La tableV



とん・とん・とん

December 21, 2010

夜が明けない時刻、

空腹に目が覚めちゃった。


黒パンとクリーム煮たっぷりで、早い早い朝ごはん。
アルフォンス・ドーデ作 "プチ・ショウズ" を読み終えた。

ハイネは青い目の詩を書いた。
ドーデには黒い眼が出てくるのヨ・・・♪

《黒い眼だ。黒い眼がにつこり笑つて彼の前に立つて居るのだ・・・》

プチ・ショウズが好きな女の子が "黒い眼" として現れる。可愛いわね。人の形状と違った描写は彼女を不思議に魅力的に感じさせて、従順な愛らしさも醸し出すよう。

《黒い眼は、彼が何も言ひ出さないのを、大層不思議がつた。》
《黒い眼はかヾやき出して彼にむかつてほゝゑむ。》

実像が定まらず、そして可愛らしい・・・ そっくりな子を知ってるワ。何処で?


**


別々の作家さんが書かれた登場人物が似ていることがある。絵画の中のお人と物語の脇役さんが重なることもある。お作同士に共通項が見つかると とっても嬉しい気持ちになる。

楽曲にもときどき書物の登場人物に重なるモチーフが見つかる。黒い眼ちゃんに似てる子に触れたのは、確かショパンの譜だったワ・・・

とん・とん・とんって3つ4つ小さく打つの。内気な黒い眼のまま、お顔が見えてこない音。まるで予兆のようだけど、重大な役目は担っていない。黒い眼ちゃん同様に連続しては現れない。

幾度か小さく奏でる。とん・とん・とん。ディベロップメントに繋がらず、また消える。恥ずかしがり屋さんの音。

数回出てくるだけの音の扱いに悩み、お師匠様にご相談したから憶えてる。でもどの曲だったかしら・・・ ワルツ、ノクターン、バラード、スケルツォ、一生懸命譜面を繰ったけれど見つからない。

黒い眼ちゃん何処に隠れたのカナ・・・


**


早朝に目覚めて此んな探し物をすることがある。本と楽譜が散らかる楽しい時間。



ブクステフーデのパッサカリア

December 05, 2010

チーズは止めどきがわからないって思う。


サルディニア島産 羊乳のチーズが美味しくってお夜食にお部屋へと持ち込んだ。ヘッセ "デミアン" を読むため。

小説に出てくる音楽は、お話を彩るばかりじゃあない・・・ 主人公のまた作者の心を反映し象徴するものとして とっても大事に見る。

プルースト、ファベール、バシュラール、たくさんの作家様が音楽を用いて心情を、風景を語られる。ヘッセはブクステフーデを用いた。


《私は悩ましいときは、ピストーリウスに古いブックステフーデのパッサカーリヤをひいてくれるように頼んだ。
夕方の暗い教会の中にこしかけて、私は、この異様な深い沈潜的な、
自分自身に聞き入っているような音楽にひたった。》

                                          高橋健二様訳


ふふ・・・♪ 変奏の性質を持つパッサカリアは、主人公シンクレールの2面性の内蔵と重なって見える。反復し続ける作曲形態も、彼が明暗の世界を行き来せずにいられない狂おしさを髣髴とさせる。

またパッサカリアのうち バッハでもラインベルガーでもないブクステフーデを側へ置く主人公。

主人公と同じくラテン語学校出身のブクステフーデの17世紀音楽は、牧師の家に生まれたヘッセが もしかしたらおうちでよく耳にした曲かもしれないわ・・・

そして・・・ "デミアン" を著したときもまた、此の曲に聞き入ったのではないかしら・・・ そんな想像をさせた。



経験

December 02, 2010

時々無性に食べたくなる

キューブ・ブリオッシュ。


イカリスーパーさんの商品で、キューブにカスタードクリームが入ってる♪ 少しトーストすればブリオッシュの層がふんわりサクッ。

昨朝のテーブル話題。

いろんな経験をなさってる方を羨ましく思うことってある。いいなぁ・・・って憧れる時、経験の結果を見てる。それに至る努力と辛さに目を当てぬままと気づく。

それでも経験と結果にはやはり羨望を拭えなくて・・・
其んな私にカミュが言う。


《どれだけの量の経験を獲得するかということは、ぼくらの人生の状況如何によると考えるのは間違っている》

《経験の量はまったくぼくらしだいのことなのである。》


そうなのね。経験豊かな方を見れば、経験を得られる環境があったんだわって考えがちだった・・・


《同じ年数を生きたふたりの人間に対して、世界はつねに同じ量の経験を提供する。
それを意識化するのは受取るぼくらの側の問題だ。》


其の通りだわ・・・ 他所様だけ特別に与えられたかに見える経験の豊富さを羨ましく思うべきじゃない。私にも与えられた筈の経験を意識化できなかっただけなのね。

カミュは此うと続ける。


《自分の生を、反抗を、自由を感じとる、しかも可能なかぎり多量に感じとる、
これが生きるということ、しかも可能なかぎり多くを生きるということだ。》

                               シーシュポスの神話より
                        清水徹様訳


ね? 与えられる量が違ってるかも・・・って思えば諦めてしまうこと。でも気持ちや意識の問題ならば、今から始めても遅くないわネ。

*辛くなったらシーシュポス



レミ・ド・グールモン

November 15, 2010

ショルダーベーコン、

パセリ入りガーリックラスク、

カリフラワーとキャベツのクリーム煮


カフェオレと果物。朝ごはんを食べ終えてメールに気がついた。
遊びに行かせていただいてるサイト様から興味深いお誘い・・・
お話に加わりませんかって仰って下さった議題はレミ・ド・グールモン。

皆様ご存知のとおり私は文学部ひとつ卒業したわけじゃあないんだワ。
だから素人感想だけれど "落葉" 話題に混ぜていただいたの・・・♪


**


落葉" の一等好きな箇所はね、最後のところなの・・・

     Viens : nous serons un jour de pauvres feuilles mortes.
     Viens : déjà la nuit tombe et le vent nous emporte.

