La table Y



あったかポトフ

December 18, 2013

ネコヤナギ君のお野菜を使った前菜。


オリーブオイル・蜂蜜・白ワインビネガー・お塩・粒胡椒・昆布茶・鷹の爪で薫製豚と季節野菜のマリナードにした。

お皿に飛んでるのはお出汁じゃあなくて、陶器の窯入れでできたホツですよ。


水菜も根っこごとたっぷり到来して、冷蔵庫に入らない分はレンジ上に挿して保管。


新鮮なうちにたくさんお野菜を使うお料理をしたいとポトフを作った。

此の冬お初になった卓上コンロで熱々ポトフ。
お腹一杯食べて暖まった食後、ふと見れば


夫が卓上コンロの蓋を外してお掃除してくれていました。


いつもいつも優しいなあって感謝しながらパチリ。



お夕食後のキッチン

November 28, 2013

豚のイタリアンハーブロースト。


しっかりした赤身の豚。外はパリッと、中は香りと歯ごたえ充分でした。オーブンから取り出した塊を薄くカットしてジェルソースをたっぷり掛けて頂いた。

常温で半日以上ハーブソースに漬け込んで香りをしっかり染み込ませてた。


ローリエにタイム、お庭のハーブも追加して・・・


夫はくんくん匂い、美味しくなるに決まってるねって朝からお夕食を楽しみにしてた。

付け合わせにおじゃがのジェノベーゼを作った。


ペッパーをごりごり砕くのは時々夫の役目になる。


お米も圧力鍋で色よく炊きあがって・・・


充分な量を食べた夫がお食事を足りなさそうにすることがある。
結婚後に胃が大きくなったみたいで以前の小食の影がない。

**


此の日はお夕食のすぐ後に翌日の1品を作り置いた。

ジェノベーゼを作るとき、翌日用のおじゃがも一緒に茹でちゃってたから調理を済ませたかったんだった。


挽肉と少量の卵でオーブン焼きにした簡単な1皿。


お夕食後の "翌日用の1品タイム" に夫はキッチンの配膳台に楽譜を持ってきて製本作業を始めた。


配膳台なんかよりファゴットルームのテーブルの方が幾倍も広く使い良いのに、ご飯作りのいい匂いがして暖かくストーブが点いてる場所が居心地良いよう。


作業しながらおしゃべりが楽しかった夜。



キッチンのイマージュ

November 20, 2013

キッチンに3つの開口がある。
風通しだけはいい。


ひとつはダイニングルームやサロンへ繋がる開口。
でき上がったお料理を運ぶ方向。

2つ目はサンルームへの開口。
ハーブを干したりしてる小間からファゴットルームへ繋がる。

3つ目は夫のプライベートお水周りへの開口。
朝に夕に夫がよく通るところ。

**


風通しとは物理的な空気の流れよりイマージュに関わるものかもって思った記録。先日からの続きのおしゃべりです。

  *夫の食とバルザック
  *イマージュと食
  *食の開放


夫は古い物しかない此のキッチンが好きだ。


幾十年前のかわからないアルマイトのケースにカルダモン。
チャイを煮立てるホーローもの。
分厚い配膳テーブル。

品の1つ1つは夫の中でキッチン用品っていう体でしかない。
愛しているのは生活と食の総体としてのイマージュだ。

  *割れた2人のカフェオレのボウル


結婚前の夫が偏食してた筈の物を喜んで食べる様子が続き
味音痴じゃあないかしらって思う瞬間によく出会う。


言い過ぎなら、イマージュが味覚より大きな範囲を夫の中で占めているとわかる瞬間だ。

**


知り合ったときからお醤油で煮た品目に事あるごと愚痴を言ってた夫は味醂も好かないのだった。米麹の甘みなのか独特の甘みがくどくて嫌いと主張してた。我が家は味醂は殆ど使ってないから聞くともなく聞いただけだった。

ある日試しに照り焼きチキンを作ってみた。
結婚してお初に味醂を用いた。

チキンにニンニクを擦り込んで片栗粉をまぶし、強火で焼いたあと引き上げて、熱したままのフライパンで味醂入りのタレを合わせたら、引き上げておいたチキンを戻して絡めるだけの手順で作った。


作り過ぎてかなりの量になったチキンを完食した夫に
照り焼きのタレには当然味醂を入れたと告白すると
味醂って此んなに美味しいのかと馬鹿馬鹿しい返答だった。


  どうやら彼には嫌いな食べ物は無さそうだ。
  あるのはきっと嫌いなコンテクストなのだ。

品目がチョイスされる生活背景が受け入れられない場で食卓に上ったものを、食べられないものと思い込むこと・・・偏食は食内容と別次元で始まったりすると知った。

**


家のほぼ中央に配されたキッチンは開口が多く見通しが良い。
レッスン後の生徒ちゃんが座り込んでおしゃべりしてゆき
ドライになりかけの葉っぱがぶら下がり、外の道が見通せる。
換気扇の排気口は前の道に向き、だから帰宅した夫は度々
良い匂いが外まで漂ってるよ、と嬉しげに家へ入ってくる。

なんてことない小さな場所のイマージュが夫を食に向わせる。

レッスン後にまたキッチンでおしゃべりしてた生徒ちゃんが歓声を上げた。"ふわふわ〜っ!! "
キッチンエイドでクリームを泡立て始めたんだった。
ファゴットルームに居た夫も顔を覗かせた。
"キッチンエイドが動き始めると楽しくなってきてみんなが興奮するよね。"


小さな場所の小さな椅子に居合わせる人の
期待と興奮が漂うところ。
多分そうした空気が夫の食欲増進剤。


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       *夫の食とバルザック



夫の食とバルザック

November 13, 2013

具がごろごろ入った卵。


お野菜やミートから染み出すお味をエキゾチックに纏めるのは
ゴッドマザー宅から来た瓶詰めです。

ガルに目がない夫はゴッドマザー宅でもガル入りのお食事を
他所のお家と思えない様子で食べ進んでた。


夫は複雑なソースや複雑なお味付けが好きだ。


良い具材を買える財力は私たちにはないから、ソース作りさえまともなら何でもグングン食べてくれる夫の好みは家計に好都合でもあったりする。

魚介用の葡萄酢ベースのソースが下敷きのサラダ菜に零れ付いたのを、勢いよく食べ込む夫を見ながら然う思った。

ただのお菜っ葉が見る見るなくなった。


ネコヤナギ君から届くお野菜を使ってお料理中のキッチンで仕上がるごと楽しそうにお味見をしてる夫は、一頃自分は野菜嫌いと思い込んでたらしい。


でも其れは煮物や焚き合わせを嫌い、夫が弁するところの
"何でも同じお醤油色" になったお野菜が嫌いなだけだった。

予て散々お醤油の愚痴を言っていた夫だ。

  *食の開放


"其れはね野菜嫌いじゃあなくってお醤油出汁が嫌いなだけよ。"


