Les gateaux Z



うさぎ型

December 05, 2014

恋人未満の人にクッキーを焼くために100均のうさぎの型を選んだ。
数年前の寒い日。


出逢って間もないババール合わせの日だった。

合わせ休憩で出すお茶のために時間をかけるなんて其れまではなかったのに、彼には手焼きお菓子を食べてほしくなったのだ。


好きな相手へのはじめてのクッキー型って難しい。


お花型では甘過ぎて女子アピールが過ぎる気がし、幾何学図形は色気がない。さりげなくて適度に女子的な感じを悩んで

可愛すぎない横向きのうさぎを選んだんだった。
此れだってお若い女子なら充分甘い感じになるけれど
年齢は甘さをだいぶマイナスできる。

コーヒー味のクッキーで、茶色い横向きうさぎを焼いたナ。

  夫のためにクッキーを焼くことになったから、
  思い出の横向きうさぎを使おうと思った。


求道前の入門式記念に、式に立ち合って下さる教会の皆様にお配りするのです。


ファニーな正面うさぎとお花型も加えて・・・
数が多いから2、3日かけて時間の合間に焼き溜めてゆかなくちゃ。


おうち用おやつのクマ型も追加して一緒に食べながら
甘い匂いのキッチンで思い出のうさぎ型を夫と眺めた。


恋のはじめに使ったうさぎ型を
夫になった人が受ける悦びの式のために。

此のうさぎ型、100均のだけどずっと大事に置いておくだろうナ。


■カトリック関連リンク
*寛容というもの

*疎外感を越えて
  *不思議な駅(15)好きなもの
*サン・ニコラの日
*2011新年
*サンタクロース
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*キャスピアと教皇聖下
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*潔斎のクリスマスイヴ
*クリスマスミサへ
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*読後のひとりごと
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*シネマ記録(11)大いなる沈黙へ
*マフィンとデート
*天井と訪問
*またまた修道院デート
*プロポーズとゴッドファーザー
*イザヤとシラー



暗い森、優しい森

November 19, 2014

秋色紫陽花がまだ色を変えながら美しく咲いてた。


11月も半ばを過ぎたというのに寒い野外を感じさせない瑞々しさが嬉しい。

お食事時に毎日使う典礼書は日づけのところを開いて書見代に置いてる。カット紫陽花を飾ったテーブルで昨日は打合せのお客様でした。


お茶のお片づけをしながらまた暗い森を想像してた。


  *サンルームと暗い森

フォーレ "ね、そうでしょう? " の暗い森は愛の世界を包む森であり、相手しか見えない幸福を守る森でもあり、また原詩の中では世間から隔絶された安らぎの空間でもあったろう。

[原詩の中では] って限定するのは、作曲に当たってフォーレは3つのパラグラフを削除しているからです。

**


ヴェルレーヌが1869年7月から書き始めた "Bonne chanson よき歌" は翌1870年までの21篇の作品に纏められてる。出版は戦乱のため1872年とある。

1870年からの第二帝政期の普仏戦争と、その後のパリ攻囲戦、ドイツ帝国成立後フランクフルト条約が結ばれプロイセン軍の撤退 (行き先のアルザス・ロレーヌは此の戦争により既にドイツ領の州になっていた) ・・・辺りの混乱の遅延でしょうか。


削除されたパラグラフはいずれも2人への世間の批判に負けずにあろう、ってマチルダへ呼びかける部分。険しい感情を秘めてもいる。


パラグラフ毎の主な内容を簡易にまとめると

第1パラグラフ 削除
  2人の関係を批判する者に誇高くいよう

第2パラグラフ 採用
  希望が指し示す途を行こう

第3パラグラフ 採用
  暗い森に居るように愛の中に居よう

第4パラグラフ 削除
  怒り易い世間は僕たちを愛撫も攻撃もできる

第5パラグラフ 削除
  絆と鎧を身に纏い恐れず生きよう

第6パラグラフ 採用
  共に愛し合っていこう


此んな形になる。

詩中の '世間' は結婚を望まなかったというマチルダの両親のことか、他に反対の声があったのかは知らないのですが、フォーレの採用個所を集めると全く印象の違う詩ができ上がるのが面白い。


恋文の形で届けられた詩だったこともあって
25歳の若者の筆は不好きな内容も生々しく綴っている。
謂わばリアルタイムの生きた詩だ。


対して作曲時の1891年、落ち着いた46歳になっていたフォーレの目に、恋人を慕う気持ちを顕したところだけ抜粋する形がよりソフィストケイトされた愛の詩になると感じられたとしても不思議はない。


その上で考えてみると '暗い森' は興味深い。


原詩を書付けた時のヴェルレーヌにとって、森の木々は世間から防護してくれる囲いであったかもしれない一方、暗く鬱蒼とした森全体が得体の知れぬ世間であり其の内の茂みが小さく展けた居心地よい秘密の場所を思ったかもしれない。

片やフォーレの抜粋個所に繋がる暗い森は、緑の香が濃く漂う木々の間から陽や月を仰ぐような優しい森であり、純粋に2人きりになれる場所を求める詩人の気持ちが受け取れるのだ。



カジュアルお茶会

November 14, 2014

ポニーテールちゃんに頂いちゃったシクラメン。


レモンカナリアちゃんと一緒にお茶に来てくれました。


セットものを置かない拙宅では3人のお茶が此んな組み合わせになりました。


サンタマンのシードルカップとサルグミンヌのお皿とか
窯も年代も異なるお皿とボウルの組合わせとか
コーデも楽しいものです。


準備にはレモンソースタルトに、ココアケーキに、クレメダンジュなど作ってありました。焼締める前のいまいちな姿をパチリ。


甘いものばかりだと頂きにくいから小っちゃい1口春巻きを揚げて、マッシュルームのポタージュ、お菓子を作った残りの生クリームでこしらえたちょこっとおかずなど、つまめる物を作って

2時間ちょっとのお茶会を楽しんだ。


レモンカナリアちゃんからの差し入れの1つチーズバウムクーヘンは縁の焦げ目が美味しい〜。


夫は留守中のお茶会を喜んで・・・

普段ならおうちに帰って3種類の手焼きお菓子にありつけることなんてないですものね。お夕食後のトリプルデザートを堪能してました。



ブランデーケーキとおままごと

November 12, 2014

サニタリーカーテンにクリップで留めたのは
古いお人形セットから多分チューリーちゃんのお洋服。


リカちゃん人形で遊んだ頃、すらっと背が高くってチューリップから生まれたって背景のチューリーちゃんも好きでした。髪を自分でカールできる仕組みでしたね。

お人形衣装のお箱を開いて取り出した幾つかのお洋服。
今見ても可愛いなあって、ぶら下げてみた。


バレリーナみたいなお洋服はリカちゃんのかな・・・?