堀口大學様訳では
     寄りそえ 僕らもやがては 哀れな落葉であろう。
     寄りそえ もう夜だ そして風が身にしみる。

ってなっている部分ネ。

un jour と déjà が呼応する。いつか哀れな落葉に・・・と、遠い日の事を述べ、その矢先に "もう" 夜だって・・・。昼が終わり、遠い日へ1つ近づいてしまった気づきのような焦燥感。

詩は音楽のように刻一刻とトーンを変え、たった1文の前と後で時間の流れ方が変わったりもする。

其んなメロディーの表情が大好きなの。もちろん feuilles mortes と nous emporte など韻も美しいメロディーですよね。


**


内容では4つのパラグラフの進み方に興味をひかれたのヨ。下部にテクストを沿え、わかり良く番号を振りました。

@地の枯葉の色:筆者は少し離れて落葉の風景を見る
     ↓
  風の要素が加わる
     ↓
A枯葉が立てる音:筆者は風と枯葉を見・聞く
     ↓
  足で踏み砕く要素が加わる
     ↓
B枯葉が泣く音を足許に聞く→@Aとの対比:筆者自身が枯葉の上に立つ
     ↓
  踏まれた枯葉の痕
     ↓
C筆者の想い:踏んだ枯葉を見る若しくは振り返る


**


4つのパラグラフは筆者と枯葉の位置関係・時間経過の関係が顕著なのネ。@A部分とBC部分は位置が変化してる。

ならばpauvres feuilles mortesとは 地に落ちた枯葉ではなくて、地に落ちて砕かれた枯葉ではないかしら? って思ったの。

Bのパラグラフは傍観から能動への重要な部分に見えた・・・


**


もうひとつ注目したいことがあった。あのね、枯葉の音。

@des tons si graves
AElles crient si tendrement
Belles pleurent comme des âmes

@はただ "重い音" なんですね。Aで "優しい叫び" になってBでは "魂(生命)あるかにすすり泣く"。段階を追って人間らしい表現へ近づいて参るんだわ。

そうして枯葉を踏みしだき、擬人化されてきた葉を最後にCで自らに喩える・・・

するとどうでしょう。幾度も繰り返された
《シモーヌ 君は好きか 落葉ふむ足音を?》って言葉が最後には違って聞こえてくるの。

君は僕が好きか? って感じられてくる・・・ 僕との思い出が、一緒の散歩が、此の時が、そして僕らの未来が好きか? って。

素人なりにフランス詩を大いに楽しんだ日曜日でしたヨ。


**


Simone, allons au bois: les feuilles sont tombées;
Elles recouvrent la mousse, les pierres et les sentiers.

@
Simone, aimes-tu le bruit des pas sur les feuilles mortes?

Elles ont des couleurs si douces, des tons si graves,
Elles sont sur la terre de si frêles épaves!

A
Simone, aimes-tu le bruit des pas sur les feuilles mortes?

Elles ont l'air si dolent a l'heure du crépuscule,
Elles crient si tendrement, quand le vent les bouscule!

B
Simone, aimes-tu le bruit des pas sur les feuilles mortes?

Quand le pied les écrase, elles pleurent comme des âmes,
Elles font un bruit d'ailes ou de robes de femme:

C
Simone, aimes-tu le bruit des pas sur les feuilles mortes?

Viens : nous serons un jour de pauvres feuilles mortes.
Viens : déjà la nuit tombe et le vent nous emporte.

Simone, aimes-tu le bruit des pas sur les feuilles mortes?



地下室の手記

November 08, 2010

雨の朝。ドイツのオミヤ、おじゃが用調味料で簡単グラタン。熱々をふぅふぅ頂くのが嬉しい季節ですネ。


週末の治療から腫れと痛みが強くって 動かないまま読書ばかり。
ゾラのあとに手に取ったドストエフスキー "地下室の手記"。

面白かったの〜! あんまり面白くて、麻酔が効くのを待つ間も診察台でも放せなかった。


**


弱さゆえのヒステリックなエゴイズムが延々と描写される。中篇いっぱいまで病的にアンビバレンツな独白なのヨ。お人の予期せぬ行為の意味を神経症的に考え続け、対する自己へは間断なく後悔を重ねる。

他人に屈服するごと意識は反発のエネルギーを強くして・・・ エネルギーは更に絶え間ない後悔の悪夢を強めてく。

最後に主人公は独白する。


《屈辱というのは、なんといったって浄化だ。これは、いちばん痛切な、苦痛をともなった意識なんだ! (中略) 屈辱は彼女のなかでけっして死に絶えることがない。そして、彼女の行手にあるけがれがどんなに醜悪なものであっても、屈辱は彼女を高め、清めてくれるだろう・・・ ・・・憎悪によって・・・ ・・・ふむ・・・ ・・・あるいは、赦しの気持ちによってだ・・・ (後略)》