オーブン焼きしたお野菜を山盛り食べてる人を見て、そう言って笑った恋人時代から夫は食の好みがとてもはっきりしてた。

しかしそれは食の好みの範疇だったろうか。

**


バルザックの訳者山田登世子様が書いてらっしゃる興味深い文。

《彼によればおよそ人間の為ることすること、すべてこの "思考" の表れに他ならない。"われわれの内にあって思考の表れでないようなものは何もない"。 》

人間的事象を "思考" の発現として精神生理学を考えていったバルザックを読んでゆくうち、夫の食の好みの偏狭さは、食そのものが原因じゃあないって感じられるようになった。

  夫は勿論野菜嫌いじゃないし
  お醤油そのものを受け付けないのでもない。

  煮物に象徴される文化背景を嫌うのだった。

    夫にとって煮物っていうキーワードは
    一文化の中の一習慣の総称としてあって
    "ニモノ" という信号が引き連れてくる背景を
    拒否する気持ちなのだった。

大袈裟な例をとってみれば、もしも夫の好物のラタトゥイユをお魚柄でも染められた和風鉢に入れて、コタツの上にでも置いてみれば手もつけないだろう。
反対にお出汁醤油で煮たお野菜もクレイユの古いお皿に形良く盛りつければ美味しいと言うに違いない。

つまり夫の場合は家庭背景の好き嫌いに過ぎないのだ。


個々人の食のルーツは面白い。

食べられないモノと据える食材のうち本当に受け付けない品よりも、悪い思い出や悪い経験が邪魔することの方がずっと多いみたい・・・ってよく思う。

続きはまた今度ネ。



この頃の食卓

October 08, 2013

お素麺は秒勝負。


別煮の甘辛鶏そぼろなど手早く投入して短時間で煮上げた煮麺は夫のお昼ごはんです。

  *僕が見た定年後のご亭主


上は珍しくお外で食べる予定をしてた日なのに


急遽帰ってきちゃって大慌てで並べた食卓。


肌寒い日や、急に暑くなる日や
定まらない気候にメニューも縒れ気味。


オーブンものだったり
フライだったり


間で保存食を作ったり


冷凍庫にストックしたり


中華餡掛けだったり


キッチンに立つ時間が少し増えてる此の頃。

丸1日漬け込むタンドリーを翌日用に用意しながらお昼ご飯準備です。


ヨーグルト、クミン、ライム、インドスパイス、マスタード、ニンニク、唐辛子などに漬け置いてますヨ。

美味しくできるカナ?



家電、フライヤー

October 04, 2013

昨夜はお魚とポテトのフライ。
フライものが好きでよく作る。


サラダと、ちょっとした1口ものと
あとはパン粉をつけて具をこしらえるだけ。

この頃家電話題が多いです。
今朝はフライヤーのおしゃべり。


お初にフライヤーを使ったのは、パリのアパルトマンでシンクのお隣に組み込まれてた時だった。


使わない時は蓋代わりの板を渡して調理台になる格好。

ちょっとだけ揚げて付け合わせにしたりと油物は頻繁だから、ビルトイン式フライヤーをとっても便利に使った。

日本では卓上モノが沢山出てて、此のほうが生活形態に合うかも?
ってある時求めた。

フライヤーの条件の1つは、蓋をしたまま揚げられることでした。
油跳ねしないし便利ヨ〜


フライヤー内部に設置した揚げ物籠に具材を入れたらば、蓋をしたまま籠用ハンドルを下ろす。すると食材が熱した油の中へ入る仕組み。取り出す時も同じく蓋をしたままハンドルを揚げて油切りをしてからOpen。

此の方式は、探した範囲では2種ほどしかなかったからすぐに絞った。

  他の条件は
-- 揚げ物籠が小さ過ぎないこと
-- 揚げ窯が取り外せて油抜きが簡素かつお水洗いできること
-- 消し忘れ防止のタイマー式であること
-- 設定温度を感知してそれ以上温度が上がらない機能があること