此れもサニタリー壁に留めつけたかったのに
肩ストラップがズレてきて飾りにく〜い。


すると夫がファゴットリード用ワイヤーで
小さな小さなハンガーを作ってくれました。


お人形の小さいチュチュと並べると、どんなにプチサイズのハンガーか伝わるでしょうか。


またしてもゼロ円で、おままごとっぽくサニタリーを飾って自己満足。


もう1つしたかった飾りは、先日夫と一緒に観に行ったシャルトリューズ修道院の映画の真似っこです。

  *シネマ記録(11)大いなる沈黙へ

古びた紙を束ねた1コマがとっても素敵だったので・・・


棄てられずに取置いてた古い更紙を古紐で束ねて
これまた古木の箱に飾ってみただけ。


夫が木箱の底にサンドペーパーをかけてくれました。
2人でお家ごとを楽しんだ夜の時間。


アーモンド入りのブランデーケーキを焼いてたので
真夜中のお茶。粗熱がとれたばかりの焼きたてです。


今日は帰りに髪を切ってくるって言ってた夫は
短くなった髪のせいで雰囲気が変わってて
帰ってきた時からドキドキしてた日。



子供の絵、母の悩み

November 10, 2014

好きな紅茶サンクトペテルブルグの大きな缶が
大事に飲んでもあっという間に空っぽに。


次に開けたのはカシミール・チャイでした。


見た目にも綺麗なブレンド状態。


どっしりしたお食事後に合うようなスパイスが立ってます。薬草系がお得意な方用の感じかな。

**


小さな生徒ちゃんママに真剣な相談を受けた。
幼稚園で絵が描けない、って時々こぼしてた時にもっともっと聞いてあげるべきだった。

ママは本気で相談したかったのに私はちょっとした愚痴かと思ってて、立ち入ってもいけないかしらって流してたのだ。

早くよく聞いてあげれば良かったって後悔した。


彼女は素晴らしいお話をしてくれた。


  "自動車に4つの車輪があって
    でも横から見えるのは2つで
      だから幾つ車輪を描けばいいかわからない"

って小さな生徒ちゃんが言ったのですって。

なんて素敵なの!

習慣づいた描き方の見真似で、横向き自動車に疑問なく2つの車輪を描く場合も多いけれど、見えない車輪について悩むことができる子って素晴らしいじゃない? って言った。

でも、ママのお話は其処じゃなかった。


幼稚園で一斉に絵を描く授業参観に行っても
自分の子だけみんなのように描けないのを幾度も見て・・・


日々の幼稚園生活の事も重なって
成長が遅いのかもって悩んでしまったのだ。

彼女は震える声で、"遅い" の表現に別の言葉を使った。
我が子にどんな辛い気持ちでそんな表現をしたことだろう。
悩み抜いた末に行き着いてしまった結論なのだろう。

その生徒ちゃんは、うちのお教室のガッツリペースのレッスンを問題なくこなして毎週成長を続ける頭の良い子。

先週は "月が大きくて綺麗だから先生にも教えてあげて" ってメールするようせがむので・・・ってママからメールがきたような優しい子。

我が子だからこそ心配のあまり悩みが発展してしまったのだ。


1週間探して翌週シャガール画集をプレゼントした。


横向きの自動車に4つの車輪があって何にもいけなくないでしょう? なんて、ママにも生徒ちゃんに対するような口調になってしまった。

  人が横を向いたり前を向いたりしてて
  全部の仕草を描きたかったから
  1つの身体に色んな方向のお顔を描いちゃってる。
  シャガールがダメだと思う?

そんな解釈は絵画的にはナンダカですが、この問題の会話内では
シャガールが相応に思えた。


小さい子の素敵な感覚を、皆と一緒じゃないって否定しなきゃならない気持ちになるまで悩んだお若いママはどんなに辛かっただろう。


  キュビズムだってロシアアヴァンギャルドだって
  画学生時代を持ってデッサンを重ねてゆくけれど
  たまには其処をすっとばしちゃう子が居てもいいじゃない?
  最初からシャガールみたいな子が居るなんて
  感激こそすれ悩む必要なんて全然ないんじゃない?

**


安物画集なのにママは何度も何度もお礼を言って持ち帰り
生徒ちゃんは其れを "えほん" って呼んで見てるそう。

其うして翌週小さな生徒ちゃんは立派な空想の絵を描いて持ってきてくれたのでした。
みんな色んな才能の塊。


■お教室関連リンク
*レッスン記録:音符イチゴ
*レッスン前の時間
*レッスン記録:オクターブ
*レッスン記録:メダカのドレミ
*レッスン記録:スタッカート
*レッスン記録:楽譜を作ろう!
*レッスン記録:上の音
*レッスン記録:痩せたメダカ
*レッスン記録:カタツムリ
*レッスンの成り行き
*レッスン記録:イチゴのタイ
*レッスン記録:指番号
*レッスン記録:音の実
*レッスン記録:復習とカメ
*レッスン記録:音ブロックで曲を弾こう
*レッスン記録:好きな曲を作ろう!
  *緊張するレッスン
  *泣いちゃダメ?
*レッスン記録:ト音記号
*レッスン記録:音符の長さを憶えよう

*音楽史のレッスン
*ピアノレッスンの主張
*レッスン記録:Dur
*レッスン記録:ドレミ



リディアとマリアンヌ

November 05, 2014

昔恋人に感じたのと同じ事象を
全く人物像の違う現在の恋人にも感じたことってないですか?


私はあったと思う。

恋人時代に夫と並んで歩くと景色が綺麗に見えて、
其う口にしてから思い出したんだった。

随分昔にも当時の恋人とデートしてて、同じように感じた事があったなあって。


多分・・・


愛しい人と歩くとき自分にとって大事なのは
  2人が同じ場所で分かち合う景色や風を
    ときめく思いで新鮮に感じられることなのだ。

私個人の場合は恋をすると風と景色がキーワードになるようだ。
そして鍵は1人1人異なるだろう。

ある人にとっては嬉しかった言葉が思い出の鍵穴になることもあるだろう。その人はただ嬉しい言葉が好きなんじゃなくって、心が動いてる時に言葉がより心に染み込む人なんだろう。

フォーレの場合は・・・


Op.61-5 "本当に恐ろしいほど" にリディアのテーマが使われ
同曲集内 Op.61-2 "黎明燃え広がりて" にも多く見られるのは


  *フォーレOp.61-5 愛しき者

作曲のテクニカルな事より、もっとずっとナチュラルな愛しき者への想いの形である気がする。

  フォーレにとっては
    守るべき女性の愛らしさを思った時に
      あの純粋な幼気を含んだメロディーと
        どうしても結びついてしまうなど・・・


作曲時には家庭を持っていたフォーレが
ヴェルレーヌの未だ熟していない青い心に触れ


過去の震える恋・・・マリアンヌ・ヴィアルドとの失った恋と苦悩を浮かべはしなかっただろうか。また当時の、若さに溢れた自らを、今より不器用で今より愚かで今より脆い心を持ってた自らを、甘酸っぱく思い出しはしなかっただろうか。

  他曲集からのメロディーを発見すると
    フォーレの心の形を垣間見られたような
      くすぐったい気分になる。


  *フォーレ "本当に恐ろしいほど" ラスト
  *フォーレ '気に入ってもらえることを願う'
  *フォーレOp.61-5 始まり
  *フォーレOp.61-5 第2パラグラフ
     ?僕がイヤんなるコト
  *フォーレOp.61-5 許して下さい
  *フォーレOp.61-5 愛しき者



おやつタイム

October 24, 2014

ファゴットルームで夫のスコアを整頓してた朝。
遅出だった夫はすぐ側でリードを巻いてた。


可愛い表紙に目が留って見てみるとデニゾフ?