そして主人公から私たちに質問が投げられる。


《安っぽい幸福と高められた苦悩と、どちらがいいか? というわけだ。
さあ、どちらがいい?》


                                                          (江川卓様訳)


**


1つだけ疑問だったコトをダチョウ君にメールする。乾パンが出てくるのだけど、フランスの硬いプチ・パンのように日常的な食品なの? ロシアの乾パンって耳にしたことない気がして・・・って。

2分後のお返事。
" '乾きパン' だって? ドストは全作ロシア語版を持ってるから、次に会ったときロシア語で何と書いてあるか一緒に見てみよう。"

文学友さん強し・・・♪



パンと本

September 13, 2010

土曜日はお集まり頂きましてどうもありがとうございました。


岡本でコンサートなら・・・と、本番より前にフロイン堂さんへ直行! 早い時間にゆけば大好物の餡ドーナツがきっと買える。チャンス、チャンス・・・♪

バゲットや胡桃パンも買い込んで、重いドレスバッグになりました。

フロイン堂さんのパンのお隣は、近頃にうんと嵌ってたバルザック "社会生活の病理学" (訳本邦題 "風俗のパトロジー" )。下記リンク "お玄関はお家の・・・" の記事で引用しています。

端的には、"支配のための知性" がレトリックになります。近代フランス発展の原理を分析する意向から書かれた一冊なのですって。大衆への、また無自覚へのカリカチュアは鋭いイロニーがたっぷり。

訳者山田登世子様のまとめられ方も素敵なの。作者注と訳注にわけて注釈が入り、とてもわかり易いのです。お友達にたくさんお勧めしちゃった一冊。

おいしいパンと本の話題でまったりな日曜日を過ごしました。
そうそう、コクトー詩の中 "僕にパン釜の匂いをつけてくれ" ってあったわネ・・・♪

*お玄関はお家の・・・
*六角のカタツムリ
*エートルを愛でる



体験

September 01, 2010

"デュオ・ババールってどんなユニットなんですか?"


科白が司会原稿に書かれてた。ババール紹介にラジオ局へ参ったから、此れをキューにババールをご説明すれば良いのね? って。

いきなりにオンエア中の室内に入る。打ち合わせなしの生放送。
うふふ・・・ババールのバの字も出ぬままに暑かった夏の話題?
え〜(笑)

ズワイガニ姫と私が絡む予定が、何故か流れで別々のこと話してる(笑) 生はスリリングでとっても可笑しいワ。

年を経るって、体験をどんどん面白がれるようになることなのネ・・・って感じながら笑ってた。
久しぶりにまったりな朝。ビゴさんのパンの前で。



ホーロー・バスケット

August 26, 2010

ネコヤナギ君のお野菜がたくさん届いた。


土つきお野菜は、どれも採れたて。40年使ってもまだ丈夫なホーロー・バスケットにどっさり積む。両のはじっこをシンクに引っ掛けて、土だけ落とせちゃうのですもの、便利ね・・・♪

ヨーグルトが余ってるから、夏野菜ティッカを作りましょう。
おじゃがはね、パヤッソンにするんです。

paille   藁
paillasse 藁のお布団
paillasson 藁の靴拭いマット

フランスで おじゃがの掻き揚げなどを此うと呼ぶの。てんぷら掻き揚げより細かい千切りおじゃがったら、あのパサパサした粗く茶色いマットのようですものネ。

綺麗なお名前じゃない。でもカジュアルな家庭料理になんだか面白くマッチしちゃうのネ。


**


今日はね 夕方ちょっぴりお出掛けデス。ダチョウ君のお兄様、フランス鴨君がお初に日本へ来なさったんだワ。アサリ君と3人で神戸をご案内の夕べ♪



本を選ぶ

August 18, 2010

本の数はとっても多いけど

本の種類はとっても少ない。


純文学と哲学と美学と歴史・・・大体は4つくらい。
沢山種別を読んだ後に決まったジャンル。その後あまり変化ない。

日本文学、ドイツ文学うんと読んだ10代を過ぎて、やっぱりフランス文学が好きって実感したり・・・。昔には歴史小説も楽しく読んだナ。

今はね、歴史は私観を排したものばかり。何故って私は歴史に詳しくないために、小説で読むと著者の主観をそのまま取り入れてしまうから。多方面からアプローチした客観的な論で やっと少しだけ歴史を立体的に理解できるって感じる。

其んな本の好み。


**


近頃に読み終えた "絶対君主の時代"。
絶対君主は 専制君主と混同してはならないと注意書きに始まります。

地図や年表、索引がついてて興味深いの。著者は歴史学者の今井宏様。新制大学になった第1回の東大博士課程に進まれイギリス革命周辺がご専門らしいですが、ヨーロッパ史全体像のご考察も楽しいの。