くらいで、見た目は譲歩しました。


外観はフィリップス社さんのが間違いなく可愛くて迷ったけれど
揚げ物はしっかり油で揚げたい派なのでヘルシー志向機種は諦めました。



アクリルタワシと油物

September 20, 2013

Top写真からアクリルタワシって・・・
生活感マル出しです。


今はあまり見かけない気がするけれど一頃流行しましたネ。

キッチンに合う色の市販品が見つからなかった時に
母がグレーで編んでくれた愛用タワシです。


肌寒い夜が続いたからワンタンスープを作りたくなって


小さいのを30個巻いて巻いて


フライなど油物も多かった週で・・・


こびりつきを綺麗にできるアクリルタワシがよく登場したのでした。

夫がお腹を空かせて遅く帰った夜は


ジュージュー皿うどんを出したりとお洒落感ゼロ。

**


昨日は生徒ちゃんが沢山おしゃべりがあったから
レッスン後キッチンに連れて来ちゃっていたの。
家事をする幾らかの時間、お話してて良いわよって。

ピアノ室での音楽世界を離れたあとは
配膳テーブル前に座らせちゃって
お話を聞きながらグラタンの具材を炒めて・・・

お持たせのクッキーをそのままキッチンで一緒に食べて
何ともカジュアルなお行儀だったけれど楽しいひとときでした。

私のお師匠様もときどきキッチンに呼んで下さったナって思い出した日。



夏の終わりの食卓

September 06, 2013

ケークサレを焼いた。


大きめに作り置いて朝ご飯にも。


畑から採れたてで届いた瓜は前菜に。


蒸して塩ダレに絡めたササミと。蒸し器の下段は翌朝の卵を入れて、下で茹でながら上段で蒸しものです。


サモサ種の余りをピーマンに詰めて、バジルソーセージと焼いてみた。


ふにゃふにゃのピーマンでお味も淡いからと縦詰めにしてみたらば変な見た目だわ・・・

ハーブを幾種類も使ったパスタを作って。

**


お夕食後に洗い物が終わってもキッチンに居ついてしまう夫とお部屋を離れ難くって、おしゃべりの続きをしながら作り置きを始める夜が多い。

熱いお茶を入れながらケーキを焼いたり
バナナムースをボウルに泡立てたり
嬉しそうに眺める夫はキッチンが大好きなよう。


熱いものにはたっぷり大きなお鍋用コゼーが掛かる季節はもうすぐ。



出勤前の夫

August 24, 2013

久しぶりのフロインドリーブさんのパン。
こんがり焼いてピーナッツバターを塗った。


ライブ翌朝の早い時刻だった。

お洗濯を2杯済ませて、7時には干してしまった。
自分のお稽古だけの完全OFF日が嬉しくって。

お夕飯の下処理を済ませてから朝ご飯の準備。

ソテーして甘みが増したプチトマトが夫の気に入り。


  冷たいカフェオレをダイニングテーブルに揃えて
  夫に持たせるお茶を水筒に入れた。

楽しい1日の始まりが待ち切れずに、うんと早起きをして
夫が好きなタルトに入れるオレンジカスタードも作った。
動き過ぎだと心配ばかりする夫に隠して冷蔵庫の奥へ・・・


お休みだから秋口に咲く苗を買いにお花屋さんへゆきましょ〜


  お水撒きをしたらば新しい苗を植えて
    少しソロの譜読みを進めて
      寝室に飾る植物をお庭で摘んで
        お玄関ドアーの拭き掃除もしたい。

ワクワクしてた。夫がクリオラ練習へ出かけたらば
いち早く色々始めましょって思いながらお玄関へ送った。

靴を履いた夫は、悲しそうな顔で振り返った。
あのね桜ちゃん・・・

"自分でわかってないだろうけど物凄く身体が疲れてるんだから
僕が出たあと無茶に動き回らないで。"


  あら・・・

計画がバレてるのが恥ずかしかった。
夫はいつもいつも優しい。



手抜き料理と楽な夫

August 13, 2013

お野菜をいろいろ頂いたからラタトゥイユを作った。


お庭のバジルとオレガノ、それから南仏出身のお友達がしてた風にローズマリーは枝ごと放り込んだ。

お鍋の中で色を変えるローズマリーを夫が楽しげに覗いてた。

彼方此方から頂いて冷蔵庫のお野菜引出し一杯になったトマトを有効に消費するべく、翌日もトマトを使った。


お野菜はグリルパンで焼き目を付けて、厚いお肉は両面焼きのホットクッカーでじっくり火を通す。


ただそれだけのことを喜んでくれる夫は、本当に楽な人だナって思う。


お稽古のあと急いで作る手抜き料理に文句1つ言わずに
グリルの焦がし目が食欲をそそると喜んで、
前夜はハーブの色が綺麗だと喜んで、

小さなことで嬉しがってくれると申し訳なくなってくる。


朝食の目玉焼きは慌てた仕業で恥ずかし〜状態に黄味が寄っちゃってるのに、
紫玉葱リングの中でまんまるだと喜んだ。


嬉しがられるとゴメンナサイしか言葉がなくなる。
楽すぎる夫なのでお嫁は呑気に拍車がかかる。


横っちょに黄味が寄ってる朝の目玉のお供は、シナモンと蜂蜜でトロンと煮たお林檎を挟んだミニクロワッサン。


適当なことばかりしてるけれど夫は何でも良いみたい・・・


次の夜はこれまた沢山頂いたズッキーニを消費すべくマカロニグラタンにした。


またまたオーブンに放り込めば良いだけの手抜き料理が続きます。

さあ "群青" のお稽古を始めましょ。
8月22日夜はピアジュリアンへいらして下さいネ。

*PJ夏ライブ・群青プログラム



帰る家

July 29, 2013

リブロースの煮込みをお夕飯にした。


暮れたあとは風が通る涼しい夜だった。

お肉に焼き目をつけたフライパンは夫が使ってたものだった。


私には大きくて重いけれど、手持ちのボールとお揃いみたいで嬉しくなった。


別々の生活で別々に買った物がよく似てる。


フォークを口へ運ぶ夫を見て、お食事の手が止まった。
先月までは此の時刻になると悲しくなったものだと思い返した。

一緒のお夕飯は楽しくて、本当のお味より数倍美味しくて
  あっという間に過ぎる嬉しい時間のあとには
    お別れ時刻が待っていて

楽しければ楽しいほど離れるのが怖くなって
  次の日会えるとわかってても
    今が過ぎるのが悲しくて

理由がわからない不安で
  殊更甘え始めたものだった。

どちらかへお泊まりできる日は嬉しかった。
  それでも翌朝を思うと気が塞いだ。


どれだけ一緒に過ごしても
  必ず次のお別れが待ってた。

**


  "今日は帰らなくていいの? "