デニゾフのクインテットなんてマニアックなの、やる機会ってある? って問うた。可愛い表紙だから飾りた〜い、って表情はなるべく隠して・・・

もう一生やりそうにないよねって答えた夫。
"上げるね。飾りたいんだよね? " って見透かされてました。


中は此んな小難しいけれど表紙はシック可愛くて、古いタイプライターの上に紫陽花と乗せるとぴったり。


2人ともあんまり物を持たなくって未だ少ないままだから、実用品を飾ってインテリアを嵩増しです。

帰ったら、おやつがあるからネって夫を送り出し
お菓子製作開始です。


お友達のおうちへお持ちするアプリコットとクリームチーズのムースを作る日だったのでした。
もちろん夫の分も沢山。


しっとり&ふわんの口当たりに夫は目がなくて
いつも足りなさそうにする。


彰タンも一緒に食べる日だったから、


彰タンが好きなバニラ風味を加えました。

**


  恋人時代から夫が大好きだったムース・・・
    今はいつでも作ってあげられて
      嬉しいなあ。



甘いヴァイオレット

October 11, 2014

ダイニングルームは板壁と漆喰のコンビなんです。
も〜古さ全開。


ルイーズ草が満開になったから食卓の足許に束ね飾った。


テーブルの上にも少し。
イーヨーのお山から届いた柿と。


ルイーズ草のヴァイオレット、好きだなあ・・・


頂き物は無花果のミルフィーユ。


ミルフィーユって綺麗に食べられなくて辺りをお粉だらけにしながら、素晴らしく美味しい1皿を味わって

ヴァイオレットの重なりに影響されてか


スーパーマーケットのアイスも!


肌寒くなって、こっくり甘いものが一層増えてるこの頃。
どう考えても食べ過ぎ・・・って反省しながら


ピアノ室にもジャンクなチョコを持ち込む。


ヴァイオレット色のお菓子、好きです。



冷蔵庫の収納

October 07, 2014

クスミティー・サンクトペテルブルグが今日のお茶。
お湯を沸かす間のお掃除のこと・・・。


冷蔵庫って外側もかなり頻繁に拭かないとすぐ汚れちゃう。

上面は静電気で埃を呼び易いし、お炊事中の手で開け閉めするから取手の裏側なんかも気になります。

毎日は、お湯を沸かすくらいの時間に内外の拭取りだけして
中のしっかり除菌などはぎりぎり週1くらい・・・下手すると10日近く経ってることも。


調味料類を使ったあと1回ずつ瓶の周りをサッと拭いて仕舞うようにしていれば溜まり汚れは殆どないから、日々は開け閉ての都度ちょろちょろっとスポンジ掃除をするので済ませてる。


それだけだとやっぱり1週間くらいで気になってきます。

1週間振りに冷蔵庫棚の中身を出して羽目板を洗いながら
他所様の冷蔵庫の仕分けの仕方を知りたくなってきた・・・


お粉類は上段全部を使ってるんです。


粉ダニとかも気持ち悪いから、拙宅は何十年来と低温&密封のための冷蔵庫保存で・・・

ジップ袋に仕分けして同じサイズに揃えて立てる収納。
パン粉と花パン粉とか、薄力粉とグラハム粉とか、強力粉とセモリナ粉とか、用途別に袋分け。


余りスペースには細長ケース。


    (ああイヤ・・・
    プラケースのこの色気のない容貌・・・
    可愛くしたいけれど、頻繁に洗うものだから
    プラ製しかしょうがないのかなあって悩みます)

細長ケースにはタピオカやコーンスターチなど殆ど製菓だけに使ってる材料が入ってて、収納にオリジナル要素はなし。


  ポケットだけが自分仕様です。

冷蔵庫って中のスペースが限られてるから仕方ないけれど
扉裏ポケットの高さは御仕着せで、そのままだと自然に瓶類は高さ別になる。

でも毎日のお炊事に具合良いのは、自分の場合は高さ別じゃなくて用途別だから


ポケットに仕舞うものは容器を替えることに。


アンチョビの小瓶は鷹の爪が丁度入る大きさで (見えるでしょうか、アンチョビサイズの細長い鷹の爪を縦に入れるとピッタリです)

此れが入ってる '用途別ポケット' は、カイエンヌパウダー、ガラムマサラ、チリペッパーから辣椒醤、豆板醤まで辛いもの好きの夫のために備えてる辛味料用 'レッドポケット'。


ほかに 'グリーンポケット' は、乾燥パセリ、バジルペースト、プロヴァンスハーブ、ハーブドレッシングなど緑のお味のもの。

ディルのドレッシングに同じポケット内のパセリを少し加えて出したり、互いに混ぜ合って使えるグリーンのものたちを集合させてます。

他にもっと便利な収納法があったら教わりたいな。

**


ちょこちょこした拭き掃除を急き立てるようにお湯が沸く。
淹れた紅茶を持ってピアノ室へ。

お稽古するうちに冷めちゃって
結局いつも熱いお茶にはありつけない。



いちじくのコンポート

September 24, 2014

安藝榮子先生のお名前で28日のコンサート情報を紙面に載せて頂いてるみたいです。


私はまた見ず仕舞いになっていますが、昨日23日の神戸新聞をお持ちでしたらどうぞご一読下さいませ・・・

**


レモンを加えて香高く仕上がったいちじくのコンポート。
キンと冷やしたグラスに入れた。

昔夫が大嫌いって思い込んでたいちじくも、結婚後はドライを焼き締めたものは好きになってた。けれど半生を食べてもらうのはお初の試みでドキドキ・・・

美味しそ〜♪ 何だろう? の声と共に一口含み、
美味い! 香りがいいねってよく味わいながら完食。

其うして、これ何? って問うた。


いちじくは隠しててテーブルに出していなかったのだ。
貴方が大嫌いないちじくヨって答えながら可笑しかった。


長い間口にしなかったせいで、いちじくのお味をわかってなかったみたい。

昔から食べられないって拒否してた物たちは、きっとお味が悪かったわけじゃないのだ。厭な思い出が作り出すイマージュを遠ざけたいがための偏食だから、イマージュを変えれば何てことはないんだった。


目の敵になってる肉じゃがも近い将来作って食べさせてみましょうって心の中で密かに誓った。きっと好きになるんじゃないかな〜


いちじくの色が好き。
皮の深い色合いも、果実の明るい艶も。
秋だなあって思う。


フランスバロック絵画でもザクロやラ・フランスと並んで沢山描かれてるのを思い出すから、いちじくを見ると楽しくなる。

お庭やカーポートに秋がきて
秋色を集めてプランターを少し模様替え。
古木のコンテナがいい具合に朽ちてきた。

レッドフラッシュっていう赤葉千日紅の仲間は
半耐寒性で今からよく育ちそう。


昨日のおやつ記録。


夫はコンサート後にセミナーをしに行く日で、お夕食に帰るまでお腹がもちそうになかった。間で食べてもらえるように卵ケーキを焼いて持ち出してもらいました。


■夫と食リンク
*イマージュと食
*夫の食とバルザック
*キッチンのイマージュ
*夫のコタツ嫌いとイマージュ
*夫とジャム、猿とルソー
*食べ過ぎ
*ご飯メモなど
*煮魚NGなので・・・



結婚すると変わる男(3)

September 22, 2014

アーモンドパウダーをたっぷり混ぜたケーキを焼いた。


夫の好みに特に合う配分になったみたいで、1口ずつ感想を述べながら食べ込んでた。


また焼いてねってリクエスト。


惜しそうにしながらあんまり食べ込むから
お仕事へも持ってってもらって・・・


100円均一の柄つきホイルに包んだ。
幾つか柄を揃えておくと袋とも合わせられるからストックしてます。


おやつを持って嬉々として出掛けていった。

**


その後数日間、朝の時間だけ目眩が酷かった。
朝キッチンに立ってられずに、しゃがみ込んでた。

お昼からは殆ど元通り。

元々低過ぎる血圧が多分また下がり過ぎただけか
でなければ更年期? やぁねえ、って思った。
病気じゃあないし問題ナシって自分ではスルーしてた。

でも朝の様子に青くなってた夫は


1日に何だかすごい数のメールを送ってきた。


  心配です
    無理しないで
      おとなしく寝ておいて
    大丈夫ですか
  体調が気になって仕方ないです
    心配で居ても立ってもいられません
      e.t.c. e.t.c.