おしまいに近づくと、いつもの通りケチンボになって少しずつゆっくり読んだ。だのにもう終わっちゃったんだワ・・・

次に読むのが2冊っきりないのよ・・・ 本が少ないと不安だワ。買出しに行こう! 其の前にポテトを揚げましょ。

*本を読む



本を読む

August 15, 2010

本を読む。

たくさん読む。


読書だけに費やす時間ってなかなか取れないものですよね。だからお料理時間の隙間を縫って・・・。

お鍋を掻き回しながら。カッティングボードの野菜屑を集めながら。嘘みたいにちょっぴりな隙間を本で埋める。キッチンでページはくしゃくしゃになってる。

ダチョウ君がジャンケレヴィッチ著 "音楽と時 (La musique et les heures) " をプレゼントしてくれた。時間の逆行不可能性が特徴になる思想家の音楽論は、とても読みたかったものでした。

練り尽くされた思想と高度な文章表現・・・いつも触れていたくなる。余分を削ぎ落としたエッセンスのような美で膨大な著書を著す哲学者はね、10代のおしまいに金子篤夫先生が強く薦めなさったのです。

それからずっと・・・お師匠様の世界に近づきたくて後を追いかけるようにたくさん読んできた。

まだまだ知りきれないフランス哲学世界は楽しい発見ばかり・・・♪ 書物の旅は続くのです。今日も本を片手にお鍋を覗きます。

*プーランクの仕草



軍用が好き

July 30, 2010

長年使い込んだフライパンは

大好きな軍用品・・・♪


柄を折って仕舞えちゃうの。剛健で機能性に優れた様を求めれば 軍用品に落ちつくのでした。

機能のためにデザインが生まれてる・・・ 意匠の本質ねって思う。


**


もしどんな自動車でも自分の物にできるとしたら、あなたは何に乗りたい? たくさんの方が空想を楽しんだことがある問いですネ。

私は迷いなくミリタリー・ジープを選んじゃいます。

耐久性と押し出しの強さが大好き・・・♪
いつかあの大っきいハンドルを切ってみたいんだぁ・・・



ご近所さんの蚊取り

July 27, 2010

キッチンの配膳台が散らかってるトコロ!

ネコヤナギ君のお野菜がたくさん届いた。土つきおジャガ、おいしそう・・・♪


いつもの籠を持ってお庭を巡る。良い頃合の紫陽花を摘んでまわる。束ね乾かす前、配膳台が一等散らかってる時刻・・・

暑い夏の日が続く。お庭テーブルで使ってる置き型の蚊取り線香。いやな蚊が元気そうだから・・・ 無理に衣服にぶら下げて、変テコな格好でお花摘みをしてたの。

塀越しにご近所さんに呼ばれた。なぁに?
ブルゴーニュ君が出しゃばって先に御用聞きにゆく。

置き型蚊取りをぶら下げて使うと熱くなって危ないよって。ぶら下げ専用を買ってきたヨって下さった。

わぁ・・・♪

短い時間だからといい加減をしてたの、見憶えてらしたのね。
私も此んな心遣いを 誰かに差し上げられるといいなぁ。



ワールドカップで食べすぎ・・・

July 14, 2010

ワールドカップの間中、夜中ジャンクなものを食べ過ぎた。


試合期間は終わっても夜半を過ぎればお腹がすいちゃう習慣は残り・・・ きゃ〜体型ヤバし!

ミドルパスのオランダとショートパスのスペインの決勝戦。試合は動かないようでいて、実に2国の遠い過去の国家緊張のようでした。

オランダ経済は17世紀来 中継貿易で発展しましたね。産業を発達させるより貿易のための業優先。その工業は中央に権力を集めず各州が小康を保ちながら分散していたのでした。

お相手スペインは中心統治の場を備え置き、敵対小他国自治を取上げては 属領として締めつけながら速い動きで発展しましたね。

サッカーって本当にお国柄が現れるのネ・・・♪
試合対戦国同士の均衡が壊れるのは、お決まりのように歴史上のお国キャラクターが浮き上がるときだって気がするのヨ。

過去、中継貿易中心のオランダが敗北を見たのは、他国が直接貿易を開始したときでした。ショートパスでネ!

なあんて楽しみながら観戦したワールドカップでしたヨ。
ひと月の間、夜中に食べすぎて閉幕・・・
ハーフタイムはお皿おかわりの時間でした・・・反省。

*FIFAワールドカップの17世紀
?豚まん



FIFAワールドカップの17世紀

June 26, 2010

キッチンの配膳台。

取り分ける前の食材が並んだのは真夜中。


3時20分に目覚ましかけたデンマーク戦の前・・・FIFAの試合を観るおやつ用ヨ。挽肉とお野菜の蒸し物、チーズ、大きい瓶のミクスト・ピクルス。

日本が勝ち進んで嬉しいですネ! 2010年ワールドカップって、17世紀ヨーロッパ史にそっくりネって思う・・・。


**


フランス代表はアネルカ選手が監督へ暴言、強制送還、他選手の抗議・・・ 1648年〜1653年の内乱 フロンドの乱のようなことが起きちゃいました。

時を同じくして1640年イギリスは君主と対立してゆく革命期ネ。イングランド代表ジョン・テリー選手、監督抜きのミーティングをしたと記事が出て・・・。

大勢力の帝国スペインも 思いがけず小さな街の騒乱に苦しむワ。
そうして独立間もないオランダが東インド会社によって世界の檜舞台に登場する。

2010年歴史はどう変わるのでしょうネ・・・! どきどきデス。



幸せ確認

May 17, 2010

風邪でキャンセルした診察が再開。

やだナ・・・って思っちゃうから小さな幸せを探す。


カフェ・オ・レのお豆、どっちから開ける?
なんでもないやり取りと、開けたてのコーヒーの香りを味わうこと。


大好きな胡桃パンをもっと美味しくする朝の室内楽が気持ちいいこと。


食卓でお庭の薔薇がいい香りを放つこと。
推定ムーランデループのボウルが 気に入ってること。


モーパッサンの古本を買ったらば、
オマケの文学年表がついてたこと。


うん! 幸せ確認できたから、嫌なお医者様へお出掛けしましょ。

   *カピバラ君、招待状ありがと。明日ネ!



