*~*~*~*~*


■ベンヤミン関連リンク
1巻
*本欲しいなあ
*ミュゲとパリの始まり
*地球儀と室内と解放
*カラビナ・日常・本
?僕んちのどうぶつ達
*息詰まるフリーク
*1919
*
*楽譜のページの向こう
*ステップ
*監獄・アンチつるつる
(1巻のご紹介に際しまして訳者様の今村仁司様と高橋順一様のお名前に文字の誤りがあったと後に気がつきました。大変申し訳ありません)

2巻
*夏のおやつと本
*ボードレールの挑発と真意と音楽
*'ふと' とボードレール
?僕のホームセンター記録
*トロワイヨン
*少年の本当と嘘
*調和と追放
*ダリア
*人間
*リビングのお掃除


■ダダ関連リンク
*ツァラ、にぎやかな絶望
*プレイ
*ダダのお寿司ネタ
*ダダとプーと苦いコーヒー

■ちょっとだけアラゴン
*パノラマ
*優しく辛辣な女と、田分けた男



お箱とお芋

January 15, 2019

お菓子箱を一気に捨てた。


マカロンなど特に好きなお菓子は、食べ終わってしばらくの間、外箱を取置く貧乏くさい習慣があります。

今回は溜めすぎでした。

普通は一定期間が過ぎたら捨ててゆくけど、おんなじお箱で書棚上にピラミッドを作って遊んでたから此んなに溜まっちゃった。

ダメダメ、埃っぽくなるから捨てましょう。


お箱が一瞬で用を終えるのが寂しい気がして置いてしまったのは実は本末転倒な仕業だった。過剰包装をさせてるのは結局自分たち顧客の旧時代的考えなのよね。


お店側だけじゃなく、シンプルな包装を受け入れる顧客感覚を自分たちが作らなきゃなりません。

[パッケージが老舗のお味と結ばれた文化] は19,20世紀手工芸の素晴らしい歴史です。でも21世紀も20年が経つ今の私たちがすべきは、前世紀の習慣を引っ張らず、地球を汚さない急務を優先することだから。

パケ大好き・お箱大好きな自分の愚かさを真に反省しつつ...
'大好き' と '手に入れる' に境界を設け、'観賞' と '使い捨て' の意味を熟思できなきゃ恥ずかしい歳だと気持ちを引き締めないとですね。

お芋の半乾燥バーはブルゴーニュ君が大好きなおやつなの。


お芋をふかしたら、カットしてフードドライヤーで数時間ドライにします。

お芋の種類もネッチリ系やホクホク系があるから時間は様子を見ながら出来上がり予測をして・・・って感じです。

最初にふかし過ぎると崩れ易くなって綺麗なカットができず、写真みたいな失敗図になっちゃうの。もっと上手になったらまた保護施設様へも送りたいな。

**


昨日のお掃除記録。
鯨はキッチン、ダイニング、穴、穴への階段。
フードドライヤーの土台・キッチンテーブル脚・家電用テーブル脚・冷凍庫の外側を拭き掃除。



シネマ記録(26)アデルの茫漠

December 22, 2018

毎年のようにブログに出てくるエス小山さんのクリスマス・セレクション。


去年に引続きシャンパンのマカロンが1等好みでした。香りが良くって上品なパールホワイトが綺麗でした。

**


本当に面白い映画だったと思う・・・
フィルムの中のアデルのように映画を何度も咀嚼したくなる。

私が観てる映画の数って、平均的な観賞数より少ないと思う。
なけなしの経験で映画を語れる筈もないくせに、自分の心と眼を繋ぐ目的でメモのように書き出すのが楽しいのです。


すごく面白かったからもう1度DVDを借りたいと思ってるのだけど、今日は憶えてる範囲で主人公の人格に触れてみたいです。


強い印象を残したのはトマと別れた辺の時間枠に、ベッドに仰臥して泣くシーンでした。

付き合い始めて間もなく何かが違うと感じてた彼女だが、'何が違うか' はその時点で混沌としてた。一人泣くのも直接的に別れの涙じゃあない。

泣きながらアデルの目は茫漠とした想いが去来するように左右に動く。視線がぶれる。我身の何に焦点を当ててよいかもわからない風に。


同じアデルの名を持つ主人公をイザベル・アジャーニが演じた "アデルの恋の物語" でも天井を仰ぎ見るところがあったと思う。


後に狂気に至る精神を宿して怖いほど美しい、どこまでも探し求める魔性の瞳。アジャーニに魅入られて、その場面がベッドだったかカナッペだったか憶えてないけど。


そうそうオードリー・ヘプバーンの "ローマの休日" にもあったのじゃあないかしら? 天井の廻縁の彫刻を首を捻って捉える場面。発見の歓びを浮かべ、明るく人生に挑む若々しい瞳が。


  当作のアデルの目はそのどれでもない。
  何も物語らない目をしてるのだった。


ただ泣く。明確な理由が本人にもわからない。


わからなければアジャーニのアデルはわかるまで探査したでしょうし、ヘプバーンのアン王女は見つけたものを喜んで受け止めたでしょう。

だけど此のアデルは自分でもわからないまま泣く。

カメラをまわす時間の長さがすごい。的を持たない無為無策なアデルを延々と撮る。

泣きながらベッドの下のお菓子を口にするが、お腹が空いたからとか気分転換したいからとかじゃなく、取り敢えず咀嚼する。

  アデルは [取り敢えず] 行動し、
  とった行動に自身の考えが追いつかない。


彼女はクラスメイトにプライバシーを追求されたら [取り敢えず] 答えてしまう。


応じる義務の有無について発言を返すより、突き付けられた問いを [取り敢えず] 処理しなくてはと思ってしまう。


そのクラスメイトの悪ふざけから性癖に気づくことになった彼女だが、同性愛者が集うバーで見知らぬ男が '恋の垣根を超える' など演説を打てば [取り敢えず] 頷いてしまう。