引き払ってしまった元の住まいを指してまた問うた。
答えが聞きたくて何度目かに問うた。

  -- もう帰ってるよ。

嬉しくて嬉しくて何度でも厭きもせず
馬鹿みたいに意味のない会話で2人で笑った。


あ〜あ〜・・・
もっともっと早く結婚すれば良かった。



楽器奏者のお引っ越し

July 20, 2013

ビオラ奏者の方が夫の大阪のマンション側をお手伝い下さった。


オーボエ奏者と歌手のカップルが神戸へ助太刀に来て下さった。

作業途中のお昼は、暖かいものを作る隙がないから
前夜にコールドチキンをこしらえておいた。

パンに好きなものをセルフで挟んでもらうことにして
みんなでお昼ご飯。

マッシュした卵はプレーンのまま半分取り分けたらば
残りボールに刻みパセリを混ぜただけで2種類のフリ。


カップルの一方がドイツ人だったから
拙宅ではごく少ないドイツのカップを出してみた。


お陰様で荷はほぼお片付け完了しましたヨ・・・♪



キッチンとパスタ鍋

July 18, 2013

キッチンをちょこっとだけ模様替した。


夫が昔ドイツ留学から連れ帰った音楽教本がとっても可愛くて
キッチン飾りのレギュラー要員になった。

アメリカのシフター取手と似た色だから
アンティークツールを教本のお隣にした。


多用するキッチンエイドを一等使い良い場所に据えた。


つやつやのオレンジ色が差し色になって楽しい。

僅かに残した夫のキッチン用品はコーヒーミルの他に

  *最後のお別れ


パスタ鍋があった。


早速使って、きのことアボカドのパスタにした。
フライドガーリックをぱらぱら。

弱いお味のソースだから此の日の麺はフェデリーニ。


強めのペペロンチーノは1.4mm〜1.6mmのスパゲッティーニ、
トマト系ソースは1.7mmが、好みでおよそ決めてるサイズです。

**


大きく2度に分けたお引っ越しの最終日。
頑張りましょ。



2013年7月の家事

July 07, 2013

家事が好き。


お掃除、お洗濯、ご飯作り、何でも好き。
お裁縫だけちょっと苦手。

写真はアメリカ NOW DESIGNS -- San Francisco のキッチン布。


古くって何時どうしたものやらわからないそうだけれど、トリベットとミトンと、お鍋の取手に嵌めるハンドル用の細いミットのセットが楽しいから、この頃キッチンの主役になってる。

家内を居心地良く整えること、
お水場を清潔に保つこと、
口に運ぶ糧のお支度をすること、

当たり前の何でもないことが
25年以上独り暮らしをしていた夫には
物珍しく映るらしい。

彼はキッチンが大好きだ。


圧力鍋で山のようにクスクスを作った。
ビュッフェ用の大きなお皿いっぱいに作った。


アリサの買い置きがなかったからハバネロで代用した。
パリの学生生活に欠かせなかったフランス旧統治国の味が懐かしく、お腹いっぱい食べた。

**


お昼の軽食は温度差があるものに嵌ってる。
マスタードを塗って熱々に焼いたロールパンに冷たい玉葱サラダを挟んだり、お味を染み込ませて常温に置いた豚ブロックに熱々のソースをかけたり。

**


部屋内は、蝶番君の居室を整えた。マンションで使ってたものの多くを破棄したから、2度に分けたお引っ越し前半は楽なものだった。

段ボールの箱数は随分あったけれど、いざ拙宅に入れてみると蝶番君のお部屋の収納はガラガラだった。

ブラウンとアイボリーが基調の設えに、蝶番君が持ってきた棚など黒の挿し色が入った。オリーヴの枝を飾ったり、額の位置を決めたりしながら完成形に近づいてる。

彼は自分のお部屋を何故か入り口に立って眺めてた。

**


夜中にファゴットルームの楽譜棚を一緒に整頓した。
楽譜は大間かな仕分けと微細な整理が必要だった。
これも音楽家のお嫁の家事だ。

まずは蝶番君の希望でババール譜は他のお仕事譜面と別個の引き出しを設けた。3種に分け、ワイドな引き出し3つを使った。フォーレ&プーランク、その他のフランスもの、ノエル用やシャンソンのソフト系。

ババール以外の譜を製本譜とコピーものに一旦仕分け、その中でオケ用・室内楽用・ソロ用に細分化した。オケ譜はスコアとパート譜がセットになるよう幾度か並べ替えた。

彼の最も気に入りの場所になりそうだった。

**


今夜着るタキとカフスとタイを揃えた。
さあお稽古お稽古。

本日夜7時半、ピアジュリアンにて七夕プログラムを携えてお待ちしております。


*2011年11月
*2011年12月
*年頭の記録2012
*2012年1月
*2012年2月
*2012年3月
*2012年4月
*ちょこっと凝集
*異常食欲、2012年5月
*2012年5月末
*2012年6月
*2012年7月冒頭
*2012年7月のリビングルーム
*2012年8月の本番翌日
*Macへ行こう(12)8月とLion
       ?僕が知ってる8月の嘘っこ
*PJバーベキュー2012と8月末
*2012年9月のペンキ塗り
*2012年10月ヴァントゥイユ当日
*2012年10月のベッドルーム
*2012年11月 ピアノ室とババールカードVol.10
*冬の予定など・・・
*2012年12月のクローゼット
*2012年12月の反省
*年頭2013
*2013年1月とお針ごと
*2013年2月のデスク
*春、副業、代り映えナシ
*2013年3月のシーツ
*2013年4月のカーテン
*2013年5月初旬の1日
*2013年6月はじめ



痩せますね〜

July 01, 2013

結婚指輪を選び決めて、昨日購入になった。


午前は合わせをしてから出掛けていった。

その足でミニコンサートをしに出向いた。
演奏後は慌ただしく帰ることになった。

お祝い返しのうち大きなものは郵送が済んだ。


ご近所さんへのご挨拶はあと数件を残すのみ。

間でお引っ越しのお片づけをしてる。

走り回る合間に作る簡単ご飯でも蝶番君はいつも喜んで食べてくれて有難い。


2度のお食事分の心づもりでポテサラをたくさん作った。
紫玉葱をたっぷり入れた。
蝶番君は気に入って1度で殆ど全部平らげてしまった。

多忙がピークを極めたから、ポテトのチーズ焼きをしたり、昨夜は圧力鍋でお味を閉じ込めた鶏と数種ズッキーニのシチューにしたり、エネルギーチャージにしっかり努めた。


なのに37kgに体重が落ちてしまった。忙しすぎたかな・・・
あんまりバタつくと幾ら食べても痩せますね〜
七夕ライブまでに1kg、できれば2kg戻そうと真剣に相談して
2人でご飯を沢山お代わりして食べ込み中。

今日のご飯は何にしようカナ。
今朝は七夕ライブのお稽古から始めます。



カレー、月末コンサート

June 24, 2013

年に1度のカレーの日♪


幾年か前からお料理レパートリーを増やすことに力を込めてました。毎日違ったものが出せるようになりたいなぁって。

同じメニューは年に1度になりましたヨ。
カレーも1年ぶりです。


蝶番君は凄くサラサラして、とろみの少ないカレーが好きだから市販ルーは使わないの。


そしてとっても辛いのがお好みなので、ちょこっと難しい。
エペが少ないと辛みと塩みが馴染み難いわ〜。スパイス配分を考えつつ・・・


カレーにちょっぴり入れるヨーグルトを絞ったガーゼもパチリ。


今日は月末のコンサート練習から始めます。
先月延期になってた灘校関連の医師会コンサートがもう目の前。

  *ソロ会でした

慌ただしいこと・・・何が何だかわかんなくなっちゃうワ。
明日は2度に分けるお引っ越しの第1回目。



未婚だった女

June 16, 2013

パイレックス容器の中敷きはオーブンシートに見えちゃうカナ?
春巻きの皮なんですヨ。


シートがなかった日にたまたま始めたナンチャッテ包み焼き。

皮の上側にスペースを残して具材を詰めると
飛び出したトコロがパリパリ焼けて好きなんです。

写真はポテトと挽肉を材料に。


別の日は茄子とチーズとニンニクで。


**


結婚後たくさんの人に今まで結婚しなかった理由を問われた。
独身主義と思ってたって。ううん全然。ただ何にも考えてなかった。

お付き合いの中でプロポーズがお別れのきっかけになったことも幾度かあれば、結婚してもイイナってお受けする気持ちになったことも複数回あった。どちらにも転ぶ可能性があるまま年月が過ぎてった。