ゾラの食卓

April 04, 2010

ブランジェリー・サルヴァドールさんのビーツ・パンが綺麗な色・・・♪


お友達3人で栄町をとっても楽しくデートして求めたの。楽しかったナって思い出しながら、一緒に買った食材をいただく時間って良いわね。

ジノリ・ベッキオホワイトに鮮やかなピンクが映える。

エミール・ゾラ "居酒屋" を読めば決まってお腹が空く。パリ下町を描いた長編は折に触れてお話すると思いますが、一面はご飯の描写が数あるの。


《子牛のブランケットと豚肉のエピネは前の日から料理することにきめてあった。こういう料理は煮直したほうが味がよくなるからだ。ただブランケットのソースだけは食べるときになって濃くすればいい。ポタージュや脂肉入りグリンピースや鵞鳥の焼き肉など、仕事は月曜日にもたくさん残るはずだった。奥の部屋は三つのかまどの火ですっかり明るくなった。小鍋のなかでは、ブラウン・ソースが粉のやけるもうもうたる煙とともにこげくさい脂のにおいを出していた。一方、大鍋はぐつぐつ重くるしい音をたてて脇腹をゆすぶり、ボイラーのように水蒸気を吐きだした。》

                       (黒田憲治様訳)


ネ? 湯気が立つおいしいものが欲しくなるでしょう?


ビーツパンを浸すサフランのリゾットを作った。

お野菜入れは古く欠けが入った琺瑯トレイ。


ネコヤナギ君のお野菜たっぷり熱々をふーふーしながらゾラの食卓。

*甘いの&しょっぱいの
*エミール・ゾラの家



山羊のチーズとバジルパン

February 11, 2010

暖かい日が続き、赤芽柳がふんわり膨らんでる・・・♪
チラシ類は神戸市インフォメーション(三宮駅交通センタービル1階)に並んでますからチェックしてみてくださいネ。


大好きなショルダーベーコン、バジルとトマトを練りこんだパン、肉そぼろを塗して揚げたレンコン。手をかけないものでハイティーの体裁です。

ギリシャのオミヤ、ゴゾのチーズセットをサルグミンヌのディナー皿に盛る。山羊のチーズ、ドライトマト、大きなオリーヴ、食べたことないっくらい美味しいカープル! ふっくらした蕾そのままにスパイスと燻されて 歯応えも楽しい。


メインはネコヤナギ君のお野菜でつくる、たっぷりシチュー。


野菜木箱は現行品ネ。頻繁に洗うものだから、なんちゃってアンティークのキッチュな品ですよ。


スパイスや乾物などシチューの材料は・・・


キッチンの隅っこアイアンラックに入れてます。80年ほどが経ったセルフブロカント。アイボリーに色付き禿びて、時間の流れを感じさせる穏やかな表情。



キャンティのオイル

December 24, 2009

素晴らしいオリーヴオイルを頂いたのでフォッカッチャを焼いた。チーズをたくさん乗せましょうネ。


トスカーナの有名なキャンティ地区。中でも名高いヴィッラヴィーニャマッジオのワイナリーには 葡萄畑のお隣にオリーヴ樹林が備わっているのだそう。初搾りオイルが本当に美味しいの・・・♪

良いオイルがあると色んなお料理作りたくなるワ。


白葱の甘味を効かせたトマト・ファルシ。

軍用のお皿に準備ネ。


タブレのお箱を開けようと思ってたらば・・・


次にはクミン、クローヴ、カルダモン、シナモン、黒胡椒のセットが・・・♪


ソナタの楽譜に鳥さんがとまるカードもフランスから・・・。サンタさん、たくさんいらっしゃるのね。うふふ、皆様女性ばかりなのヨ。

お陰でスパイスたっぷりのタブレができた。
冬のお野菜でオーヴン焼きも作る?


パイレックス大好きだった祖母のお下がりで。

青いお花のコーニングウエア、ダサ可愛くて大好きよ。


できばえに満足をして野菜屑を捨てにブルゴーニュ君とゴミ置き場へ参ったわ。倉庫のドアーの中はね・・・ お庭道具や換えタイヤ、ホースの予備、荷車などお外用具の雑物があるの。ブルゴーニュ君の旅行用ゲージとか 買い置きのレンガだとかもネ。一角に分別ゴミのバケツを並べてる。

別の一角には籠も置いてるの。ネコヤナギ君が時々お手製のお野菜を放り込んでくれる籠ネ。また届いてる・・・
おじゃが、人参、キャベツ、蕪、お大根、青梗菜・・・大きな籠3つから溢れて、白菜は地べたにあった。

まぁ・・・ポトフを追加で作らなきゃ。


熱々ポトフができあがって・・・

ちょっぴり疲れた(笑)