体調が戻って朝の事なんか忘れてた。だいぶ経ってからメールに気がついた。大変〜

骨髄炎なんかしちゃったから夫はお嫁の体調に過敏です。


帰宅すると具合を問い、元気な様子にやっと一安心。


夜の間中ずっと言ってた・・・

  1日中心配だった
    怖かった、びっくりした
      心配で精神的にやられちゃいそうだった
        e.t.c. e.t.c.

恋人時代も大事に接してくれたけれど
此んなだったかしら? って不思議な気分で眺めた。


*結婚すると変わる男
*結婚すると変わる男(2)



スーパームーン

September 10, 2014

今年は朝顔がたくさん咲いた。


夫の専用バルコニーまで這い上がり、階上フェンスを伝って瑞々しいブルーのお花を咲かせてる。

**


  夜に夫のお部屋で一緒に過ごしてた。
  ダウランドのリュートのCDをかけてた。

夫の大きな黒いCD棚をお掃除して少し並べ替えた。
2人でお家ごとをする時間は楽しい。
疲れて帰った夫もお夕食を食べてお風呂に入ると、うんと寛いだ表情でお家時間を満喫してた。


コンチェルト、シンフォニー、オペラ、教会音楽、室内楽、ピアノソロなどジャンル分けして、
其れらは作曲家の年の順に並んでる。


作曲家で選んで聴くことが多いフランセやプーランクなどは第2のカテゴリーとして並べ、演奏者中心に聴くパユやホリガーは第3カテゴリー。お仕事資料に使う木管クインテットは第4カテゴリー。

分類したCD群の間に飾ってるフランスグッズも1つずつ拭いて置き直し。

気持ち良くなったネッ。
お掃除が好き過ぎてテンションが上がってる妻。
楽しそうな顔見てると和むよ、って夫。


其れから一緒にお茶をした。


涼しくなってグリーンが淡く明るくなったお庭のアイビーそっくりのガーランド模様のお皿。

  此方に来てみてご覧、って夫が手招きした。
  灯りを落としてダウランドの音楽が流れるお部屋の床が
  明るく光ってたのだ。

  強い月明かり。
  照るような鮮やかな光。

  2人窓辺で歓声をあげながら月を眺めた。


夫は月が好きだった。


夫は月が好きだった。

  *噛みしめて。お年賀状とマメマメ
  *別れの月光

此んな月を桜ちゃんと一緒に見られて幸せだ、って夫が静かに言った。私は照れて黙ってた。


9月9日はスーパームーンだったって後で知った。



菫とミントチョコ

August 24, 2014

大好きなデメルさんへ、夫とデートの寄り道。


フランスの匂いスミレのお砂糖漬けが残り少なになったから買い足しに。贅沢品で1箱ずつしか買えないからすごく迷います。一等悩むのはフランス製を選ぶかオーストリア製にするか決める時。

フランス音楽好きとしてはFete de la violetteでたくさん出されるミディ・ピレネー地域のスミレを買いたいけれど、今回はデメルさんのジャケのかわゆさに負けました。


どれにする? って夫の腕に掴まったまま小さなウインドウを行き来した。


お箱のかわゆさ基準の選択で、スミレと一緒に手に取ったのはミントチョコでした。ヘーゼルナッツとピスタチオにウエハースが加わって割合ライトな味わいかな。

チーズみたいな円筒チョコをカットしながら頂く形が可愛〜。


大事に取置いたお箱はダイニングボードへ。


ダイニングルーム1辺全部を使ったボード下は、胸の辺りまでの食料収納庫。瓶詰や缶詰、保存食やら封切り前の紅茶やらが、浅い奥行きで仕舞われてます。

収納庫の中さえ物が少ないからガランとしてる・・・此の中がお菓子でいっぱいになるのが夢。



お花とルソー

July 30, 2014

アレンジを変えたサニタリー前のお花テーブル。


お花の活け方に常にコメントする夫が特に気に入ってくれたから写してみた。

静物画のように見えるドライアレンジが好きだ、ナンテ判り難い言い方をするから好みの風に作るのに苦心する。


お庭のお花ドライを集めてイーヨーのお山で採ったナンキンハゼを少し加えて、
ひと抱え以上の大きいアレンジを作ったお茶時間でした。


夫が帰って見たら喜ぶかなって考えながら手を動かした。
丁寧に仕立てると丁寧に眺めてくれる。
丁寧に作られたものを眺めると癒されるらしい。


ルソーが《視覚はあらゆる感覚のうちで、最も精神の判断と切り離しがたいもの》って顕してた。
同時に最も間違い易い器官だとも・・・


目の錯覚や遠近感の惑いがある事を《百歩離れたところにある木が、十歩離れたところにある木と同じ大きさに見え、同じようにはっきり見えるとしたら、われわれはその二本を同じところに並べてしまうだろう。》と例にとって

《触覚がその作用を人間のまわりに集中させるのと同じ程度に、視覚はその作用を人間の外側にひろげる。》って記してる。

  触覚ほど正確じゃない器官だからこそ
  イマジネーションが介入する余地が大きいのかな。 


だったらなるべく空想が大きく働くような場所を作ってゆきたいなあ。


今日も暑くなるかな。


■ルソー関連リンク
*育ててもらった子供として
*ファゴットルームとルソーの樹液
*ガラスものとルソー
*丘とルソー
*四本足
*夫とジャム、猿とルソー
*芍薬とルソー
*石鹸とルソー



泣いちゃダメ?