独身を守るつもりもなければ、結婚に憧れもしない、成り行き任せだったカナ。お仲間も大半の女性がシングルで、家庭の話題をおしゃべりする機会さえなかった。

ただ今までの恋愛では結婚に少しだけ二の足を踏む心境はあったカナ・・・

生活の全部をどなたかと共にすると音楽が二の次になりそうって空想して、漠然とした不安を感じることはあった。

音楽生活を大事にする結果、結婚の形に踏み切る意味が見つからなかったから結婚しなかった。今回は、別々で居る意味の方がなくなったから結婚したの。

  ずっと一緒に居ても別れ難かったり
    帰ってすぐにお電話でお話したり
      寝るぎりぎりまでおしゃべりをして
        起きてすぐにメールを交わして
  
  もはや離れて暮らす理由のほうが見当たらなくなってた。
  一緒に居るために一等便が良い方法が結婚だった。

蝶番君は、私が死んだら僕が骨を拾いたいと言ってくれたんだった。


ブルゴーニュ君の突っ込みが思い切り入りそうなプロポーズの仕方だけれど、私はとても嬉しかった。

**


昨日のミュージックパーティーでの様々なご質問のお答えになってるかな?



キッチンエイド♪

June 09, 2013

嬉し〜〜♪ 欲しかったキッチンエイドが我が家に・・・
9KSM95はレモンカナリアちゃんからの結婚祝いなのです。


恋人時代の最終週、一緒にスーパーマーケットへ買い出しにゆきました。

  合わせの休憩がてら手を繋いでお買い物。
    ミルクとジュースとお夕飯の食材と・・・
      何食べる? ってベタベタして歩いてると 
        店内でレモンカナリアちゃんに会いました。
  
レモンカナリアちゃんはご近所のお友達だから利用するマーケットもおんなじ所♪

婚約を祝うお言葉を頂いて別れたのだけれど・・・


マーケットの帰り、またベタベタして歩いてた拙宅付近。


  "待ち伏せしてたんですよ〜♪ うふふ〜。"

レモンカナリアちゃんがニコニコしながら再び登場したのです。

以前カナリア家へお邪魔した日、近々是非買いたいワっておしゃべりしてたキッチンエイドをお祝いにプレゼントしたいって仰るのです。

  "何色がいい? "

いえ、お気持ちだけで・・・って蝶番君が呟くのに被せて私、

  "オレンジ色! "

**


買うと決めた日からオレンジ色のキッチンエイド用のスペースを配してしまったくらい欲しかったの。

入籍した夜、小柄なレモンカナリアちゃんが大きなお箱を一生懸命抱えて、よいしょよいしょって運んできて下さった。涙が出そうでした。 本当にありがとうございました。


書家のレモンカナリアちゃんは、お手紙も此んなに素敵!


お名の部分はカットしましたけれど、お便り紙面を記念に残したくてupさせて頂きました。

"檸檬金糸雀" がミドルネームみたいで可愛いったら。
私なんか檸檬の檬の漢字さえ書くのが怪しいワ。
《めぐり逢い紡いで》という直筆の書まで頂いて・・・

ピカピカのキッチンエイド、大切に長く使います。
起動するたびカナリア家の噂をしながら・・・ネ!

蝶番君はキッチンエイドのレシピ写真を楽しそうに熱心に眺めていました。作ってほしいものが色々載ってるみたいデス。



結婚準備

May 29, 2013

日が暮れると肌寒くなった日、


茄子のキッシュとカリフラワーベースのシチューにした。

**


幼少から結婚への興味を持たずに過ごしてきた女が
今日も女子力を失ったままになってるお話です。

ロマンチックな性質が欠落してるのか、結婚と言われれば

  国民年金は名前の書換え前に1年前納してしまうと
  処理が心配だから事前確認しましょうとか

    プライベート保険は入院治療の額を確保してて
    代わりに死亡時支給は少額のコースだったけれど
    伴侶ができるなら死亡時受取りを見直しましょうとか

      国民健康保険の変更とか
      住民票の転出転入届けとか

其んな事しか頭に浮かばないのだった。

新婚の家電といっても、美しいライトや機器にそう大きな興味があるわけじゃあなかった。


家電が増えるに当たって一番にしたのは、電化製品が増えてもブレーカーが落ちないようにするための見積もりだった。分電盤では契約アンペア数は十分だったので専用回路を増設する相談を。

ついでにエアコンは取外しだけお引っ越し用の安価な専門業者にして、取り付けを他業者側で配線工事とまとめて行なうのが安くつくことを確認して決めたり。

何事においても現れる此んなパターンが、クローズアップされる毎日。


恋人の家族は、私たちがご挨拶に行く日にお食事をするホテルの予約などを早々とご準備されていた。


喜び待たれるのを感じながら、片や私は実家への旅行の日の計画をまたしても作業優先に進めてた。お食事会前に当地お役所で恋人の戸籍謄本と転出証明を取ることにし、必要なものを確認するところから始まった。

  コンサートで弾きたい美しい曲に出逢ったら
  まずは著作権料を確認するような女の、
  浪漫風の欠片もない仕業が続いてる。

**


今日は準備もなるべく休止して、明日のババール合わせのお稽古から。



PJライブとハーブチキン

April 20, 2013

お天気が良い日が続いて、テーブルも明るくしたくなった。


春色のパリッとしたリネンは、ホテル仕様のトルションみたい。

今夜はPJライブの日。
緊張しちゃってるから気分転換に昨日のテーブル写真でも。


チキンのハーブソテーでした。


鶏を白ワインで揉み流しながら、同じ厚みに伸ばして・・・


下味をつけて、色んなハーブと松の実をまぶして冷蔵庫で暫く置いてから強火で焼きました。


いつもながらの適当・・・でも美味しかった!