合意か・相槌は打つが反意か関係なく、相手が喋ったから頷く流れが気づかぬうちに作られる。


私のような頑固者からすると信じられないような行動が重なる。


そんな彼女はエマに好きな科目を聞かれても
'先生に依る・先生が面白ければ科目を好きになる' と答えてる。


相手次第で [取り敢えず] 所感を持つわけだ。
物事が信条で決まってゆかない。

力点と作用点だけあって支点がない人物像みたい・・・


同じ頃アデルは "アンティゴネ" の授業を受ける。
'幼い・小さいことは未熟さに繋がる' と、授業が進む。

彼女の茫漠を未熟さとするなら、成熟のときは訪れるのか。
彼女に対して「総ての卵が孵化するものではない・総ての実が熟すとは限らない」と感想を持った。


*シネマ記録(25)アデルの門
*シネマ記録(24)アデルの気後れ
  ?僕が見た映画DVD
*シネマ記録(23)アデルの生涯
  *映画DVD
*シネマ記録(22)僕のおじさん
*シネマ記録(21)ゾラと失敗
*シネマ記録(20)ムード・インディゴ
*シネマ記録(19)大人は判ってくれない
*シネマ記録(18)あこがれ・アムール
*シネマ記録(17)ランジェ公爵夫人
*シネマ記録(16)セラフィーヌの庭
*シネマ記録(15)フランス組曲
*シネマ記録(14)ブルゴーニュ?
  *怒られるわ
*シネマ記録(13)赤と黒・他
*シネマ記録(12)パリは燃えているか・他
*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*シネマ記録(10)アデルの恋の物語
*シネマ記録(9)カミーユ・クローデル
*シネマ記録(8)ミッドナイト・イン・パリ
*シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
  *フロレットという女性
*シネマ記録(6) 愛と宿命の泉Part.1
*シネマ記録(5)たそがれの女心
*シネマ記録(4)カラヴァッジョ 天才画家の光と影・他
*シネマ記録(3)エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々・他
*シネマ記録(2)宮廷画家ゴヤは見た
*シネマ記録(1)モンパルナスの灯・他



レッスン記録:食器

December 11, 2018

熱はあるけれど昨日に比べて体調がマシになってる隙に、遡ってレッスンのおしゃべりです。


お茶時間用の白い食器たちを生徒ちゃんの前に置きました。

心の中でどの食器か選んでもらいます。
そして'カップ' や 'スープボウル' などお名前は口にしないで、呼称以外の方法で何の食器かを相手に伝えるの。

外国語授業などでよくある方法ですね。


1)
呼称以外ならどんな方法でも良いんです。
生徒ちゃんは1回目は形を伝えてきました。


スープボウルは '把手が2個あります' って言ってたかな。
ソーサーは '4つの中で1番低いです' などでした。

  これは音読みの感じですね。

4つの食器例にト音記号のlaがあったとして、'加線が2本あります' って伝える感じ。

  その音高を示す形を言ったわけです。


2)
音高などは表せても音楽は把手(加線)の数では語れないから、次は形以外の特徴で伝えてみるお稽古ですよ。


例えば何を入れたいか。
何を入れる物かじゃなく、何を入れてみたいかです。

生徒ちゃんはスープボウルじゃないシリアルボウル(把手なし)にポタージュスープを入れたいって答えました。いいですね。


3)
食器(=楽譜)をよく視て「何を入れたいか」を考えたらば、今度は自己の内側をよく視て、「イメージの理由」を探ります。


ポタージュスープを入れたかったのは他の純白の食器に比べて生成色が温かく感じるからですって。

温かい和音を温かな音色で弾くのと似ていますね。


4)
慣れてもらうための導入に1を通過点にしましたが、大事なのは2と3ですね。


食器(先ほど括弧で括った通り '=楽譜' )は習慣で使っちゃうことは誰しもあります。でも無頓着になるとキリがなく、楽譜にボウルと書いてあれば常にこのボウルだなんて構図になりがち。

お忙しい方は食器を細かく選べない日があって当たり前だけれど、音楽がそうなっては勿体ない。

'この音によって何を感じてるか' を自己の内部からいつも探し出し、それを示せるよう心がけたいものです。


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ケーキとかお砂糖漬けとか

November 22, 2018

1週間ちょっと前だったかな、お夕食準備のあとに時間があったからザクザクっとケーキを作りました。


ポイントは金色のスプーンに乗ってる、ネーブルのピール。


ピールを軽くドライしてからお砂糖漬けでじわじわ濃度を高めた自家製です。


香りと弾力が楽しいの。
細かく砕いて、そのままお口に入れてもクリームのトッピングにしても美味しいのです。


焼きあがった裏面はこんな風。
食感が想像できる裏面をすぐ見ちゃう。変な癖。


卵少なめ・バター多めのクッキーみたいな生地で
サクッと噛み締めるとポロッとほどけるの。

薄めに作って(生地の量に対して大きめの型を選ぶだけです)
170度で40分くらい焼いたかな。


生地の甘みは控えて、いただく前にメイプルシロップをトロ~ンしました。


気温が下がってからは、ご飯作ってる間にオーブンに放り込んでおけばいいお菓子をぽちりぽちり焼いてます。




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