July 13, 2014

早い時刻のレッスンで時間に余裕があった。
生徒ちゃんと少しゆっくりおしゃべりした。


幼稚園児のフィス君が頻繁に泣いてしまうって話題だった。

  人見知りが激しかったり
    新しい場所の戸惑いだったり
      ママと離れる不安だったり

小さな刺激ですぐに泣いてしまうのを早く治さないと・・・ってママ生徒ちゃん。


そうかな? 其れって直さないといけない?
って尋ねてしまった。


ママ生徒ちゃんは幼稚園の先生やフィス君が出会う人たちを気遣ってのことってわかるから別の言い方をしてあげたほうが良かったかもしれないのに。

ひょっとしたら何処かでフィス君が泣き易いと注意されたのかもしれないのだ。でも


幾度か会ったフィス君は繊細でデリケートな心を備えてる。
よく涙ぐんでしまうのは感受性の強い心が細やかに受け取ったものをまだ幼くて整理できないから・・・ 其うして小さな身体がたくさんの気持ちで一杯になってしまうから。

だから涙の滴で飽和した感情を流し出してるように見えるのだ。


瞳を潤ませるのと同じ数ほど彼はよく笑う。


泣くのはいけない事で笑うのは良い事って考えなくていいんじゃないかな? 2つは同じ根っこの感覚で、フィス君は人一倍情緒豊かって考えてあげない? って生徒ちゃんに言った。


フィス君もピアノを習ってる。


感情のもとを探さなきゃならない苦労をしながら音楽を作る場合もある一方で、幼い時から溢れんばかりのセンチメントを備えてるのはとっても素敵なこと。

涌き出してくる気持ちを話せるピアノがあるフィス君の場合、泣いちゃダメなんて抑える必要ないんじゃないかなっておしゃべり。貴女は素敵な子育てをしてるねって伝えたくて。

最後の写真は形の悪い自家製レーズンケーキ。
今日の外出予定はいよいよ身体の調子が悪くって断念です。
年に1度の企画なのに残念だワ・・・



煉瓦小径を

June 22, 2014

物なんか要らないよ、って夫が言ったのが始まりだった。


お誕生日に何欲しい? って問うたのだ。
実用品か音楽書か迷って尋ねた。

  桜ちゃんの心が欲しい。
  物は要らない。

照れるでもなく、ごく普通な顔でお嫁にそういうコト言っちゃう日本男子(?)も居るんだワって、くすぐったくなりながら提案した。


提案したのは夫が毎日行き来するカーポートに小径をつける計画でした。


門からアプローチを昇ったあと片側にお玄関ドアー、もう片側は開口をくぐってファゴットルームへ繋がるスペース。

アプローチ終わりを区切りにして、其処からはイメージを変えた小さい小径を作って植栽することに。

いつか生活が変わって駐車スペースがもっと必要になるかもしれないからフィックス施工はしないで置くだけ置くだけ。あくまで簡易の小径ですヨ。


寄って夫のお誕生日に買ったのは煉瓦だけ。
手作業で煉瓦通路を仕立てるのをお誕生日プレゼントにしたのでした。


コンクリート上をガーデンにするのはお初です。
難しいのね〜! でも凄く楽しい。

奮闘しました。
作りたかったのは蛇行する小径だったのです。


うちの煉瓦通路はストレートなので曲がってる路に憧れてたのでした。
S字小径って歩く毎に視界が変わるんじゃないかなぁ、良いなあって。


ただの '置くだけ小径' だけど煉瓦やプランターを運んで全身筋肉痛。夫へのお誕生日プレゼントは2日遅れで完成しました。



今だけ

June 21, 2014

テレビの前に朝ご飯を乗せたトレイを準備してワールドカップ観戦でした。


夫は9時におうちを出れば良い運びだった昨日、朝7時からの日本戦を一緒に観ていました。出勤時刻ぎりぎりで丁度試合終了。

2人とも前夜コロンビア対コートジボワールを観たから3時間半睡眠で・・・それでも絶対観たい。サッカー大好きなのです。


少し遅出の夫を送り出してお外周りのお掃除。


いつもラブラブでいいですネ! ってご近所さん。

  此んなとき、"今だけヨ" って応じる。
  今だけ。其れでいいと思うのだ。

赤ちゃんが可愛くてたまらないお母様を巡って、"1番可愛いのは今だけ。すぐ憎らしい事も言うようになるから。" ナンテ戯れがある。

子供への愛情が冷める筈はなくって、関係や愛し方が変わってゆくだけの冗談だけど

ただただ可愛いばかりの時代が赤ちゃんみんなにあるって
とっても大事だナ。

将来親子にどんな事があっても、盲目的に愛した時期があるだけで乗り越えられる事はきっと沢山あって


同じようにカップルも・・・


3ヶ月を愛の中で過ごす方も5年のこともあれども、どんな場合でも、誰かをただ愛して過ごした一時期って色んな事を助けてゆくんじゃあないかな。



お休みの2日目

June 04, 2014

半蔓性のロイヤルボニカがひょろひょろ咲きます。陽当たり時間が短い細路部分だから色も薄〜い。


夫のお休み2日目はお布団運びに始まりました。

夏ものに掛け替えたから冬布団をお洗濯。お布団ってクリーニングよりお水でジャブジャブ洗うのが気持ちよく感じて。夫がダブルサイズが入るお布団専用コインランドリーへ持ってってくれました。

帰ってくるなり "網戸の続きやろうかな♪ "


前の日にリビングルームの網戸を張り替えてくれて


  *結婚すると変わる男(2)

建具を戻す時ひとりごとを言ってたのです。
"お風呂とサンルームの網戸も張り替えようかな。"

え〜・・・
有難いけれど申し訳ないって思うお嫁をよそに
すぐに網戸を外してしまった。

其うして上機嫌でお庭から呼ぶ。
"風が気持ちいいよ、桜ちゃんも来る? "

嬉しそう・・・今やお庭命の夫です。


お庭ご飯用のロウソクも夫の気に入りで、火を灯してない時はルイーズ草の側に飾る。


今は朝顔観察が日課で、植木鉢苗はスタメン(満開)とか2軍(蕾準備中)とか変なネーミングになってるみたい。

家庭大好き・お庭大好き夫が最近いそいそ買ってきてくれた物は


BBQコンロでした。


一緒にスーパーへ行く度に "BBQコンロでタマネギ焼く? トウモロコシ焼く? " ってウルサイウルサイ。

コンロの後ろに写ってるプランターは、夫が此処で焼くのを楽しみに待ってるズッキーニ。

**


さて家のBBQも、お友達のお招き予定も滞ってます。
お庭テーブルが古さで朽ちて上板が落ちそうになってるのです。
長らく使い過ぎたワ。食器を乗せるのはいよいよ危険な感じ。

お外テーブル買いに行かなきゃ〜・・・なのでお2人様もう少し待っててネ。

今はテーブルが使えないのに夫は無理矢理コーヒーを持って出てお庭で手持ちで飲んでます。



結婚すると変わる男(2)

June 03, 2014

夫が久しぶりのお休みの日。雨樋がある裏路でアルストロメリアが開いた。


お水を遣ってると夫も出てきて黄色いお花のコントラストが綺麗だって言いながらしげしげ眺めた。朝顔の丈がまた伸びてたよ、見た? 見た? って嬉しそう。

ガレージの塵取りや帚を置いてるコーナーで


夫は蕾に期待を向けて覗き込んだ。


寝不足が続いてたから1日ゆっくり身体を休めたら? って前日から言ってるのに、お休みが嬉しくて仕方ない夫は虫を取っ払ってくれながら見回ってた。


マダム・ビスコッティが亡くなったワンちゃんのご飯を買ってたガロン缶が此処にも。貰い受けたのち良い具合に朽ちてきた。


水玉みたいなワイヤープランツが爽やかで好きだワって話しつつ


お水遣りに忙しないお嫁にくっついて夫は次々に提案する。


  "アイス買ってきてお庭で食べようよ。"
  "あとで一緒に散歩に行かない? "

幸せそうな夫を見てると此方まで嬉しくなる。


立派に咲いたレーゼンベルグをカットして家内に活けた。


其してちょっとお茶休憩。

  窓へ目をやった夫がまた提案した。
  "網戸張り替えようか? "

え〜・・・?