パパド

October 29, 2009

これね、パパドっていうの。
インドのお煎餅のようなもの。


薄い生地に胡椒が練り込んであってピリピリとスパイシー。トースターで軽く炙ったらレッドキャベツの酢漬けを乗せて頂くのがマイブームなのです。

トマトと茄子にタンドリーチキンを加えたスープを添えて昼食ですよ。

右側は一本の木を刳り貫いた古いカトラリー立て。とても重たいのよ。
お友達がいちどきにいらした時など、セッティングをズルけるの。要り用のカトラリーを選び入れて食卓へポン・・・♪

気の置けないおしゃべりの食卓に似合うざっくりしたカトラリー。1944年アメリカ陸軍の品。



フランス軍バターケース

August 10, 2009

うふふ・・・♪ 買っちゃった、フランス軍のバターケース。


一人一つずつリュックに入れて持ち歩いていたバターケースですって。陶器のバターケースが割れて悲しく思っていたら見つけたの。

古い軍用品って昔から大好き。機能美と耐久性が追求されていて。強度効率含め強さの美を備えた品に惹かれます。小さいものや繊細なものはね、あんまり得意じゃないのです。

そっとそっと包まなければならないものはカワユイけれど何故か美を感じないことが多いの。美は何らかの強さの先に生まれるものって考え、今も昔も変わらないわ・・・。

固定ビスを穴に合わせる蓋はがっちり閉まる。無骨で男っぽくてまあるい形がちょっと可愛い。

ラ・マルセイエーズのカードと一緒に食卓へ乗せてみましょう。



お見舞い筍ご飯

May 15, 2009


*某日
筍ご飯
ゴマメ
ドライ無花果のカップケーキ
自家製セージティー
  お庭のお花はチューリップ、金魚草、ストック、ラナンキュラス、
  薔薇、ナルコユリ、パンジー

煮詰めたお汁に絡めて大皿に広げて乾かしてるゴマメ、ブルゴーニュ君が狙ってた。

*某日
切干大根
大豆の煮付け
昆布巻き玉子
雑穀米
自家製ハーブティー
  お庭のお花は紫陽花、ストック、金魚草、ラナンキュラス、
  デイジー、パンジー

お茶にするハーブを摘んでると、ブルゴーニュ君も一緒に摘んでくれて・・・散らかった。


**


おかずのお届け・・・気が退けてたの。

お若い頃、お勤めしながらお勉強も続けるために沢山の副業も持ってらした。
その一つが板前さん・・・


やり難いったら(涙) お料理がおできにならない方にお渡しするのとは わけが違うもの(涙) こんなおかず、どう思ってらっしゃるかしらって情けない気持ちだった。

でもね、差し上げたいのはお食事じゃない。暖かい気持ちでお箸を口に運ぶ時間を上げたい。帰ったらこれを食べよう、って明るい気分の帰り道を上げたい。それだけだから・・・

ぽつんと一言聞こえた。"ほんっと料理上手いな。"
横っちょ向いて言ってくれた。


**


午後はフルートの合わせ・・・前半に弾くソロは午前のうちにおさらいを済ませちゃいましょ。

次回はブルゴーニュ君のブログです。



レモンカナリアちゃんのランチ

May 01, 2009

本番間近になると、お友達やご近所さんにお声がけしてゲネをさせていただくのです。

良い練習になって、とっても助かるんだワ。


レモンカナリアちゃんとポニーテールちゃんが来てくれた日。ホームコンサートの後はリビングルームに場所を移してお茶など・・・ってお誘いしたら "おうちにビーフシチューを用意してあるの。" ってレモンカナリアちゃん。

嬉し過ぎる・・・なんて優しいの? お出掛け前にわざわざ作っておいてくださったなんて。
お言葉に甘えて、徒歩数十秒レモンカナリアちゃんちへお邪魔様・・・♪ 急なことでお土産なんにもなかったから、お庭でお花を摘んでいく・・・

明るい色調で整えられたリビングダイニングで頂く美味しいランチ。熱々のビーフシチュー、色々なパン、サラダに紅茶に苺に焼き菓子・・・♪ 美しい壁照明や綺麗な水槽を眺めながら、BGMはアルゲリッチのチャイコフスキー。
おしゃべりはね、アーサー・ラッカムだったり 水妖記をしるしたフリードリヒ・フーケーだったり、うんと楽しいの。

穏やかで豊かな気持ちにさせて頂いた春の昼下がり。音楽と美味しいものとお友達って素敵。
レモンカナリアちゃん、ポニーテールちゃん、本当にどうもありがとう。



古いお花

April 10, 2009

朝一番に遠くで鶯の声を聞いたワ・・・。朝焼けのオレンジ色が空に残る澄んだ朝。
小さなお見舞い写真をupです。お野菜はみんなネコヤナギ君が育ててくれたもの。


*某日
壬生菜の中華風
  バッハ・パルティータのカード

*某日
ホウレンソウと椎茸のクリーム煮
水菜と薄揚げのお浸し
筍の土佐煮
  お庭のお花はパンジー、デイジー、ヒメリュウキンカ、ラナンキュラス
  ドゥワノーのカード

*某日
自家製胡瓜の浅漬け。キンカンの皮と昆布で漬けたもの。
玉葱ドレッシング
自家製ドクダミ茶
  お庭のお花はヒヤシンス、クリスマスローズ、パンジー
  バッハ・シャコンヌのカード