**


今夜ライブ頑張ってきます。ふ〜、もうお腹イタイ・・・

お目にかかれます皆様、どうぞよろしくお願い致します。



生春巻きとアイリッシュリネン

April 14, 2013

アイリッシュリネンの食器拭き。


古びて表面はくたくた。色も少し薄くなって。
でもうんとお水を吸うのが気持ち良いキッチンの愛用品。

先日レモンカナリアちゃんのおうちでご馳走になった沢山の品々のうち、生春巻きが特に美味しくて。

レモンカナリアちゃんにライスペーパーの売り場を教わって拙宅でも。

コンサート前のストレスでお肌も酷いことだから、お野菜たっぷりがヨイな。


具は好き好きあるかもだから、お好みモノはプレートに入れて
どれを巻く? って方法にした。

舞台裏・・・
加熱したり下味をつけたりしてまとめたプレート。


つけダレは塩ニンニクベースに擦り胡麻少々、唐辛子。

ベトナム風よりパンチの効いたお味を作ってみた。


ところで生春巻ってどんなお料理に合わせるのが正解なの? ってわかんなかった。ベトナミアン&中華・・・? って疑問を感じながら麻婆春雨を作りました。お安くて美味しそうなニラたっぷり。



21時半の食卓

March 24, 2013

音楽学生さんとお話した。


彼女のお夕食も毎日22時という。

  知人らしき誰かが、何故? って問うた。
  音を出せる時刻一杯まで練習だから、と彼女が答えた。

問の方が不思議に思えてしまった。

音楽学生や音楽家には彼女の生活は普通のタイムテーブルに見えるんじゃあないカナ。音楽仲間内に居ると、遅いお夕食に疑問を持つ方も多いって気づかないね・・・って彼女が呟いてた。

私も21時半ごろヨ、って話した。
彼女と同じくお稽古できる時間を削るのを回避するためが大きいけれど、間でお食事してリラックスしちゃいたくないのも理由で何年来このペース。

お腹が満たされ気分がゆったりすると私の場合は集中を欠いて、効率的なお稽古じゃなくなるみたい。


お稽古中カロリー補給はしたいので、お腹が膨れず吸収が良くて、パッと手早く頂けて、なるべく高カロリーなものを選んで食べておく。


ちゃんとお夕食を頂くのは1日のお稽古を終えてしまってからだから割合遅い。遅いと言ってもせいぜいフランス時間の範疇のお夕食時刻。

**


リサイタル前に指を疲労骨折する演奏家さんが本当に多いから怖くなってる。毎年、骨折の恐怖に怯える時期です。

カルシウム強化牛乳でホウレン草をクリーム煮にしてみたり
朝のビスケットまでカルシウム強化のを食べてみたり


お昼はマッシュポテトと挽肉のグラタンで
生クリームとチーズの乳製品を沢山摂ったり


食べたい物を問われればカルシウムってお答えしそうなこの頃。


またそっけないお稽古記録ブログになっちゃった〜


今日は自宅で生徒ちゃんの不定期弾き合い会。
朝はコンサート前の恒例、第1段階のリハーサル。

トーク無しでざっと通すリハーサルを試して、弱い部分を見つけるのです。今日のお客様はプレーリードッグちゃん。



包み揚げとババール

March 04, 2013

最近のおうちご飯で美味しかったモノ。
ギリシャの包み揚げ。


寮生活のときギリシャ人の凄く綺麗な女の子が居て
此んなの作ってたナ・・・って思い出しながら。
だから正式なレシピは知らないの。ある材料だけでネ!

アボカドを粗めに潰して、たくさんの胡椒、パプリカパウダー、簡単にお味が整うカルトッフェルパウダーなどで下味をつけました。粗挽き鶏肉をアボカドより多い量混ぜ込んでフェタを加え、お好みのチャツネで和えるだけ。

私はピリピリ辛くするのが好きだから、此んな具材によく合う刻んだインドピクルスも足しちゃいましたヨ。


フィロペストリーは常備してないから春巻きの皮でくるくる。


いい加減なレシピね〜・・・


たっぷりのオリーヴオイルで揚げて・・・


どっさり作り過ぎ。折角のリモージュの大皿が模様も見えず何とも可哀想なことに。

**


昨日はババール合わせ。充実した時間だった。

カルメンは新しく加えた前半のパート替えを決めて、メインはフォーレの音出し。プーランクをさっと流して、新しくレパートリーに加えたい作曲家に触れた。

つい先日相方さんがお電話でプーランク逸話を話してた。

プーランクがデュパルクを絶賛していたそうで興味があるんだけど、デュパルクはどう思う? って。問われるまでもなくデュパルクの溶け入りそうな楽曲が大好きなのだった。

  そこで昨日いそいそと手持ち譜で音出し。
  やっぱり良いワ・・・♪

作曲者自ら大半の曲を破棄したデュパルク作品で残ってる歌曲は、同年代フォーレが選んだ詩人たちに重なるから楽しい。

プリュドムやゴーティエもあるのネって作品表を見てると、
出てるデュパルクの譜面を全部音出ししましょうか、って・・・

  相方さんのいつものパターン。
  際限なく増えてゆく曲たち。

それは楽しみが際限なく増えてくことなのね。
  弾きたい曲がたくさんあるって何よりの幸せです。
    そうして練習も増えるのだワ・・・

**


今日は病院の日。今年は本当に調子が良いのでお医者様予約も気分が楽です。骨髄炎は長い治療期間に渡ったけれど、近年中に殆ど治りそうな気がしています。



ブフ・ブルギニヨン

February 11, 2013

冷える日々だからブフ・ブルギニヨンにした。


入れるなら普通蕪だけど恋人がお大根を好きって言うから。

一晩ブーケガルニとワインでマリネしてから
ジュッと炒めて、じっくり煮詰めてゆきました。

仕上がりも恋人は、ブルゴーニュ地方のよくある安レストラン風にとろみの少ないのを好むからブールマルニエは使わなかった。


パン・ド・ロデブと。大好きでこの頃いろいろお味見してる。


ラングドックの食べ物ってみんな大好きヨ。
実り豊かな地区の穀物はイイわね・・・♪
コロンビエもガチョウ脂のカスレも。
どのメニューもどこか荒削りな雰囲気が漂うところも好き。