マイホーム夫の極みだわ〜って驚きながらも断る手はない。
いいの? ありがとうって言うと早速サイズを測ってホームセンターへ飛んで行ってしまった。


意気揚々と網や枠留めを買ってきて、建具を外してお庭で張り替えてる・・・


茫然と眺めてた。結婚前は家仕事を率先してする人になるなんて想像もしなかったのだ。凄く楽しそうに張り終えて・・・

  網戸のあとは咲き終わった薔薇を伐採してくれた。
  ゴミ袋幾つもの枝を落としてくれて
  伐採中、毛虫が居る!って駆除薬を撒いてくれて

其れから夫の希望通り一緒にアイスを食べた。


翌朝6時。可燃ゴミの日。


ベッドを抜け出してた夫が戻ってきた音で目が覚めた。

切った薔薇枝のゴミ袋がたくさんで重たいからと
ゴミステーションへ出しに行ってくれたんだった。

え〜・・・?

自分がものすごくダメ嫁に思えました。


  *結婚すると変わる男



カテキョの靴

May 27, 2014

いつにも増して下らない上、美しくない話題です。
見納めのアンジェラを撮りながら。


男性の知人が学生時代に家庭教師をしてたって昔話してた。
訪問先の女生徒は先生が暇を告げるお玄関で度々言ったそう。
"先生、ずっと此の靴なんですか。"
"此の靴が好きなんですか、替えないんですか。"


女性目線では此処まででもう、女生徒ちゃん可哀想〜! って思ってしまう。


スリッパになって異臭がする側に座るが辛くてたまらないから靴を替えて下さいとも言えず、なんとかしてもらおうとギリギリのやんわり発言。お勉強どころじゃなかったかも・・・

ところが男性側は含みを解さず、よく靴の事を聞くから自分の靴に興味があるのかもって思ってしまった。あ〜最低・・・
其うなると、どんなに靴のお話を重ねても別の方向にしか受け取られなさそう。


夏のある日にとうとう訪問先のお母様がお金の封筒を手渡しなさったんですって。


"此れで通気性の良い靴を買って下さい。"

堪まりかねたのでしょうね。気の毒だわ・・・
そこまでされてやっと気がついたのだそう。


本人は靴の質問をされたのだけしか憶えてないけれど


きっときっと女生徒ちゃんはもっと早い段階から色んな試みで気づいてもらおうとしてたかも。

**


この話題を女性に話したらば "ヤダ〜靴替えないのかって言われたらすぐ解んなさいよねぇ " って反応。男性に話したらば "靴にコメントされても、足のことが言いたいって解らない。" でした。



必要各々

May 17, 2014

サメビタキ先輩が下さったチョコレート。


こんな可愛さ、テンションも上がります。


1粒を夫と半分ずつ頂いて、違うお味をぜんぶ楽しみました。


此のお店はガナッシュ系が好みカナ。

パッケージもシック可愛いです。


サメビタキ先輩はコンサートの日、終わってからはチョコを、始まる前にもう1箱和三盆を差し入れて下さったんです。

**


本番前は緊張で、弾き終わるまでご飯が食べられないんです。

お昼のコンサートなら午後に終わるまで、夜のライブなら遅くまで何にも喉を通らない。カロリーだけは沢山摂ろうと甘いジュースをガブガブ飲んで当日の体力を保つ感じ。

だから終わってからいつもドカ食いするのですけれど・・・

前に様子をご覧だった先輩は口の中でスッと溶けてエネルギーになるものをって、はじまる前に届けて下さった。有難く控え室で頂きました。

胃に何も入ってない時に脂分があるものは気持ち悪くなるかもしれないから和三盆なら大丈夫でしょうって繊細なお心遣いに感動。

先輩のように、相手にとって1番必要なものをスッと渡せる人になれたらいいな。目指そう。


とりあえず家内にオヤツを必要としてる人(?)が居たので・・・


お夕飯に使った残りの生クリームで夫の好きなムース作り。
泡立ててフルーツペーストと併せ中のボウルの中。



Solの支配

May 07, 2014

幾ヶ月・・・1日の間も空けずに続いた緊張は解くのにも数日がかかる。
毎回コンサートを終える毎に実感する。


暗譜を充実させようと重ね重ねたお勉強は、終わってからは音が頭から抜けなくて困ることになる。

"マノンの嘆き" はソの音に支配されたコンサートだった。

曲目を選択したときはテーマを第1に考えてたから気がつかなかった。
お稽古を始めてもすぐには判らなかったのだ。

ショパン・ノクターン21は冒頭がSol。
バラードNo.4も第1音目から連続したSolが幾度も。
ラヴェル・ワルツは奇抜な和音を支えるバスがSolで始まり、
深く伸びるSol単音で終わる。


ピアソラ・さらばパリはSolの2連打で開始して高音Solが重なり、
終わりもやはりSolがバスになる和音。
ミケランジェロ'70のFaシャープ始まりFaシャープ終わりは
Solフラットの同音。


チャイコフスキー白夜は長く尾を弾くSolに終わる。
舟歌は低音Solの開始で高音Solの連打終わり。
ノクターンはSolシャープからのメロディーで始まる。

グラナドス・マハもSolフラットに読み替えられるFaシャープで始まる。

  12曲中9曲、Solが支配する曲たちだった。


不思議な一致になった。


緩急ある楽曲の中どこかしら似通った色合いを求めて選ぶ内
無意識にSolを集めてしまってたようだ。

マノンは私にとっては魅力的なテーマだった。
記録のために第18回の最終記事としてもう1度プログラムをあげておきましょう・・・

次回第19回はまた新たなテーマに挑戦したいと思います。其うしてコンサート形式も変えて・・・。これから少しずつ選曲を始めてゆきますネ。




 《第1部》
ショパン ノクターンNo.21 *ショパン・ノクターンNo.21
別れのポロネーズ *別れのポロネーズ
バラードNo.4
ラヴェル 高雅にして感傷的なワルツ *ラヴェル -- アリスブームです
*ピアフとラヴェル
*お鍋の穴
*ラヴェルとオタクな日々
*ラヴェル--バレンタイン2014
*ラヴェルの囲み力
《第2部》
ピアソラ さらばパリ
ミケランジェロ'70
チャイコフスキー 白夜 *白夜 -- 一緒に食べよ?
舟歌 *チャイコフスキー舟歌の無力
*舟歌の展開部
収穫の歌
ノクターン *チャイコフスキー・ノクターン19-4
グラナドス 灯火のファンダンゴ *ゴイェスカス
*思いつくまま飾る枝
嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
*夜鳴きうぐいす
*女の嘆き
*フロレットという女性
*結婚の条件
*女の居室とグラナドス
*小夜啼鳥
*春の日常



■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ
*女のインテンシティ


*4.23 ピアジュリアン
*ババールカードVol.17とライブの思い出
*ライブのあとに
*ボロボロです
*ホラーと天才

■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間
*人のバッテリー


*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5
*お稽古記録マノンの嘆き6
*お稽古記録マノンの嘆き7