お花がお好きだから、お庭で摘んでお届けする。


テーブルにお花の瓶がたまってた。まだ元気な先回のも、くたくた弱ってる先々回のも。取り替えて新しく活ける。

古いお花をどこへやったのって・・・。だめになっちゃって捨てたとわかると、可哀想じゃないかって叱られる。
また摘んできたからと申しても、古いお花に拘ってる。

捨てちゃ可哀想だって何度も仰った。口下手な方の優しさに触れる。
お見舞いするたび、心が温まる。



日曜のパン

February 22, 2009

オーブンから出したばかりの作り立てふかふかパン。
ジャムはマダム・ビスコッティのお手作りです。


お向かいさんのお庭でたわわに実った柚子をたくさん頂いたから、マダム・ビスコッティにお裾分けしたんだわ。そうしたら美味しい柚子ジャムになって戻ってきたんですヨ。

小山になりそうなネコヤナギ君のお野菜も、お鍋に入るのを待っています。キャベツ、白菜、大根、人参、ブロッコリー、お葱、壬生菜、水菜、ほうれんそう、ふきのとう・・・

寒い季節に負けず立派に育っているのね。
朝ごはんが楽しくなるお歌は如何ですか・・・?


"日曜の朝飯" より
                    与謝野晶子

何時(いつ)もの二斤の仏蘭西麺包(パン)に
今日はバタとジャムもある、
三合(さんがふ)の牛乳(ちち)もある、
珍しい青豌豆のご飯に、
参州(さんしう)味噌の蜆汁、
うづら豆、
それから新漬の蕪菁(かぶ)もある、
みんな好きな物を勝手におあがり、
ゆつくりとおあがり、
たくさんにおあがり。



たっぷりの朝ごはん

December 23, 2008

寒い朝。起きてすぐにオーブンをスイッチオン♪ 身支度をする間に美味しく焼けた焼きたてパン。


醗酵機を持っていないから 夜のうちにポットの上に乗せて醗酵させておく乱暴な方法です(笑)
マダム・ビスコッティが下さったインドピクルスを乗せて・・・。


白身のお魚とセロリを蒸して、自家製ソースを回し掛け。

ソースは作り置いている簡単なもので、熱々のプラにジュッとかけると美味しいの。


オリーヴオイルでニンニクやタカの爪をよく熱して香りを出してから、レーズンシードオイル、バルサミコ酢、お塩、胡椒、スパイスなどを混ぜ合わせ。
お料理中の空いたコンロで、時間の隙間に作っておいて便利に使いましますよ。


お向かいさんのお庭の柚子をたっぷり入れた林檎のコンポートとLICAちゃまがまたまた送ってくださったチョコレートでご馳走でした。
とっても美味しかったから写真でちょっぴりお裾分け・・・。



パトゥさんのマダム(2)

November 27, 2008

昨日の続きです。

どれも本当に美味しかったお料理・・・中でも特筆すべきはアミューズに出していただいた牡蠣のフランでした。


フランを一番に挙げるって奇妙かもしれませんね。他のお料理と違った意味で感動したものだから・・・。

フランは ほかの込み入ったお料理より単純で、工程が少ないでしょう? ついいじりたくなる感じになる。丁度良いところで止めて、触りすぎず清潔にってストイックな一皿が 本当に落ち着いたお味だったのです。
バッハの清いインヴェンションのように いただいた時に気持ちが落ち着くフランでした。

アラカルトで頂いたお料理の後のデセール・・・胡桃のクレーム・ブリュレは絶品だけど どうしようかしら?
シニアソムリエさんにお行儀悪く苦情めいた相談をしました。

"クレーム・ブリュレ、ものすごく食べたいの、本当に美味しいの。でもね、これって一番量が少ないのね・・・。"
"どうしよう・・・パルフェの方が量はしっかりしてるけど クレーム・ブリュレが食べたい・・・。"

量のことばっかり? なんてお行儀かしら。
パトゥさんのデセールは 他所と比べても決して量に問題はないんですヨ!
問題があるのは私の胃袋です・・・

結局クレーム・ブリュレを2つ頂くことで折り合いをつけました(笑)

その間もマダムは様々な部分に優しい視線を走らせながら、静かにあらゆるサポートをしてゆかれます。

軽い音を立ててブリュレ部分を崩しながらクレームを口に運んだ・・・ブリュレとクレームの絶妙なバランスが マダムの素敵なバランスに重なりました。



パトゥさんのマダム(1)

November 26, 2008

お誕生日ディナーにパトゥさんへ連れて行っていただきました。

記念日のお食事はやっぱりパトゥさんです。
どうしたって一等好き・・・!


お料理のことはこれまで再三お書きしましたから 今日はマダムについて・・・。せんから お料理と同様に注目していたマダム、心から尊敬しているんです。

マダムはとても美人さんです。冷たいお顔立ちじゃなくて大変お可愛らしい感じの美人さん。この方の女性としてのバランスが素晴らしいって いつも感動するんだわ・・・。

一日中の立ち仕事。ホールでのお運び、お会計、裏では食材を運ぶ力仕事もなさるでしょう。
オーナーシェフのご夫人ですから 私たちが想像できないような瑣末なお仕事が多くおありだと存じます。きっと顧客名簿の管理も メニューの入れ替えも大事なお仕事の一つでしょうし、厨房との連絡、伝票整理、出入りのフラワーショップとの事務、もちろん食材の仕入れと価格管理、時にはレシピの思索など数限りないと思います。

多用なお仕事を一度にこなされて ホールでは様々な即断が求められるお立場の優れた女性・・・才女でしかも美人さんってなると 側に寄れない雰囲気になってしまうのが人の常でしょう? または頭の良さは潤いを奪うものになったりもしがちなものです。
ところが彼女はあくまでも柔らかで楚々として優雅な物腰を崩さないのです。
素敵だわ・・・!