**


食後にカフェ・オ・レを入れて、また写真の風に棒に挿したマシュマロを出すと恋人は小さな歓声を上げた。

熱々の飲み物にマシュマロの習慣って彼はなかった風で・・・
棒がついてる形にも子供っぽい楽しみを感じてるのカナ?
冬のマシュマロコーヒーを気に入っちゃったみたい。

恋人の好きなものを1つずつ見つけてくのが嬉しい。

と、また涙ぐんでしまった。
一緒に好きになるものが増えて、お互いの好みを見知って、
お相手が好きなものを自分もつい好きになって
お互いの小さな世界が寄り添うとちょっとだけ膨らんで。

大事な時間をたくさんたくさんありがとう。

今日はバレンタインチョコを渡してきますヨ。



素敵なお誕生会でした

February 10, 2013

金曜のお招きは、ゆりかもめ君のお誕生会でした。


ゆりかもめ君がPJを借り切り、豪華な楽隊メンバー全員と私たちへのご馳走お振る舞いを受け持ってくださった華やかな会でした。

オーストリアのコンクール優勝を飾ったばかりのコウジロウ君も東京から駆けつけて、お客様席には河内君の姿も写ってますネ。

  どうして此んなに絢爛なお誕生会をしたかってね
  ピアノを弾くのが大好きなゆりかもめ君は
  コンチェルトを弾く夢を叶えたかったのですって!

    すごくすご〜く素敵な発想だと思わない?

プロじゃなければコンチェルトの機会は普通なくって
夢だったからってお誕生日の記念に・・・

    お誕生日にほしいものが、ピアノを聞いてもらうこと。
    心の楽しみの素晴らしい形だって思う。

そしてねマイクのお話で知ったの。選んだグリーグのコンチェルトはお父様がお好きだった曲って。
ご家族の思い出が、演奏を聴いた私たちの思い出にもなるのね。

此んなお友達の会なら喜んで・・・♪

たまたま先日は過去のうんざりだったお集まりを思い出してたばかりで・・・ *フランスのご馳走様

2つは何の根本が違ってて、どうして楽しさとうんざりは分かれちゃうのかしら? って考えてみてもわかんなかった。


寒い日だったから、座席でもストールが要り用かしら? って


コートと中と両に合う風に適当に見繕って参ったらば


ゆりかもめ君の大勢のお友達と音楽とご馳走とで熱に満ち
薄着でもほかほかな室内になっていました。


お腹もいっぱいで、気持ちの良い楽しい夜でした。

あらためて、お誕生日とお初のコンチェルト
おめでとうございます・・・♪



フレンチトーストの朝

February 01, 2013

父が若い頃のアメリカの思い出のフレンチトーストが大好きで、一頃の朝食によく食べた。


焼きたてじゃない前日の残りパンなどパン・ペルデュ本来の状態から漬け込むと、気のせいか "染み込む〜♪ " 感がupしてくれる。大好きなフレンチトースト。

でも拙宅のレシピは今の私とは違ったものでした。

1晩中浸しておくって事、私が子供の頃の拙宅では守ってなかったの。朝早く1時間も浸せば充分リキッドを吸う・・・って考えがそもそもアメリカンなのかしら。

私は前夜からバニラオイルも一緒に入れちゃう。夜に仕込んで1晩置いてトングでは型崩れして掴めないからレードルで掬わなきゃならないくらいトロトロに。

此のトロトロ感がカリリと焼かれる表面に閉じ込められ、中と外の食感の差が大きくなるから好きなのヨ。

多過ぎるほどのバターを熱して強めの火で両面をジャッと焼き込みトロトロをしっかり閉じ込める。

メイプルシロップをたっぷり〜。
恋人は自分で作るのより余程美味しかった風で好んでたくさん食べたから、また作ろう。

**


写真はフレンチトーストに添えたシナモン風味のお林檎。
ラベイユさんが出してる "クリスマスツリー" ってお名前の蜂蜜と、レモン汁にシナモンだけで煮ました。

小鍋の奥側は、カフェオレ用のマシュマロ。
カップの中でとろけるマシュマロを恋人が気に入ってるから棒にせっせと刺しておく。


あとは薫製肉と宮崎トマトで簡単朝ごはん。


それからせんにアサリ君に上げた古い本のお話をした。

原罪の存在を意識下にずっと覚えつつ人生を営む場合と
法を犯さない限り "罪" の存在を遠いものと暮らす場合とは
内界に大きな意識差が芽生える気がする、って。


多くの方にとって定番の朝食メニューは物心つく前からのお家の習慣がきっと影響してて


其れよりもっと、食卓に選ばれる話題って長年の生活習慣が顕著になるのじゃあないかな。だからお友達も恋人も此の部分の顕れがとっても大切だわ。

話題メニューさえうんと豊かなら何だって美味しい。



腱鞘炎

January 25, 2013

レモンを効かせたスモークと、予めニンニクで風味付けしたエリンギ。


オーブンに入れる前に5種のペッパーを振って・・・

パスタにも副菜にもたくさんニンニクを使った夜。
フードプロセッサーの調子が悪くなってたから・・・

  *ミトンとフードプロセッサー

手動のお道具でせっせとニンニクを潰した結果が
  や〜ん、腱鞘炎?


ええ〜・・・? (汗)

**


14、15歳の頃、軽い腱鞘炎を患ったことがあった。
不十分な身体の発達段階のまま下手なお稽古を重ねた頃。

音楽家の腱鞘炎は
名折れの恥さらしだと言われた。



大ピアニストであるほど、
その辺の学生の数倍練習時間が長い大音楽家ほど、
腱鞘炎で問題ありなんてお話は聞かない。

腱鞘炎は下手の物証だと注意された。


10代の私は心の底から納得した。

筋肉のメカニズムに無知蒙昧な証拠。

身体構造を知れば無理無用な動きを理解できる。
自分の身体の機構もわからないような演奏家の指が
いい加減に出す音を聞きたい人間など居るかね?