コンサートの翌朝

May 05, 2014

(撮影者:シジュウカラちゃん)


馬鹿嫁の図。無意識の終演直後です。

シジュウカラちゃんが送ってくれた写真を見て、終演から1時間くらいの間のことって何にも憶えてないナァって知りました。


ただただフラフラで・・・


お客様のお見送りに廊下に出る段取りがあったワってレベルの記憶だけ。脳みそがなくなっちゃってる状態です。

  翌5月4日は望んでた事をたくさん楽しみました。


朝5時。


早くに起き出して 'プログラム通しをしない日' って実感を心いっぱいに感じる瞬間を何日も前から楽しみにしてました。

目覚めるなり 'お稽古しなきゃ。あの部分を修正して、あっちの部分を暗譜確認して・・・' って重たい気持ちで起き上がらなくって良い日。目覚めた瞬間お布団まで軽く感じた。

ピョンって撥ね除けてランラン階下へ降りて1番の作業は排水溝。
キッチンとバスと各洗面の排水を全部ピカピカにしていった。
普段から好きなことの1つです。リサイタルまでの緊張と不安の澱みをスル〜って洗い流すような気分になった。

前日と当日の丸2日間かけてなかったお掃除機を早朝から動かして
お掃除機の中も拭き掃除して・・・

辺りを綺麗にしながら1プログラムに賭けてた自分自身の気持ちも充足感と共に整理されてゆきました。


差し入れお菓子もパクパク頂いて、うんと疲れた身体をお客様のお心遣いで満たし・・・


1つ1つ可愛いお菓子箱や包装も楽しむ時間に、此れまで費やしたエネルギーを取り戻してゆくような気持ちになりました。


お初に口にした此方はボンボン・ロケットってお店のクリーム・サンデーです。


バター・フレーバークリームをさくさくサブレで挟んであって
フレーバー毎にナンバーが違っててとっても可愛いのです。
知らなかったお店でした。リピートしそう。



ホラーと天才

April 30, 2014

**5月3日午後2h〜神戸芸術センターにてリサイタルです


浅田真央選手が飛べない! と心乱れたとき
お姉様の浅田舞選手が仰ったそう。

"昨日まで飛べてて今日飛べなかったら天才よ。"
なんとなく点けたテレビの特集番組だった。

気のおけない姉妹の会話っていうより、ご自身もスケーターだからこその力強い表現。

此の言葉に慰められた。


通常演奏には特別な問題を感じてないけれど
今心が押しつぶされてる理由は暗譜の恐怖に尽きるのです。


本番で "次の音なんだったかしら" が始まるのって多くのお方に起きる事でしょう。何十回確かめても、何百回弾いても、本番で全部飛んじゃうアレ。

百発百中を確認してたって101回目が本番で訪れるホラー。

幸い今までは大きな事故がなかったものの、恐怖の図式が背後にあるのに変わりはないのです。ホラー映画にある風に、安堵した途端にガバ〜とか・・・ありそうで。

安らぎも抱けない反面、事故を想定してビクビクしながら鍵盤に向ってると譜面の記憶は益々乱れる。コンサートの間中、いつ訪れるかわからない・だからこそ恐いホラー現象に苛まれる。

其して此うした恐怖こそ最大の邪念です。


耐え難いホラータイムを前にメンタルがボロボロになってるとき
浅田舞選手の言葉は慰めにも励みにもなった。


昨日まで弾けてて今日暗譜が飛んだら天才だって思おう・・・


*-*-*-*-*-*-*-*-*

5月3日パリの風
チケットのお申し込みは、神戸コンサート協会
Tel.078-805-6351 までどうぞ


■5月3日パリの風プログラム



 《第1部》
ショパン ノクターンNo.21 *ショパン・ノクターンNo.21
別れのポロネーズ *別れのポロネーズ
バラードNo.4
ラヴェル 高雅にして感傷的なワルツ *ラヴェル -- アリスブームです
*ピアフとラヴェル
*お鍋の穴
*ラヴェルとオタクな日々
*ラヴェル--バレンタイン2014
*ラヴェルの囲み力
《第2部》
ピアソラ さらばパリ
ミケランジェロ'70
チャイコフスキー 白夜 *白夜 -- 一緒に食べよ?
舟歌 *チャイコフスキー舟歌の無力
*舟歌の展開部
収穫の歌
ノクターン *チャイコフスキー・ノクターン19-4
グラナドス 灯火のファンダンゴ *ゴイェスカス
*思いつくまま飾る枝
嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす *シネマ記録(7) 愛と宿命の泉Part.2
*夜鳴きうぐいす
*女の嘆き
*フロレットという女性
*結婚の条件
*女の居室とグラナドス
*小夜啼鳥
*春の日常



■パリの風関連リンク
*パリの風 第18回プログラム
*崩れ落ちる音
*女というもの
*風とリーフレット
*5月3日の楽しみ
*女のインテンシティ


*4.23 ピアジュリアン
*ババールカードVol.17とライブの思い出
*ライブのあとに
*ボロボロです


■お稽古関連リンク
*2014年1月の泣きそうな日々
*雪の日に
*お稽古期間に
*補助輪をはずして
*2014年3月と1年間
*人のバッテリー


*お稽古記録マノンの嘆き1
*お稽古記録マノンの嘆き2
*お稽古記録マノンの嘆き3
*お稽古記録マノンの嘆き4
*お稽古記録マノンの嘆き5
*お稽古記録マノンの嘆き6
*お稽古記録マノンの嘆き7



お庭とお茶と

April 16, 2014

数えきれないくらい小花を開いたビバーナムティヌス。
今時期のお庭のメインになってます。


コンサートが忙しかった夫が久々のお休みの日
豊かな陽光に照らされたお庭へ。
一緒に植木のお手入れ時間を楽しみました。

シュートを伸ばした薔薇に誘引ワイヤーを増やして
挿し芽、草抜き、お水撒き。新芽がつかなくなった古枝は
夫がノコギリで落としてくれてスッキリ。


お庭作業中キッチンでピピッと音がした。
楽しみにしてたミルククリームケーキが焼けたのでした。


軍手を外して休憩のお茶です。


お外作業の前にキッチンエイドが働いてるのを覗きながらワクワク待ってた夫はミルクケーキをお代わり。


お茶を飲みながらお庭ソファからふと眺めると


アーチが家の壁に影を作ってました。
鏡のような不思議な感じに見入っておしゃべり。


穏やかな午後の時間を終えると、しばし別々の練習室へ。
ひと区切りついたらば今度は一緒に食材のお買い物。

夜はご飯作りのお隣で使った調理器具を洗っていってくれて
一緒に食べて、一緒にお片付け。平和な1日。

今日も暖かくなるのかな。



春のお花たちと

April 07, 2014

ガレージの隅っこ。


今年はどこのお宅もクリスマスローズの花つきが良いみたい。
嬉しいですね!