お仕事は重いのに少ぅしもぱさついた空気がないんだわ。
クラシックが低く流れる店内の雰囲気のままに しなやかな脚捌きで すぅっと静かに動かれる。


とても品の良い大人しやかなお洋服で 控えめ過ぎるほど控えめにそっとホールチェックをしていらっしゃる。

会話の受け応えも決して出過ぎず、笑みを湛えた伏し目がちな応対が店内を優しい雰囲気で包みます。

彼女を見るとお料理と同じっくらい感動してしまうんです。

派手ではない だからこそ本来の美しさがあるパトゥさんのお料理とマダムはとても似ているワ・・・。

写真は 予約の時に注文して下さっていた大好きなクスクスのタブレとノルウェー産の子羊。



お食事前には

September 20, 2008

お客様が来られる日の早朝、はじめに準備をするのは室内花。

お料理の腕も 高級な食材も無いけれど、草木だけはふんだんにある・・・


和の食卓にしましょうと決めたらば、花器を手に取る。
オパルセント・ガラスのような乳白色の光沢を放つ青磁・・・今日の花器はこれかしら。

そして花瓶を抱えてお庭へゆきます。枝の下に置いて組み合わせを見てみると、私にでも活けた図がよくわかる。

たわわに実ってしなる紫式部の枝を投げ活けして、草花を添える。
重くなった花瓶を両手で抱えて 日の明けきらないお庭をぐるぐる歩きます。

ダイエット中の方と頂くお夕食は こんなメニューにしましたよ。

・太刀魚の塩焼き
・ボイル烏賊の酢味噌添え。酢味噌の隠し味にちょっぴりの柚子胡椒を
・筍とワカメの薄味煮
・南瓜。水っぽくならないよう よく水分を飛ばしてぽくぽくに仕上げました。蒸した栗のようでした。
・数種の野菜と挽肉の炒め煮
・自家製胡瓜の糠漬け
・奈良漬け
・デザートの豆乳アイス。固くて失敗。


お土産に低カロリーのエンジェルケーキを焼きました。ほんのりココア風味です。

飲み終わったラ・フランス紅茶のお箱に入れてお持ち帰りね。


お友達皆さんが聞いてくる・・・いつどんどん焼いているのって。

だってこんなの10分とかからないの。
右手でハンドミキサーをかけながら、左手でシャカシャカ篩を使います(笑)
次には右手でバターを砕きながら 左手で卵を割っちゃう。

それにね、お料理の本もお菓子の本も一冊も持っていないから みな本当に適当なのです。秤も計量カップも使わずに この感じだと170度くらいかしら・・・? って山勘でオーブンに放りこんで 練習に行っちゃうのヨ。そしておさらいの休憩に取り出しては つまみ食い。お行儀の悪い様相です。


そうそう、残念がっていた氷のお皿も後にちゃあんと使えましたよ。

ほら、太刀魚の昆布締め・・・♪



メツゲライ・クスダさんの一日

September 16, 2008

Metzgerei Kusudaさんのシャルキュトリーを頂きましたよ♪

どれも美味な 好みのお味でした。食卓に乗せた一日のお食事を・・・


《朝食》
・メツゲライ・クスダさんのレバーパテ。黒胡椒がたっぷり。
・レバーパテに合わせて 自家製スコーンを焼きました。塩気と粗い肌理はパテにぴったり。ザックリ感を出すために、オーブンから出した後 もう一度表面をトースターで炙りました。
・胡瓜のサラダ。
・自家製ババロア。お庭のレモンバジルを乗せて。
・コーヒー


マダム・ビスコッティにインディアナ・スパイスを頂いたから ティッカを作りました。
朝夕がお肉系ですから お昼には蛸を使って。


《昼食》
・茄子、人参、玉葱、万願寺、大蒜、蛸のティッカ。ヨーグルトをたっぷりと使用。
・濃いお味のサフランライス
・自家製蒸し林檎のシナモン和え。ヨーグルトとブルーベリージャムを添えて。
・自家製ジンジャーエール


とても楽しみだったお夕食は、メツゲライ・クスダさんのお品が並びます。

お庭にイスラエルの蝋燭を燈して。


《夕食》
・鴨のテリーヌ、トマト風味
・コッパ
・ブーダン・ノワール。お庭のローズマリーと一緒に焼きました。
・セロリ、ベビーリーフ、トマトのサラダ
・バゲット
・トラオベンザフト。北野ローテローゼさんなどで扱っている、ワイン醸造所の白葡萄ジュースです。

美味しい一日でした。ご馳走様☆



押し寿司型

September 15, 2008

押し寿司を作る時の型。お結び型と同じ祖母の形見になった物で ご飯に豊かな檜の香りが移ります。


右側は、母のお嫁入り道具だった鰹削りです。
昔のお道具は丈夫で いつまでも使えますね。


ネコヤナギ君から畑のお野菜の差し入れも。
お料理のレパートリーを増やせるカナ・・・




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