演奏家が腕の構造も知らぬのは
蕎麦屋が蕎麦の実も知らぬほど
恥ずべき醜態だ。


東京住まいのピアニストは吐き捨てるように言った。

言われた通りだと思った。
以来私の中で、腱鞘炎は隠すべき恥になった。

**


20代、コンセルヴァトワールの卒業試験前にも軽い患いをして
体裁の悪さにぞっとしながら解決策を模索した。

腱鞘炎の解決じゃあなくて、腱鞘炎に至らない演奏での解決だ。

腱鞘炎の恥ずかしさよりもっと恥に感じたのは
たかが学内試験ごときで腱鞘炎を発症する力量の無さだ。

結局、技量も器量もないから躍起になって悪戦苦闘し
間違った腕の用い方をするのだと反省した。

  最も恥じたのは、腱鞘炎よりも
  精神的なチープさということだ。

  本腰と、しゃかりきの区別もつかぬ
  余裕の無さと安物の精神で
  ロマン派の何が弾けるものか。

私は自分の腱鞘炎と同時に
自分のしょぼい低級な心持ちを激しく憎んだ。


**


学生時代の思い出・・・
音楽を熱愛し、音楽をチープに落とす全てを憎んだ。
今もなぁんにも変わらないナ。

さておき、ニンニク潰し故の妙な腱炎はすぐ治そう。



白い湯気

January 22, 2013

ホワイトシチューをこしらえた。


たっぷりキャベツ、トロトロのニンジン。
ブラウンマッシュルームに、コーンもちょっぴり。
このあと最終クリームを注いでくつくつ。

寒い日はこっくりクリームものが恋しくなる。
雪がちらついたお庭の景色と同じに白い食卓にした。

チーズも優しいお味の白を選んだ。
食べながら・・・

優しい湯気の中で恋人を想った。


三宮で会ったあと送られて、デセールは拙宅で頂くことにした。


寒がりさんの恋人に暖まってもらおうと、取るものも取りあえずお茶をいれにキッチンに立った。

お出掛けの疲れも少しも感じず恋人が座る椅子をストーヴの前へ寄せ、暖かくして座っててネって。お待たせしないよう帽子とミトンを外しただけの格好でお箱からガトーを出して・・・

慌てなくて良いヨって、真っ白なコートを汚すといけないと
着のまま立ちうごく私のコートを脱がせ、
とても大切そうに両腕に抱え持って掛けに行った。

恋人は私のお洋服をいつもそうっと大事に扱って、
その度私はくすぐったい気持ちになる。


先日おしゃべりしながら入室した恋人宅でも同じだった。


お話を続けながら造作なくカーディガンを吊ろうとすると
お食事の匂いがつくといけないと奥のお部屋へ掛けに行った。

やっぱり両腕に大事そうに抱え、自分の上着は放ったままで。

  日々の1つ1つの気持ちに出来事に
  ありがとうって伝えたいのに
  良い言葉が見つからない・・・

だからせめて恋人が嬉しそうにお鍋を覗く
湯気の立つ美味しいものをたくさん作ろう。



ミトンとフードプロセッサー

January 07, 2013

お見苦しいアップ写真でごめんなさい。
周囲を切取ると顔だけの写真に(涙)


むくむくに着膨れて恋人とお出掛けした。
母の手編みのニット帽。後ろにポンポンがついている。

3ヶ日は、隔絶している家内にまで節句式日のお供え物である御節料理の匂いが忍び込みそうな気さえしてた。
もはやお正月とお盆のノイローゼかもしれない。 

恋人が、気持ちを組んでイタリアンに連れ出してくれた。

むくむくのミトンを嵌めていた。
道で片っぽを落としてしまった。

あっ・・・って気づいた瞬間に恋人は、待っててと言い残し
探し戻りに駆け出した。

走ってく後姿を見送りながら感謝をまた新たにした。

ミトンを見失い、大事だったのにナって残念な気分を
持主よりももっと感じてくれて駆け出す恋人の背中。

ミトンなんか失くなっても良いから彼の思いやりは憶えておきたいって思った。彼がしてくれるのと同じように、私も彼の大事なものを一生懸命大切にしたい。いつも思う事をこの日も繰り返し考えた。

  恋人は、落とした片っぽを見つけて駆け戻ってきた。

  見つからなくても仕方ないって思ってたむくむくミトンは、
  恋人の優しさで一層暖かな大事なミトンになった。

いつも本当にありがとう・・・


夜遅くパイ生地を仕込みにかかった。


恋人が手焼きパイを大好きだから、時間がない日にも焼けるよう
生地を多めに作って冷凍保存しようって思った。

バター300g、強力粉210g、薄力粉150gの配合で、冷たいバターの撹拌を始めた。

間もなくフードプロセッサーがおかしな音を立て、
嫌な予感を感じる間もなく止まってしまった。
やぁ〜ん・・・

働き者だったフードプロセッサー、壊れちゃったみたい。

途中で止まっちゃったから、手捏ねの重労働になりました。



禁欲のクリスマス・イヴ L'abstinence

December 26, 2012

クリスマスイヴ、キリストのご降誕を待つ日は
お肉料理は頂かない習慣を守りたい。


甲殻類のすり身のラザーニアをこしらえた。

病気があるのでイヴでも完全断食はできないけれど
獣は摂らず、身を清めて過ごしたいものだ。


質素な1品だけを丁寧に作った。


波打ちが綺麗に映るよう耐熱ガラスのオーブン皿を選んで
ネコヤナギ君が育てたトマトを湯剥きして
ネコヤナギ君の畑のタマネギ、
夏に摘んで干しておいたお庭のハーブ。


クリスマスイヴのホームパーティーをお断りした。


  L'abstinence 禁欲のクリスマスイヴに
  ご馳走とお酒の会のお誘いを受ける・・・

  潔斎日に享楽の催しは出席できない。

意味の通らないイルミネーションと浮かれ騒ぎに
毎年24、25日を語りたくない程やさぐれてしまうが
今年は楽に過ごせたほうだった。

クリスマスコンサートでは祈りの曲を貶めないよう
教会音楽と、人の世の音楽と、イベント余興軽音楽とに
はっきり分割する形式が可能だった事も有難かった。

今月は街の欣喜雀躍に疎外感を覚える分量より
信仰の友に多く満たされ助けられた。

**


  もしもクリスマス・イヴを様々な事情で
  望まぬままにご馳走がなく、灯りなく
  ひっそり過ごされた方がいらっしゃるなら

  どうか寂しく思ったりしないで・・・
  イヴ本来の過ごし方をされた方たちですもの。

私はイヴの夜、その方々と静寂を分かち合っていました。


*疎外感を越えて
*サン・ニコラの日
*2011新年
*サンタクロース
*クリスマスツリーと恩寵の聖母




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