左上の葉蘭がある処は家屋を巡る回廊風の細い通路。
夫と食材のお買い物から帰って此の回路を通ろうとすると

お隣さんの立派な桜が花開いてた。


高さのある屋上テラスからの眺めはまるで我が家の木のようで
桜の木がない拙宅から美しい借景を楽しませて頂いてます。

早速夫とテラスへ出て迫るように咲く姿を満喫した。


テラスフェンス越しにパチリ。

フェンスよりも此方側に伸びてくれたら良いナァ・・・
切らないでねってお願いしたいな・・・

よそ様の木を愛でて楽しんだあとは


フラミンゴちゃんのお土産セットの1つ、


ドゥボーヴ・エ・ガレのチョコでお茶を飲んでからレッスン。

毎日微妙に変わるテーブル花、


ヒヤシンスが1本増えた昨日は此んな感じでした。



2014年1月の楽しみ

January 31, 2014

深夜までかかってリサイタルチケットのレイアウトができた。


毎日追われてくたくたでどうしようって泣きそう・・・ それで息抜きにお菓子を焼きました。

お玄関口までだけちょっと届け物ね、ってマダム・ビスコッティのお電話。

同乗のお友達がいらっしゃるからお茶を飲んでく時間はないって聞かされた。だから大急ぎでお土産にするお菓子を焼いた。


少しだけ残ってたホワイトチョコをベースに


  *ホワイトスフレ

蒸してもっちりさせてから表面を焼いたケーキでした。
一度蒸しておくと翌日暖め直してもソフトな肌理が保てるみたい。ミルキーなお味には合う気がする。

焼きたてを夫がパクパク。
湯気の立つお菓子の前で幸せそう。


お裾分けを詰めるのは楽しい。


手持ちの中からお相手に合わせてナフキンやカードを選んで、取り置きの蜂蜜箱に入れて・・・
春夏は素人の手焼きものは万一が怖いから、ごく親しいお家へ自家製がお届けできるのは冬だけの楽しみです。
何より夫が喜んで食べてくれるのが1等の楽しみ。


*2011年11月
*2011年12月
*年頭の記録2012
*2012年1月
*2012年2月
*2012年3月
*2012年4月
*ちょこっと凝集
*異常食欲、2012年5月
*2012年5月末
*2012年6月
*2012年7月冒頭
*2012年7月のリビングルーム
*2012年8月の本番翌日
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*PJバーベキュー2012と8月末
*2012年9月のペンキ塗り
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年10月のベッドルーム
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*冬の予定など・・・
*2012年12月のクローゼット
*2012年12月の反省
*年頭2013
*2013年1月とお針ごと
*2013年2月のデスク
*春、副業、代り映えナシ
*2013年3月のシーツ
*2013年4月のカーテン
*2013年5月初旬の1日
*2013年6月はじめ
*2013年7月の家事
*2013年8月の音楽生活
*2013年9月のガラス掃除
*2013年10月のキャネット
*2013年11月夫の好きな秋物
*2013年12月のお菓子と悩み
*2013年年末間近



ホワイトスフレ

January 17, 2014

1.3kgのホワイトチョコ。


ホワイトチョコ搬送中に外包が壊れて商品にしづらくなったトラブルで、お友達のお友達からみんなで少しずつ引き取ったチョコでした。

買い取る私たちにとってはお安くって搬送側もお品がはけて、助け合いネ。


編曲にお稽古に煮詰まりがちな週、気分転換にホワイトチョコベースのスフレを焼いてみた。


てっぺんがヘロヘロ形悪くって恥ずかし〜

卵2個に対してホワイトチョコ180gくらいの分量でした。


夫は譜面処理の手仕事があったのにキッチンエイドが動き始めるとキッチンをうろうろ。


メレンゲだ〜♪ って期待に満ちて・・・


卵黄と溶かしたチョコを合わせ中。ボウルに付いた残りを夫は指に取って、ウマ〜い♪


焼き上がりはミルキーな熱々スフレ、瞬く間になくなっちゃいました。

お部屋に漂うバニラの香りが今冬の夫の好きなものです。



四本足

January 16, 2014

葉っぱデザインの大きめボウルでテ・オ・レをたっぷり。


葉っぱのところだけ青い部分を削ってあって少しへこんだ透かしの感じが面白くって2年程前に求めた。1880年〜1940年頃のディゴワン&サルグミンヌ。

お茶とおやつばかりが進み、打込み作業は停滞中。お仕事もお稽古も煮詰まり気味で、夜遅くまで開いてる古本屋さんへ夫を誘った。

ストレス解消法はやっぱり読書。お供のおやつだって重要です。
今はルソー近辺がとっても面白い。


《あなたの本を読むと、四つ足で歩きたくなったが、残念ながらその習慣は50年来廃止している。》


大好きなルソーに強烈な揶揄を投げたのは、大好きなヴォルテール。好きな著者さん同士は決まって仲が悪いです。

ヴォルテールの科白にはわけがある。
彼はルソーの "自然へ帰れ" という説について述べ、しかし実際にルソーはどの書物に於いても其の言葉通りには書いていない。

平岡昇様がルソー書 "ルソーの思想と独創性" の項目で当件を明瞭に著してらっしゃる。

《 "自然へ帰れ" ということばは、ルソーはどこにもいっていない。かりにいったとしても、それは、都会文化に毒されていない田園の讃美そのものを直接にさしているのでもない。美しい外的自然を讃美するのは、それにいわば内的自然の投影を見て楽しむからである。
  モラリスト・ルソーが強調するのは、人間の内的自然の回復への努力であり、自然状態への復帰ではない。》


"人間不平等起源論" 当時アンチ・ルソーは多くが自然賛歌の誤解から起こったそうだけれど
ヴォルテールは当然のこと誤読をしたのじゃあないらしい。


内省の趣意と自然帰依を混同したアンチ・ルソーの論法に故意に則っての揶揄であったそうだ。

1755年頃の一件は

  (未考察。年表に寄ると人間不平等起源論公刊が1755年4月。その後ヴォルテールに著書を送って手紙のやり取りがあり同年9月にディドロらの百科全書第5巻に政治経済論を寄稿しているため此の年と推察しましたが違ってたらごめんなさい。)

個人的には、むしろルソーの論旨を混同したアンチルソーたちこそ四本足で歩きたくなる種類の理解だと思わせ、わかりながら其の論法を用いてみた皮肉屋ヴォルテールには喝采というところだ。そして何があろうとルソーは変わらず大好きだ。

  *好き嫌いのそれぞれ


あまりにも機知を欠いた対話の記憶に辟易して18世紀思想家たちに慰められた夜。決して自分もウイットに富んだほうじゃないが野暮にも限度があると思い返す1月。


■ルソー関連リンク
*育ててもらった子供として
*ファゴットルームとルソーの樹液
*ガラスものとルソー
*丘とルソー

■ヴォルテール関連リンク
*好き嫌いのそれぞれ



アップルパイとダウン

January 10, 2014

ど〜ん。少し前に夫が買ってきてくれたアップルパイ。


此のお店のが好きで時々ピースで求めてた。美味しくってすぐ食べ終えちゃうから1度ホールで食べてみたいワって言ってたのを憶えててくれたのだ。

でもねホールもすぐ食べちゃったナ。う〜ん・・・


おうち焼きは小さいシュー。
食欲はあるけれど風邪でダウン。


防水工事は大詰め、リサイタル書類に関する連絡がちらほら。使い捨てコンタクトレンズの追加を求めに眼科へ出掛けたり、暗譜に頭を抱えたり、校正を進めたり、伴奏合わせをしたり。

昨日も1日ばたばたして、年末から引きずってた風邪を騙し切れず発熱。今日はピアノ室を暖めて、休み休みお稽古の日。




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